【スイカ】は冷凍保存でおいしさ長持ち！おすすめの容器は？

夏の定番ともいえるものが、「スイカ」です。スイカは1玉丸ごと販売されていることもあれば、1口サイズにカットされた状態で販売されていることもあります。

厳密に言うと、スイカは野菜の1種でもあります。しかしスイカを果物と認識している方が多いほど、スイカは甘さが魅力的で果物そのものだといっても過言ではありません。

またスイカは、3時のおやつとしてもおすすめです。スイカの皮の模様を見るだけで、夏が来たと感じる方もいることでしょう。スイカは夏の風物詩でもあるということです。

スイカにもさまざまな品種があるので、品種によって甘さや大きさなども異なってきます。夏の季節が訪れると、たくさんの品種のスイカがスーパーなどで並べられます。

スイカを贅沢に1玉丸ごと購入したい方もいることでしょう。しかしスイカを1玉買ってしまうと、全て腐らせることなく食べ切ることができるのかが心配されるところです。

スイカを買いすぎた場合だけではなく、近所の方からもらったという状況もあることでしょう。そのような時こそ、スイカを冷凍保存することをおすすめします。

スイカを冷凍保存することで、通常の冷蔵保存する方法よりも長持ちさせることができます。しかしスイカの冷凍保存方法にも、いくつか注意点があるので知っておく必要があります。

そこで今回はスイカを冷凍保存する上で、どのような容器に入れるべきか、冷凍保存したスイカの解凍方法などを紹介していきます。冷凍保存後のスイカの活用術もお伝えしていきます。

スイカは、保存方法や保存期間を気をつける必要があります。保存方法によって、スイカが早めに傷んでしまう原因になったり、甘さが十分でないスイカを食べてしまったりすることにもなります。

スイカは1玉丸ごとで販売されていたり、カットされている状態で販売されていることがあります。そのようにスイカの状態によって、保存方法も異なってきます。

またスイカは収穫されるまでは甘みを増していきますが、収穫されてしまうと甘さが保たれるか、鮮度が落ちていってしまいます。スイカを収穫後にすぐ食べることもおすすめです。

スイカ以外の他の果物であれば、常温状態でも置いておくだけで熟していくような現象があります。しかしスイカはそのような現象がないため、自家栽培の方は収穫時期にも気をつけるといいでしょう。

スイカを丸ごと保存する際は、冷暗所に置いておくことが無難です。常温の冷暗所で保存しておくことで、約2週間保存することができると言われています。

スイカを丸ごと保存するということは、皮で覆われていることになります。そのため皮がある程度甘さの逃げを作らずに守ってくれるので、すぐに食べる予定がない方はそのまま保存するといいでしょう。

またスイカの保存に適した温度は、10度から15度とも言われています。そのため夏場で日光に当たる場所は避けて、日陰になっている涼しい場所を探して保管することをおすすめします。

しかしスイカは冷やしすぎてしまうと、おいしさが半減してしまいます。そのため冷蔵庫にスイカ1玉丸ごと保存してしまうことは、もったいない行動でもあるので要注意です。

スイカをカットして保存する場合は、スイカの切り口の部分をラップで包みます。皮の部分までラップする必要はありません。スイカの切り口に、空気が触れないようにすることがポイントです。

スイカ1玉をカットしてあえて保存する時は、皮を切り落とさずにそのままカットすることをおすすめします。皮を切り落としてしまうと、保存期間を短くしてしまいます。

またカットしたスイカを保存するべき場所は、冷蔵庫の野菜室が無難です。しかしスイカを丸ごと冷暗所で保存することができる期間よりも、少し期間は短くなってしまいますが、約10日ほど保存することができます。

よりスイカを美味しく食べる際、8度から10度の適温環境で、塩を少々振りかけて食べることがおすすめです。スイカのほとんどが水分でできているので、夏場の脱水症状を防ぐこともできます。

先ほど紹介したスイカの保存方法は、冷蔵保存をする時の方法です。しかしスイカは、冷凍保存することができることをご存知でしょうか。スイカを冷凍保存するイメージすら持てないという方もいることでしょう。

