鳥取の一度は食べたい絶品グルメ19選！地元民おすすめのご当地名物ご飯は？

広大な海に美しい山々、豊かな自然に恵まれた鳥取は魅力たっぷりの街です。観光可能な砂丘の中で、全国随一の大きさを誇る鳥取砂丘はもちろんのこと、浦富海岸など風光明媚な観光名所がたくさんあります。

戦国時代に築かれた鳥取城や、映画のロケにも使われた仁風閣、さらには大自然が産み出した温泉にも恵まれた鳥取はおすすめの観光地です。

観光旅行のもう一つの醍醐味と言えばご当地グルメを堪能することでしょう。鳥取にはここでしか食べられない絶品グルメがあります。鳥取ならではの珍しい名物ご飯も是非味わっていただきたい一品です。

それでは鳥取の特産物も取り上げつつ、地元民が自信をもっておすすめする美味しいご当地グルメ・名物ご飯を19選お届けします。旅行の途中でいただくご飯の参考に、是非チェックしてみて下さい。

鳥取の特産グルメと言えば、やはりカニは外せないでしょう。美味しくて豊富な魚介類を産み出すことで知られる日本海の恵みである海鮮料理の数々を、ここ鳥取でも余すところなく楽しめます。

中でもカニ料理は、鳥取を訪れる際は是非味わっていただきたいおすすめの海鮮グルメの一つです。高い鮮度ならではの臭みのない美味しいカニ味噌も鳥取の名物と言えるでしょう。

鳥取県はカニの水揚げ量日本一を誇ります。鮮度の高いカニ刺身にカニ食べ放題や熟成のカニの身が食べられるお店があったりと、料理法も様々なカニ料理がいただけるのは水揚げ量第一位の鳥取ならではの贅沢と言えるでしょう。

鳥取で食べられるカニの種類は主に松葉ガニ・紅ズワイガニ・セコガニとなっており、冬の味覚と言われるように、11月以降に食べられる期間限定の絶品海鮮グルメです。

中でもズワイガニのブランドの一つである松葉ガニは冬の味覚王者の名にふさわしい上品な味わいで有名です。贅沢なご当地名物を堪能してみてはいかがでしょう。

特におすすめのカニ料理を提供するお店の一つは「お食事処 弓ヶ浜」です。海産物の販売所である大漁市場なかうらにあり、いつも大勢のお客さんで盛況な、お食事処 弓ヶ浜は地元民がおすすめする海鮮料理のお店です。

弓ヶ浜でいただけるご当地海鮮名物としておすすめなのはもちろん松葉ガニですが、他にも看板メニューとして地元の人がおすすめするのはカニトロ丼です。熟成したカニ身とマグロのトロが新しい味わいの絶品名物料理です。

さらにおすすめの名店は、ミシュラン二つ星にも輝いた「カニ吉」です。店主自ら厳選した鮮度の高い松葉ガニを満喫できる海鮮料理のお店です。鳥取名物の絶品料理を味わいたい方におすすめの満席必至の有名店です。

鳥取県は全国有数のカレールー消費量で知られています。そんなカレー好きで有名な鳥取県の名物ご飯の一つはもちろんカレーです。一言でカレーと言ってもそこはカレー王国の鳥取です。海の幸や山の幸を使った様々なオリジナルカレーが存在します。

お店の個性が光るオリジナルカレーはバリエーション豊かでまさに鳥取の名物ご飯となっています。お店ごとにまるで違った味わいを楽しめる鳥取カレーを、旅行中に制覇してみるのも楽しいかもしれません。

鳥取カレーの定義は特にないようですが、カレー好きで知られる鳥取県民が県の特産物を使って作るご当地カレーを「鳥取カレー」と言います。現在、鳥取カレー倶楽部に加盟している店舗が20店ほどあります。

鳥取ならではのご当地名物、しかもお店ごとに全く個性の違ったバラエティ豊かなカレーが楽しめます。旅の途中のお昼ご飯にもぴったりの鳥取カレーを是非ご賞味ください。

地元民がおすすめする鳥取カレー1軒目は「当たり前田のカレー」です。こだわりのカレールーは、形がなくなるほどよく煮込んだビーフカレーです。コクのある味わい深いベースカレーにトッピングをオーダーするのが、当たり前田カレー流です。

