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岡山はいわずとしれたフルーツ王国!
「晴れの国」岡山は、その温暖で安定した気候のおかげで、一年を通して様々なフルーツが獲れる「フルーツ王国」です。ぶどうやいちご、柑橘類に桃など、季節ごとに旬を迎えるフルーツはたくさんあり、目移りしてしまう程です。今回はシャインマスカットなどで人気に火が付いたぶどう狩りについてご紹介していきます。
特に岡山のぶどうは美味しい!
「フルーツ王国」岡山でとれるフルーツの中でも、とりわけ、シャインマスカットなどのぶどうは美味しいと評判です。色づきがよい、糖度が高く適度な酸味をもっている、大粒の果実をつけるなどの条件がそろっているぶどうをたくさん栽培しています。どうしてでしょうか。ここでは、その理由を大きく2つに分けて解説していきます。
美味しい理由1:恵まれた気候
岡山のぶどうが美味しい理由1は、岡山の恵まれた気候にあります。降水量が少なく、温暖な気候が葡萄づくりに適しているからです。「晴れの国」と言われる岡山は、降水量1mm未満の日が日本一多いことで知られています。この、雨が少ない地域性が葡萄の栽培にとても適しているのです。
岡山は気候も温暖です。1年の平均気温は南部の岡山市で約16度、北部の津山市で約14度となっており、温暖な南部では積雪はほとんどないほどです。ぶどうは贅沢な植物であまり暑すぎたり、寒すぎたりすると育ちません。品種にもよりますが、岡山の気候くらいがちょうどよいそうです。また、台風などの災害も少ないこともぶどうにはよい条件です。
美味しい理由2:高い栽培技術
岡山のぶどうが美味しい理由2は、岡山の高い栽培技術にあります。岡山のぶどうの歴史は、今から130年も前、明治初期に始まります。殖産興業策の一環として果実栽培が推奨され、ブドウの栽培が導入されました。
始めは失敗続きでしたが、明治19年に当時としては画期的な温室栽培にて、マスカット・オブ・アレキサンドリアの栽培に成功しました。以来、温室栽培の技術を追求してきました。シャインマスカットなど時代のニーズにあった品種も栽培してきました。
岡山県南部では温室栽培が多く、そのため4~8月の早期出荷が可能となっています。また、岡山県北部では寒暖の差を利用して9~12月の出荷を可能としています。地域の特性を利用して長い期間ぶどうが楽しめるのも、先人たちの経験に裏打ちされた高い栽培技術あってのことです。
岡山でぶどう狩りができる時期と人気品種は?
岡山では長い期間ぶどうを楽しめることをご紹介しましたが、それではどのような品種があり、その品種はどのような時期に楽しめるのでしょうか。ここでは人気品種とそれぞれの品種が楽しめる時期についてご説明していきます。