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草津温泉は日本有数の温泉街
草津温泉は、群馬県にある日本有数の温泉街です。毎分約3万2300リットル以上の温泉が自然に湧出しており、温泉の自然湧出量は日本一を誇ります。
江戸時代以降に作られていた温泉番付の格付けでは、最高位である大関が定位置であり、古来から日本の温泉を支えていた名湯です。草津の地名の語源は、温泉の硫化水素の臭いが強いために「臭水」から来ていると言われています。
草津温泉のお湯は、基本的には酸性泉です。源泉によっては、硫黄泉などもあります。酸性度が非常に高いため、雑菌などの殺菌効果があります。
湯治の温泉としても知られており、皮膚病や神経痛・糖尿病に効果があると言われています。草津温泉の源泉は、公的に管理されている源泉が6つあります。
他にも、ホテルや旅館などが管理している源泉も多数存在しています。湯量も豊富で、湯温も摂氏50度から90度前後となっています。
年間300万人も訪れる人気観光街
草津温泉は、非常に人気の高い温泉街です。国内の観光客だけでなく、海外からも連日多くの観光客で賑わいを見せています。年間を通して300万人以上の人が、草津温泉を訪れています。
草津温泉は何月から雪が降り始める?
草津温泉は、冬になると積雪量が多く冬の間は雪が積もります。草津温泉へ車やバスで訪れる際には、冬の天候は非常に重要となってきます。草津温泉に雪が降り始める時期や、雪のピーク・対策方法などについて紹介していきます。
1月・2月が雪のピーク
草津温泉は、例年では12月ごろから、雪が降り始めます。中でも、一番雪が降り積もるのは、1月から2月がピークになります。
1月から2月に草津温泉を訪れる場合は、最新の天候状況を常に確認する必要があります。車で訪れる際には、道路が凍結していたりすることがあるので注意しましょう。
スタットレスタイヤは11月から装着がおすすめ
12月ごろから雪が降り始める草津温泉周辺ですが、11月ごろからスタットレスタイヤの装着を推奨しています。本格的に積雪するのは12月の下旬ですが、気候状況によっては、11月にも雪が降る可能性があるため、早めの対策をおすすめします。
草津温泉の2020年・雪に関する情報
では、2020年の草津温泉に関する雪の情報を紹介していきます。今後、草津温泉を訪れる方は参考にして、道路・車などの交通情報を入手してみてください。
草津温泉に向かう道路は雪景色
草津温泉は、2020年の1月現在は草津温泉へと向かう道路は、雪景色だったという情報があります。積雪した銀世界の中、道路を走るのは楽しいですが、細心の注意を払わなければ事故に繋がることもあります。
2020年1月の頭には8センチの積雪の情報があります。まだまだ、積雪は2月まで続きますので、道路を走行する場合には注意が必要です。人気の観光名所のため、道路の除雪作業などは頻繁に行われていますが、気温が低いと融雪が効かないこともありますので、注意が必要です。
スタットレスタイヤかチェーンが必須
例年では2月ごろまで雪のピークは続くため、車で草津温泉へ向かう際にはスタットレスタイヤに変更をするか、チェーンを巻いての走行が必須です。
スタットレスタイヤやチェーンを装着していないと、ブレーキが利かなくなったりスリップしてしまったりと事故を誘発してしまうことになりますので、万全の準備をしてから草津温泉を訪れましょう。
街中でも凍結に注意
草津温泉周辺では、街中でも道路の凍結に注意が必要です。スタットレスタイヤやチェーンの装着をする目安は、積雪しているとき・凍結しているとき・凍結が予想される時です。
雪があるときは、スタットレスタイヤではない場合、少しの雪でもスリップをしてしまうことがあります。道路が凍結しているかは、目ではなかなか確認することが出来ません。
草津温泉周辺には道路に大きな気温計が設置されているところが点在しているため、気温の情報を入手することが出来ます。気温計がマイナスだったりマイナスに近い場合は、スタットレスタイヤかチェーンの装着が必要です。
他にも、車に乗る前などに自分の足で確認をするのもおすすめです。草津温泉へ向かう途中に、道路凍結の可能性が高くなった場合は、道路の脇にチェーン脱着所のスポットが所々にありますので、途中で車を停めて確認をしましょう。
車のアクセル・ブレーキ操作は慎重に
