炊飯器でチャーシューが作れる！失敗しない簡単な作り方は？

美味しいご飯を炊く調理器具と言えば炊飯器です。色々なメーカーからさまざまな種類の炊飯器が発売されています。最近の炊飯器はご飯を炊く以外にも、調理モードが付いた機器もあります。調理モードを使うことで、ローストビーフやビーフシチューなど手の込んだ料理が簡単に作れます。

そこで本記事では、簡単で美味しい炊飯器のチャーシューの失敗しない作り方をご紹介します。失敗しない基本的な作り方の他に、炊飯器のチャーシューを使用したおすすめアレンジレシピもお届けします。レシピの材料は、全て4人前の分量で表記します。

低温調理ができる炊飯器だけで作るため、失敗せずに美味しいチャーシューができあがります。それでは早速、炊飯器で作るチャーシューの失敗しない簡単な作り方をご紹介していきます。

炊飯器で作る簡単チャーシューは、にんにくの風味をきかせたパンチのある一品に仕上がっています。チャーシュー一枚でご飯が進むこと間違いありません。一度食べたら癖になる味わいですので、日頃の食事を彩ることでしょう。

用意する材料は豚肩ロース肉500g、卵4個、にんにく4かけ、長ねぎ1本、濃口醤油100cc、砂糖大さじ5、料理酒50cc、水200ccです。にんにくはまるっと食べれるように、人数分入れています。にんにくが苦手という場合は、にんにくチューブで調整してください。

次に、炊飯器で作る簡単チャーシューの作り方を詳しくまとめていきましょう。まずは、豚肉を柔らかくするために、数箇所フォークなどで穴を開けます。フライパンに分量外のサラダ油を少し引き、豚肉を強火で一気に焼きます。

両面焼き目が付いたら、炊飯器の釜の中に豚肉と長ねぎの青い部分、皮を剥いたにんにく、全ての調味料を入れます。炊飯器の調理モードに設定し、スタートさせます。待っている間にゆで卵を作っていきます。鍋に水を入れて、卵を半熟状態になるまで茹でます。

そして、炊飯器が炊き上がったら、ゆで卵を入れて、保温状態に設定し具材に味が染み込むように放っておいてください。残りの長ねぎで白髪ねぎを作りましょう。チャーシューとゆで卵、にんにくを器に盛り、白髪ねぎをトッピングしたら完成です。

炊飯器のチャーシューを使ったアレンジレシピをご紹介する前に、炊飯器で作るチャーシューのおすすめ肉をご紹介していきます。チャーシューと一言で言っても、豚肉で作ったと定番チャーシューや、鶏肉で作った鶏チャーシューなど、さまざまな種類があります。

自分の好みによりますが、口の中でとろとろととろけるチャーシューがお好みでしたら、豚バラ肉で作った方が美味しく仕上がります。

反対に、肉肉しい炊飯器のチャーシューを味わいたい方は、脂身の少ない豚肉を選んだ方が良いでしょう。お店などでよく使われるは、豚バラ肉が定番となっています。

炊飯器チャーシューは、低温調理でじっくりと火を通して作られます。そのため、脂身の多い豚バラ肉以外のお肉でも美味しいチャーシューができあがります。お肉の種類が違っても、炊飯器でチャーシューは作れるので安心してください。

ここからは豚肉に焦点を当てて、「豚肩ロース」「豚モモ肉」「豚ロース肉」の4つのカテゴリーに分けてご紹介していきます。お肉を吟味し、自分好みの炊飯器チャーシューを作ってみてください。

炊飯器でチャーシューを作るのにおすすめのお肉1つ目は、赤身と脂身のバランスが良い「豚肩ロース肉」です。炊飯器チャーシューを作るのに、定番人気の部位です。赤身も脂身もあるので、バランスよく食べることができます。

