大阪～広島の移動手段は何が便利？新幹線・バス等の所要時間や料金を比較！

大阪と広島は地図上で見ると近いように見えますが、実際大阪から広島へ行こうとすると、意外に遠いので移動手段に悩みます。しかし、広島への移動は大変ではありません。バスなどを利用して気軽に訪れられるのです。

広島には有名な多くの観光名所があります。一度は見てみたい厳島神社や歴史を感じられる原爆ドーム・広島平和記念資料館などがあり、少し足を延ばせば尾道やしまなみ海道も人気です。広島への移動手段を知り、旅に出かけましょう。

広島はグルメも有名です。定番のお好み焼きやご当地麺を使用したつけ麺や担々麺、海にも面しているので海鮮も美味しいです。広島へのお得な移動方法を知り、広島の観光スポットやグルメをより効率よく楽しむことができます。

それでは、大阪～広島までの移動手段について、ご紹介していきましょう。ぜひ参考にしてみて下さい。

では一体大阪～広島の距離はどれくらいなのでしょうか。それは、東京～名古屋の距離に匹敵します。大阪～広島は最短距離で山陽自動車道を利用して約330㎞です。東京～名古屋の最短距離は新東名高速道路を利用し354㎞です。

距離がほぼ変わらないので、時間は最短距離で車での最短時間はどちらも約4時間10分でほとんど同じです。これを知れば、東京から名古屋へ行ったことある人であれば大阪～広島の移動はなんてことなくなるかもしれません。

大阪・広島はどちらも主要な都市で観光地でもあるので、アクセスは便利です。なので、大阪～広島間もかなり移動しやすいルートになっています。また位置関係的にほとんど直線的に移動できるので無駄な回り道をする必要もありません。

新幹線や電車、バスなどの公共交通機関の本数も多く、高速道路も大阪～広島へはたくさん通っているので渋滞なども加味してルートを選べます。移動の方法の選択肢がかなり多いので、それぞれの所要時間や料金をご紹介します。

大阪から広島へ公共交通機関を使って行くには、新幹線・JR在来線・高速バスの3つの手段があります。しかしどれも料金や所要時間が大きく異なるので、自分の旅のスタイルや予算に合った手段を選ぶことができます。

公共交通機関の方法だけで3種類もあるので大阪～広島の移動は非常に便利です。急な旅行でも、バスが満席なら新幹線などと融通が利き、飛行機のように往復で買うとお得とも限らないので行き帰りで移動手段を変えることも可能です。

大阪から広島への移動手段に、フェリーや飛行機はありません。どうしても船の旅をしたい場合などは四国経由もしくは九州経由でなら行けますがかなりの遠回りで割高なので、広島が目的地ならあまりおすすめはできません。

飛行機が広島へ飛ばないのは、飛ぶほどの距離ではないから、かと思いきやそうではありません。伊丹空港から一番近くで兵庫県の但馬へは飛行機が飛ぶのです。広島にも空港はあるので、空港がないから、という理由でもありません。

では、大阪～広島の公共交通機関を利用した移動手段を順番に詳しくご紹介していきます。まずは大阪から広島までの新幹線での移動についてです。快適で速いけど高いイメージのある新幹線ですが、実際のところはどうなんでしょうか。

仕事での用事や、タイトな予定を組んでいたり、現地時間をより楽しむために移動時間を短縮したい人には、絶対新幹線がおすすめです。高速電車として世界にも名が知れている新幹線よりも速い手段は他にありません。

新大阪駅からのぞみを利用して最短で81分ほどしかかからないのです。勘違いしやすいですが、新大阪駅と大阪駅は違う駅で大阪駅に新幹線は通っていないのでご注意ください。大阪駅から新大阪駅まではJR線に乗って4分ほどです。

新幹線がいくら速くて快適だからといって少し高額な料金も気になるところです。そこで、新幹線の高い運賃を格安で利用できる方法がいくつかあるのでご紹介します。これを知ってお得に格安で新幹線での旅を楽しめます。

