超有名銘柄【獺祭】のスパークリングが美味しい！相性抜群のおつまみは？

山口県岩国市にある酒造メーカー「旭酒造」が製造・販売を手掛ける「獺祭」は、日本酒の有名銘柄です。獺祭は、モンドセレクションの金賞や、フランスで行われる日本酒コンクールである「Kura Master」のプラチナ賞・金賞なども獲得しており、国内外で評価されています。

旭酒造の理念が込められた獺祭は、生活の中で「1つの道具として楽しめる酒」を目指して作られています。こだわりぬいて造られた獺祭で、酒のある楽しい生活を提案し続けています。華やかな香りや素材の甘み、キレがありつつも余韻の残る味わいは、人気銘柄の獺祭ならではの魅力です。

獺祭には精米歩合の異なる商品が販売されています。他にも、獺祭の焼酎や梅酒、甘酒、アイスやショコラなども販売しています。中でも注目されているのは「獺祭スパークリング」です。

獺祭スパークリングは名称の通り、炭酸の入った発泡性の日本酒です。香り高い純米吟醸のスパークリング日本酒で、他の獺祭と同様に原料には山田錦を使用しています。

爽やかさも感じるスパークリングの味わいは暑い季節にもおすすめで、通常の獺祭とはひと味違った美味しい味わいでおすすめです。人気銘柄のスパークリングは冷やして飲むのがおすすめで、爽やかな味わいは獺祭をよく飲む方にも、普段は日本酒を飲み慣れていない方にもおすすめです。

獺祭は日本酒の中でも大人気の銘柄です。アメリカやヨーロッパ、台湾・香港・中国など、世界の25か国以上に輸出もされており、日本を代表する日本酒の1つでもあります。

世界各国の高級レストランでも飲まれる獺祭の名称は、旭酒造がある「獺越」という地名から一文字とってつけられました。獺祭の「獺」は、カワウソの事です。

カワウソは獲った魚を川岸に並べる習性があり、その様が祭りに見える事からできた言葉が「獺祭」です。転じて、文章や詩を作る際に、参考書や資料を広げてちらす様も表すようになりました。

他にも明治の日本文学に革命を起こし、自らを「獺祭書屋主人」と称した正岡子規も、銘柄の由来になっています。旭酒造のキャッチフレーズは「酒造りは夢創り、拓こう日本酒新時代」で、保守的にならず、変革の中で良い日本酒を造り出していこうという思いが獺祭に込められています。

「旭富士」という銘柄を200年以上作り続けていた旭酒造ですが、日本酒離れによる売り上げの低迷や倒産危機に瀕した際に、味わう酒を求めていく事を決め、1990年代に純米吟醸のみを製造していく方針に転換しました。その際に誕生した「獺祭」は、1992年に発売されました。

現在は、「獺祭 純米吟醸45」や「獺祭 純米吟醸 磨き二割三分」「獺祭 純米吟醸 磨き三割九分」の他、高精米の高級日本酒である「獺祭 磨き その先へ」などのラインナップがあります。

精米歩合の違う純米吟醸の獺祭がある中で、爽やかな美味しい味わいのスパークリングも人気があります。獺祭スパークリングは、フルーティーな香りや山田錦の甘みとすっきりした発泡性で、日本酒が得意ではない方や、女性の方にも飲みやすいのでおすすめです。

獺祭スパークリングには、旭酒造がおすすめする購入後の保存期間や場所があります。また、スパークリングの日本酒は普通の日本酒と異なり、保存や飲む際の注意点もあります。美味しく獺祭スパークリングを飲むためには、保存条件を知る事も必要です。

暑い時期にご家庭で楽しんだり、パーティーなどの華やかな場面でも活躍するスパークリング日本酒の「獺祭スパークリング」の魅力や、取り扱いの注意点をご紹介します。

通常の獺祭と違う味わいをもつ獺祭スパークリングは、純米大吟醸です。原料となる山田錦は、日本酒醸造に用いられる米の中でも代表的な品種で、「酒米の王」と呼ばれています。獺祭スパークリングに使用している山田錦の精米歩合は45％で、米の甘みを贅沢に味わう事ができます。

