レトルトカレーをひとふりで本格アレンジ！市販で買えるおすすめのスパイス5選！

日本でもどんどんスパイスが一般普及しており、スーパーで比較的簡単に手に入るようになってきました。しかし、スパイスはそれぞれ味も効果も違うため、何の予備知識もなく手を出すには中々ハードルの高い調味料といってよいでしょう。

しかしその反面ポイントを押さえていれば、スパイスはちょっと加えるだけで一気に料理のクオリティが上がる素晴らしい調味料なのです。本記事では、市販のレトルトカレーがまるで手をかけて作った本格派カレーのように早変わりする、おすすめスパイスアレンジ方をご紹介します。

まずは、スパイスに馴染みのない方でも使いやすい「ガラムマサラ」です。ガラムマサラは、複数のスパイスが配合されたミックススパイスのことをいいます。既に味や香りのバランスが整えられているため、レトルトカレーに好みの量かけるだけで本格的なカレーに早変わりします。

メーカーごとに配合が異なるため、同じガラムマサラでも味が異なるという特徴があります。様々なメーカーのガラムマサラを試し、好みのレトルトカレーとガラムマサラの組み合わせを見つけてみるというのもよいでしょう。

クミンの香りはカレーの香りといっても過言ではない、カレー作りに欠かせないスパイスが「クミン」です。レトルトカレーにクミンを足してあげるだけで、一気に香りが本格派になります。

気軽に使いたいのであれば、粉末状になっているクミンパウダーがおすすめです。振りかけるだけで、エスニックなカレーの香りが広がります。

ちょっぴり手はかかりますが、ホールもおすすめです。クミンホールを油で炒め、香りの移ったオイルをレトルトカレーにかけて食べるというのもまた絶品です。レトルトカレーだけでなく、野菜炒めなどにも転用できるので汎用性も高いスパイスです。

カレー粉の原料の1つにもなっているスパイス「カルダモン」もおすすめです。ショウガに似た爽やかでエキゾチックな香りが特徴のスパイスで、前述のガラムマサラにもよく配合されているスパイスです。

甘みも感じられる香りであるため、ココナッツミルクを使ったレトルトカレーと相性抜群です。スイーツやパンとも相性がよく、砂糖と混ぜてカルダモンシュガーとして使うのも良いでしょう。

柑橘系を思わせるような爽やかな香りがするスパイス「コリアンダー」も、カレーに欠かせないスパイスであり、レトルトカレーとの相性も抜群です。

コリアンダーはパクチーの種を使ったスパイスです。パクチーとは異なり香りがよく、カレーはもちろんスープの下味付けによく使われています。タンパク質と相性が良く、肉はもちろん豆類を使う料理で活躍します。

レトルトカレーにコリアンダーをかけることで、深いコクと爽やかでエキゾチックな香りが楽しめるようになります。醤油や砂糖といった和食で使う調味料とも相性が良いため、レトルトカレー以外にも使える汎用性の高いスパイスです。

食事を楽しむうえで、見た目はとても重要な要素です。何の変哲もない市販のレトルトカレーでも、見た目が変わると気分も変わります。そんな気分を変えてくれる手助けをしてくれるスパイスが「ターメリック」です。

レストラン等でカレーを頼んだ時、黄色いご飯が出てきたことがあるでしょう。黄色いご飯は、炊き立てご飯にターメリックを小さじ1/4程混ぜ込むだけで簡単に作れます。

いつものレトルトカレーでも、ご飯がターメリックライスになっているというだけで特別感が出ます。器や盛り方を合わせて工夫すれば、見た目からレトルトカレーを一流カレーに大変身させることが出来るでしょう。レトルトカレーである、ということを感じさせないひと手間です。

市販のレトルトカレーでも、最近はかなりクオリティが上がり美味しいものが増えてきています。しかし、同じものばかりであれば飽きが来てしまうというものです。そんなとき、スパイスがあれば、簡単にお手軽に、カレーをさらに好みの風味にアレンジできます。

忙しくてレトルトカレーが良く食卓に登場するというかたは、是非本記事を参考にスパイスアレンジを楽しんでみてください。