【とうふちくわ】は鳥取県にしかない珍しい郷土料理！おいしい食べ方は？

「とうふちくわ」という言葉を知っているでしょうか？豆腐もちくわも食べ物なので、とうふちくわも食べ物ではと考える方が多数だと思われますが、実際に食べたことがある方は多くないかもしれません。とうふちくわとは、名前から想像できる通り食べ物です。

とうふちくわは、鳥取県の中東部の地域で見られる特産品として知られています。ちくわは魚肉のすり身を使用して作られたものが一般的ですが、とうふちくわは木綿豆腐と白身魚のすり身を使用して作られます。

とうふちくわは、豆腐と魚のすり身を7対3の割合で混ぜて蒸し上げたものを一般的には指します。鳥取県のお土産としても有名で、現在はノーマルなとうふちくわ以外にも様々な味が楽しめる商品も販売されています。豆腐も魚も健康的な食生活を送る上では欠かせない食材のためヘルシーフードとしても注目されています。

とうふちくわは、原材料にとうふや白身魚のすり身が使用されているため白い見た目が特徴的な特産品です。また、とうふやちくわと似て食感も柔らかく老若男女問わず食べやすい食材として人気です。

鳥取県ではとうふちくわは、日々の食卓だけでなく、その真っ白な見た目から冠婚葬祭時や土産物としても愛され続けているそうです。一度とうふちくわを食べれば、上質なかまぼこのようなはじける食感と飽きのこないおいしい味わいに魅了されることでしょう。

今回紹介する鳥取名物のとうふちくわは、音楽の世界でも珍重されているのです。一般的なちくわを使用した芸の一つとして、ちくわを笛にしている様子を見たことがある方もいるかもしれません。実は、鳥取の特産品のとうふちくわでも笛を作ることが出来るのです。

とうふちくわで作った笛のことを「とうふるーと」と呼びます。鳥取県にある岩美町には、世界で唯一のとうふるーと演奏家イワミノフ・アナミール・アゾースキー氏（日本人）がいらっしゃるのです。

とうふちくわで出来たとうふるーとでイワミノフ・アナミール・アゾースキー氏の演奏する曲は、童謡からクラッシックまで約50曲あるレパートリーは多岐にわたります。鳥取発の芸術を一度味わってみるのもおすすめです。

豆腐と白身魚のすり身でできたとうふちくわについて紹介してきましたが、ここからはとうふちくわのおいしい食べ方をご紹介します。とうふちくわの本来のおいしい味わいを楽しめる王道の食べ方2選をご覧ください。

とうふちくわのおいしい食べ方1つ目は「そのままかじる」方法です。手でちぎったり、丸かじりをしたりしてそのままの味をダイレクトに堪能しましょう。もちろんそのまま食べてもおいしいとうふちくわですが、味変にしょうが醤油やわさび醤油をつけるものおすすめの食べ方です。

とうふちくわのおいしい食べ方2つ目は「オーブントースターで焼いて食べる」方法です。冷蔵保存が一般的なとうふちくわを、冷蔵庫から取り出してそのまま食べるのではなく、ひと手間加えて食べてみましょう。

とうふちくわを丸ごとオーブントースターに入れて、こんがりと焼き色がつくまで焼いたら完成です。簡単ですがちょっとしたひと手間で、いつもとは違う香ばしいとうふちくわが食べられます。

続いては、とうふちくわを使ったおすすめレシピを2つご紹介します。そのまま食べてもおいしいとうふちくわですが、食材として利用してもおいしい料理が完成します。食卓にあと一品追加したい時に、簡単だけれど絶品なとうふちくわレシピをお試しください。

1つ目に紹介するとうふちくわを使ったレシピは「とうふちくわの卵とじ」です。とうふちくわのふんわりとした食感をふわふわの卵でとじた料理です。夕飯にあと一品欲しいときだけでなく、お弁当のおかずにももってこいの簡単でおいしいレシピです。

とうふちくわの卵とじに必要な材料は、とうふちくわ2本、卵3個、調味料にだし汁200cc、醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ1、塩少々です。

とうふちくわの卵とじの作り方を紹介します。まずはじめにとうふちくわを食べやすい大きさに切ります。夕飯のおかずとして食べ応えを残したい場合は大きめに、お弁当のおかずにしたい場合は、お弁当箱のサイズに合わせて小さめにカットしましょう。卵は溶きほぐしておきます。

