山形の山寺「立石寺」を参拝しよう!絶景の風景が楽しめる拝観コースは?

山形の山寺「立石寺」を参拝しよう!絶景の風景が楽しめる拝観コースは?

山形県にある山寺「立石寺」には、四季折々の絶景と、松尾芭蕉も心を奪われた風景が人気です。自然と山寺が作り出す絶景を目当てに参拝する人も多く、今では山形の人気観光スポットにもなっています。そこでおすすめの拝観コースをまとめました。

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    記事の目次

    1. 1.山形の山寺「立石寺」とは?
    2. 2.山形「山寺」の歴史
    3. 3.山形「山寺」の参拝コースをご案内
    4. 4.山形「山寺」の気になる行事はこちら
    5. 5.山形「山寺」へのアクセス方法
    6. 6.山形の山寺で景色を楽しみながら参拝しよう!

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    そして芭蕉が立石寺を訪ねてから164年後に、芭蕉の弟子たちによって、寺の創建を命じた清和天皇の供養塔の手前に芭蕉の句碑が建てられました。

    Photo by 00_4

    他にも立石寺には、松尾芭蕉にまつわる場所があります。それが登山道の入口である山門から徒歩15分の場所にある「せみ塚」です。

    せみ塚は、芭蕉の名句をしたためた短冊が納められた場所です。実際に芭蕉が名句を詠んだとされるのは彼の宿坊だといわれているのですが、その後、芭蕉の弟子たちが句が作られたと思われる場所を探し出し、そこに短冊を納めて塚を建てました。それが立石寺のせみ塚です。

    五大堂から眺める風景がおすすめ

    Photo by 寒江2009

    絶景スポットの五大堂は、円仁の木像が安置されている開山堂から、崖に向かってに5分ほど歩いた場所にあります。開山から30年後に建てられた五大堂は、崖から突きでるようにして建てらているため、その場に立つと目の前の山々が迫り寄ってくるような迫力を感じます。

    桜の時期には木々の緑に桜の桃色が加わり、山寺に春の訪れを告げます。晴れた日にはふもとの集落もはっきりと見え、のどかな山形の景色を楽しむことができます。

    Photo by mrhayata

    秋になると、山寺は赤や黄色の紅葉で包み込まれます。もちろん山寺を一望できる五大堂からの紅葉は絶景ですが、山の頂上にある奥之院から見る五大堂と紅葉も、山形の山寺の秋の見どころです。

    山形「山寺」の参拝コースをご案内

    Photo by bethom33

    それでは山形の山寺・立石寺の絶景拝コースと、コース上にある見どころや立ち寄りたい重要施設を紹介します。またコース上にある施設では、中を見学するのに拝観料が必要な場合もあるので、各施設の拝観料についても紹介しておきます。

    山寺の拝観は登山の様!登山口から山門へ

    Photo by bethom33

    立石寺で最高の絶景スポット・五大堂には、頂上にある奥之院まで行かなければたどり着きません。しかも「山形の山寺」といわれる通り、立石寺の参道は山を登っていきます。ですからある程度気合を入れて登っていかなければ、ごほうびの絶景は見られません。

    それでも山寺の参道には、五大堂のほかにも多くの名所・絶景スポットがあります。また山道とはいえ整備された石段を登っていくので、履きなれた靴であれば問題なく登ることができます。

    Photo by senngokujidai4434

    なお山形の山寺・立石寺では、山門から奥之院までの拝観料(入山料)が必要です。拝観料は通常料金と団体(30名以上で拝観する場合)で異なります。通常の拝観料(入山料)は、大人300円、中人(中学生)200円、小人(4歳以上)100円です。

    山門から奥之院を目指す

    Photo by x768

    最初にめざすのは、参道の入口にあたる山門です。山寺の登山口の階段を登ると、最初に見えるのが「根本中堂」です。根本中堂はブナを使った建造物としては日本最古の建物で、国の重要文化財にも指定されています。

    根本中堂を過ぎると立石寺と縁の深い松尾芭蕉の「芭蕉像」があり、その脇には「宝物殿」があります。宝物殿には、木造の大日如来坐像や伝授大師座像、釈迦如来立像など多数の貴重な仏像が保管されています。宝物殿を過ぎると、ようやく参道の入口「山門」が見えてきます。

    Photo by x768

    山門を過ぎると、しばらくは景色を見ながら山道を登っていくことになります。山門の次に目指すのが、両脇に仁王像が安置された「仁王門」です。ケヤキづくりの仁王門は、紅葉の時期が最も美しく見えます。なお運慶の弟子が作ったといわれる仁王像も見どころです。

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    山形「山寺」の気になる行事はこちら

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