【蒸留酒】おすすめ銘柄ランキングTOP11！ウイスキーや焼酎も

本格焼酎やウイスキーに代表される「蒸留酒」は、カロリーや糖質が気になるお酒好きな人におすすめです。カロリーゼロではないものの、蒸留酒は醸造酒よりも低カロリーといわれています。ダイエットや糖質制限中のお酒として選ぶなら、蒸留酒がおすすめでしょう。

代表的なお酒のビールや日本酒、ワインなどは醸造酒で、原料を酵母でアルコール発生して作っています。口当たりが優しく飲みやすい醸造酒は、アルコール度数も比較的低く抑えられているため、世界中に愛飲者が多いお酒といえるでしょう。

一般的に飲まれている醸造酒を人工的に蒸留して作ったのが蒸留酒です。アルコールの沸点は水より低いため、醸造酒を一旦加熱して気化し、再び冷却して蒸留酒ができ上がります。

蒸留酒は醸造酒のアルコールを一旦蒸留し、濃縮するためアルコール度数が高いのが特徴です。そのため蒸留酒は全般的にキリっとした飲み口に仕上がっています。アルコール度数が高い蒸留酒は少量で満足できるお酒なので、必然的に摂取カロリーが低くなるのも魅力でしょう。

蒸留酒本来のカロリー自体も醸造酒に比べると低く、ダイエットや糖質制限中に選ぶお酒としておすすめです。

お馴染みの蒸留酒として販売されているのはブランデーやウイスキー、焼酎でしょう。それぞれ100mlあたり、ブランデーとウイスキーが共に約225kcal、焼酎の泡盛で140kcalと、値だけ見ると蒸留酒は高カロリーなお酒に感じられます。

ただしグラス一杯のウイスキーの量は30ml程なので、カロリー換算すると67kcalです。人気の醸造酒であるビールの場合100mlで45kcal程なので、500mlの缶ビールを飲めば軽く200kcalを超えます。

度数が高い蒸留酒はたくさんは飲めないお酒なので、必然的に摂取カロリーは低いといえるでしょう。さらに蒸留酒は蒸留の過程で糖質やプリン体を抑えており、飲みすぎなければ体に優しいお酒といえます。

適量ならダイエットや糖質制限中でもおすすめのおいしい蒸留酒を人気順にランキングで発表します。ハイボールで脚光を浴びたウイスキーや度数の高いテキーラ、風味豊かな焼酎など、厳選した商品の中から好みの蒸留酒を探してみてください。

カロリーを気にしているとお酒自体も楽しむことが難しいでしょう。その点蒸留酒はカロリーも糖質も抑えられた、女性や糖質制限中の人におすすめのお酒です。お酒を最大限楽しめる、おいしい蒸留酒をランキングで発表します。

普段飲み慣れないテキーラや高級ブランデーも登場するので、この機会に初めての味を体験してみてください。

沖縄で人気の泡盛「直火請福」は、素材本来の旨味と香りを凝縮しました。昔ながらの直火式地釜で蒸留した泡盛は、豊かに香り立ち、まろやかな味わいに仕上がっています。食中のお酒としても人気で、飲み口が軽くアルコール度数が高い泡盛の意識を変えさせてくれるでしょう。

泡盛特有の刺激やクセも少なく、柔らかいニュアンスの香りと味わいは、お酒に慣れていない人からも評判です。優しい風味ながら、しっかりした飲みごたえとコクがある直火請福は、アルコール分30度、税込み1473円（2021年5月時点）で販売しています。

世界で最も愛飲されているテキーラ「クエルボ 1800 アネホ」（7398円）は、日本でも知る人ぞ知る有名な蒸留酒です。バニラが甘く香るテキーラは、14か月以上熟成して製造されています。

アネホのバニラの香りは樽経由で付けられており、甘くまろやかな口当たりで飲みやすいテキーラでしょう。

ぶどうを原料とする日本の最高峰ブランデー「サントリーブランデーV.S.O.P」（2500円）は、フルーティで芳醇な香りとまろやかな甘さが魅力の蒸留酒です。

V.S.O.Pはストレートやロック、水割り、ジュース割りなど、どのような飲み方をしてもブランデーの持ち味である華々しい香りとふくよかな甘さを味わえます。特にソーダ割りはフルーティで華やかなV.S.O.Pの香りが引き立つ飲み方として女性に人気です。

