大阪から京都へおすすめの行き方を調査！新幹線や電車その他のアクセスは？

関西地方の中でも、大阪と京都は大勢の人が行き来しています。年々外国人観光客の数も増えており、主要な駅では人で溢れています。関西のターミナル駅として、大阪京都間のアクセスも便利になっているので、大阪から京都まで毎日通勤通学されている学生さんや社会人の方も多いです。

大阪にはたこ焼きをはじめ、美味しいものがたくさんあり、グルメ好きには嬉しい街でしょう。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや道頓堀、通天閣、万博公園などの観光地スポットも多く、老若男女問わず楽しむことができます。大阪駅周辺だけでも広いので、飽きずに過ごすことができます。

世界的にも有名な京都は、清水寺や金閣寺、伏見稲荷神社といった神社仏閣、嵐山や鴨川といった自然溢れる観光名所が東西南北に広がっています。京都市内の街中を歩いているだけでも、今まで知らなかった神社や、地元で人気のお店を発見できるなど、1日では周りきれないほど充実した街です。

いくら毎日行き来している学生さんやサラリーマンが多いとはいえ、大阪と京都は隣り合わせです。関西に来た旅行客の中にも、午前中は大阪市内、午後は京都市内を観光といったスケジューリングをする人もいます。実際に、大阪から京都までの距離や時間はどのくらいなのか見てみましょう。

JR大阪駅からJR京都駅までの距離は、約42.8㎞になります。JR東海道新幹線を利用すれば、所要時間約15分程で京都駅に到着することができます。「とにかくはやく移動したい」「いろいろな観光地を巡りながら行きたい」など、それぞれの目的に合わせて交通手段を選択することができるでしょう。

電車1つ取り上げてみても、JR、阪急電車、近鉄電車、京阪電車など、関西地方にはたくさんの種類があります。大阪から京都市内に到着してしまえば、京都駅までのアクセス方法も多いので、大阪市内のどこから出発しても安心でしょう。そのほか、新幹線や自動車、バスといった行き方もあります。

大阪から京都まで、JR大阪駅近くの阪急梅田から京都駅まで向かうアクセス方法もあります。その場合の大阪から京都までの距離は約48.6㎞です。京都市の中心部を経由しますが、京都駅までの距離は2㎞もありません。乗り換えの市営地下鉄以外にも、バスやタクシーなどで移動が可能になります。

大阪から京都までは、移動が苦にならないレベルの距離です。大阪市内、京都市内も交通手段がたくさんあるので、当日にスムーズな移動をするためにも、大阪から京都までの行き方、電車の種類、乗車時間、料金などを事前にチェックしておくと安心できるでしょう。

新幹線といえば、遠方に移動するときに使うイメージがありますが、忙しいビジネスマンや、頻繁に移動が必要な人にとっては、近場でも新幹線を使う回数は多いでしょう。大阪から京都までは、他の行き方でも十分移動しやすい距離ですが、よりはやく移動できる新幹線を利用する方も多いです。

大阪から京都まで、新幹線を使った行き方をご紹介します。新幹線を利用するときに乗り降りする駅は、JR大阪駅ではなく「JR新大阪駅」になるので注意しましょう。大阪駅から新大阪駅まで移動しますが、大阪から京都間を移動する中では、どの交通手段よりも早いアクセスが可能です。

JR新大阪駅から、JR東海道新幹線「のぞみ」「こだま」「ひかり」の、どの新幹線を利用しても京都まで行くことができます。電車よりも料金は高いですが、緊急な場合や、とにかく早く移動したい場合の行き方としてはおすすめのアクセス方法でしょう。

大阪から京都まで新幹線を利用した場合の所要時間は約13分と、あっという間に到着します。京都を出ると名古屋まで行ってしまうので、降車には注意しましょう。JR東海道新幹線「のぞみ」を利用した場合の料金は、乗車券特急券を合わせ、自由席が1440円、普通車指定席が3070円になります。

少しでも安く移動されたい方には、JR東海道新幹線「ひかり」と「こだま」をおすすめします。普通車指定席の料金は2860円で、「のぞみ」を利用するよりも210円お得になります。乗車時間も差がありませんが、本数が少ないので、発車時刻は事前に確認しておきましょう。