スタットレスタイヤを装着していたり、タイヤチェーンを巻いていたら安心という訳ではありません。準備をしていても、車のアクセルやブレーキ操作は慎重に行う必要があります。
スピードはあまり出さずに、シフトを落として、エンジンブレーキを活用して走行するようにしましょう。ブレーキを踏む際は、踏みすぎることなく、少しずつゆっくり踏むようにしましょう。
アクセル操作も、急に勢いよく踏むとスリップする可能性がありますので注意が必要です。ゆっくり少しずつ踏んで車を発進させるようにしましょう。強く踏みすぎた場合は後輪が滑るため、その場合はアクセルを一度離して、もう一度ゆっくりアクセルを踏んでみましょう。
草津温泉・雪に対するおすすめの服装
続いては冬に草津温泉を訪れた際に、服装などで注意するべき点を紹介していきます。無事に車で草津温泉へ到着できても、服装で失敗をすると観光を楽しむことが難しいので、服装もしっかりと情報を入手して観光を楽しみましょう。
ダウンジャケット・ダウンコートはおすすめ
積雪がピークを迎える1月や2月の草津温泉は、最高気温は3度から5度ほどしかなく、最低気温もマイナス5度からマイナス6度と気温がとても低くなっています。
気温が低い中、観光をするため服装の防寒対策は必須です。保温性のあるダウンジャケットやダウンコートがおすすめです。首回りを冷やさないためにも、マフラーやストールなどで首元を温めることができるような服装にしましょう。
パンツやズボンは裏起毛製品を
上半身の服装はダウンコートやダウンジャケットで防寒対策が可能です。下半身の服装のおすすめは、女性はスカートなどは避けるようにしましょう。
パンツやズボンは、裏起毛製品がおすすめです。もしくはスボンの下にタイツを履いたりして、保温効果を上げるようにすれば上下とも防寒対策された服装となります。
雪が危険のため対策靴が必須
重要なのは服装だけでなく足元も重要です。雪が積もりその後、凍結する場合もたくさんあります。そのため、ブーツやパンプスなど滑りやすい靴では転倒する危険性があります。
革靴なども滑りやすいため、避けた方がいいでしょう。靴は、底面がデコボコしたグリップが効いている靴を履くのがおすすめです。洋服の防寒対策をしていても、滑りやすい靴を履いて転倒した場合洋服が濡れてしまうので注意が必要です。
スノースパイクがおすすめ
雪の中でも安心して歩くためのおすすめグッズがあります。靴の滑り止めや転倒防止ができる、スノースパイクです。底面についているピンがしっかりと地面を踏みこんでくれるので、雪の中を歩くときの安心グッズとして人気です。
スノースパイクは、つま先にゴムを通してかかとにひっかけるだけの、シンプルな商品のため、簡単に着脱が可能です。スノースパイクは、ブーツやパンプスなど、細いヒールの靴には対応していませんので、ご注意ください。
ゴム製のため軽量であり薄いため収納もしやすく、カバンに入れておいても場所をとることがありません。まだ必要ないかもという場合でも、今後に備えてカバンに入れて観光をすると便利です。
雪だから楽しめるポイントもあり
雪の草津温泉は、車の注意点や服装の注意点などが必要ですが、雪があるからこそ楽しめるポイントもたくさんあります。最後は、雪だからこそ楽しめる、草津温泉のおすすめポイントを紹介していきます。
1:草津温泉スキー場
1つ目に紹介するおすすめのポイントは「草津温泉スキー場」です。以前は草津国際スキー場という名称でしたが、2018年に草津温泉スキー場と名称を変更しています。
2018年からは、国道292号線を利用した新しいコースがあり、約2キロのコースです。以前からあった「かもしかコース」と合わせると、全長4キロのロングコースになっています。
草津温泉スキー場では、食事にも力を入れています。ゲレンデにあるレストランでは、熱々でトロトロの焼き立てのピザが食べられる他、オムハヤシなどの人気メニューがリーズナブルな価格で楽しめるようになっています。
キッズパークも充実しているため、子どものいる家族連れにもおすすめのスポットです。また、託児施設もありますので、オンラインであらかじめ予約をしていれば、保育士さんが子供を見ていてくれるため、安心してスキーを楽しむことができます。
