大阪・蜻蛉池公園はあじさいの名所！子どもも楽しめる人気スポットをご紹介

蜻蛉池公園（とんぼいけこうえん）は、大阪府岸和田市にある公園です。大阪府内でも蜻蛉池公園は「あじさいの名所」として有名で、あじさいの開花時期になると岸和田市内外から多くの見物客がやってきます。

そんな蜻蛉池公園は、名前の由来である蜻蛉池の周辺に「遊具で遊ぶゾーン」「花を楽しむゾーン」「スポーツで汗を流すゾーン」「バーベキューができるゾーン」の4つに分かれています。

蜻蛉池公園の利用は基本的に無料で、屋外の大型遊具や花の見物などは無料で楽しめます。蜻蛉池公園内のスポーツ施設やバーベキュー場の利用は一部有料ですが、市民が気軽にできるよう、蜻蛉池公園内にある有料施設の使用料金はかなり安く設定されています。

そのため蜻蛉池公園には子供連れでレジャーを楽しむだけでなく、スポーツや人気のあじさい見物など、来園者によっていろいろな楽しみ方ができるところも人気の理由です。

蜻蛉池公園は大阪府内でもあじさいの名所として人気のスポットですが、蜻蛉池公園内にある花が楽しめるゾーンには、あじさいのほかにもさまざまな植物が育てられています。

蜻蛉池公園の代名詞にもなっているあじさいは「あじさい園」として開放されていますが、あじさい園の隣にはもみじ谷がありますし、蜻蛉池のほとりにはバラ園もあります。さらに藤棚がメインの花木園や、約6万株の二ホンズイセンが咲く水仙郷もあり、いずれも蜻蛉池公園の人気スポットです。

ちなみに蜻蛉池公園のバラ園は岸和田の人気フォトウェディングスポットなので、タイミング次第で、ハッピーオーラ100％の新郎新婦から幸せのおすそ分けをいただくこともあります。

このように蜻蛉池公園の花ゾーンには四季を通して様々な花が楽しめるように管理されていますが、やはり蜻蛉池公園の1番人気はあじさい園のあじさいです。

蜻蛉池公園のあじさいは、全部で約8500株が栽培されています。蜻蛉池公園内で栽培されているあじさいの種類は約50種類あり、開花のピークとなる6月になると、さまざまな色のあじさいがあたり一面に広がります。

しかも蜻蛉池公園のあじさいは種類が豊富なので、同じ系統の色の花でも、種類が違うと色の濃さや花弁の大きさなどが変わます。そのため蜻蛉池公園・あじさい園に咲くあじさいを1株ずつ丁寧に観察すると、丸1日かかることもあります。

蜻蛉池公園の「遊具で遊ぶゾーン」は、広大なスペースに様々な屋外遊具が設置されています。メイン遊具は巨大なオニヤンマが目印の滑り台「オニヤンマ空港」ですが、すぐ近くにはシオカラトンボ空港という滑り台もありますし、3歳から利用できるミニとんぼ広場もあります。

蜻蛉池公園の子供向け屋外有部施設は、ほかにもたくさんあります。たとえば蝶をモチーフにした「蝶の遊具広場」もかわいいですし、滑り台だけを集めた「大すべり台広場」は小学生の子供たちに大人気です。

さらに蜻蛉池い公園には野鳥観察ができる「大池広場」や、音楽コンサートの会場にもなる「水と緑の音楽広場」などもあります。これだけ多くの遊具施設があるため、蜻蛉池公園では遊具施設を利用する子連れファミリーに迷子の注意喚起をしています。

ところが公園側で注意喚起を徹底しても、休日になると公園管理事務所に迷子の相談が入ります。そのため蜻蛉池公園の遊具施設で遊ばせる際は、お子さんの行動に十分注意をしてください。

蜻蛉池公園の池の先には、広大な敷地を誇るスポーツゾーンがあります。スポーツゾーンの入口には更衣室やシャワールームが完備されたスポーツハウスがあり、シャワーは1回100円で利用できます。

蜻蛉池公園のスポーツゾーンには球技広場・ゲートボールコート・スポーツハウスなどの施設がありますが、中でも特に人気があるのが充実したテニスコートです。テニスコートは「センターコート」と「テニスコート」の2種類あり、どちらも一般の利用ができます。

センターコートは全2面ですが、収容人数1000人の観覧席がついた本格的なコートで、テニス大会の会場にも使われます。個人利用で比較的使いやすいのが人工芝のテニスコートで、全14面あるコートは硬式テニス・ソフトテニスのどちらでも利用OKです。

大阪の蜻蛉池公園はあじさいの名所ですが、あじさいのほかにも四季折々の花が楽しめますし、子供たちが1日遊べる屋外遊具施設も充実しています。充実したテニス施設もある蜻蛉池公園で、自然観察・レジャー・スポーツなどいろいろな楽しみ方をしましょう。