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寒い時期にだけ食べられる郷土料理「飯寿司」
飯寿司は、塩と米飯、山菜などで魚を乳酸発酵させた「なれずし」の一つです。寒い季節に青森や北海道など振る舞われる郷土料理として知られていますが、お住まいの地域によってはあまり馴染みのない方もいるでしょう。飯寿司という名前を初めて聞いたという方もいるでしょう。
今回は、おつまみとしても人気がある郷土料理飯寿司についてご紹介していきます。食べてみたいという方に都内の飯寿司を食べられる店もまとめているので、参考にしてみてください。郷土料理に興味のある方はぜひ飯寿司を味わってみるといいでしょう。
飯寿司ってどんな料理?
飯寿司とは、「いずし」と読みます。飯寿司という名前は、「飯鮓」や「魚鮓」が訛ったものと考えられています。少し前までは、家庭で手作りされる機会も多い郷土料理でした。しかし、作る際に手間が掛かるケースもあり、現在では飯寿司は家庭で作られる機会が少なくなってきています。
飯寿司は家庭で作る事もできますが、食中毒には十分注意しなければなりません。本物の飯寿司を食べた経験がない方は、味の想像が付きにくいでしょう。家庭で飯寿司を作りたいなら、まずは市販の飯寿司を味わい、その後で自分でも飯寿司を再現できそうか検討するといいでしょう。
青森をはじめ東北や北海道でも親しまれる郷土料理
飯寿司は、主に青森をはじめとする東北や北海度で食べられている郷土料理です。寒い地方で作られている理由は、気温が一定期間寒い状態でないと、発酵に失敗して腐敗してしまう恐れがあるからと考えられています。温度を気にしないと、食中毒になる可能性もあるので注意が必要です。
青森や北海道などでは大切な郷土料理を守るため、地元のメーカーや店が飯寿司の販売を続けています。主に寒い季節に販売されるケースが多いです。賞味期限も短い郷土料理飯寿司ですが、最近では多くの人に届けられるように流通システムが整備されて手に入りやすくなりました。
新鮮な魚を山菜や野菜・麴・塩などと漬け込む発酵食品
飯寿司は、魚、山菜、野菜、麹、塩を漬け込んで作ります。他のなれずしとは異なり、野菜や山菜が入っている所が特徴的です。魚は鮭、ホッケやハタハタ、ニシン、サンマなど使われる場合が多いです。飯寿司の作り方は、青森や北海道など地域によってなります。
代表的な作り方は薄切りにした魚を塩抜きし、山菜や野菜と共に糀で仕込み、重石で寝かせるというものです。魚の塩抜き加減が、飯寿司の美味しさを左右するといわれています。他のなれずしよりも漬ける期間は短いですが、大変手間暇の掛かる郷土料理といえます。
食事だけでなくおつまみとしても人気
飯寿司は食事だけでなくおつまみとしてもおすすめする声が多く、青森や北海道などでは人気のお土産品としても知られています。魚と山菜が発酵してできる飯寿司の奥深い味わいは、日本酒と共にじっくりと味わってみるのもおすすめです。
酒が飲めない方は、おつまみではなくご飯のお供にしてもいいでしょう。ご飯が進むとおすすめする声が多いです。お好きな食べ方で青森の郷土料理である飯寿司を味わってみてください。
米の甘みと発酵食品ならではの旨味
飯寿司には、発酵食品にありがちな匂いや癖が少ないのも特徴です。飯寿司は米の甘さと野菜や山菜、魚の発酵がハーモニーとなり、一口食べると、甘み、酸味、旨味が口の中に広がるでしょう。
地域によっては、アケビやヤマブドウなどの果物を使って飯寿司を作るケースもあります。青森だけの飯寿司ではなく、複数の地域の飯寿司を食べ比べておつまみにする比較の仕方もおすすめです。なぜ味が変わるのか考えてみると面白いでしょう。
飯寿司のおいしい食べ方
飯寿司はそのままおつまみとして食べてもおいしいですが、工夫して食べるとさらに旨味が増します。おすすめの食べ方をご紹介するので、アレンジして食べたいという方や山菜の味が苦手という方が参考にしてください。
またご紹介した以外にも野菜と食べるや糀を付けて食べる方法がおすすめです。食べ方は無限にあるので、どれが自分に合っているか上手く見極めるといいでしょう。
わさび醤油で食べる
わさびが食べられる方は、飯寿司をわさび醤油を少し付けて食べるといいでしょう。特に解凍した状態から食べる場合は、わさび醤油が飯寿司の美味しさを引き出してくれます。初めから多く付けると、本来の味が分かりにくくなるので、少量から試してみてください。
