【2020年最新】東京から山形へ行くならこれがお得！飛行機と新幹線を徹底比較

東京から山形までの移動手段でよく利用されるのは新幹線と飛行機です。東京から山形までの移動手段の中でも時間がかからないため、飛行機や新幹線の利用が多くなっています。それぞれの料金や所要時間を比較しながら紹介していきます。

東京から山形まで飛行機を利用する方法を紹介します。料金がお得になる方法から様々なことを想定したときの料金比較まで取り上げているので、参考にして自分に合った行き方を見つけましょう。

山形には「山形空港」と「庄内空港」があります。東京・羽田空港から「山形空港」へ行く航空機はJALが運航しており、2020年1月現在の羽田発は7:15と17:30の2便です。

山形の鶴岡や酒田方面へ行く方には「庄内空港」の利用がおすすめです。羽田空港から「庄内空港」へ行くのはANAの航空機で、羽田発6:55と11:10、15:15、20:20の全部で4便があります。

予約時期などで多少違いますが、東京から山形までの飛行機運賃を比較してみましょう。山形空港までの大人ひとりの普通運賃は片道19290円で、往復38580円となります。あらかじめ飛行機に乗る日時が決定しているときには、「往復割引」の利用をおすすめします。

往復割引の場合、東京から山形空港までは片道17790円で利用できます。往復分の料金は35580円となるので、普通料金と比較した場合、およそ3000円安く購入することができてお得です。さらにお得に利用したい場合は、早めの予約をおすすめします。

羽田空港から鶴岡・酒田方面の庄内空港へ行く場合は、普通運賃でおよそ片道18000円です。料金は目安ですから、詳細は航空会社や旅行サイトで確認しましょう。

東京から山形まで出張などの小旅行を予定している人には「大人2名素泊まりパック」がおすすめです。素泊まりパックには、山形空港から宿泊施設まで送迎有りのプランもあります。

例えば蔵王温泉に宿泊する場合、予約日や選ぶ宿泊施設などで金額の上下はありますが、ヤフートラベルでは2日間のパックで1人43000円ぐらいです。一方、楽天トラベルでは1人40000円ぐらいです。

楽天トラベルの場合は、料金が安い上に山形空港から旅館までの無料送迎がプランに含まれています。宿泊代も含んでいるため「大人2名素泊まりパック」は、航空券とホテルの予約を別々に行うよりもはるかにお得です。詳細はそれぞれの旅行サイトで確認しましょう。

羽田空港からJALで山形空港に行く場合は、1時間ほどの移動で到着します。今回紹介する東京から山形までの移動手段の中では、最短で行くことができます。

飛行機を利用するときには、荷物をコンパクトにまとめることをおすすめします。普段から使い慣れたカバンなどを持っていくようにしましょう。キャリーバックを利用すると機内に持ち込むことができないため、到着時の荷物受け取りで時間がかかります。

飛行機を利用するときのメリットは細かいところにも気づいてくれることです。搭乗中、体調が悪くなった場合などの迅速な対応、救急箱からの薬などの提供対策が万全です。

他にもお茶やコーヒーなどのドリンクが無料で提供されています。機内が肌寒かったり仮眠をとりたい方には無料でブランケットも提供しています。クラスによって無料で利用できるレンタル品が増えます。

次に、東京から山形まで新幹線で行く方法を紹介します。新幹線は山形新幹線「つばさ」を利用します。JR東京駅、JR上野駅から乗車することができます。

乗車するときには山形新幹線と東北新幹線が連結しています。JR福島駅で連結が解除されます。東北新幹線に間違って乗車すると宮城県に行くので乗り間違えないように気をつけましょう。

基本的には、東北新幹線「やまびこ」が10両編成で、山形新幹線のつばさは11号車から17号車まであります。11号車から15号車まで指定席で16号車と17号車は指定席となっています。ただし、繁忙期には編成が変わる可能性もあるので確認しましょう。

東北新幹線のやまびこの色は白色で紫色のラインと下が青色になっているのが目印です。一方の山形新幹線は2016年10月まで車体の色がシルバーでした。2016年11月から山形の県鳥「おしどり」をモチーフにした青色に赤やオレンジ色のラインが入っています。