スイカを冷凍保存する時は、スイカを買いすぎてしまった、またはもらいすぎてしまった場合におすすめです。スイカをカットしたものの、冷蔵庫にスイカを保存するスペースがない場合も、冷凍保存をすることがいいでしょう。

またスイカを冷凍保存することで、さまざまなデザートにアレンジすることもできます。そのままスイカにかぶりつくことも風流ですが、さまざまな食べ方でスイカを味わってみてください。

スイカを冷凍保存する前に、下準備をする必要があります。スイカを冷凍保存するためには、まずスイカを1口サイズにカットしていきます。1口サイズにすることで、解凍後も取り扱いやすくおすすめです。

またスイカを1口サイズにカットする時、皮を切り落としておきましょう。皮の部分は冷凍したとしても、皮の部分を食べる方は少ないことでしょう。あらかじめ切り落としておくことで、冷凍したスイカをすぐに食べることができます。

熟しすぎているスイカは、冷凍保存をしておくことをおすすめします。そして冷凍保存する前に、皮だけではなく見当たる種はできるだけ取り除いておきましょう。

種を取り除いておくことで、冷凍保存したスイカを活用する際に、わざわざ種を取り除く作業を省くことができます。後ほど冷凍保存したスイカの活用術を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

スイカを冷凍保存する時、どのような容器で保存すべきか分からない方もいることでしょう。スイカを冷凍保存する際には、タッパーなどの容器に直接入れて保存する方法があります。

タッパーなどの容器でスイカを冷凍保存する場合は、1回に食べる量を各容器に入れて保存することをおすすめします。容器の中に空気が入ることを防ぐためにも大切です。

またタッパーなどの容器の他に、金属トレイなどの容器の上にラップを敷いて、スイカをその上に乗せて包んで冷凍保存することもおすすめです。急速冷凍することができます。

スイカを冷凍保存するための容器がない場合は、ラップとジップロックを活用して冷凍保存することもいいでしょう。スイカをラップで小分けし、ジップロックに入れるだけです。

スイカを冷凍保存した場合、保存期間は約1か月間と言われています。約1か月間も保存することができれば、夏場を通り越して初秋までスイカを味わうことができます。

近年では初秋も夏並に暑さが残っている場合が多いので、スイカを冷凍保存しておいてデザートなどに食べることもいいでしょう。熱中症対策にもなるのでおすすめです。

またスイカを1玉丸ごと常温保存しても、保存期間は2週間とも言われています。スイカに最適な保存期間よりも長持ちさせることができるので、食べ切れない際には冷凍保存してみてください。

スイカは冷凍保存することで、キンキンに冷やすこともできます。冷蔵庫で冷やすだけでは物足りない方は、あえてスイカを冷凍してアイスのように食べることもおすすめです。

スイカを冷凍保存したのはいいものの、冷凍後にどう解凍すべきか分からない方もいることでしょう。冷凍保存したスイカは、常温で解凍することがおすすめです。

冷凍保存したスイカを完全に解凍するのではなく、半解凍状態にすることがいいでしょう。完全に解凍してしまうと、スイカはほとんど水分でできているので、食感が失われてしまいます。

また冷凍したスイカの解凍時間は、常温で約10分ほどが目安です。常温で10分ほど解凍することで、スイカのシャーベットがすぐにできあがります。子どもに大人気なデザートに変身します。

冷凍したスイカはそのままでも美味しく食べることができますが、活用することでより美味しいデザートにすることができます。1番簡単な活用術が、冷凍したスイカをミキサーで混ぜるだけです。すると冷たいスイカジュースの完成です。

また冷凍したスイカを氷代わりに、ソーダの中に入れるだけで、フルーツポンチのような飲み物を作ることができます。夏場にぴったりで、見た目もインスタ映えすること間違いなしです。

冷凍したスイカと通常のスイカを組み合わせれば、爽やかなスムージーを作ることもできます。まず通常のスイカを150gとレモン果汁4分の1個分を、ミキサーで混ぜていきます。次に冷凍したスイカ150gを入れて混ぜていけば、手軽にジュースを作ることができます。

夏の季節になると、スイカを目にすることも増えます。スイカを買ったりもらったりした際には、あらかじめ冷凍保存しておくことをおすすめします。スイカを上手に冷凍保存して、おいしいスイカを思いっきり堪能しましょう。