2軒目にご紹介する鳥取カレー店は「カフェ・ダール ミュゼ」です。カフェ・ダール ミュゼは鳥取県立博物館内にあり、観光地の仁風閣の向かいにあるというロケーションの良さも魅力です。

地元・鳥取の食材にこだわった料理を提供しており、ご飯メニューの中でも特製の鳥取カレーが人気です。スパイスを配合するところから手作りする徹底ぶりで、旬の野菜をたっぷり使った薬膳鳥取牛筋カレーが地元民のおすすめです。

次にお届けするのは、地元民おすすめのグルメご飯・鳥取の海の幸7選です。日本海の自然の恵みの数々を、ウニやエビなどから地元名物の珍しい海鮮料理まで、おすすめのお店も合わせてお伝えします。

一つ目におすすめのグルメご飯は、鯛喜の「新鮮具だくさん海鮮丼」です。日本海に面した鳥取県ならではの新鮮魚介類を贅沢に盛り合わせた海鮮丼は地元の人にも人気の一品です。

乗っている魚介類は10種類以上という、とても豪華なご当地グルメご飯です。評判のお店なので、絶対に鯛喜で食事をしたいという場合は予約していくことをおすすめします。特に人気の海鮮丼は1日限定50食のため売り切れることも多く、要予約です。

鳥取の贅沢な海の幸を心ゆくまで堪能できる、食べ応えたっぷりの鯛喜の海鮮丼を味わってみるのはいかがでしょうか。

明治35年創業の「米吾 吾左衛門鮓」は肉厚のネタが特徴的な鯖寿司の老舗有名店です。昆布を巻いたままでいただく米吾の鯖寿司は江戸時代の船子弁当をもとに作られたと言われ、昔ながらの伝統の味を楽しめます。

棒寿司のようにラッピングされているのでお土産にぴったりのおすすめグルメご飯です。人気の極上シリーズには極上鯖・極上穴子・季節限定品の極上蟹の3種類の寿司があります。

鳥取に観光に訪れた際には、米吾の代名詞とも言える伝統的な鯖寿司を是非味わってみることをおすすめします。

「旬魚 たつみ」は地元民がおすすめする旨い魚が食べられる人気の店です。松葉ガニをはじめハタハタ・のどぐろなど様々な旬の海鮮料理を贅沢にいただける人気のお店です。中でもおすすめするのは、モサエビという鳥取ならではのご当地名物です。

傷みやすいという特徴ゆえに県外に流通しにくいモサエビは地元鳥取でしか食べられない貴重なエビです。旬魚 たつみでは、モサエビを刺身・塩焼き・旨煮・天ぷらなど様々に調理したものを一度にいただけるモサエビ御膳がおすすめです。

旬魚 たつみは鳥取県に現在2店舗あり、岩美本店は昼の営業もあります。鳥取市内にある鳥取店は夜のみの営業となっています。両店舗とも火曜日が休業日となっていますので注意が必要です。

「おさかなダイニングぎんりん亭」は鳥取で有名な魚介料理のお店で、日本海の新鮮な海鮮料理が食べられます。オーナーが仲卸をしているため新鮮な魚介類を入手でき、鳥取ならではの様々な海の幸をいただけます。

中でも人気のご当地名物の一つは白イカの造りでしょう。ケンサキイカのことを鳥取では白イカと呼んでおり、初夏から晩秋までが漁獲期とされています。鳥取の白イカは濃厚な甘みとコリコリの歯ごたえが美味しいことで知られています。

おさかなダイニングぎんりん亭には生簀があり、白イカもその生簀の中から出してさばいてくれるため、新鮮な透明の白イカを味わえます。

次におすすめするご当地名物はのどぐろ料理です。山陰で高級魚として扱われるのどぐろは脂ののった上品な味わいゆえに、白身のトロと言われることもあります。焼いても煮ても美味しいと言われる自慢のご当地グルメの一つです。