東京駅から山形駅までの新幹線の料金目安について説明します。東京から山形まで、自由席を利用した場合は片道およそ11100円で、指定席を利用すると片道およそ11550円です。グリーン車を利用した場合は片道およそ14830円です。

GWや年末年始など、通常の指定席の料金と比較して指定席の料金がおよそ200円増加します。繁忙期や運賃値上げなどによって料金の変わる可能性があります。切符を購入する前に、金額を確認しておきましょう。

東京から山形まで新幹線を利用するときも飛行機と同様に「大人2名宿泊パック」で予約するとお得です。新幹線のパックは「えきねっと（JR東日本）」での予約がおすすめです。

山形駅西口ワシントンホテルに宿泊できるプランの一例を挙げると、新幹線の往復運賃と2泊分の料金込みで大人1人17500円から24500円で利用できるプランもあります。比較すると、自由席の往復運賃22200円や指定席の往復運賃23100円とホテル料金を別々に支払うよりもお得です。

他にも、山形駅と直結している「ホテルメトロポリタン山形」があります。このパックは「じゃらん」から予約でき、新幹線の往復分の運賃と1泊分の料金込みで1人あたり30000円からです。ただし、旅行の料金には変化がありますから、最新情報をたえずチェックしておくことが必要です。

東京から山形まで新幹線での所要時間を説明します。東京駅から山形駅の所要時間はおよそ3時間です。冬の山形は全国屈指の豪雪地帯です。

新幹線で移動をしていると、福島県に入ったあたりから銀世界が広がります。天候が荒れると新幹線をはじめとした列車の遅れが生じるため、夏場と比較して遅れやすい冬期間は、時間にゆとりを持って移動するのをおすすめします。

東京から山形まで新幹線を利用する方に、山形ならではの駅弁をご紹介しましょう。山形を代表する駅弁は数多くあります。新幹線内では販売していませんが、山形駅はもちろん東京駅構内で買えるものもあるので、旅のおともに山形のおいしい駅弁をお楽しみください。

山形駅で購入できる駅弁、1つ目は「山形特選牛めし」です。税抜1200円の山形特選牛めしは牛めしだけでなく、山形を代表するご当地グルメも食べることができるお得な駅弁です。

山形特選牛めしの特徴は牛肉にかかっているタレです。このお店特製のタレはご飯が進む味付けで、牛肉との相性が良く絶品です。山形特選牛めしは山形駅だけでなく、東京駅構内の駅弁販売店でも購入することができます。

山形駅構内で買うことのできる駅弁2つ目は「みちのく弁当の旅」です。みちのく弁当の旅は山形特選牛めしと異なり、牛めしの他に山形で食べられる山菜などが多く入った駅弁で、1個1250円です。

みちのく弁当の旅は田舎の弁当をイメージして作られた駅弁で、東京の人にとってそれほど馴染みのない漬物などを食べることができます。上に乗っている牛肉はすき焼きに近い味付けとなっているのでご飯が進みます。牛肉の味は濃く、漬物の味が薄いというバランスのよい味つけです。

山形の駅弁、最後の1つは「いも煮弁当」です。いも煮弁当は山形のソウルフード「いも煮」を炊き込みご飯にした駅弁です。いも煮は地域によって違いますが、醤油か味噌で里芋やこんにゃくなどを煮た料理です。秋頃に山形県内の河原で友人同士や職場の集まりなどで「いも煮会」を開きます。

いも煮は、時期などにより他県の人々が食べることは難しいですが、いも煮弁当ではいも煮の味を堪能することができます。いも煮を炊き込みご飯にする習慣はありませんが、ご飯にまんべんなくいも煮の味が染み込んでいます。

いも煮弁当は1個1200円ですが、9月中旬から3月末までの期間限定販売となっています。この時期に山形に訪れた際には、限定のいも煮弁当をぜひおすすめします。

これまで東京から山形までの交通手段をいくつか紹介しました。それぞれの移動手段を比較したとき、おすすめの行き方は飛行機を使う方法です。飛行機を利用するならパックで予約することをおすすめしました。

