今更聞けない【オリーブオイル】の種類を徹底解説！違いや使い分けも

オリーブオイルの種類は大きく分けて2つあります。バージンオイルとピュアオリーブオイルという種類で、スーパーなどで目にしたことがあるでしょう。

まずはオリーブオイルのよくある2種類について簡単に説明します。種類の違いがわかれば料理の味がさらにグレードアップすること間違いなしです。

エクストラバージンオイルとは、オリーブの果実から搾り取った一番搾りのオイルつまりバージンオイルの種類のひとつです。一番搾りのオリーブオイルの中でも厳しい基準を満たしたオリーブオイルのみがエクストラバージンオイルになれます。

ピュアオリーブオイルとは、一番搾りのオリーブオイルを精製してエクストラバージンオイルなどを混ぜて出来上がったオリーブオイルです。香りなどがバージンオイルに比べて控えめな種類です。

オリーブオイルの種類の違いは抽出したオイルのグレードや精製方法によって分けられます。オリーブオイルの名前が少し違うのはグレードや精製方法の違いによるためです。

バージンオリーブオイルとは、オリーブの果実から搾油した一番搾りのオリーブオイルです。バージンオイルの中でもさらにグレードが分かれており、香りや酸味などの厳しい基準を満たしたものだけが最高品質のオリーブオイル＝エクストラバージンオイルと名乗れます。

ピュアオリーブオイルは、オリーブオイルに精製の工程を加えてバージンオイルなどを足したオリーブオイルです。脱酸や脱臭といった精製処理を加えて無味無臭のオリーブオイルにした後、エクストラバージンオイルなどを足して風味づけを施しています。

一般的にエクストラバージンオイルは生食用、ピュアオリーブオイルは加熱用といった種類分けがされていますが必ずしもこの種類分けである必要はありません。しかし、オリーブオイル初心者はこの使い分けで覚えておけば料理で失敗は無いでしょう。

エクストラバージンオイルはオリーブ独特の香りや味わいがしっかり残ったオリーブオイルです。サラダにかけたりバゲットにつけたりして香りや風味を楽しみます。

ピュアオリーブオイルは精製工程を経ているので香りや味わいが控えめかつマイルドです。サラダ油感覚で使うのはもちろんですが、ドレッシングを作る際にも向いている種類です。オリーブオイル独特の青臭さが苦手な人はピュアオリーブオイルが使いやすいでしょう。

オリーブオイルを存分に楽しめるレシピといえばやはりアヒージョです。たっぷりのオリーブオイルを使って好きな具材をグツグツ煮て楽しめます。

材料は、えび・キノコ類・タコなどお好みの具材（50gずつほど）、オリーブオイル（100ml）、ニンニク（2片）、バター（10g）、鷹の爪（少量）、塩（少量）です。オリーブオイルはエクストラバージンオイル、ピュアオリーブオイルどちらの種類でも構いません。

まず、具材を切ります。ゴロゴロとしている方が食感を楽しめて美味しいので、細かく切りすぎないように注意しましょう。ニンニクは刻み、鷹の爪は輪切りにしておいきます。

オイルの準備をします。小さめの鍋や深めのスキレットにオリーブオイルと鷹の爪、ニンニクを入れて火にかけます。弱火で熱して香りが立ってきたら塩とバターを入れましょう。

具材を熱していきます。オリーブオイルが十分に温まったら具材を入れて3分ほど煮込んで完成です！ニンニクの香りと濃い塩っ気でお酒が進みます。残ったオリーブオイルはバゲットにつけて食べることもできます。

オリーブオイルの種類は料理用だけではありません。飲むためのオリーブオイルや肌に塗るオリーブオイルといった種類があり、美容や健康に良いとされています。

スキンケア用の美容オリーブオイルはその成分から美容効果が期待できます。スクワランやビタミンEなど市販の化粧品にも負けず劣らずの成分が含まれているのです。オリーブオイルの成分により肌のターンオーバーが促進され、ハリと潤いが生まれると言われています。

飲むオリーブオイルは美容や健康のためにおすすめの種類です。オリーブオイルのような良質な油を体内に直接取り込むことで、乾燥改善や血糖値の維持などに効果を発揮します。

飲むオリーブオイルは味わいが複数種類あり、好みに合った香りや味を見つけることが続けるコツです。飲むオリーブオイル初心者はスッキリした味わいやフルーティーな香りが強い種類を選ぶと良いでしょう。

オリーブオイルは様々な種類があります。香りや味で使い分けることで料理の味がさらにグレードアップするでしょう。料理以外でも肌に塗るなどして体内外から美容と健康に気を使えます。複数種類のオリーブオイルを使い分けて美容と健康に良い生活を始めましょう！