また、多くのスパークリング酒は、炭酸ガスを瓶の中に注入している中、獺祭スパークリングでは瓶内二次発酵を行っています。瓶内二次発酵方式はシャンパンの製造で用いられる手法で、生きている酵母を瓶に入れて発酵させることで、炭酸ガスを発生させます。

獺祭スパークリングは、熟成したスパークリングの旨味を感じる事ができます。にごり酒でありながら、軽さのある甘さと果実のような香りが特徴的です。

旭酒造は、獺祭スパークリングを購入したら2週間以内に飲むのがおすすめしています。また、購入してしばらく飲まない場合にも、保存の注意点があります。

スパークリングの日本酒は、常温で保存しておくと炭酸が抜けてしまうため、基本的に冷蔵保存が必要です。獺祭スパークリングで用いられている瓶内二次発酵は、保存している最中にも発酵が進んでしまい、温度が高くなると変質していまう可能性があります。

獺祭スパークリングは開栓したらその日のうちに飲み切るのが美味しいのでおすすめです。もし獺祭パークリングを飲み切れなかった場合も、冷蔵庫内で横置きにすると吹き出してしまう可能性があるため、縦置きして保存しましょう。

獺祭スパークリングは、保存だけでなく開栓時にも注意しなければなりません。スパークリングの酒は、保存時に変質が起きていると開栓する際に吹き出してしまう場合があるので注意しましょう。

また、揺らしてしまったり、衝撃を加えると危険です。保存場所や期間、開栓時に注意して、美味しいスパークリングを楽しみましょう。

獺祭スパークリングは、全国の酒店や百貨店でも販売していますが、確実に手に入れたい方や近くに獺祭スパークリングを取り扱う店舗がない方、多めに買っておきたい方にはAmazonなど通販がおすすめです。獺祭スパークリングは内容量が3種類あり、用途や好みで選べます。

「獺祭 純米大吟醸 スパークリング45」の価格は、720mlで2046円（税込み）、360mlで1023円（税込み）、180mlで511円（税込み）です。

Amazonで獺祭スパークリングを購入する場合、内容量以外にも何本かのセットになっている商品や、化粧箱の有無も選べるので、自宅用以外にも様々な用途で活用できます。

また、獺祭スパークリングには季節商品の「獺祭 磨き三割九分 スパークリング」もあります。2021年は4月23日から販売しており、全国の獺祭取扱店舗以外にもAmazonで購入できます。

精米歩合39％の「獺祭 磨き三割九分 スパークリング」は、通常の獺祭スパークリングと比較して、より繊細な味わいです。緻密な味を追求しつつ、にごり酒ならではのふくよかさや爽やかなスパークリングが魅力です。

価格は720mlで3960円（税込み）です。繊細美味しいスパークリング日本酒が飲みたい方におすすめです。

スパークリングといっても、スパークリングワインやシャンパンと異なる味わいを持つ獺祭スパークリングには、和食系のおつまみが合います。

純米大吟醸らしい華やかな香りを損なわない、さっぱりとした味わいのものが日本酒には合いますが、スパークリング日本酒の場合には少しがっつりとした揚げ物や肉系のおつまみも合います。中でも、獺祭スパークリングのおつまみには天ぷらがおすすめです。

天ぷらの中でも、白身魚や野菜の天ぷらがおつまみとして人気です。野菜の天ぷらにあるほろ苦さも、獺祭スパークリングの爽やかな味わいと相性抜群です。獺祭スパークリングは、スパークリング日本酒らしい華やかさと爽やかさがあり、おつまみの素材の良さも際立たせてくれます。

有名銘柄の日本酒である「獺祭」にはスパークリングもあります。獺祭スパークリングは、大吟醸らしい香りの高さと、山田錦を使用したにごり酒のふくよかな甘みの中に、炭酸の爽やかさが感じられるので人気があります。日本酒を飲みなれてない方や女性の方にもおすすめです。

内容量も3種類から用途によって選ぶ事ができるので、自宅用以外にも贈り物などにもおすすめです。季節限定の商品もある獺祭スパークリングを、ぜひご賞味ください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。