JR東海道新幹線「こだま」では指定席がありません。早朝や帰宅ラッシュ時、休日などの混雑が予想される時は、立ったままの乗車も可能性としてあるので、小さなお子様連れの方などは注意しましょう。15分程で到着するので、デッキに立ったままでも大丈夫という方にはおすすめです。

大阪から京都までのおすすめの行き方として、Japan Rail Passをお持ちの方であれば、新幹線を使ってのアクセスが最も便利で早いです。大阪から京都までは隣の駅なのですぐ到着します。Japan Rail Passをお持ちの方は、JR東海道新幹線「こだま」か「ひかり」を利用しましょう。

ただし、Japan Rail Passをお持ちの方でも、JR東海道新幹線「のぞみ」は利用できません。JR大阪駅やJR京都駅では、数分毎の短い間隔で新幹線がホームに入ってきます。乗車する前に新幹線の種類をしっかりと確認するようにしましょう。

Japan Rail Passをお持ちであれば、きっぷの有効期限の間は、対象区間、対象電車において何度でも電車を利用することが可能です。一定期間関西に滞在する予定がある方で、連日京都と大阪どちらも行き来する可能性がある場合などにはとても便利な切符でしょう。

京都市内は観光客で溢れており、有名なホテルはもちろん、市内のリーズナブルなホテルは予約ですぐ埋まってしまいます。そのような時、大阪市内のホテルに泊まって京都に向かうこともあるでしょう。出張や旅行の時に、大阪京都間を何度も行き来する予定がある方にはおすすめです。

大阪から京都間では、JR以外の電鉄会社が運行しているJapan Rail Pass対象の直通電車もあります。たとえば、対象である京都丹後鉄道「こうのとり」では、大阪、兵庫、京都の各地を結んでいます。停車する駅で有名な場所には、尼崎、宝塚、福知山、城崎温泉、天橋立などがあります。

兵庫県の城崎町にある城崎温泉街は、平安時代からの歴史を持ち、兵庫県を代表する温泉街の1つでもあります。「こうのとり号」では、日本三景の1つでもある天橋立にも行くことができます。大阪府近辺の観光地にも足を延ばしたい方にはおすすめのアクセス方法です。

Japan Rail Pass（JRP）とは、JRグループ6社（JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州）が提携した、JR全線、新幹線（一部の新幹線を除く）、バス、フェリーを利用することができるパスのことです。利用資格があり、日本に観光目的で訪れた外国人を対象としています。

Japan Rail Passの利用資格がある人は、観光目的で日本に滞在している外国人、または一定の基準を満たした海外在住の日本人です。グリーン車用と普通車用に分かれており、7日間、14日間、21日間の区分毎に値段が変わります。この区分は、パスを利用してからの有効期限になります。

JRPを持っている場合でも、座席を確実に確保されるわけではありません。事前にみどりの窓口や旅行会社等にて、指定席券の手配をする必要があります。JR東海道新幹線「のぞみ」を含め、一部利用できない電車もあり、有効期限や利用資格もあるので、事前に確認しておく必要があるでしょう。

大阪市内、京都市内ともに電車、地下鉄などの路線数がかなり多く、ほとんどの人が電車を利用しての移動生活をしています。大阪から京都までは発着している電車の本数が多いので、それぞれの駅には仕事、学校、買い物、観光など様々な目的で利用する人で毎日溢れています。

大阪から京都へ電車での行き方をご紹介します。電車での移動は、大阪から京都方面に向かう時に多くの人に使われている一番ポピュラーなアクセス方法です。大阪から京都まで乗り換えをしなくて済む新快速、阪急電車など電車の種類も多いので、発着する目的地に合わせて選択しましょう。

JR大阪駅からであれば、阪急梅田駅を利用するよりも京都駅まで直接向かうことができるので、初めての人にも分かりやすいでしょう。大阪駅と梅田駅では発着する電車の種類も違います。隣接していても駅構内は広くて迷いやすいので、初めての方は駅員さんに聞くことをおすすめします。

