蓼科山登山にチャレンジ!初心者でも攻略しやすいおすすめのコースは?

蓼科山登山にチャレンジ!初心者でも攻略しやすいおすすめのコースは?

蓼科山は、美しい景色を大パノラマで見ることができる山です。蓼科山は、初心者でも攻略しやすいコースが幾つかありますので、装備をしっかりしていれば、登山初心はでも安全に登山を楽しむことができます。今回は、蓼科山登山のおすすめの攻略ルートを紹介していきます。

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記事の目次

  1. 1.蓼科山登山に行こう!
  2. 2.蓼科山ってどんな山なの?
  3. 3.蓼科山・初心者におすすめのコースは?
  4. 4.蓼科山はいつ頃まで残雪がある?
  5. 5.蓼科山へのアクセス方法まとめ
  6. 6.蓼科山登山に挑戦しよう!

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蓼科山登山に行こう!

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蓼科山は美しい景色を眺めることができるため、登山好きの人達に人気の山です。登山コースも数種類あり、登山初心者にも攻略しやすいおすすめのコースがあります。

初心者にも攻略しやすいルートがある蓼科山ですが、急こう配のスポットもたくさんありますので、服装や装備などには十分な注意が必要です。

蓼科山は、標高が高いため春や秋でも気温は低いのが特徴です。最低気温と最高気温の気温差が大きい時期もありますので、寒さに対応できる服の準備が必要です。長袖のシャツや、フリースのアウターなど、着脱しやすい服を準備しておくと便利です。

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夏場は、登山の最中はTシャツなどの薄着でも大丈夫です。休憩中などで、足を止めている時間は少し寒く感じることがありますので、薄めの長袖のアウターなど1つあると便利です。

蓼科山だけではなく登山は、標高が上がるにつれて、紫外線も強くなっていきますので、紫外線対策も忘れずに行うことが大切です。

冬や、気温が低い時期などは冬山用のダウン・ズボン・手袋などが必要です。また、雪道用のアイゼンなどを持参しておくと、寒さ対策や雪道対策にもなります。

蓼科山ってどんな山なの?

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蓼科山は八ヶ岳連峰の北端に位置している、標高2530メートルある山です。諏訪富士とも呼ばれている山で、八ヶ岳の中では単独で百名山に選ばれている山です。

蓼科山の頂上は大きな溶岩で覆われています。そのため、樹林が育たず360度景色を見渡すことができます。また、頂上には蓼科神社の奥社があり、7合目の登山口には蓼科神社の鳥居が建っています。

蓼科山の山域では、針葉樹林帯が帯状に枯れている、縞枯れと呼ばれる現象が見られますが、蓼科山でも南西方向の斜面にのみ、塙枯れの現象が現われます。

南アルプスや中央アルプス・北アルプス・浅間連山など360度景色を楽しむことができる山で、初心者にも上りやすいコースがあるため人気の山です。

蓼科山は、コニーデ型旧火山の裾野が広がった優雅な姿が登山好きの人達を魅了しています。女神湖・蓼科牧場・御泉水自然園のすぐ近くから登ることができるルートもあり、他のレジャースポットもたくさんあります。7合目までは、車やバス・リフトで登ることができます。

蓼科山・初心者におすすめのコースは?

さっそく蓼科山の初心者におすすめの登山コースを紹介していきます。初心者におすすめのコースは1つではありませんので、初心者の方は自分にあったルートを見つけて、蓼科山登山を攻略しましょう。

蓼科山は何度訪れても、目を奪われるほどの絶景を楽しむことができるスポットです。近年では、グループで登山を楽しむ若い人たちも増えています。

最初の登山は最短ルートで到達できるコースを利用し、蓼科山のことを把握しましょう。次回の登山からは徐々に登山の距離などを伸ばして、それぞれの登山ルートから見ることができる、違う景色を楽しむのがおすすめです。

1:7合目登山口から蓼科山山頂を往復するルート

1つ目に紹介する、蓼科山の初心者におすすめのコースは、7合目登山口から蓼科山山頂を往復するルートです。7合目からスタートする登山ルートは、山頂までの距離が一番短いルートです。

登山ルートが整備されている箇所が多いため、初心者でも比較的に登山が容易にできるコースで、小学校や中学校の登山でも利用されています。

蓼科神社の一ノ鳥居があり、山頂までは約2時間の道のりになります。登山がスタートすると、針葉樹林帯があります。針葉樹林帯を登り詰めると、他の4方向からの登山道が合流する将軍平に到着します。

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将軍平からは蓼科山を眺めることができます。将軍平から山頂までは、約30分の道のりになります。登山道には、大きい岩が山頂まで続いており、途中には鎖が設置されている所がありますので、足元に注意をしながら進みましょう。

