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ドイツの人気食器「マイセン」とは?
ドイツのマイセンと言えば美しい絵柄が入った白い食器を思い浮かべる方も少なくないでしょう。マイセンの食器は本当に美しく、長年贈り物などに活用されてきました。また様々な食器のセットを揃えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マイセンは名実と共に西洋白磁の頂点に君臨する歴史ある名窯となっています。マイセンではどのように陶磁器が作られるようになったのでしょうか。陶磁器の歴史ははるか昔の中国にまで遡ります。中国では西暦560年頃から青磁と共に白磁の名品が作られるようになりました。
その技術は日本にも伝わり、大名クラス以上の高位の人々に愛されました。ヨーロッパにも東洋の白磁が伝わりましたが、当時のヨーロッパでは中国や日本の伊万里焼きなどで作られていたような、純白で硬く艶やかな磁器を創り出すことができずにいました。
列国の王侯貴族が競って創ろうとしていた中で、17世紀ごろにドイツ王が錬金術師に白磁を作らせたのがマイセンの食器の始まりです。
その錬金術師は1709年にドイツのザクセン・フォークランド地方の鉱山の土を原料に白磁の製造に成功し、西洋での白磁の食器の歴史の幕明けとなりました。
1710年には現在の「国立マイセン磁器製作所」となった工場が設立されました。その後磁器工場はマイセン地方のアルブレヒト城の中に移されました。マイセンは材料や製品の輸送に非常に便利な所にあったため、その食器は世界中に広がっていきました。
マイセンは現在でも多くの人に人気の美しい食器を数多く生み出しています。マイセンの食器はホテルや高級レストランでも使用され、高級感と美しさが人気となっています。またマイセンは食器だけでなくアクセサリーや置物など装飾品も製造しており、プレゼントや贈り物として人気です。
今回はマイセンの食器に注目し、中でも人気の商品をご紹介します。一つは持っておきたいマイセンの食器の中でも、プレートやマグカップなどおすすめの商品ばかりです。
マイセンの人気食器(プレート)3選
はじめにご紹介するマイセンの食器はプレートです。プレートは形や大きさによって料理を引き立てる大切な脇役です。マイセンの美しい食器プレートを3点ご紹介します。
スワンサービス ホワイト オーバルディッシュ
はじめにご紹介するマイセンの食器は「スワンサービス」というシリーズのものです。マイセンのスワンシリーズは、優雅な白鳥がくっきりとレリーフとして浮かび上がる大変エレガントな食器です。白い食器全体にスワンがレリーフとなっており、シンプルで飽きのこないデザインです。
スワンサービスは18世紀ごろには完成していたと言われています。マイセンのスワンサービスの「オーバルディッシュ」ホワイトは4つ葉のクローバーのような形でとても優美です。大きさは13cm×11.5cmです。真っ白な食器はどんな料理をも引き立てる美しさを持っています。
ブルーオニオン プレート
次にご紹介するマイセンの食器は「ブルーオニオン」シリーズのプレートです。マイセンのブルーオニオンシリーズは真っ白な中にブルーの絵柄が浮かび上がるマイセンを代表するシリーズです。今回ご紹介するのはマイセンのブルーオニオンプレートです。
マイセンのブルーオニオンプレートは様々な大きさがあります。小さい食器は直径8cmのお皿から、大きい食器で直径32cmのものまであります。大小合わせて揃えておくのもおすすめです。またマイセンのブルーオニオンシリーズはプレートやマグカップ、ミルク入れなどの食器もあります。
名前の由来
マイセンのブルーオニオンは1739年に始まり、マイセンが白磁器を作り始めた初期の頃からの代表作です。当時中国から伝わった染付の技術を生かして完成させたのがブルーオニオンです。
中国のお皿に描かれていたザクロの絵柄を玉ねぎと間違えたためにオニオンという名前になったというのが定説です。その後ヨーロッパでは馴染みのある玉ねぎに姿を変え、桃のような果物と竹がバランスよく配置されることになったということです。
マイセンのブルーオニオンには、図柄そのものの中に中国伝来のおめでたい象徴が描かれており、日本でもおめでたい時に用いる食器として人気があります。
ホワイトレリーフ プレート
続いてご紹介するマイセンの食器は「ホワイトレリーフ」シリーズです。マイセンのホワイトレリーフは1990年代初めに完成した現代マイセンのデザインの一つです。マイセンの造形師でありデザイナーでもあるルードヴィッヒ・ツェブナー氏が完成させた食器です。
