長野は雲海の発生率高め!ソラテラスなどおすすめのスポットは?

長野は雲海の発生率高め!ソラテラスなどおすすめのスポットは?

長野には雲海の発生率が高い場所がたくさんあります。雲海は限られた時期と時間にしか見られず、一度見たら忘れられない思い出になります。貴重な雲海を見に長野に行きましょう。ソラテラスをはじめ、おすすめのスポットをご紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.長野は雲海を見るベストスポットがいっぱい
    2. 2.長野で雲海が見られる一押しのおすすめスポット
    3. 3.長野で雲海が見られるおすすめスポット2カ所
    4. 4.長野で雲海が見られる場所7カ所
    5. 5.長野で雲海が見られる宿泊施設2軒
    6. 6.長野で雲海をみるときのポイント
    7. 7.長野の雲海は絶景!忘れられない景色を見に行こう

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    長野は雲海を見るベストスポットがいっぱい

    Photo byyamabon

    長野県は本州の中央部にあり、8つの県と隣接しているのでいろいろな場所からアクセスしやすい県です。国宝松本城や善光寺といった観光地のほか、温泉やスキー、登山を楽しめます。

    自然豊かな長野には、雲海を見るベストスポットがたくさんあります。ソラテラスをはじめ雲海の出現率が高いスポットが数多くあり、雲海の季節に特別運行するバスやゴンドラもあります。

    雲海とは?

    Photo byErtz

    雲海とは、山や飛行機など高度の高い場所から下を見たとき、眼下に広がる雲がまるで海のように広がっている状態のことです。

    遮るものがなくどこまでも雲が広がっている様子は大海原を思わせ、隙間から見える山は島のように見えます。雲海が見られる場所は絶景スポットとして人気があります。

    雲海の発生する原理や条件

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    雲海が発生するには、気候的条件と地理的条件があります。雲海が発生しやすい気候は、放射冷却が起きて気温が下がった日です。放射冷却とは、夜間に晴れて雲がないときに地表の熱が宇宙空間に放出されて気温が低下する状態です。放射冷却によって冷えた空気がたまると、霧や雲ができます。

    雲海が発生しやすい場所は、発生した霧や雲がたまりやすい内陸の山間部や盆地です。山に囲まれているので雲が風で流されず、一定の場所にとどまって雲海となります。

    雲海が見られる時期や時間帯

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    雲海が見られる時期は、秋から春先です。雲海が発生するためには、日中と夜間の寒暖差が10度以上必要なので、この時期に多く発生します。

    時間は夜明け前から早朝です。日の出の時間帯と重なるので、雲海の隙間から太陽が昇る幻想的な光景が見られます。雲海を見るためにはある程度高い場所にいなければならないので、山小屋に宿泊したり、高地にあるホテルに宿泊したりする必要があります。

    長野は雲海が見られる条件が揃いやすい

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    長野には、地理的に雲海が見られる条件が揃いやすい場所がたくさんあります。いろいろな場所から雲海を眺められるので、雲海が発生しやすい時期に2泊以上すれば雲海のベストスポットをはしごすることもできます。

    雲海を見るためには雲がとどまる盆地と雲海を見下ろせる高い場所が必要ですが、長野には盆地も高い山も揃っています。

    長野には高い山が多く高所が多い

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    長野県は「日本の屋根」と呼ばれ、8割が山地です。日本アルプスを構成する飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈はすべて長野をまたいでいます。標高3190mの穂高岳や標高3180mの槍ヶ岳など、標高の高い山がたくさんあります。

    長野で雲海を見るためには、必ずしも本格的な登山をする必要はありません。長野には日本一標高の高い国道や駅があり、交通機関を利用して高所に行けます。

    長野は河川や盆地が多い

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    長野県は、山脈ではない場所はすべて盆地です。有名な松本城がある松本市は松本盆地にあり、北陸新幹線が停車する長野市は長野盆地にあります。

