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ラベンダーが見ごろを迎える7月の富良野の平均気温は20.1℃、1年のうちで最も過ごしやすい季節です。ただし年によっては気温が30℃以上の猛暑日が続いたり逆に15℃近くまで下がったりすることもあります。また昼夜の寒暖差が激しいのも富良野の特徴です。
服装は基本的に半袖で構いません。ただし夜や寒い日のためにカーディガンやパーカーなど上着を1枚持っていくといいでしょう。またラベンダーを観賞するときは丘陵地に登ることが多いため、靴はヒールの高いものではなく、スニーカーのような履きやすいものがおすすめです。
おすすめの移動手段は「レンタカー」
北海道・富良野を観光するときはレンタカーがおすすめです。富良野は札幌や小樽と違い、公共交通機関があまり発達していません。場所によっては駅やバス停から数kmも離れている、もしくは全くない、ということもしばしばあります。また電車やバスの本数も少なめです。
このため移動手段は車(レンタカー)が一般的です。車であれば丘陵地であっても楽々登れますし、長時間の移動もあまり疲れません。ただし本格的な観光シーズンを迎える7月~8月はレンタカーの申し込みが殺到するので、早めに予約しておきましょう。
北海道・富良野のラベンダーの「見どころ」は?
北海道・富良野のラベンダーの見どころはたくさんありますが、まずは品種によって微妙に違うラベンダーの色や香りを楽しんでみましょう。場所によってはピンクや白など珍しいラベンダーと出会えるかもしれません。ラベンダー摘みやポプリ作りなど、体験メニューもおすすめです。
広大な土地を利用したラベンダー畑は、丘の下から見るか、上から見るかで印象が大分異なります。いろいろな角度から花畑を眺めて、自分が好きな観賞スポットを探してみましょう。
ラベンダー越しに見える富良野の街並みや十勝岳連峰も見どころの1つです。特に十勝岳は季節や天気によってさまざまな姿を見せてくれます。富良野の美しい景色は、富良野の大自然と富良野の人たちが育てた花々のコラボレーションによって生まれたといっても過言ではありません。
北海道・富良野のラベンダーの「絶景スポット」8選
北海道・富良野にはラベンダーの名所が数多く点在しており、たくさんの観光客が訪れる大人気の観光スポットから穴場スポットまで、さまざまな場所で美しい風景を楽しめます。ここではラベンダーの絶景スポットとその見どころを8件、ご紹介します。
大人気の名所・ファーム富田
「ファーム富田」は中富良野町の小高い丘の上にある、北海道を代表する観光ファームです。農家の納屋のような入口を抜けるとビオラやマリーゴールドなど四季折々の花々が咲き誇る「花人の畑」が観光客を出迎え、その奥に濃紫色のラベンダーが彩なす「倖の畑」が広がっています。
もともとラベンダーは天然香料の原料として富良野地方のあちこちで栽培されていました。しかし昭和40年代後半、貿易自由化による安価な輸入香料に押されてラベンダーの需要が減ると栽培農家は激減し、ファーム富田のラベンダー栽培も存続の危機に立たされました。
ところが昭和51年、ラベンダー畑の写真が旧国鉄のカレンダーに採用されると、全国から美しい風景を求めて観光客が訪れるようになりました。ファーム富田は観光客が気軽に花を楽しめる観光農園に生まれ変わり、のちに富良野がラベンダー観光で有名になる先駆けとなりました。
4種のラベンダー・倖の畑とトラディショナルラベンダー畑
ファーム富田には魅力的な花畑が数多くありますが、1番の見どころは「ようてい」「おかむらさき」「はなもいわ」「濃紫早咲」の4種のラベンダーが咲き誇る「倖の畑」とファーム富田の原点となった「トラディショナルラベンダー畑」でしょう。
4種のラベンダーはそれぞれ色が微妙に異なるため、倖の畑には薄紫、赤紫、濃紫という具合に紫色のグラデーションが広がります。花畑の中を歩くと、初夏の風に漂うラベンダーの香りに心まで癒されるようです。丘陵地にある畑は写真映えも良く、絶好のフォトスポットにもなっています。