新幹線での移動は早くて便利ですが、JR大阪駅からJR新大阪駅まで一度電車の乗り換えをしなければならないため、やはり大阪から京都までのおすすめの行き方は電車です。JR大阪駅から徒歩で移動できる距離にある、隣接の阪急梅田駅からも電車に乗ることができます。

大阪から京都まで一番分かりやすい方法としては、JR大阪駅からJR京都線新快速に乗車する行き方です。JR京都駅に直接到着することができます。阪急梅田駅から乗る場合は、阪急京都線に乗車し、京都市の中心地である「烏丸四条」を経由して、京都市営地下鉄に乗り換えて京都駅に向かいます。

関西地方でもポピュラーな電車でもある「新快速」は、昭和45年に誕生しました。当初は、京都から西明石間を結び、停車駅も大阪、三宮と今よりも少ない数でした。今では停車駅も増えつつ、速度や線路状況といった電車の性能も改善され、所要時間も短く、便利な電車として親しまれています。

電車での行き方として、JR大阪駅からJR京都線新快速に乗る場合、所要時間約30分でJR京都駅に到着します。料金は570円です。ターミナル駅間の移動として最も便利で分かりやすいアクセス方法です。新快速は、京都駅が終点ではなく、すぐに到着するので、降りられる際には注意しましょう。

大阪から京都まで阪急電車で移動する場合、JR大阪駅に隣接する阪急梅田駅からの行き方もあります。JR大阪駅から10分程歩き、阪急京都線特急（京都河原町行）に乗車し、京都市営地下鉄直結の「烏丸」「四条」駅で、京都市営地下鉄烏丸線に乗り換えて京都駅まで向かうことになります。

所要時間は、JR大阪駅から阪急梅田駅まで歩いて移動するのにかかる時間と、「烏丸」駅から京都市営地下鉄までの乗り換えの時間含めて約1時間です。阪急の乗車時間は約40分、京都市営地下鉄の乗車時間は約5分です。料金は阪急で400円、地下鉄で220円で、合計620円になります。

阪急京都線を利用する場合、JR京都駅まで直接行くことはできませんが、経由地の「烏丸」は京都市の中心部で、大丸京都店や、LAQUE四条烏丸といったショッピング施設や、オフィスビル、飲食店などが集まっています。観光をしながら京都駅に向かいたい方にはおすすめのアクセス方法です。

阪急京都線終点の「河原町」駅周辺には、京都市内の有名な観光スポットがたくさんあります。河原町駅から行きやすい場所としては、鴨川や先斗町、八坂神社、清水寺などがあります。京都市内はバスの本数も多いので、各観光地から京都駅までのアクセスも便利でしょう。

大阪から京都までの行き方の一つとして、バスで行く方法もあります。大阪の観光スポット「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（USJ）最寄りのユニバーサルシティ駅から京都駅まではバスが出ているので、USJに観光に行かれる方には便利でしょう。

ユニバーサルシティ駅から京都方面までの行き方には、電車での移動も可能です。電車を利用する場合は、バスを使うよりも移動時間は短いものの、途中で乗り換えが必要になるので、たくさん遊んで疲れた帰り道に、乗り換えなしのアクセス方法としてはおすすめです。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパーク内はもちろん、最寄りのユニバーサルシティ駅からUSJまでの入り口までの「ユニバーサルシティウォーク」という飲食店やお土産店が並ぶ商業施設が立ち並んでいるため、駅前付近は大勢の人で混雑しています。電車やバス以外に、車でのアクセスも可能です。

大阪駅から京都駅方面に向かうバスは出ていませんので、大阪駅や阪急梅田駅から京都駅まで移動される方は電車をおすすめします。ユニバーサルシティ駅周辺の駅に泊まった翌日に、スーツケースやお土産を持ちながら移動する場合などには直行便のバスが便利でしょう。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、22時までオープンしていることもありますが、スケジュールによっては、20時30分や19時など早めの時間帯に閉園することもあります。パークの閉園時間とバスの出発時間は連動していないので、事前に時刻表の確認は必要です。

ユニバーサルシティ駅近くのバス停から、京都駅まで結ぶ「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」が出ています。シートタイプは基本的に4列シートです。日によって出発時間が異なり、本数も朝と夜に1本ずつとなっていますので、事前に運行スケジュールを確認しておく必要があります。

