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城下町・萩のカフェでほっと一息
山口県の小さな城下町の萩市には、ほっと一息つけるような人気のおしゃれなカフェがたくさんあります。江戸時代から伝わる萩焼のうつわを使って飲むコーヒーは、都会で飲むコーヒーとはまた違う味が楽しめるでしょう。
日本で唯一「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」
江戸時代に作られた古地図を見ながら、町歩きができるまれな場所は日本でも萩だけです。萩の城下町は幕末に活躍した歴史的人物ゆかりの町として有名で、今でも当時のままの建物がたくさんあり、古地図を片手にタイムスリップしたような気分で町歩きができます。
近代日本にとって重要な地
萩市は、「ものづくり大国」日本の一躍を担った重要な地のひとつとして、九州や岩手、静岡とともに明治日本の産業革命が世界遺産に登録されました。
萩には、萩反射炉、恵美須ヶ鼻(えびすがはな)造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、松下村塾(しょうかそんじゅく)、そして西洋の技術導入について政策形成が行われた萩城下町があったからこそ、日本は産業の国として栄えて今にいたるのです。
萩市の名産・萩焼
萩市の名産といえば、日本の伝統工芸、萩焼が有名です。萩藩の御用窯として開かれた焼き物ですが、現在では普段使いのできるおしゃれな焼き物として、日本全国から焼き物ファンが萩焼を求めて萩市を訪れています。
毛利氏の御用窯として発展した陶器
萩焼は、関ヶ原の戦いで惜敗した毛利輝元が広島から萩へ領地を移転したあとに始めたといわれています。戦には敗れた意地から、焼き物への執念を燃やすように、朝鮮から職人を呼び寄せ窯を開いたことから始まりました。
400年以上の歴史がある
今から400年頃前の関ヶ原の戦いがきっかけで始まった萩焼は、多くの茶人たちを魅了してきました。明治維新後、西洋の技術が導入され一時は日本の伝統工芸が衰退したかに見えましたが、明治後期に入り茶の湯が再評価されることになりました。
茶道の世界では、”一楽二萩三唐津”と言われるように、茶人が好みの抹茶茶碗を格付けしていました。一楽の楽焼は、京都で千利休が楽家の長次郎に作らせたものです。三唐津は、九州では瀬戸物と呼ばれるほど有名な焼き物で、もっとも歴史が深い焼き物です。
そんな中でも、二萩の萩焼は、楽焼や唐津と違いシンプルなつくりで、使い込むほど味が出てくるとして茶人たちに好まれてきました。
独特の柔らかな風合いが特徴
萩焼は、ほかの陶器にはない独特の柔らかく、素朴な印象があります。手に取った時に感触は、機械ではなく、人の手によって作られた心地よい感じを味わってください。
「萩の七化け」
萩焼は、荒い土を使って作られているため、焼くと目に見えないほどの小さな穴が開いています。そのため、釉薬をかけて焼いた後、表面に細かきヒビのようなものが入っています。実際にはヒビではなく、貫入とよばれるもので、土と釉薬の収縮率の変化によって生じます。
この貫入が、「萩の七化け」と言われる、萩焼の一番の特徴です。長年使い込むうちに、貫入に色が浸透し、うつわの雰囲気が変化してなんとも言えない趣のあるうつわへと変化します。
萩市では萩焼を使うお店やカフェも多い
萩焼は400年ほど前は毛利輝元の御用窯として焼かれていましたが、現代では身近なうつわとして多く人が手に取って使われています。そんな萩焼のうつわを楽しむことができる、おしゃれなお店やカフェがたくさんあります。
萩市の萩焼に親しめるおすすめカフェ
萩の城下町をぶらぶらしながら、ゆっくりと一休みをしたいなら、萩焼のうつわを使ったお店がおすすめです。インスタ映えするようなおしゃれなカフェや、ランチが人気のお店まで、萩で一押しのお店をご紹介します。
「ホトリテイ」
ここのお店の自慢は何といっても400坪ほどある広大な庭園です。古民家を改造して作られたカフェは、庭園カフェといってもいいくらい、どの席からも素敵な枯山水の庭園を眺めることができます。
素敵な庭園を眺めながら、萩焼のうつわで入れたお茶を飲むコーヒーは格別です。時間を忘れて、カフェでのんびりと過ごすことをおすすめします。
住所 | 山口県萩市南片河町62 |
電話番号 | 0838-22-1755 |
「俥宿 天十平」