草津温泉スキー場へは、草津温泉バスターミナルから、無料のシャトルバスが運行していますので、自家用車で行く必要もなく安全にスキー場まで行くことができます。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林158林班 |
電話番号 | 0279-88-8111 |
2:河原公園ライトアップ
2つ目に紹介する雪だから楽しめる草津温泉のおすすめポイントは、温泉街の西にある「河原公園ライトアップ」です。河原公園ライトアップでは日没からライトアップが開催されており、夜には幻想的な光と雪のコラボレーションを見ることができます。
ライトアップは、日没から24:00までされています。河原公園までは、草津温泉バスターミナルから歩いて15分ほどでアクセスが可能です。周囲を散策しながら公園まで行くのがおすすめです。
河原公園内でも至る所で温泉がわき上がっていますので、湯けむりを見ることができます。雪と湯けむりとライトアップが、見る人を魅了し幻想的な世界へと導いてくれます。
河原公園の中には、パワースポットとしても有名な草津穴守稲荷神社があります。鳥居の石段がライトアップされており、綺麗で別世界にいるようと評判です。河原公園のライトアップを見に来た際には、是非一緒に草津穴守稲荷神社も参拝してみましょう。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3 |
電話番号 | 0279-88-0800 |
3:雪景色を楽しみながらの温泉
3つ目に紹介する雪だから楽しめるおすすめのポイントは、雪景色を見ながらの温泉です。草津温泉へ観光に来たら温泉巡りは必須です。草津温泉街を散策する場合は、タオルを忘れずに持参するようにしましょう。
極寒の雪景色と、湯気が立ち上る暖かい温泉は、風情ある幻想的な風景を作り出してくれます。冷と暖を同時に体感できるのも、草津温泉の魅力の1つです。
草津温泉街には、至るところに共同温泉や日帰り温泉があります。草津温泉バスターミナルから歩いて5分のところには、白旗の湯という共同温泉があります。白旗の湯は、5:00から23:00まで営業をしており、無料で利用することができます。
他にも、白旗の湯の近くにある2種類の源泉がある御座之湯もおすすめです。大人600円・子供300円で入浴が可能です。また、湯けむり亭や地蔵の湯の前には、無料で利用できる足湯があります。
散策で、歩き疲れて足だけでも冷えた体を温めたい人には、最適の足湯です。なお、温泉だけでなく湯畑周辺や西の河原通りなどには、温泉まんじゅうや温泉タマゴもありますので、食べ歩きをしながら散策をすることもできます。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津 |
電話番号 | - |
4:湯畑ライティング
最後に紹介する雪だから楽しめる草津温泉のおすすめのポイントは、草津温泉のシンボルとなっている「湯畑ライティング」です。
湯畑ライティングとは、温泉街の中心にある、毎分4000リットルの温泉が湧き出ている湯畑の石柵に沿って設置してある照明が、湯畑を幻想的にライトアップされることを、湯畑ライティングと呼びます。
お湯が流れている湯樋がライトアップで浮かび上がる様子が昼の湯畑とは違う、神秘的な空間と評判です。湯畑ライティング自体は、通年を通して開催されていますが、雪景色やお湯と空気の寒暖差から、湯気もダイナミックに見られることから冬の湯畑ライティングは大人気です。
湯畑ライティングは、湯気が作り出すスクリーンに光が反射しています。刻一刻と変化をする湯気のスクリーンは、同じ光景は見ることができないと言われています。
週末には、湯畑キャンドルなどのイベントも開催されています。また、夜は最低気温がマイナスになることもあります。湯畑には、湯けむり亭という足湯がありますので、足湯につかりながらライトアップを眺めるのもおすすめです。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津 |
電話番号 | - |
草津温泉旅行は雪に注意を!
冬に草津温泉に観光に行く際の、注意点や情報入手の方法、おすすめの服装や魅力ポイントについて紹介してきました。地面が凍結や積雪していたりするため車のタイヤやチェーン装着・防寒対策が必要など、万全な準備が必要となります。
しかし、雪だからこそ楽しめる草津温泉の魅力もたくさんあります。雪の情報に注意をしながら、草津温泉を満喫しましょう。