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味噌は体にいい食品の1つ!
味噌は家庭料理には欠かせない調味料のひとつですが、実はさまざまな効果や効能があるとされていて、「医者いらず」とまで言われるほど健康にいい食品なのです。
一般的な味噌は大豆と塩、麹を混ぜて潰し、発酵させて作られています。大豆にはもともとアミノ酸やビタミンなどの栄養素が含まれているのですが、発酵させることによってその量が増えます。
また、発酵する過程で大豆にはない酵母、乳酸菌などの栄養素も作られ、味噌に含まれている栄養素を体内へ吸収しやすくしてくれます。
そのため、大豆のまま摂取するよりも、味噌として摂取した方がより多くの栄養を取り入れることができるのです。味噌には他にも、炭水化物、タンパク質、ミネラル、食物繊維などの栄養素も含まれています。
味噌にはダイエット効果や美肌効果、アンチエイジングなどの女性にとって嬉しい効果があるといわれており、健康にもとてもいいのです。
しかし、いくら健康にいいからといって過剰に摂取しすぎると、味噌はとても塩分が高く逆に体に悪い影響を与えてしまうこともあるので、摂りすぎには注意が必要です。
常温より冷凍がいい?正しい保存方法を紹介!
さまざまな栄養素が含まれていてとても美容や健康にいい食品の味噌ですが、多くの方は常温保存、もしくは冷蔵保存をしているでしょう。
しかし、実は味噌の常温保存や冷蔵保存は正しい保存方法とは言えず、気が付かない間に味噌の味を落としてしまっているかもしれません。
というのも、味噌は温度変化にとても弱い食品で、開封前であれば常温保存や冷蔵保存でも問題ないのですが、一度開封してしまうと温度変化による影響をとても受けやすくなってしまいます。
味噌は大豆を発酵させて作られているとご紹介しましたが、温度が暑い場所に保存をしておくとさらに少しずつ発酵が進み、色が変化してしまったり、本来の味よりも風味が落ちてしまいます。
そこで、味噌の発酵を防いで美味しいままの状態で保存しておくことができるおすすめの正しい保存方法が、冷凍保存です。冷凍をすることで発酵がとまり、味噌の風味が落ちることなく保存しておくことができます。
冷蔵保存は常温保存に比べると温度も低く発酵が進む速度も遅いですが、やはり冷蔵庫の中でも発行は進むので、冷蔵保存ではなく冷凍保存の方が美味しい状態のままになります。
味噌は冷凍してもかたまらない!なぜ?
通常は食品を冷凍すると凍ってしまい、固まるものですが、味噌は冷凍しても凍ることなく、固まらないので冷凍していても解凍する手間もなくそのまま料理に使用することができます。
というのも、水は0度以下になると凍り、固まりますが、味噌には水だけでなく多量の塩分や糖分などの不純物が含まれており、凍る温度が水よりもさらに低くなるので、家庭用の冷凍庫の温度では凍ることがないのです。
ちなみに味噌が凍ってしまう温度は‐30度以下だといわれていますが、一般的な家庭用の冷凍庫の温度は‐18度程度なので、味噌を冷凍しても凍ってしまう心配はありません。
容器に入った味噌の冷凍方法
味噌は通常購入時は容器に入れられていますが、冷凍保存をするにはその容器に入ったままでも冷凍しておくことが可能です。
味噌を容器に入ったまま冷凍保存する正しい方法は、容器に入った味噌の上部にラップをかけ、表面にピッタリとくっつくようにはりつけます。そして、ラップが剥がれてしまわないように輪ゴムをつけます。
この正しい保存方法で冷凍保存をしておくことで、常温保存よりも美味しい状態のまま味噌を日持ちさせることができます。
空気を抜くのがポイント!付属のフタは捨てよう
容器に入った味噌を冷凍保存しておくポイントは、容器に付属しているフタは付けずに捨てること、そして、味噌が空気に触れないようにしっかりと空気を抜いて冷凍することです。
味噌は空気に触れていると、味噌に含まれている糖分やアミノ酸が酸素と反応して黒ずんでしまいます。そのため、ぴったりとラップをつけて空気に触れないようにしておく必要があります。
付属のフタを容器につけて冷凍をするとどうしてもフタと味噌の間に隙間ができ、空気に触れてしまうので、付属のフタではなくラップをつけて冷凍した方がいいので、フタは使わずに捨てるようにしましょう。
味噌は小分けで冷凍すると料理のときに便利!