V.S.O.Pの優雅な口当たりと芳醇な風味、柔らかいニュアンスの味わいとほど良い余韻は、世代を超えて愛されています。

ランキング8～6位の3種類の蒸留酒には、ウォッカが2つと人気絶大で幻の焼酎といわれる商品が入りました。ウイスキーのように樽で熟成させる焼酎は、ナッツやオークの香りと共にココナッツの甘みを感じる絶妙な仕上がりです。

2種類のウォッカは、どちらも酒屋でお馴染みの蒸留酒で、ストレートで飲んでもカクテルベースにしてもオールマイティに使えるでしょう。

ニッカウヰスキーの定番スピリッツ「ウィルキンソン ウォッカ」（924円）は、コストパフォーマンスの良い蒸留酒です。ウォッカ特有の無色透明でクリアな色合いは、幅広いカクテルのベースにおすすめでしょう。

そのままストレートで飲んでもほんのりした甘みと40度の強いアルコール分を感じられます。さっぱり飲めてクセがないウィルキンソン ウォッカは、ロックでも水割りでも、カクテル作りにも役立つ、1本ストックしておくとオールマイティに使える蒸留酒です。

絶大な人気で幻の焼酎とも呼ばれる「百年の孤独」（3300円）は、ウイスキーのように樽で熟成させた蒸留酒です。麦ベースの焼酎ながら、ナッツやオークの芳しい芳香が感じられます。

樽で熟成させた百年の孤独は、とろりと甘みあるココナッツやシガーのほろ苦さを余韻に残す、生産が追い付かない程人気の蒸留酒です。

世界有数の蒸留酒であるウォッカの定番「スミノフ ウォッカ」（1055円）は、澄んだクリアな色合いのお酒です。基本的にウォッカは無色透明、無味無臭の蒸留酒として知られています。

スミノフ ウォッカもクセがなく、強いアルコールを飲みたい時におすすめの蒸留酒でしょう。度数が40度のスミノフ ウォッカをストレートで飲むと、アルコールの味がダイレクトに伝わります。

クリアな味と色味の蒸留酒なので、スミノフ ウォッカはカクテルベースとして使われることが多いです。手軽に酔える蒸留酒としても、スミノフ ウォッカは人気を集めています。

カロリーも糖質も心配せずに楽しめる蒸留酒のおすすめ5位と4位には、世界有数のテキーラと日本のピュアモルトウイスキーが入りました。薄いゴールドの色味がカクテルベースにもおすすめのテキーラは、日本でも人気の蒸留酒です。

一方日本の老舗メーカーが販売する蒸留酒は、フルーティで華やかな香りと味の調和が絶妙で、飲みやすいと高い評価を得ています。

日本が誇るモルトウイスキー「竹鶴ピュアモルト」（4000円）は、フルーティでまろやかな飲み口の蒸留酒です。アルコール分40度の蒸留酒と思えないほどの飲みやすさで、トップノートにりんごやあんずの果実が、ミドルノートにバニラの柔らかいニュアンスが香り立ちます。

フルーティでふくよかな甘さを感じる味わいは、ほろ苦いモルトやビートの重みが絶妙です。華やぐ果実のフレーバーとフルーティな味わいの調和が取れた蒸留酒は、最後にビターチョコに似た余韻を残します。

軽快な口当たりながらどっしりしたコクと飲みごたえがある蒸留酒の竹鶴ピュアモルトは、伸びやかな香りと味でストレートはもちろんロック、水割り、お湯割りなど、あらゆる楽しみ方ができるでしょう。

世界4大蒸留酒の一つであるテキーラの定番商品が「エスペシャル ゴールド」（1691円）です。世界でも有数のテキーラといわれるエスペシャル ゴールドは、2か月以上樽で熟成させたまろやかな甘みと芳醇な香りを楽しめます。

テキーラでは低めのアルコール分40度のエスペシャル ゴールドは、美しいゴールドの色味がカクテルベースにぴったりでしょう。ストレートやロックでは甘い芳香とまろやかなコクを味わえ、しっかりした飲みごたえを感じられます。

冷蔵庫などでしっかり冷やすと、甘い樽香りが控えめになり後口が引き締まるようです。世界的にも日本でも愛飲者の多い蒸留酒であるテキーラは、ストレートやロック、カクテルなど、1本ストックしておくと多彩な飲み方で楽しめます。