彼が1960年に完成させた「グローサーアウスシュニット」という自然をモチーフにしたデザインに、インド旅行の印象から生まれたレリーフを施したのが「ホワイトレリーフ」というシリーズです。造形が美しい食器で、デコボコのレリーフが入っているのが特徴です。
そのため光の加減で食器の表情が変わり、洋風の料理だけでなく和食にも使うことができる人気のシリーズです。様々な料理を引き立てることができ、他の食器ともマッチする優れものです。
マイセンの人気食器(マグカップ)2選
次におすすめのマイセンの食器はマグカップです。マグカップは改まった雰囲気がなく気軽に使うことができる食器です。マグカップはホッと一息つきたい時や、頑張った自分へのご褒美に美味しい飲み物を入れて飲むのにおすすめの食器です。
時にはマイセンの美しいマグカップで素敵なティータイムを過ごすのはいかがでしょうか。きっとゆっくりとした時間が流れ、最高のひと時となるでしょう。
マイセンのバラ(ピンク) マグカップ
マイセンのおすすめ食器の中のマグカップで最初にご紹介するのは「フラワー」シリーズ中の「バラ(ピンク)」マグカップです。バラの花はドイツ人にとって大切な花の一つで、マイセンの「バラ(ピンク)」は花絵付を代表する絵柄と言えます。
マイセンのバラ(ピンク)は19世紀初頭に家庭の平和を重んじた時代に生まれたデザインと言われています。今でも多くの人に人気のあるシリーズです。シンプルに描かれたバラの花は優美で美しいため、このシリーズはおもてなしの席でも人気があります。
マイセンバラ(ピンク)マグカップ
スワンサービス ホワイト マグカップ
続いてご紹介するマイセンの食器は「スワンサービス」のホワイトマグカップです。このマグカップは全体に優美なスワンがくっきりと彫り込まれ、とてもエレガントなマグカップです。真っ白なマグカップにレリーフが浮かび上がり、豪華な印象を与えます。
カップとソーサーで出すコーヒーやお茶は改まった感じですが、スワンシリーズのマグカップで出してもきちんとしたおもてなしになります。そのためスワンシリーズのマグカップをギフトとして贈る方もいらっしゃいます。さらにペアで同じマグカップを揃えても素敵でしょう。
マイセンのギフトにおすすめな食器2選
マイセンの食器はギフトとして贈るのにも人気があります。お世話になった方や大切な方にマイセンの美しい食器を贈れば、きっと喜ばれることでしょう。ギフトとして人気のあるマイセンの食器を2点ご紹介します。
ブルーオニオン ティー カップ&ソーサー
はじめにご紹介するギフトとしておすすめのマイセンの食器は「ブルーオニオン」シリーズの中の「ティーカップ&ソーサー」です。ティーカップの外側にはマイセンを代表する絵柄の一つであるブルーオニオンが描かれています。
またソーサーにもブルーオニオンや桃のような果物、竹が描かれています。琥珀色の紅茶が入ると一層描かれた青色が映えることでしょう。カップとソーサーはセットになっています。マイセンのブルーオニオンシリーズにはティーカップのセットとコーヒーカップのセットがあります。
またブルーオニオンスタイルを現代のフォームに置き換えたスタイルもあり、ギフトとしておすすめです。一つの化粧箱の中に2客セットで入ったデザインのものもあるので、記念日などのプレゼントに人気があります。
波の戯れ ホワイト ペアケーキプレート
最後にご紹介するギフトにおすすめのマイセンの食器は「波の戯れ」シリーズです。波の戯れシリーズは、さざ波のようなレリーフが規則正しく描かれたモダンなデザインになっています。アーティストのグループによってデザインされた食器で料理の色を美しく引き立てます。
ギフトとしてぴったりなのは「ホワイトペアケーキプレート」です。直径19cmのお皿が2枚セットになったものです。お皿の形は波のようなフォームで流れるようなデザインです。きっとケーキの美しさを引き立て、プレートの美しさと相まって芸術的なおもてなしになるでしょう。
マイセンの食器はドイツの名窯が作る人気商品!
マイセンのおすすめの食器のご紹介はいかがでしたでしょうか。マイセンは世界が誇る美しい食器の数々を生み出しています。大切な方へのプレゼントにもぴったりですし、ご自分へのご褒美に一つ持っておくのもとても素敵なことではないでしょうか。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いのない場合や価格が異なることがあります。