「笹すし」は旬の魚を扱った海鮮料理のお店です。季節や仕入れによりメニューが変わることが多いのが特徴です。豊富なメニューと美味しい海鮮料理を食べさせることで人気がありますが、鳥取に来たからにはやはりのどぐろをおすすめします。

塩焼きをはじめ一夜干し・秘伝のたれに漬けて焼き上げた柚庵焼き・炙りにぎりなど、様々なのどぐろ料理を提供しています。

鳥取のご当地グルメにばばあという魚があるのをご存知でしょうか。正式にはタナカゲンゲというスズキ系の白身魚で、鍋や唐揚げ・煮つけなどにして食べる、日本海沿岸ではおなじみの魚です。

県内のものを用いて鳥取だけでしか味わえない料理をコンセプトとしている「うまいも～ん ひろ介」では美味しいばばあ料理がいただけます。

豊富な海産物が有名な鳥取では美味しいウニが食べられることでも知られています。鳥取ならではのリーズナブルな値段でウニを堪能できます。

鮮度抜群の魚介類などがリーズナブルに購入できると人気の「かねまさ 松下商店」は、水産物直売店です。併設された賀露港・市場食堂では、旬の新鮮な海の幸が食べられ質・量ともに満足できること間違いありません。

迷ってしまいそうなほど豊富なメニューで、鳥取ならではの魚介類がリーズナブルな値段でいただける食堂です。ウニがたっぷりと乗った贅沢なウニ丼は、まさに海産物が豊富な鳥取ならではの贅沢と言えるでしょう。

次におすすめする鳥取のグルメご飯はラーメンです。それぞれの土地のオリジナリティが出やすいラーメンは、鳥取のご当地グルメにもなっています。ここでしか食べられないご当地ラーメン2選を是非ご覧ください。

一軒目は鳥取県内を席捲しつつあると言われる牛骨ラーメンの人気店「すみれ」です。ラーメンメニューはラーメンとチャーシューメンのみとなっていますが、おにぎりやおでんが注文できるユニークなお店です。

注目の牛骨ラーメンは牛骨の出汁が効いた醤油ラーメンです。中太のちぢれ麺が牛脂の浮かぶ旨味のきいたスープとよく合います。人気のお店なので、売り切れることも多いのでどうしても食べたい方は早めに来店するのがおすすめです。

2軒目はあごだしラーメンで知られる「鳥人」をご紹介します。あごだしとは、言わずと知れた山陰を代表する地魚であるトビウオからとった出汁のことです。

鳥人のラーメンはあごだしを使った芳ばしい醤油味のスープが自慢の一品です。あっさりしていながらコクのあるスープが多くの人を虜にしてきました。麺は自家製の太めストレート麺です。行列必至の人気店なので早めに来店すると良いでしょう。

次にご紹介するご当地グルメは、鳥取の大自然が育んだ大山黒牛というブランド牛です。西田牧場という大自然の中の静かな環境で育てられた美しい黒牛たちの肉は上質で、きめの細かいサシが入った旨味の深い肉です。

1頭1頭丁寧に育てているため数量が限られており、希少な高級ブランド牛と言えます。鳥取を訪れた際は是非この希少な大山黒牛を味わうことをおすすめします。

鳥取で希少な大山黒牛をいただけるのは、「大山黒牛処 強小亭」です。大山黒牛の生産者である西田牧場のオーナーが代表を務めるレストランで、最高級の和牛を贅を尽くした料理でいただけると評判です。

大山黒牛の様々な部位をそれぞれ違った料理で食べられるコースがおすすめです。他にも一品料理や焼肉などのメニューもあります。鳥取の旅を贅沢に過ごしたい方には是非おすすめです。

日本各地に広がりつつあるご当地バーガーですが、鳥取にも地元の食材を使ったオリジナリティ溢れるご当地バーガーがあります。

牛骨ラーメンバーガーやカニフライがサンドされたベニガニバーガー・まぐろバーガーなどお店それぞれの個性が光る、鳥取ご当地バーガーがあります。

中でも変わり種は「天狗茶屋」の大山寺禅バーガーです。大山寺禅バーガーは、精進料理からヒントを得て作られたハンバーガーでがんもどきのバンズに、湯葉のミルフィーユや山菜おこわが肉や魚の代わりにサンドされた、ヘルシーバーガーです。