大阪～広島の新幹線を格安料金で利用する方法の1つ目として「こだま指定席きっぷ」を利用する方法があります。通常であれば10000円ほどする料金がこの方法を使うと7000円ほどで乗れるのです。ただし条件を満たす必要があります。

この「こだま指定席きっぷ」は「こだま」号と一部の「ひかり」号の指定席の切符で大阪～広島などといった中間区間にのみ設置されています。2人以上が同じ新幹線で利用する場合にのみ購入でき、前日までに購入しなければいけません。

利用日の21日前から前日まで窓口やインターネットで購入できますが、購入後の払い戻しや変更はできません。かなり格安なので販売枚数が限られているので早めに予約することをおすすめします。乗車できる電車も限られています。

普通の新幹線切符と比べ様々な制限があり、こだま号は1時間ほど走行時間も長くなります。ですが、大阪市内・広島市内の在来線もこの切符で利用できる点も非常に便利です。お得に旅をしたい人はぜひ試してみてください。

2つ目の大阪～広島の新幹線を格安料金で利用する方法は、「バリ得こだま」です。これはJRによる格安切符ではなく、旅行会社からでているお得なプランのひとつです。「こだま」号のチケットをクーポンがセットになっています。

「バリ得こだま」で広島まで行く場合は山陽版を購入しなければいけません。途中で広島に止まるからといって小倉や博多までを購入した場合に途中下車すると追加料金がかかってしまうのでご注意ください。

大阪～広島区間は7500円と安く、加えて200円のクーポンがついてきます。このプランは1人でも利用できるのも魅力のひとつです。JRの窓口ではなく日本旅行という旅行会社の窓口やインターネットで出発の1ヵ月前から予約可能です。

1人でも利用できるので広島ひとり旅も気軽にお得に計画できます。200円クーポンを利用して駅構内のキオスクなどでちょっとしたお菓子なども買えます。新幹線改札口でのみ利用可能で、在来線を利用する際は別途料金必要です。

最後にご紹介する大阪～広島の新幹線を格安料金で利用する方法は「往復の新幹線＋宿泊セットプラン」です。いろいろな旅行会社から新幹線指定席の往復チケットとホテルの宿泊がセットになったプランがでています。

大体どこの旅行会社も同じような料金を提示していて、1泊の宿泊付で13000円ほどです。新幹線の往復通常料金よりもかなり格安です。せっかくなので少し贅沢してホテルのグレードをあげるのもありです。グレードにより料金は変わります。

新幹線は「ひかり」もしくは「のぞみ」も利用できるので、大阪～広島まで2時間30分ほどかかる「こだま」よりも約1時間短い移動ができます。GWや年末年始など需要の高まる時期は料金が少しあがるようです。

予約しようとすると希望のホテルのアメニティなど詳しく記載されていることが多いので自分で調べる手間も省けます。日本旅行はJR西日本の連結子会社なのでプランが安定的に多く出されているので選ばれやすいです。

新幹線を利用せず、JRの在来線のみで大阪～広島を移動することもできます。乗り継ぎが複数回必要で時間は最短でも5時間45分ほどかかります。時間に余裕がある人であればゆったりとした電車の旅を楽しむこともできます。

料金は5700円ほどなので、新幹線の通常料金の約半額です。途中で改札をでると少し料金はあがりますが、例えば岡山駅など、乗り換えの駅でついでに観光をすることも出来ます。学生なら学生割引もあるので要チェックです。

時期を選びますが、「青春18きっぷ」を利用することでより格安な旅ができます。春休み・夏休み・冬休みの期間に合わせて販売されます。1～2ヵ月の販売期間と利用期間があるので事前にチェックする必要があります。

2019年冬季発売分から消費税改定のため少し料金があがりますが、それでも大体12000円ほどで5回セットです。なので1回あたり約2400円で利用できるので新幹線のほぼ半額の通常の在来線よりもさらに半額程度の料金しかかかりません。