わさびが嫌いという方は、寿司用の醤油を試してみる方法もおすすめです。味にアクセントができて、食べやすくなるでしょう。食べ方に決まりはないので、自分好みの味にしてみてください。
表面を炙る
表面をバーナーで炙って食べる方法も人気があります。魚の脂が出てくるので、よりおいしさが感じられるでしょう。炙りバーナーで表面を軽く焼いてください。炙りバーナーがない場合は、アルミホイルに飯寿司を入れ、魚焼きグリルで簡単に焼くだけもおいしく食べられます。
飯寿司を炙った後は、レモン汁や大根おろしと共に食べるとおいしいでしょう。まずはそのまま食べてみて、その後炙っておつまみとして楽しむ方法もおすすめです。飯寿司の旨味が感じられ、酒も進むでしょう。
都内で飯寿司が食べられるおすすめ店
飯寿司が気になるけれど、青森や北海道は遠いという方もいるでしょう。ここからは、都内でおすすめしたい飯寿司が食べられる店を厳選してみました。近くに立ち寄った際は、利用を検討してみてください。
実際に足を運ぶ際は、営業時間や定休日について最新情報を確認してください。また場合によって飯寿司は売り切れの場合もあります。不安な場合は、事前に問い合わせておくといいでしょう。
「ひない小町 蒲田店」
ひない小町蒲田店は、秋田料理を中心に提供している人気居酒屋です。ひない小町蒲田店の飯寿司は、ハタハタが使われています。飯寿司以外にもきりたんぽ鍋や比内地鶏串焼きなどが人気です。店内は落ち着いた雰囲気で、女子会にもおすすめです。
ひない小町蒲田店にはカウンター席があるので、人でも入りやすい店です。秋田産を中心とした日本酒の種類も多く、おつまみに飯寿司を楽しみたい時にもおすすめです。飲み放題付コースもあり、宴会で飯寿司を食べてみたいと考えている人にぴったりでしょう。
ひない小町蒲田店のアクセスは、蒲田駅から徒歩約3分です。営業時間は事前に調べておくといいでしょう。日曜日も営業しています。ベビーカーでも入店可能で、幅広い世代から支持されている名店です。
名称 | ひない小町蒲田店 |
住所 | 東京都大田区蒲田5-19-12フレッサイン蒲田ビル1階 |
「郷土料理つがる」
郷土料理つがるは、津軽を中心とした料理が楽しめる店です。店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと食事や酒を楽しみたい時にぴったりです。祖師ケ谷大蔵駅から歩いて約10分の場所にあります。BS-TBSの番組でも紹介された事がありました。
飯寿司以外にも、青森の新鮮な食材を使った料理が食べられます。青森の地酒と飯寿司を味わいながら、素敵な時間を過ごしてみましょう。おいしい保谷も人気が高いメニューです。
営業時間はディナータイムのみですが、変更になる可能性があります。最新情報を確認してから足を運んでください。日曜日は営業していますが、水曜日、木曜日は定休日なので注意でしょう。
名称 | 郷土料理つがる |
住所 | 東京都世田谷区祖師谷4-23-20みきもとビル1F |
「北海道どさんこプラザ 有楽町店」
北海道どさんこプラザ有楽町店は、東京交通会館1階にある1200点以上の北海道の名産品を販売しているスポットです。飯寿司だけでなく、ソフトクリームや揚げたてコロッケも人気です。テイクアウトメニューが充実しているので、自宅で気軽に北海道が満喫できます。
北海道どさんこプラザ有楽町店では、期間限定商品が販売されている時期があり、飯寿司以外にも気になる商品が見付かるかもしれません。他の海産物と飯寿司を合わせて購入して、北海道の海の幸を満喫してみるのもおすすめです。
都内の方は、有楽町だけでなく池袋店、吉祥寺店もあるのでお近くの店舗に足を運んでみましょう。飯寿司をはじめとする珍しい北海道の特産品で、北海道に旅した気分になれるでしょう。SNSで最新のお得情報を教えてくれるので、気になったらフォローしてもいいでしょう。
名称 | 北海道どさんこプラザ有楽町店 |
住所 | 東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館 |
一度食べるとクセになる味!飯寿司を食べてみよう
飯寿司は、寒い地域で生まれた人気の郷土料理です。一口食べると旨味や酸味など複数の味が口の中で広がります。ほかの発酵食品と比較しても匂いに癖がないので、発酵食品は苦手という人でも食べやすいでしょう。この機会においしい飯寿司を味わってみてください。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。