フライパンに調味料ととうふちくわを入れひと煮立ちさせた後、ふたをして弱火で約5分煮込みます。火力やとうふちくわのカットの仕方によって加熱時間が異なりますが、とうふちくわが温まったら、強火に戻し再度煮立たさせます。

ぐつぐつとなったら溶き卵を回し入れ、ふとをして中火で1分ほど加熱して完成です。卵の火の入り方はお好みでアレンジ可能です。ふたをしてじっくり固めにしても、ふたをせずさっと火を入れ半熟にしても構いません。

基本的なとうふちくわの卵とじのレシピを紹介しましたが、アレンジは自由自在です。異なる食感をプラスさせるために、玉ねぎや揚げ玉を追加するのもおすすめです。また、彩りをよくするためにねぎや絹さやを入れてみても良いでしょう。

食材を追加するアレンジは、溶き卵を入れる前に追加すれば間違いありません。食材によって火の入り方が変わるので順番やタイミングが異なりますが、様々なアレンジに挑戦し、オリジナルのとうふちくわの卵とじを完成させてください。

2つ目に紹介するとうふちくわを使ったレシピは「とうふちくわの唐揚げ」です。ふんわりとした柔らかい食感が特徴のとうふちくわも、唐揚げにすることで食感が楽しい一品に大変身します。夕飯の主役にも、お酒のおつまみにもおすすめのとうふちくわの唐揚げを紹介します。

とうふちくわの唐揚げ（約2人分）に必要な材料は、とうふちくわ1本、片栗粉大さじ1、サラダ油適量です。材料も少なく、簡単に作れます。人数に合わせて分量を調節してください。

とうふちくわの唐揚げの作り方を紹介します。まずはじめに、とうふちくわを食べやすい大きさにちぎります。てでちぎることがポイントです。包丁でカットしても問題はありませんが、手でちぎることによって表面積が大きくなるので、片栗粉をしっかりまぶすことが出来ます。

ちぎったとうふちくわに片栗粉をまぶし、およそ170度に熱した油でこんがりと揚げれば完成です。とうふちくわは生ものではなく加工食品なので、油の温度は高く設定しないようにしましょう。お好みでタルタルソースをかけるのもおすすめです。

最後に通販で購入できるとうふちくわの商品を2つご紹介します。鳥取県の郷土料理なので、鳥取県でないと味わえないのではとあきらめることはありません。通販でもおいしいとうふちくわが手に入ります。気になった方は注文してみてください。

1つ目に紹介する通販で購入できるおすすめのとうふちくわは、【かろや商店】の「とうふ竹輪」です。とうふ竹輪に使用されているのは、自家製の豆腐と手作業で捌いた飛魚を使用したあご竹輪です。

素材と向き合って、丁寧な仕事で作られた昔から変わらないおいしいとうふ竹輪が購入できます。かろや商店のとうふちくはは、蒸し上げたあと、軽く火で炙るため焼き色がないのが特徴です。

つくり手の「人の五感」を大切にした昔から愛され続けている健康的なとうふちくわがかろや商店のとうふ竹輪です。豆腐を多く使用しながらも保存料を使っていないため、消味期限が短くなっています。届いた際には、なるべく早めにご賞味ください。

2つ目に紹介する通販で購入できるおすすめのとうふちくわは、【ちむら】の「とうふちくわ詰め合わせ」です。一般的なとうふちくわは、豆腐や白身魚のすり身の味わいが堪能できますが、ちむらのとうふちくわ詰合せには、ひと味違うとうふちくわ商品がセットになっています。

ノーマルな味わいの豆腐竹輪蒸し、豆腐竹輪焼き以外に、ねぎとうふ、生姜とうふ、カレーとうふ、トマトとチーズのとうふちくわが堪能できるお得なセット商品です。

旬の味が楽しめるとうふちくわがそれぞれのシーズンで販売されるため、セット内容は季節により商品が変更になる場合があるので予めご了承ください。

鳥取県の郷土料理として人気がある「とうふちくわ」について、特徴やおいしい食べ方、とうふちくわを使ったレシピを紹介しました。鳥取県に住んでいない、なかなか足を運べないという方は、通販でとうふちくわを購入するのもおすすめです。

通販で買えるおすすめのとうふちくわも紹介しました。真っ白で見た目も美しく、おいしいとうふちくわをぜひお楽しみください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。