青春18きっぷには使用のルールがいくつかあります。JR全線の普通車自由席は1回の利用につきその日1日乗り降り自由です。特急列車にはこの切符で乗車できません。グリーン車・指定席は別途チケットを購入すれば利用できます。

5回セットを1人で使っても、友人と分け合うこともできます。その場合は5回セットの切符は1枚になっているので友人と同じ電車に乗る必要があります。JR以外の電車は利用できませんがJR西日本宮島フェリーには使えます。

大阪から広島へ高速バスを利用して移動できます。昼行便と夜行便があり、予約時期や平日と週末でも料金は多少変わりますが、3500円～5000円前後で予約できます。特別価格であれば2500円などで予約できる場合もあります。

女性専用車や足元がゆったりしたバスのタイプなど選ぶことができます。女性専用で無くても、1人で利用する場合には同性が隣になるようにしてくれることも多いです。他にもトイレ付、充電ができるといったバスもあります。

バス乗り場は利用するバスやバス会社のよって異なります。梅田や大阪駅JR高速バスターミナル、USJから乗車することもできます。USJで遊んだ帰りにそのまま広島へ旅行というのもありです。他にも難波などもあります。

降車場所も広島駅以外にも広島県内でいくつか降車場所があるので、ホテルの場所や旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。東福島で降りて尾道へ移動したり、広島八丁堀で降りると観光スポットがすぐそこです。

大阪から広島まで距離では所要時間は昼行便でも夜行便でも6時間前後です。ルートによって多少距離が変わるので時間は前後します。JR在来線と同等の時間ですが、乗り換えがなくバスの乗ったらあとは目的地に着くのを待つだけです。

格安で一度乗ったら座っているだけでいいので楽ちんです。バスの中で寝られる人であれば、夜行便を利用すれば朝に広島について時間を有効活用できます。週末は比較的料金があがるので、平日のほうがよりお得です。

大阪から広島への距離であれば、自家用車を利用しても手軽に行くことができます。ルートにより走行距離、料金は多少異なります。道路の込み具合によっても変わりますが最短で4時間弱で、高速利用料の6000円弱がかかります。

高速道路を利用する場合にはETC、深夜割引、休日割引などを利用して通常よりも安く行くこともできます。また、時間は2倍ほど長くかかりますが、一般道を極力利用することで料金を抑えることも出来ます。

自家用車で行く場合にはガソリン代がかかることも忘れてはいけません。高速道路よりも一般道を利用すれば安くなりますが、その分走行時間も増えガソリンもより消費します。ただ自家用車では自由に移動できるので楽です。

高速料金が高速バスや在来線よりも高額になる可能性はありますが、複数人で行くことで1人当たりの値段は確実に安くなります。家族やグループで旅行するなら、自家用車のほうが1人1人料金のかかる公共交通機関より断然格安です。

数時間の運転になるので、複数人車の運転をできる人がいればより楽になります。途中の休憩所で交代できるので全員があまり疲れることなく広島に到着し、現地での時間を満喫することができます。学生同士ならレンタカーもおすすめです。

そして広島県は広く、見どころも点在しています。自家用車で行くことにより駐車場を探す必要はありますが、車で県内を簡単に移動することができるので広島観光の幅が広がります。万が一雨が降っても心配ありません。

広島県にはいくつもの離島、無人島があります。船に乗らないといけない島もありますが、車で行ける島もあるので車で行って島内を自由に移動できます。観光スポットだけでなく広島の自然も堪能することができます。

大阪から広島へは行き方がさまざまなので、デートで恋人と、家族で、友達同士で、仕事でなどそれぞれの目的に合わせた方法を選べます。また週末の弾丸旅なのか時間がたっぷりあるかによっても移動方法が変わってきます。

時間短縮重視なのか節約重視なのか、旅のスタイルに合わせた方法でお得に広島旅行を楽しむことができます。これだけ選択肢があるのは嬉しいです。