    長野には千曲川や天竜川など河川も多くあり、河川の周りは盆地になっています。河川で発生した水蒸気が雲になり、盆地に留まりやすいので、長野では雲海が多く発生します。

    長野で雲海が見られる一押しのおすすめスポット

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    長野には雲海を見られる場所がたくさんあります。その中でも一押しのおすすめスポットは「ソラテラス」です。長野で雲海といえばソラテラスと言っていいほど人気のスポットです。ソラテラスとはどんな場所なのか、詳しくご紹介します。

    SORA terrace(ソラテラス)(下高井郡)

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    ソラテラスは、スキー場「竜王マウンテンパーク」の中にある雲海が見られるスポットです。ソラテラスには雲海が見られる条件が揃っています。

    ソラテラスのある山ノ内町は山々に囲まれた盆地なので雲がたまりやすく、雲海が発生しやすい場所です。標高1770mという高所にあるソラテラスでは、下界の天候に関係なく雲海を見ることができます。

    雲海発生率64.3%・下界が雨や曇りならチャンス

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    ソラテラスは朝・昼・夕とすべての時間帯で雲海が発生しやすい場所です。2018年のソラテラスの雲海発生率は64.3%でした。一般的に雲海が見られるのは放射冷却が起きる晴れの日ですが、ソラテラスでは下界が雨や曇りのときがチャンスです。

    山頂へ向かう途中が雨だと、雲海が見られないのではないかとがっかりしてしまいますが、標高1770mの山頂に来てみればそこは別世界です。山頂のソラテラスは晴れてどこまでも雲海が広がっています。

    世界最大級166人乗りのロープウェイで雲の上へ

    Photo byFree-Photos

    ソラテラスへは世界最大級166人乗りのロープウェイに乗って行きます。標高980mの山麓駅を出発し、約8分で標高1770mの山頂駅へたどり着きます。雲海が発生しやすい時期である秋には、ロープウェイの眼下には黄金色に色づいた木々を眺めながらの空中散歩を楽しめます。

    大パノラマ・雲海・サンセットの絶景をみよう

    Photo bymacayran

    ソラテラスからは北アルプス、妙高山といった山々を同じ目線で見ることができます。天気が良ければ日本海側に佐渡島まで見られる大パノラマの絶景を楽しめます。

    雲海が発生しやすい時間帯は夜明けから早朝ですが、ソラテラスでは夕方がもっとも雲海の発生しやすくなっています。夕陽が沈むにつれて次第に色を変えていく空と雲海が織りなす光景は、一度は目にしたい幻想的な光景です。

    カフェ「SORA terrace cafe」

    Photo bycocoparisienne

    ソラテラスには、標高1770mの山頂で飲食ができるカフェ「SORA terrace cafe」があります。竜王山の山頂は夏でも平均気温が18℃という涼しさです。雲海の出現やサンセットを待つ間、温かい飲み物や食べ物で暖を取るのがおすすめです。

    地元名産の食材を雲海に見たてたパイで包んだ「雲海パイ包みスープ」は、オーダーしてから作るのでできたての熱々を堪能できます。雲をイメージしたふわふわの 「雲海マシュマロ」をコーヒーに浮かべれば、目の前に小さな雲海が現れたようです。

    ソラテラスの営業期間は5月下旬から11月上旬ごろです。アクセスは、信州中野ICから志賀中野有料道路を通って約30分です。竜王ロープウェイの営業期間中は湯田中駅からロープウェイまで無料シャトルバスが運行しています。

    住所 長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬11700
    電話番号 0269-33-7131

    長野で雲海が見られるおすすめスポット2カ所

    Photo byyamabon

    長野には、ソラテラス以外にも雲海が見られるおすすめスポットがあります。期間限定のリフトで雲海を眺められる場所と、有名なアニメーション映画の聖地ともいわれる雲海の撮影スポットの2か所をご紹介します。

    1:富士見台高原・ヘブンスそのはら(阿智村)