乗車日前日までは事前予約も可能です。基本料金は一人900円で、予約サイトによっては値段の変動があります。往復割引もあるので予めチェックしておきましょう。所要時間は、ユニバーサルシティ駅から京都駅八条口まで約2時間ですが、道路状況等により変動する可能性があります。

家族旅行で自宅の車で移動したり、大人数での旅行でレンタカーを借りることもあるでしょう。荷物が多い場合や、小さいお子様と一緒の場合などは、気を遣わない車での移動もおすすめです。ただし、道路状況や休日によっては渋滞に巻き込まれる場合もあるので注意しましょう。

大阪から京都まで車で移動する場合、いくつかのルートがあります。出発地点や、混雑状況に合わせてルートを選択しましょう。大阪市内や京都市内の観光スポットに寄りながら目的地に向かうことができるので、車の移動も便利です。

大阪から京都までの車でアクセスする場合におすすめの行き方は、名神高速道路を経由するルートです。大阪駅から南に向かった大阪市北区中之島から阪神高速11号池田線と名神高速道路を経由し、京都駅南側までを結びます。京都南ICで降りると、伏見稲荷神社などにもアクセス可能です。

京都南ICで降りた場合、京都の観光スポットでもある伏見稲荷神社や、東寺にも行くことができます。京阪電車や近鉄電車でもアクセスは可能です。荷物が多い方や小さいお子様連れの方などは、観光地周辺には駐車場もたくさん設置されているので、車での行き方も便利でしょう。

大阪から京都まで名神高速道路を経由して車で移動する場合、道路状況にもよりますが、所要時間は約1時間です。通常料金であれば3070円、ETC料金では2400円になります。電車よりも時間はかかりますが、大人数やご家族で行く場合などはコスト面でも経済的です。

大阪駅近辺を出発し、東大阪市を経由して、第二京阪道路を進むルートもあります。大阪から京都までの所要時間は約1時間で、一般料金で2210円、ETC料金で2050円です。第二京阪門真ICから京都東ICを結びます。

「最終の電車を乗り過ごしてしまった」、「急用や体調不良で他の交通手段では移動が難しい」などの場合には、遠くてもタクシーを利用することもあるでしょう。大阪から京都まで料金はかかるものの、目的地の前まで正確に送り届けてもらえる点では便利なアクセスといえます。

JR大阪駅や阪急梅田駅周辺には、タクシーがたくさん停まっていたり、街中にも時間帯問わず走っているので比較的乗りやすいでしょう。大阪から京都までの移動なので料金は高くなりますが、複数人で京都に向かう場合などにはおすすめです。

タクシーを利用する場合には、運転手におすすめのスポットを聞いたり、観光地を巡りながら移動することもできます。車から降りなくても窓から眺めるだけでも楽しむことができるので、時間に余裕がある方は、地元の人ならではのご当地スポットを周ることもできるでしょう。

タクシーで移動される場合、JR大阪駅近辺からJR京都駅までの所要時間は約2時間です。料金は、日中の移動であれば約1万6000円になります。新幹線、電車、バスでの移動よりも料金はかなり高く、道路の混雑状況によっては値段も変動してしまう可能性があるので注意しましょう。

大阪から京都までタクシーで移動し、さらに高速道路を利用する場合の料金は約1万7000円です。1時間ほどで到着します。下道よりも1時間もはやく、料金も数千円の違いなので、急いでいる方は運転手に高速道路のルートを指定することもおすすめします。

22時以降の深夜にタクシーを使って大阪から京都まで移動する場合、料金は約1万9000円で、所要時間は約2時間です。高速道路を利用した場合は、約2万1000円で、1時間ほどで到着します。ただし、有料道路の通行料が別途かかりますので、乗車の際に運転手に確認しましょう。

大阪から京都までの行き方を紹介しました。新幹線やバスといった公共交通機関がたくさんありますが、やはりおすすめは電車でのアクセスです。駅も大きく、看板や案内板なども多いため、初めての方にも分かりやすいでしょう。大阪から京都まで行かれる際は、便利な電車を利用しましょう。