樹林帯を抜けて、大きな岩を登ると蓼科山の山頂に建つ蓼科山頂ヒュッテ前の頂上火口縁に到着します。蓼科山山頂の火口の直径は、約150メートルほどで、中心が少しくぼんでいます。

少し盛り上がった火口縁に囲まれ、山頂は黒い溶岩の大きな岩が広がっており、中心に蓼科神社の奥宮が祀られています。山頂に着いたら、蓼科神社を参拝しましょう。

途中にある蓼科山荘では軽食も楽しめる

7合目から登る登山ルートの途中の将軍平には、蓼科山荘があります。蓼科山荘の前には長椅子が置かれた広い庭がありますので、休憩ポイントに使うことができます。また、蓼科山荘では、登山途中の食事を楽しむことができます。

旬な地元の食材を使った料理や、長いもをたくさん使った料理は絶品と評判です。通常では、7合目登山口から蓼科山山頂を往復するルートは2時間の道のりですが、ゆっくりと食事も楽しみたい人におすすめの、休憩スポットです。

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蓼科山荘のこだわりの長いもは、地元産のものを使用しています。長いもは、栄養価が高いため滋養強壮やスタミナ補給に最適の食材です。蓼科山荘は、宿泊もできるようになっており、朝食名物のとろろご飯が大人気です。

蓼科山荘の名物は、長いもの他にも毎年春に大豆・麹・塩を利用した無添加の手作り味噌を製造しています。手作り味噌は、半年以上発酵と熟成をさせたこだわりの味噌です。

こだわりの味噌を使ったみそ汁が朝ごはんと晩ごはんに提供されており、無添加のみそ汁が身体にもよくて美味しいと評判です。

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また、デザートには食物繊維が多く含まれており、リンや鉄分のミネラルが豊富な長野県産の干し杏が提供されます。干し杏には美肌効果もありますので、女性に喜ばれるデザートです。

蓼科山荘の営業期間や、宿泊の料金などは時期などにより変動をしますので、詳しくはホームページなどで確認するか、お店に直接確認をするようにしましょう。宿泊の予約は1週間前までに必要です。

住所 長野県茅野市豊平10222-30
電話番号 0266-76-5620

2:大河原峠から蓼科山山頂を往復するルート

2つ目に紹介する、蓼科山で初心者にもおすすめの登山コースは、大河原峠から蓼科山山頂を往復するルートです。大河原峠から蓼科山山頂を往復するルートは、急な上り坂や下り坂に不安がある人におすすめのルートです。

約3時間ほどのコースルートになっていて、大河原峠から蓼科山山頂を往復するルートです。ルートの途中には道が細くなっている箇所があり、周囲には笹が生い茂っています。笹に当たると痒くなったりしますので、肌を露出しない服で登山に臨むようにしましょう。

比較的なだらかなコース

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大河原峠から蓼科山山頂を往復するルートは、山頂までの距離は少し長いですが、高低差が少ないルートとなっているため、比較的なだらかなコースで初心者におすすめのルートです。

前半は、なだらかなコースが続いていますので、ペースが速くなりがちですが、蓼科山荘を出てから山頂はまでは、大きな岩がゴロゴロしている箇所が続きます。

登山初心者の場合は、前半のなだらかなコースの場所でペースを飛ばしてしまうことがありますが、後半の急斜面に備えて体力を温存しながら、登山ペースを整えるようにしましょう。

3:蓼科山登山口から蓼科山山頂を往復するルート

3つ目に紹介する、蓼科山登山で、初心者におすすめのコースは蓼科山登山口から蓼科山山頂を往復するルートです。蓼科山登山口から蓼科山山頂を往復するルートは、蓼科山の美しい緑の風景をゆっくりと眺めながら登山をしたい人におすすめのルートです。

蓼科山登山口は、ビーナスライン沿いの女乃神茶屋の前から登山道があるため、女乃神茶屋登山口とも言われている場所です。

ビーナスラインを挟んだ、女乃神茶屋の向かいには30台ほど駐車可能な駐車場がありますので、蓼科山登山口まで車でアクセスすることができます。

登山口を入ってからは、10分ほどなだらかな道を進みます。笹原の中を進んでいくと、ミズナラ林が出てきます。ミズナラ林は急な坂道となり、緩やかな道と急な道が繰り返し続いていきミズナラ林を抜けると、標高2120メートル付近に到着します。

2120メートル付近には、南方向に景色を眺めることができる展望スポットがあり、休憩できる平坦地になります。展望スポットがある休憩ポイントで休憩をして、体力の回復をしましょう。

休憩スポットから山頂までは、10分ほどの穏やかな道が続いたあとは、山頂までの一直線の急な登り坂となります。登り坂は南方向を見渡すことができ、南八ヶ岳や富士山・中央アルプスなどの絶景を見ることができます。

塙枯れ帯を抜けると、山頂が見えてきます。鎖が設置されていますが、斜面は緩やかなため、鎖を必要とする場面は少ないですが、足元が不安定になっている場合は、鎖を使用して安全に山頂まで到着しましょう。

蓼科山はいつ頃まで残雪がある?