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    富士見台高原・ヘブンスそのはらは、長野県阿智村にあるスキー場です。スキー場ですが、1年中楽しめる場所になっています。夏は平均気温25℃という快適な温度の中で高原散策ができます。秋には紅葉を楽しめ、冬はもちろんスキー場としてウィンタースポーツを楽しめます。

    雲海発生率65%・天空の楽園「雲海Harbor」

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    ヘブンスそのはらでは、10月下旬から11月下旬の雲海が発生しやすい時期限定で「雲海Harbor」が開催されます。朝早くから運行しているゴンドラとリフトを乗り継いで標高1600mの展望台へ行くと、南アルプスまで広がる広大な雲海が眺められます。

    10月には紅葉、11月には南アルプスの冠雪と、雲海とともにその季節ならではの風景を楽しめます。料金は大人3500円、小人1700円、幼児は無料で、ゴンドラ往復、展望台リフト、ペアリフトが含まれています。

    アクセスは中央道園原ICから約5分で、合計1500台収容可能の駐車場があります。営業期間や時間については公式ホームページをご確認ください。

    住所 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
    電話番号 0265-44-2311

    2:高ボッチ高原(塩尻市~岡谷市)

    Photo by wakaba-shinshu

    高ボッチ高原は、富士山の撮影スポットとして人気のある場所です。遠くに望む富士山と、諏訪湖を埋め尽くす雲海が眺められます。雲海の切れ間から街の灯りがのぞけば、幻想的な光景になります。富士山と雲海のとっておきのコラボレーションを撮影できる、写真好きにおすすめのスポットです。

    「君の名は。」の聖地としても人気

    Photo by wakaba-shinshu

    高ボッチ高原は、2016年の大ヒットアニメーション映画「君の名は。」の聖地としても人気です。ヒロインが住む糸守町の湖のモデルは諏訪湖ではないかと言われています。

    糸守町を上空から写すシーンが、高ボッチ高原からの眺めに似ていると有名です。映画のファンはもちろん「聖地巡礼の旅」としておすすめですし、映画を見たことがない人もこれを機にDVDなどで見ると旅行がより楽しくなります。

    長野で雲海が見られる場所7カ所

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    長野で雲海が見られる場所はまだまだあります。長野ではさまざまなスタイルで雲海を眺められます。自然豊かな長野では登山やトレッキング、爽やかな高原ドライブを楽しみながら雲海を見られます。長野で雲海が見られるおすすめスポットを7カ所ご紹介します。

    1:乗鞍岳・畳平(松本市)

    フリー写真素材ぱくたそ

    乗鞍岳は、標高3026mの剣ヶ峰を主峰とする山々の総称です。飛騨山脈の南端に位置し、日本百名山の一つでもあります。畳平は乗鞍岳を走るバスのバスターミナルです。標高2702mという高所にある畳平は富士山の5合目より高い場所にあります。周辺には神社や宿泊施設などがあります。

    山頂が広い「大黒岳」がおすすめ

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    乗鞍岳で雲海を見るなら、標高2772mの大黒岳がおすすめです。畳平バスターミナルから山頂まで歩いて約20分でたどり着けます。大黒岳の山頂からは北、中央、南アルプスが一望でき、ご来光スポットとしても人気です。

    畳平では雲海が発生しやすい時期に期間限定でご来光バスが運行しています。夜明け前のまだ暗い時間に乗鞍山麓を出発し、畳平バスターミナルで夜明けを見られるように運行しています。ご来光バスの運行は7月中旬から9月中旬です。運行時期やバスの時刻表は公式ホームページをご確認ください。

    2:車山高原(茅野市)

    Photo byn-k

    車山は、長野県茅野市と諏訪市の境目にある標高1925mの山です。車山一帯は車山高原と呼ばれていて、レジャースポットになっています。さまざまな小動物や草花などを見ることができ、公園や博物館、レストランなどもあるので家族旅行にもおすすめのスポットです。

    「サンライズ雲海リフト」が運行

    Photo byDeltaWorks

    「サンライズ雲海リフト」は、車山高原SKYPARKが運行するリフトです。主に日曜日の早朝に運行し、リフトに乗ったまま雲海が見られます。リフトで下りながら雲海を眺めれば、まるで雲海の中に突き進んでいくような迫力です。