料金は新幹線のパックが料金はお得ですが、飛行機を利用してホテルまでの時間はおよそ2時間でホテルに到着でき、移動時間が短く済むメリットがあります。

東京から山形まで移動する際、駅弁が好きな方には新幹線を利用して行くことをおすすめします。全国的にご当地グルメの人気があるため、紹介した駅弁以外にも入っています。

山形旅行の目的によって行き方を決めると、新幹線の方がお得になる場合もあります。山形駅を起点として、様々な観光名所への移動に便利であることもメリットのひとつです。

東京から山形まで、飛行機と新幹線による移動手段を比較しながら紹介しました。山形へ行く方法は他にもあります。さらにお得な山形旅行を楽しみたい方へ、移動手段の価格や所要時間を比較しながら紹介します。

夜行バスを利用した場合の料金と所要時間について紹介します。バス会社によって乗る場所が異なります。まず1つ目はバスタ新宿から乗る方法です。

バスタ新宿発山形駅行きの夜行バスはオー・ティー・ビーの「ORION BUS」と、JRバス東北の「ドリームさくらんぼ号」があります。トイレのないORION BUSは2、3時間のペースでトイレ休憩があります。

ORION BUSは出発日によって金額が変わりますが、平日であれば片道2500円から4000円ほど、土日祝日は3500円から6000円ほどで購入できます。バスのシートは4列です。バスのチケットは、予約後にローソンやファミリーマートなどのコンビニで発券します。

ドリームさくらんぼ号は片道6000円ほどで購入することができます。バスのシートは3列シートとなっています。バスタ新宿と東京ディズニーリゾートを経由しているため価格が異なります。

山形行きの夜行バスはほかにも、山交バスの「TOKYOサンライズ号」があります。浜松町、東京駅、上野駅、浅草駅から乗車することができる3列シートのバスです。乗車する場所によって値段は異なりますが、片道6000円から7000円で利用することができます。

所要時間は時間差がありますので、6～8時間ぐらいと考えておきましょう。また、どの夜行バスでも隣に座る人が同姓であるようにバス会社が考慮してくれます。お盆や年末年始などのシーズンになると、バスを増便して運行することもあります。

4台以上のバスが出た場合には3列シートのバスが4列シートで運行する場合があります。4列シートであるかどうかは、予約するときにわかるようになっています。

4列シートになった場合はバスの料金が通常より安く利用することができ、お得になる場合があります。4列シートでなく3列シートで利用したい方は、1ヶ月前に予約することをおすすめします。

友人や親戚の家に宿泊する場合は、夜行バスで行く方法が一番お得です。東京から山形までの行き方では、夜行バスを利用する方法が一番料金が安くお得です。

マイカーで東京から山形までの行き方を紹介します。山形まで行く場合は高速道路を利用することが必須です。高速道路を使わずに山形まで行くと、片道で8時間以上かかります。

例として調布ICから山形のICまでのルートを紹介しましょう。まず「調布IC」から中央道に入り「高井戸IC」まで向かいます。高井戸ICから首都高で「美女木（びじょぎ）JCT」へ行き、美女木JCTからは外環道（がいかんどう）に入り、「三郷（みさと）JCT」を目指します。

三郷JCTから常盤（じょうばん）道に入り「いわきJCT」へ向かいます。いわきJCTへ行く間に福島県に入ります。いわきJCTから「郡山（こおりやま）JCT」に向かい、郡山JCTから東北道を経由して「村田JCT」方向に行きます。村田JCTから山形道に入り、山形県内のICで降ります。

高速道路を利用する場合の料金は約11000円です。移動時間は7時間ほどで行くことができます。高速道路を利用する際には、ゆとりを持って出かけ、時々休憩をとるようにしましょう。

移動で電車を多く利用する方には「青春18きっぷ」の購入をおすすめします。青春18きっぷは、1枚につき5回まで日本全国のJR線、普通・快速列車（普通車・自由席）を自由に乗降できる切符です。切符名と年齢は関係なく誰でも使えますが、販売期間と利用期間が決まっています。

販売は2月下旬から3月下旬まで、7月上旬から8月下旬まで、12月中と3つの期間があります。購入すると、それぞれ3月から4月上旬まで、7月下旬から9月上旬まで、12月上旬から1月上旬までの期間で利用できます。

今回は東京から山形までの移動手段をご紹介しました。移動手段はいくつもありますので、少しでもお得になるように様々な移動手段でシミュレーションしてみましょう。

東京から山形まではかなりの距離がありますが、行く相手や目的によって移動手段を決めておくと安心して旅行ができます。この記事を参考にして山形を堪能しましょう。