味噌は容器に入ったままでも冷凍保存をしておくことができますが、小分けにして冷凍しておくと料理の際に小分けにした状態のままで使用することができるようになるので、さらに便利です。
小分け冷凍にすることで使いすぎてしまう心配もなく、適量の味噌を料理に使うことができます。小分けにするのも時間がかかる作業ではないので、冷凍する際にあらかじめ小分けにして冷凍しておくといいでしょう。
さらに、小分けに冷凍した味噌をさらに料理の際に便利にすることができる「味噌玉」というものがあるので、簡単な作り方をご紹介します。
味噌玉ってなに?作り方を紹介!
味噌を使った料理として代表的なのが味噌汁ですが、「味噌玉」を作って冷凍をしておくと、お湯をかけるだけで簡単に味噌汁を作ることができるようになり、とても便利です。
味噌玉とは、味噌汁の具材をあらかじめ混ぜておき、それを冷凍させたものです。主な材料は、味噌、だしの素、味噌汁の具材の乾物です。
だしの素は味噌200gに対して1パックほどの量で、乾物の量はお好みですが、少しだけでも大丈夫です。作り方はとても簡単で、味噌、乾物、だしの素をすべて混ぜ、小分けにしてラップで丸め、冷凍するだけです。
材料としてお麩を使う場合は、混ぜる際に崩れてしまわないように最後に味噌と一緒にラップでそっと包むといいでしょう。15gずつくらいに小分けにしておくと、160~180ccほどのお湯で溶かすとちょうどいい濃さになります。
通常の味噌汁はだし汁に具材を入れ、味噌を溶いて作りますが、味噌玉にはその具材すべてが入っているので、お湯をかけて溶かすだけで味噌汁を短時間で作ることができるのです。
料理の時短にもぴピッタリですし、小分けに冷凍した味噌玉を使用すれば人数分の味噌汁を余ることなく作ることができるので、とても便利でおすすめです。
冷凍した味噌の日持ちは?
味噌は常温保存や冷蔵保存をするよりも、冷凍保存をしておいた方が味が落ちることなく、美味しいままの状態で保存できるということをご紹介しましたが、もちろん冷凍することによって、日持ちもするようになります。
味噌はあまり自炊をしないという方や、人数が少ないというご家庭では使い切ってしまう前に賞味期限を迎えてしまうという場合もありますが、冷凍することで、そのような悩みが解決できます。
味噌を冷凍した場合の保存目安について、常温保存の日持ちと比べてどれほど冷凍すると日持ちするようになるのか、ご紹介します。
目安は1年!
常温保存をした味噌は通常半年ほど日持ちするのですが、冷凍保存をしておくと、味噌の保存目安は1年以上にと倍ほど日持ちするようになります。
また、冷凍をすることで味も落ちることがないので、常温保存や冷蔵保存に比べて冷凍保存は美味しいまま、日持ちさせて長期保存をしておくことが可能なのです。
味噌を使いやすくする便利なアイテムがある!
味噌の正しい冷凍保存の方法や便利な小分け冷凍などについてご紹介しましたが、味噌を使う際には、必ず計量をしなければいけません。
実は、そんな味噌の計量を助けてくれる便利なアイテムがあります。料理に味噌を使いやすくする便利なアイテムについて、特徴や使い方などをご紹介します。
みそマドラーってなに?
味噌を計量する際に、だいたいの量や目分量で計量している方が多いですが、味噌は塩分が高く、体にいい食品のはずが摂りすぎてしまうと逆に悪影響を及ぼすことがあります。
目分量だと思っているよりも多くの味噌を摂取してしまう可能性がありますが、そんな味噌の計量をとても簡単にしてくれる便利なアイテムが、「みそマドラー」です。
みそマドラーとは、味噌の計量をするためのアイテムで、マドラーの上下には丸い計量部がついています。そのマドラーの計量部を味噌の中に入れ、回すだけで簡単に計量部の大きさに合った量の味噌を取り出すことができるのです。
マドラーは計量後は味噌を溶くアイテムとしても使用することができ、料理をとても簡単に、楽しくしてくれるおすすめのアイテムです。味噌は冷凍しても固まることがないので、みそマドラーは冷凍した味噌の計量にも使用することができます。
味噌を冷凍して美味しく料理に使おう!
味噌はどのご家庭でも料理に欠かせない調味料で、できるだけ美味しく正しい方法で日持ちさせたいと思っている方が多いでしょう。味噌の冷凍保存は、そんな考えを実現できるとても便利な保存方法です。
味噌マドラーを使用したり小分けに冷凍をすることで料理の時短にもなりますので、ぜひ味噌は冷凍保存をするようにして、美味しく日持ちさせましょう。