「俥宿 天十平(くるまやど てんじゅっぺい)」は、江戸時代に建てられた歴史情緒あふれるお店です。人気メニューのひとつ、紅茶とスコーンのセットは、手作りジャムが添えられており、紅茶との相性は抜群です。
俥宿の面白いところは、カフェでありながら、人力車の休憩所兼待合所になっていることです。おいしいお茶をいただいたあとは、人力車に乗って城下町を散策するのもおすすめです。
住所 | 山口県萩市南古萩町33-5 |
電話番号 | 0838-26-6474 |
「Kimono Style Cafe」
城下町の木戸孝允旧宅の目の前にあるのが「Kimono Style Cafe」です。120年前からある古民家を改造して作られた和風のカフェは、入るだけで江戸時代にタイムスリップしたような気分になれます。
「Kimono Style Cafe」では、すべてのメニューが萩焼のうつわで提供されます。おすすめなのが、コーヒーとお好きなケーキが選べる「萩珈琲セット」です。コーヒーカップを手に取るだけで気持ちが落ち着き、カフェで贅沢な時間を過ごすことができます。
カフェだけでなく、着物や浴衣のレンタルと着付けもされているので、萩の城下町をおしゃれな着物でのんびり歩くのもおすすめです。
住所 | 山口県萩市呉服町2丁目39 |
電話番号 | 0838-21-7000 |
「惺々庵」
本格的な抹茶を味わいたのなら、「御茶処 惺々庵(おちゃどころ そうそうあん)」がおすすめです。小間、広間、立礼の3つの茶室があり、美しい日本庭園を眺めながらいただく抹茶は、とても優雅で贅沢な時間を味わえます。
一番の魅力は、有名な萩焼作家の抹茶茶碗を使っていることです。近年では身近になったといえども、有名作家の抹茶茶碗は数百万円するものもあります。そんな名器に入れられた抹茶は非日常でありながら、どこか心が落ち着くような時間を過ごすことができます。
住所 | 山口県萩市呉服町1-27 |
電話番号 | 0838-22-3929 |
「喫茶場々居茶」
カフェも楽しみつつ、萩焼の購入も考えているなら「喫茶場々居茶(きっさばばいさ)」がおすすめです。2階建ての店内には、所狭しと萩焼のうつわが並べられ、ついつい目移りしてしまいそうになります。
「喫茶場々居茶」は「陶房 小田」という萩焼の陶公房が併設されており、萩焼作家、小田光治さんの作品が展示販売されています。
カフェでお茶をいただいている合間に、工房をのぞかせてもらうのもおすすめです。出来立てほやほやの作品に出会えるかもしれません。
住所 | 山口県萩市大字平安古町107 |
電話番号 | 0838-25-0666 |
萩市のインスタ映えするおしゃれなカフェ
おいしいスイーツやランチがいただけることももちろん、インスタ映えするカフェをご紹介します。食べることも忘れて、ついついカメラを向けたくなるようなおしゃれなカフェが萩にはたくさんあります。
萩焼のうつわに乗せられたお料理はより一層、おしゃれでインスタ映えするので、ぜひたくさんのカフェをまわってみてください。
「晦事」
まったりとお茶もしたいし、雑貨も好きという方にはたまらない場所です。大きな窓からは優雅な日本庭園を眺めることもできるので、町歩きの疲れを癒すにはとっておきのカフェです。
住所 | 山口県萩市呉服町2-32 |
電話番号 | 0838-26-7199 |
「藍場川の家」
城下町の、藍場川のほとりにあるのが、ギャラリーカフェ「藍場川(あいばがわ)の家」です。城下町の中にありながら、洋館風のつくりのお店になっています。1階がカフェ、2階がギャラリースペースになっており、陶器以外にも、絵画や建築の展示が常時行われています。
テラス席もあるので、素敵に手入れされた庭園を見ながらのんびりとカフェでお茶をするのもおすすめです。また、洋館風のおしゃれな内装をいれつつ、窓の外の景色を撮るとインスタ映え間違いないです。
住所 | 山口県萩市川島294 |
電話番号 | 0838-26-1536 |
「長屋門珈琲カフェ・ティカル」
「長屋門珈琲カフェ・ティカル」は市定有形文化財・小川家長屋門(こがわけながやもん)の敷地内にあります。城下町らしい、歴史の重みを感じる建物は、お店に入る前からカメラが手放せなくなってしまいます。
このカフェのこだわりはコーヒーです。世界各地から仕入れた厳選の豆を使って出されるコーヒーの種類は、20~30種類もあります。どれを飲もうか迷ったら、マスターに相談してください。きっとお好みの1杯が見つかります。
住所 | 山口県萩市土原298-1 |
電話番号 | 0838-26-2933 |
「カフェ グルニエ」