ベジタリアンやビーガンの人も食べられるハンバーガーとして話題を呼んでいます。インパクト大の話題のご当地ハンバーガーをあじわってみてはいかがでしょうか。

次にお伝えするのは、鳥取伝統の郷土料理です。地域の歴史や文化によって形作られてきた郷土料理を味わうことが、旅行をより豊かにしてくれます。それでは、鳥取の郷土料理3選をどうぞご覧ください。

最初にご紹介するのは、主に鳥取県西部・弓ヶ浜半島で親しまれてきた伝統料理「いただき」です。油揚げの中にお米と野菜を詰めてだし汁で炊き上げた伝統のおふくろの味です。

お米が貴重だった頃、少しのお米で満足できるように編み出された料理だと伝えられています。昔の人の優しさと知恵が詰まった郷土料理を、当時に思いを馳せながらいただいてみるのはいかがでしょう。

2つ目の郷土料理は「春雨入り茶碗蒸し」です。他県の人からすると意外な組み合わせに思えますが、鳥取では昔から茶碗蒸しには春雨を入れるのが主流だったようです。茶碗蒸しの美味しい出汁を吸った春雨は、卵の香りとの相性も抜群です。

現在茶碗蒸しに使われる春雨は細めが主流ですが、伝統的には太目の柔らかいものが定番だったようです。ご飯屋さんからスーパーのお総菜として売られているものまで、鳥取ではほとんどの茶碗蒸しが春雨入りで提供されます。

最後にお届けする郷土料理は「どんどろけ飯」です。乾煎りした豆腐を山菜などと一緒に炊き込んだ、冬至の頃に作られるご飯料理です。主に鳥取県、そして島根県で食べられてきた郷土料理です。

変わった名前の料理ですがどんどろけとは雷のことを言います。豆腐を炒める時の音が雷の音のようであることから付けられた名前のようです。

いよいよ最後にお届けするのは、鳥取のお土産にぴったりなグルメご飯3選です。旅行で一番悩むのは、友達や会社のひとへのお土産かもしれません。そんな時におすすめの鳥取のグルメをお伝えします。

これなら間違いないと、地元民もお土産におすすめする鳥取のグルメをご紹介していきます。お土産を何にしようか悩んでいる方は必見です。

まず1つ目にご紹介するのは「するめイカ糀漬け」です。するめイカ糀漬けは、天日干ししたするめイカをキュウリやナスなどの塩漬けの具材と一緒に糀で混ぜ込んだ郷土料理です。

イカの旨味と糀の甘みと風味が白いご飯と良く合い、酒の肴にもなり保存食としても良いと重宝されています。そのまま食べても冷ややっこに載せても美味しい、色々なアレンジ料理もできるするめイカ糀漬けは、お土産におすすめの一品です。

2つ目のお土産におすすめのグルメは「とうふちくわ」です。とうふちくわは鳥取県中東部で食されてきた伝統料理の一つです。繊細な味わいでふんわりと香る豆腐の香りが優しい、おすすめのグルメです。

一般的なちくわは白身魚のすり身の身で作られますが、とうふちくわは木綿豆腐7に対し白身魚のすり身3の割合で練って蒸しあげられたヘルシーなのに美味しい一品です。ヘルシーで珍しいとうふちくわは、お土産にしても喜ばれること間違いありません。

最後におすすめするお土産にぴったりのグルメは「海鮮せんべい」です。海鮮せんべいとは、薄く引いた生地に名物海鮮をまるごと閉じ込めプレスした、新鮮な魚介の風味をそのまま味わえるサクサクの大判せんべいです。

せんべいの種類は現在のところ松葉ガニ・岩ガキ・白イカ・モサエビ・のどぐろとなっており、まさに鳥取の名物を堪能できる海鮮せんべいはお土産にしても喜ばれること間違いありません。

鳥取のご当地グルメ特集はいかがだったでしょうか？ご紹介した名物グルメの数々はここ鳥取でしか味わえないものばかりです。美しい山と海に恵まれ、観光にもグルメにも魅力的な街・鳥取をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。