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蓼科山は、標高2530メートルの山です。例年では、11月の下旬ごろから積雪が始まり、5月ごろまで雪が積もります。気象状況によっては、6月ごろまで雪が残ることもあります。

冬の時期、特に2月ごろは蓼科山山頂の気温は平均気温もマイナス12度ごろです。最低気温はマイナス19度になることもあり、最高気温もマイナス8度ほどになります。

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冬は気温が低い蓼科山ですが、真夏の8月ごろは平均気温は13度ほどで、最高気温も18度ほどで、涼しい環境で登山をすることができます。

蓼科山登山は、最長のルートでも4時間半ほどのルートになっています。日中に登山を楽しむ場合は、気温が上がりますが、朝早い時間から登山をする場合は、朝と昼の気温差が大きいため、アウターなどを準備して防寒対策をしましょう。

蓼科山へのアクセス方法まとめ

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続いては、蓼科山までのアクセス方法について紹介していきます。車でも電車でも蓼科山の登山開始スポットまではアクセスすることができます。

電車の場合

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まずは、電車でアクセスする方法を紹介します。電車でアクセスをする場合は、JR茅野駅を目指します。蓼科山登山のツアーを企画している会社の中には、JR茅野駅から送迎をしてくれるツアー会社もあります。

個人で蓼科山への登山に挑戦する場合は、JR茅野駅から1日2本午前中に、蓼科山登山口まで行けるバスが運行をしています。バスの運行期間は、時期のみの限定となるため、詳しい運行日程については、ホームページなどで確認が必要です。

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東京からJR茅野駅へアクセスする場合は、あずさ特急号でアクセスが可能です。所要時間は、2時間20分ほどになります。朝一のあずさ特急号でアクセスする場合は、JR茅野駅に9:00ごろに到着することができます。

名古屋方面からJR茅野駅までアクセスする場合は、特急ワイドビューを利用することができます。利用する電車によっては、乗り換えをしなければJR茅野駅にアクセスできない電車もありますが、乗り換えなしの場合の所要時間は約2時間30分でアクセスできます。

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また、JR茅野駅までは夜行バスでアクセスすることもできます。夜行バスで早朝にJR茅野駅に到着する場合には、JR茅野駅からタクシーを利用する必要があります。ツアーで申し込んでいる場合は、登山口まで送迎してくれることもあります。

車の場合

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車で蓼科山にアクセスする方法は、2通りのおすすめアクセス方法があります。1つ目のおすすめアクセスルートは、中央道諏訪インターチェンジから国道152号線・県道40号線を経由して、白樺高原までアクセスをする方法です。

白樺高原からは、御泉水自然園方面へ向かうと蓼科山までアクセスできます。諏訪インターチェンジから60分ほどです。

2つ目のおすすめアクセスルートは、上信越道佐久インターチェンジから国道142号線・県道40号を経由して白樺高原までアクセスする方法です。佐久インターチェンジからは60分程度でアクセスが可能です。

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なお、蓼科山七合目近くには、無料で利用できる駐車場がありますので、車でアクセスする場合は、こちらの駐車場を利用しましょう。

蓼科山登山は、小学校や中学校の学校行事の登山でも利用されることがあるため、小学生以上のお子さんであれば、山頂まで登ることが可能な山です。

お子さんと一緒に登山をする場合は、電車やバスなどの公共交通機関を利用するよりも、車で登山口の近くまでアクセスをして登山にチャレンジすることができます。

駐車場も無料で利用できる駐車場がありますので、お子様連れのファミリー登山にも最適な登山スポットです。

蓼科山登山に挑戦しよう!

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蓼科山は、初心者にもチャレンジしやすいルートがあります。標高2530メートルある蓼科山は、山頂でゆっくりと休憩することができる、平坦な場所です。

ご自分に合ったルートを見つけて、蓼科山登山にチャレンジをして、山頂から眺めることができる360度の絶景を堪能してみてはいかがでしょうか。

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ライター

mi-sa0380

旅行が大好きです。日本の名所から世界遺産巡りなど歴史を感じることができる場所が好きです。観光に行くとご当地グルメを食べ歩いたりカフェ巡りをしています。動物も好きなので、動物園や水族館に行ったり、犬カフェや猫カフェに行って、可愛い動物に癒されています。

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