明治時代の酒蔵「大黒屋酒造」を改装して作られた店内は、レトロ感たっぷりのおしゃれな雰囲気でありながら、どこか落ち着くお店です。骨董品や、不思議なカメラのオブジェなどもあり、入るだけで楽しめるので、何度でも訪れたくなってしまいます。
カフェのおすすめメニューは、季節の野菜や、ベーコン、チーズなどを挟んだホットサンドです。ぜひこだわりのコーヒーと一緒にいただいてください。
住所 | 山口県萩市大字江崎1110-1 |
電話番号 | 0838-72-0010 |
「フルーツハウス アマヌマヤ」
果物店が営むカフェ、「フルーツハウス アマヌマヤ」は、旬の果物やこだわりの食べ方を果物のプロが教えてくれるので、いつ行ってもおいしい果物がいただけます。
おすすめはもちろん、果物がふんだんに乗ったフルーツパフェです。旬の果物を、いちばんおいしいときに提供してくれるので、見ているだけでも幸せな気分になれます。ほかにも、ふんわり食パンに果物を挟んだフルーツサンドもカフェの人気メニューです。
住所 | 山口県萩市土原464-1 |
電話番号 | 0838-22-1431 |
萩市のランチが人気のカフェ
おしゃれだけでなく、味も自慢のおすすめのランチ店をご紹介します。お気に入りのお店でゆっくりと、お腹も心も満たしてくれるカフェでランチを楽しんでください。
「珈琲 蔵」
「珈琲 蔵」という名前の通り、蔵のような外観のカフェです。夫婦で営んでおられるお店は、アットホームな雰囲気で、まるで家に帰ってきたような気分にしてくれます。
カフェの人気メニューは、幕末時代のレシピを参考にして作られた、「幕末パン」です。シンプルな見た目に、中がふわふわの素朴なパンは飽きのこない味で、いくつでも食べたくなってしまいます。
住所 | 山口県萩市南片河町56 |
電話番号 | 0838-21-1007 |
「珈琲館 伽羅」
おいしいカレーが食べたいなら、「珈琲館 伽羅」がおすすめです。1977年創業以来、何度かリニューアルし、現在は4種類のカレーと、すべてのトッピングを乗せたスペシャルカレーの5種類があります。
特別なスパイスが聞いているわけではなく、少し甘めのカレーなのでお子様からご年配まで人気があり、リピーターが多いお店です。場所は少しわかりにくいかもしれませんが、このカレーを求めて行ってみる価値ありです。
住所 | 山口県萩市玉江2区 |
電話番号 | 0838-22-2871 |
「パトラカフェ」
平屋の一軒家を改装して作られた「パトラカフェ」は、和風の家が建ち並ぶなか、北欧を思わせるようなおしゃれな店構えの人気店です。カフェの中は、店主の人柄が現れたような、優しい雰囲気があふれています。
週替わりのランチメニュー「パトラごはん」は、メインのおかずと4種類の副菜、サラダ、お味噌汁、お漬物がついて800円というとてもお得なセットメニューです。
煮込みハンバーグや鳥のつくねなど、家庭での定番メニューがとても丁寧に作られており、どこか懐かしい味がします。
住所 | 山口県萩市大字平安古町603-3 |
電話番号 | 0838-21-7075 |
「La Ceiba ラセイバ」
身体に優しい、自然派のランチをお求めなら、「La Ceiba ラセイバ」がおすすめです。食と環境にこだわり、自然に優しいメニューを提供してくれるカフェです。
提供される料理は、シンプルな味付けで素材本来の味を生かした料理ばかりです。もちろんデザートも手作りで、砂糖は使っていなくても優しい甘みでとてもおいしいです。
住所 | 山口県萩市東田町92 |
電話番号 | 0838-21-4331 |
「康安」
「康安(こうあん)」に行くなら、月末のバイキングがおすすめです。なんといっても、大人1000円、子ども500円というリーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられるのはとても魅力的です。
ただ安いだけでなく、新鮮な魚がたくさん使われていることも康安のおすすめポイントです。市場から仕入れた魚のお造りやフライ、旬の野菜を使ったお惣菜など、どれも丁寧に調理されており、味も大満足のバイキングです。
住所 | 山口県萩市大字椿東中小畑5070-41 |
電話番号 | 0838-25-6895 |
萩市のカフェで歴史情緒を感じよう!
萩の城下町で人気のカフェをご紹介しましたが、お気に入りのお店は見つかったでしょうか。萩にはおしゃれで素敵なお店がたくさんあることはお分かりいただけたと思います。萩焼と素敵なカフェに癒されに、萩に訪れてみましょう。