度数が高い蒸留酒はアルコールを日頃から嗜まない人には不慣れなお酒です。ただ蒸留酒の銘柄や飲み方によっては、初心者でも美味しく飲める蒸留酒が幾つもあります。沖縄の蒸留酒で有名な泡盛や風味が独特な芋焼酎も、初心者向けのおいしい銘柄を選びました。

沖縄の泡盛「久米島の久米仙」（1860円）は、日本で最も古い歴史を持つ蒸留酒といわれています。泡盛はクセの強い蒸留酒で知られていますが、久米島の久米仙はすっきりした口当たりとほんのり甘みがあるテイストで飲みやすさは抜群です。

泡盛の原材料は基本的に共通しており、タイ米と黒麹、酵母と水でできています。久米島の久米仙はその中でも久米島の澄んだ湧き水にこだわって作られた蒸留酒です。

さっぱりと飲みやすく、アルコール度数30度の蒸留酒と感じさせない久米島の久米仙は、初めて飲む泡盛としては最適でしょう。飲み方としては水割りがおすすめですが、甘い香りや口に含んだ時のまろやかな味わいを感じるならロックを試してみてください。

とろりとした甘みと香ばしさ、キリっとした後口が絶妙な本格芋焼酎「黒霧島」は、黄金千貫というさつまいもを原料とした蒸留酒です。霧島の鉄分を含まないピュアな天然水で造られた黒霧島は、芋焼酎特有の風味が控えめで女性からも支持されています。

微かに漂う香ばしい風味ととろりと甘い黒霧島のおすすめの飲み方は、氷を浮かべたロックです。グラスに氷をたっぷり入れて黒霧島を注ぎ、キンキンに冷やして飲むとふくよかな甘みとシャープな後味を楽しめます。

また黒霧島の水割りは芋焼酎に慣れていない人でも飲みやすい飲み方でしょう。香りが引き立つお湯割りや炭酸割りなど、様々な飲み方で楽しめる蒸留酒の黒霧島は、低カロリーで糖質もゼロに等しいです。

甘みと香り、キレの良い後口を楽しめる黒霧島は、ヘルシーに本格芋焼酎を楽しめる蒸留酒でしょう。

お酒を飲む人も、飲み慣れない人も、度数の高い蒸留酒は馴染みが浅い存在でした。ランキング第1位に選ばれたのは、蒸留酒を一躍馴染み深い存在にした日本でトップの売り上げを誇るウイスキーです。

黄金色に輝くウイスキーと亀甲模様のボトルがお馴染みの商品は、今ではハイボールに欠かせない蒸留酒として知られています。

日本で最も有名かつ売れ筋ナンバーワンの蒸留酒が「サントリーウイスキー 角瓶」（1340円）です。重厚でコク深い味わいと、さっぱりドライな後口を楽しめる角瓶は、2種のバーボンの樽原酒を独自ブレンドして作っています。

角瓶はやや辛口のウイスキーで、甘さは弱めでさっぱりクセのない味わいが人気です。ボディは重く、さっぱりした後味の蒸留酒の角瓶は、ハイボールブームによって一躍脚光を浴びました。

元々がコク深く香り高い蒸留酒のため、ソーダで割ったハイボールにすると華やかに香りが立つのが魅力です。クセがない角瓶はロックやハイボール、水割り、ジュース割りなど、あらゆる飲み方ができる蒸留酒として人気を博しています。

角瓶は日本の飲料メーカーのサントリーが1937年に販売開始したロングセラーの蒸留酒です。スコッチに勝るウイスキーをコンセプトに、角瓶は考案されました。日本人の好みに合わせた味に仕上げた角瓶は、販売以来日本の蒸留酒をけん引してきた存在です。

蒸留酒の角瓶そのものの味や香りを楽しむなら、ロックで飲むのがおすすめでしょう。コクがありつつドライな後口、ほろ苦く甘い余韻とウイスキー特有の樽の風味が漂います。

テキーラやウォッカ、海外製ウイスキーと比較すると、日本の蒸留酒の角瓶はさっぱりして飲み口が良いのが魅力です。ロックでも飲みやすい蒸留酒の角瓶は、特に最近ではソーダで割ったハイボールとして愛飲されています。

お酒を美味しく楽しむなら、自分の適量を知っておきましょう。蒸留酒は軽く口にする醸造酒よりもアルコール度数が高いです。その分酔いが回りやすいので注意してください。カロリーも糖質も控えめな蒸留酒はおつまみを工夫すれば一層ヘルシーなお酒ライフを楽しめるでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。