    サンライズ雲海リフトは4月下旬から11月上旬までの期間限定の運行です。アクセスは佐久南ICから約60分です。JR茅野駅から路線バスに乗っても約60分で車山高原の入口に到着します。

    住所 長野県茅野市北山3413
    電話番号 0266-68-2626

    3:霧ヶ峰ビーナスライン(茅野市)

    Photo by km058

    霧ヶ峰ビーナスラインは、長野県茅野市本町から上田市の美ヶ原高原美術館まで、全長約76kmの観光道路です。7市町村をまたぐ霧ヶ峰ビーナスラインは、蓼科高原から車山高原、霧ケ峰高原を経由し八島湿原へと進み、美ヶ原高原まで雲海の名所を数多く経由します。

    山小屋カフェ「ころぼっくるひゅって」

    Photo by_Alicja_

    ころぼっくるひゅっては霧ヶ峰の標高1820mの丘の上にあり、10名ほどが宿泊できる山小屋です。併設のカフェは4月下旬から11月下旬まで営業していて、登山客が多く訪れる時期である夏季には早朝から日没まで営業しています。

    ころぼっくるひゅっての名物料理は数量限定のボルシチです。山で冷えた体を熱々のロシア料理で温めます。雲海が発生する時期なら、オープンテラスでコーヒーも飲みながら雲海を眺めることもできます。

    アクセスはビーナスライン「車山肩」バス停前の公共駐車場から徒歩1分です。ころぼっくるひゅってに宿泊する場合は、ころぼっくるひゅって前に駐車できます。

    住所 長野県諏訪市霧ヶ峰車山肩
    電話番号 0266-58-0573

    4:美ヶ原高原(長和町)

    フリー写真素材ぱくたそ

    美ヶ原高原は、標高2034mの王ヶ頭を筆頭に王ヶ鼻、茶臼山、牛伏山、鹿伏山、武石峰の山頂を含めて標高2000m付近に広がる高原です。長野県のほぼ中央に位置する県下最大級の国定公園の一部です。

    雲上に佇む「王ヶ頭ホテル」

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    王ヶ頭ホテルは高原の頂上にあるホテルです。360度何も隔てるものがない場所に建つ王ヶ頭ホテルからは、日本百名山の内の41の山々を望むことができます。スイートルームと展望風呂付客室には展望風呂があります。一般客室にも大きな窓があり、ホテルのどの客室に泊まっても絶景を楽しめます。

    ホテル周辺は自然保護区域のため、ホテルまで直接車で行くことはできません。中央自動車道「岡谷」ICから国道142号とビーナスラインを経由し、約90分で「山本小屋ふるさと館」駐車場まで来たら無料送迎バスがあります。

    住所 長野県松本市入山辺8964
    電話番号 0263-31-2751

    5:志賀高原(山ノ内町)

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    志賀高原は、長野県下高井郡山ノ内町にある上信越高原国立公園の中心部を占める高原で、標高2000mのリゾート地として有名です。夏はハイキングやトレッキング、秋は紅葉 冬はスキーを楽しむことができます。

    「横手山頂ヒュッテ」

    Photo bySimon

    横手山頂ヒュッテは、横手山の山頂標高2307mにある全10室の宿泊施設です。北アルプスや富士山といった山々を360度パノラマで眺められます。宿泊者専用の特別ディナールーム「サンセットディナールーム」では、雲海にそびえる北アルプスの山々と沈んでいく夕陽を眺めながら夕食を堪能できます。

    ディナールームは1日1組限定の予約制です。雲海が見える時期に横手山頂ヒュッテに宿泊するときは、ぜひ「サンセットディナールーム」も一緒に予約して、極上の時間を過ごしましょう。

    Photo by marumeganechan

    横手山頂ヒュッテには、日本一標高の高い所で営業している「雲の上のパン屋さん」があります。雲海を眺めながら、標高の高い場所で試行錯誤の末に作られたパンを堪能しましょう。もちろんお土産に買って帰るのもおすすめです。

