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天上山へは、ロープウェイとハイキングコースで登ることができます。ハイキングコースは片道40分で登ることができ、山々の自然に触れながら富士山を眺められます。
ただ、ハイキングコースは急勾配もあるため、子供やお年寄り、体力に自信がない人には、ロープウェイの利用がおすすめです。
ロープウェイは河口湖畔から天上山山頂まで、傾斜長460mをおよそ3分でむすんでいます。天上山は標高1075mの高さにあり、山頂までロープウェイはゆっくりと進んでいきます。
山頂までの景色を楽しみながらだんだんと視界がひらけ、河口湖全体が見えてきて、富士山との絶景が広がります。
「カチカチ山」ってどんな話?
昔話として語り継がれるカチカチ山のお話をご紹介します。昔、畑を荒らすたぬきに困り果てていたおじいさんがいました。おじいさんは遂にたぬきを捕え、自宅に連れ帰りたぬき汁を作ろうとしていました。
ですが、たぬきはおばあさんを騙し逃げてしまいます。騙されたおばあさんは棒でたたかれ、死んでしまいました。おじいさんはとても悲しみ、何日も何日も泣き続けました。
そこへうさぎがやってきて、敵討ちを約束します。うさぎは、たぬきを誘い出し、背負った薪に火をつけたり、その傷口に辛子を塗ったり、最後は船遊びに誘い泥舟に乗せ、湖に沈めて敵討ちを果たす、というお話です。
太宰治版の「カチカチ山」は、話の大筋は同じですが、少しだけアダルティックに描かれています。というのも太宰治は、うさぎに「うら若き美しい少女」、たぬきに「少女に恋した哀れな中年男性」というようなイメージを抱いたのです。
元の昔話と同じく、たぬきはうさぎの罠にどんどんかかってしまいますが、その罠は「たぬきの、うさぎへの恋心」を利用したものになっています。
とはいえ、天上山にあるカチカチ山をモチーフにした遊具などには、「恋心を利用して罠にかけた」というような要素は表れていませんので、ご安心ください。
山頂公園から見る富士山と河口湖の絶景は圧巻!
河口湖畔から、天上山山頂までは3分ほどで到着します。山頂は天上山公園になっており、公園内は360度の大パノラマが広がります!富士山と雄大な自然が目の前に広がり、山頂からは河口湖全体が見渡せるのでまさに圧巻の一言です。
世界遺産にも指定されている富士山と、眼下に広がる河口湖全体を眺めることができる絶景スポットとなっています。世界遺産に登録されてから国外からの旅行者がますます増え、世界中の観光客は、富士山と河口湖の見事な絶景を楽しんでいます。
富士山の麓から山頂まで全体を見ることができ、河口湖も全体を見下ろすことができる。これはロープウェイならでは絶景です。
展望台から眺める富士山と河口湖のレイクビューが最高
天上山公園には展望台があります。展望台は平成29年にリニューアルされ、旧展望台よりも2倍の広さがあるため、富士山と河口湖をゆったりと堪能できます。目の前に広がる富士山と眼下に広がる河口湖は、訪れる海外旅行者も虜にする、世界を代表する絶景が広がっています。
富士五湖のひとつに数えられる河口湖は、逆さ富士が有名です。河口湖の湖面上の揺れが少ないときに見事な逆さ富士が姿を現します。その逆さ富士の美しさは見事です。山頂から逆さ富士を見ることができたら、ぜひ写真に収めてみてはいかがでしょうか。
山頂にはパワースポットや「うさぎ神社」も!
山頂公園内にはうさぎ神社があり、狛犬ではなくとても珍しい狛うさぎが鎮座しています。2対の狛うさぎは「夢見兎」「富士見兎」として、それぞれ「知恵授受」と「健脚」の願いが込められており、毎日たくさんの参拝客が訪れます。
天上山には、姉妹二神が祭られています。縁結びの神様として有名な磐長姫命と、美と富士山の神様として知られる木花開耶姫命の二柱です。周辺の住民はもちろん、訪れる観光客のパワースポットとして、恋愛成就や平和などを願い、たくさんの人たちがお参りにやってきます。
天上山の神様に成就を願う「かわらけ投げ」で運試しもおすすめです。かわらけは粘土でできている土器で、そのかわらけを鳥居の奥にある的に投げるのです。その的にかわらけがあたると諸願成就できるといわれています。
絶景のパワースポットというだけで運が味方してくれそうですが、ぜひ、かわらけ投げに挑戦してみてください。かわらけは一枚100円で購入することができます。