    秋は雲海が発生しやすい時期ですが、横手山頂ヒュッテ周辺は11月上旬でもスノータイヤが必要です。スノータイヤがなければ、電車でのアクセスがおすすめです。JR長野駅から志賀高原急行バスで1時間10分、「蓮池」からさらにバスに乗り換え、横手山頂ヒュッテへはリフトで行きます。

    住所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7149-17
    電話番号 0269-34-2430

    6:野尻湖テラス(信濃町)

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    野尻湖テラスは、総合リゾート施設「タングラム斑尾」が運営する標高1100mの場所にあるテラスです。フード付きのリフトに乗って片道10分で山頂駅まで行けば、ウッドデッキのおしゃれなテラスで絶景を楽しめます。

    野尻湖や北信五岳を一望できる展望デッキ

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    野尻湖テラスからは湖や山々など美しい風景を一望できます。眼下には野尻湖が広がり、目の前には北信五岳のうち、標高2053mの黒姫山、1904mの戸隠山、1917mの飯綱山を眺めることができます。

    夏には朝6時からリフトを運行しています。タングラム斑尾にはホテルタングラム、ハーヴェストクラブ斑尾という2つの宿泊施設があるので、雲海が発生しやすい時期にはホテルの朝食前にリフトに乗って雲海を眺めることもできます。

    リフト駅舎から降りるとソファーとテーブル

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    リフト駅舎から降りると、そこは広々としたデッキです。ソファーやテーブルがあちこちに設置されています。テーブルを囲んでくつろぎながら、ゆったりと絶景を楽しめます。絶景に向かって設置されたソファーもあり、目の前に遮るものが何もない大パノラマの風景を独り占めできます

    リフト駅舎の2階は北欧風のカフェ「野尻湖ラウンジ」になっていて、コーヒーや信州りんごのジュース、クッキーやスコーンを味わえます。

    アクセスは信濃町ICから約10分です。リフトの利用料金は、大人1200円、小学生以下1000円です。野尻湖テラスの営業は4月下旬から11月上旬です。

    住所 長野県上水内郡信濃町古海3575-8
    電話番号 026-258-3511

    7:雲海テラス・プレミアム雲海ゴンドラ(富士見町)

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    雲海テラス・プレミアム雲海ゴンドラは、富士見パノラマリゾートというスキー場にあります。雲海が発生しやすい時期である9月下旬から11月上旬の金曜日と土日祝日に期間限定で運行しています。朝5時30分からの運行なので、八ヶ岳方面から昇る朝日に染められた黄金の雲海を見ることができます。

    プレミアム雲海ゴンドラの運行時には、山頂レストランスピカの中で「雲海カフェ」がオープンします。コーンスープやホットコーヒーで体を温めながら雲海を眺めることができ、地元富士見町にあるベーグル専門店「ベーグルクラブ」のベーグルも味わえます。

    恋人の聖地・八ヶ岳展望台

    Photo byAlexas_Fotos

    ゴンドラリフトの終点から行ける入笠すずらん公園には、「恋人の聖地」として有名な八ヶ岳展望台があります。八ヶ岳展望台には「恋人の聖地」のプレートが置かれ、あちこちがハートのオブジェで飾られ、教会のような鐘が置かれています。

    富士見パノラマリゾートへのアクセスは、中央自動車道 諏訪南ICから約7分です。電車の場合、中央線特急あずさで新宿から2時間15分という近さで雲海を眺められます。

    住所 長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
    電話番号 0266-62-5666

    長野で雲海が見られる宿泊施設2軒

    フリー写真素材ぱくたそ

    長野には、雲海が見られる宿泊施設もあります。早起きが苦手な人でも、雲海が出現する時間だけ起きて窓から雲海を眺め、終わったらもう一度布団に入って二度寝するというような贅沢なこともできてしまいます。長野で雲海が見られる宿泊施設を2軒ご紹介します。

    1:やきもち家(長野市)

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    やきもち家は、古民家を移築し改修した茅葺屋根の宿です。宿に入ると出迎えてくれる囲炉裏では、長野の郷土料理である「おやき」や「ぶっこみ」が食べられます。まるで日本昔話の世界にやってきたようです。

    朝には雲海を眺められます。新館では客室にいながら雲海を眺めることができます。自然を感じる露天風呂や完全個室の貸し切り風呂などさまざまな温泉を楽しむことができ、日帰り温泉としても利用できます。

    アクセスは、長野ICから約40分です。全9室の小さな宿ですが、バリアフリー対応されており、設備も清潔です。

    住所 長野県長野市中条日下野5286
    電話番号 026-267-2641

    2:高峰高原ホテル(小諸市)

    フリー写真素材ぱくたそ

    高峰高原ホテルは標高2000mの上信越高原国立公園の中にあります。ホテルの至るところで絶景を満喫できるホテルです。チェックインしてすぐに、スカイラウンジの大きな窓から標高2000mの絶景を眺められます。

    和室がメインのホテルで、夏でもエアコンいらずの涼しい気温です。眺望和室には大きな窓があり、客室にいながら絶景を眺められます。浴場には大きな窓があり、温泉で温まりながら雲海を見ることもできます。

    アクセスは小諸ICから約30分です。新宿からの直行バスもあり、新宿駅から3時間52分で標高2000mの絶景を見られます。

    住所 長野県小諸市高峰高原704
    電話番号 0267-25-3000

    長野で雲海をみるときのポイント

    Photo byDeltaWorks

    長野は雲海を非常に見やすい場所ですが、いつ行っても見られるわけではありません。何時にどこにいれば雲海が見られるのか、事前にスケジュールを立てる必要があります。

    雲海を見るために標高の高い場所に行くので、装備も重要です。長野で雲海を見る準備をするために、押さえておきたいポイントをご紹介します。

    雨や霧のとき山頂は晴れている

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    雲海を見るために綿密なスケジュールを立て、休みも取ったのに当日雨が降ってしまうこともあります。雲海が出現する条件は夜間に晴れていることなので、雨では見られないとがっかりしてしまうでしょう。しかし、雨が降っても諦めなくても大丈夫です。

    地上が雨や霧でも、山頂は晴れています。標高の高い場所は雲の上になるので、眼下に広がる雲海を眺められます。ただし、悪天候のときに標高の高い場所に行くのは注意が必要です。十分な装備をして、少しでも危険を感じたら引き返す勇気を持ちましょう。

    防寒対策をしっかりと

    Photo byFotoRieth

    雲海が見られる夜明けから早朝は、気温が最も低い時間です。また、雲海を見られる高地は寒い場所です。雲海がもっともよく見られる秋は、山頂はすでに真冬並みの気温です。

    雲海が一番きれいに見える瞬間までじっと待つことも考えられます。厚手の上着や手袋、登山ブーツなどで防寒対策をしっかりと行いましょう。カイロや温かい飲み物などを用意するのもおすすめです。夏でも山頂は気温が低いので、羽織るものを忘れないようにしましょう。

    長野の雲海は絶景!忘れられない景色を見に行こう

    Photo byDeltaWorks

    山が多く盆地も多い長野では、あちこちで雲海を見られます。標高の高い山から眼下に広がる雲海は、一度見たら一生忘れられない風景になるでしょう。

    雲海が発生しやすい時期は季節の変わり目なので、秋の紅葉から冬支度へと変わりゆく長野の美しい風景とともに雲海を楽しめます。長野で美しい自然と雲海が広がる絶景を堪能しましょう。

    tomaxy
    ライター

    tomaxy

    茨城県出身、埼玉県在住。やんちゃな一人息子がいて、子供が小さい頃は外出先の授乳室や子供のプレイスポット情報をいつもチェックしていました。小さなお子様がいるご家庭での生活や、子連れのお出かけがより快適になるような情報をお届けします。

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