お店などで出てくるようなチャーシュー作りたい時は、豚肩ロース肉を使いましょう。炊飯器ではなく鍋で作る時は、煮る前に豚肩ロース肉をタコ糸で巻くかネットをかけるようにしてください。

炊飯器でチャーシューを作るのにおすすめのお肉2つ目は、赤身が多い「豚モモ肉」です。脂身が苦手という方におすすめのお肉で、肉の旨味を感じる炊飯器のチャーシューを作りたい時にぴったりです。

また、煮崩れすることもないので、そのまま炊飯器に入れて作ってみましょう。しっかり食感の炊飯器チャーシューができあがります。

炊飯器でチャーシューを作るのにおすすめのお肉3つ目は、脂身がしっかりのった「豚ロース肉」です。脂身の甘みをしっかりと感じられるお肉で、しっとりした食感の炊飯器チャーシューができあがります。歯がなくても食べられるチャーシューを作りたい時におすすめです。

ここからは、炊飯器のチャーシューを使ったおすすめアレンジレシピをご紹介していきます！日々の献立に役立つ中華おこわと、火を使わず電子レンジだけで作る肉じゃがのアレンジレシピをお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

どちらのアレンジレシピも、炊飯器のチャーシューを上手に活かした絶品料理です。覚えて損なしのアレンジレシピが満載となっています。炊飯器のチャーシューが余ったら、チャレンジしてみてください。それでは、炊飯器のチャーシューをアレンジしたおすすめレシピを見ていきましょう！

初めにご紹介するおすすめアレンジレシピは、「チャーシューで中華おこわ」です。とろとろのチャーシューがご飯に染み込んで、食欲が増進します。中華料理のおかずを作った時に、チャーシューで中華おこわを作ってみてください。簡単に作れるので、日々の献立におすすめです。

それでは、チャーシューで中華おこわの作り方を詳しくまとめていきます。用意する材料はもち米2合、炊飯器のチャーシュー5枚、人参1/2本、ごぼう1/2本、ごま油適量、オイスターソース大さじ1/2、しょうゆ大さじ1/2、砂糖大さじ1/2、塩少々、和風だしの素少々です。

チャーシューで中華おこわに入れる具材は、その他に何入れても美味しくなります。炊飯器のチャーシューと合う具材を、たっぷり入れてみてください。食べ応えのある中華おこわができます。

まずはもち米を研ぎ、水に少しの合間浸しておきます。炊飯器で作ったチャーシューを細かくみじん切りにし、ごま油で軽く炒めます。人参は細切りに、ごぼうはささがきにしアク抜きをしてください。炊飯器に全ての具材と調味料を入れて、ご飯を炊く要領でスイッチオンします。

水は通常より少し少なめにするのがポイントです。もちもち食感の中華おこわができあがります。炊き上がったら、おこわ全体をよく混ぜてお茶碗に持ったら完成です。少し蒸らしてから食べても美味しい中華おこわになります。

次にご紹介するおすすめアレンジレシピは、「チャーシュー肉じゃが」です。火を使わず電子レンジだけで、簡単に作れます。調理する時間がない時や楽したい時に、おすすめのアレンジ料理となっています。簡単なのに食べ応えがある絶品和食料理です。

それでは、チャーシュー肉じゃがの作り方を詳しくご紹介します。炊飯器のチャーシュー1/2に新じゃがいも3個、新玉ねぎ2個、人参1本、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1、みりん大さじ1、しょうが1かけを用意してください。しょうゆや砂糖などは、味見をしながら調節しましょう。

まずは、新じゃがいもと新玉ねぎ、人参、炊飯器で作ったチャーシューを食べやすい大きさにカットします。しょうがはしっかりとすりおろしてください。カットした野菜を耐熱容器に入れ、軽く電子レンジで加熱しましょう。

全体を軽く混ぜ合わせて、調味料類とすりおろしたしょうがを加えて、再び電子レンジでチンします。具材に味が染み込み味が整ったら、炊飯器で作ったチャーシューを加えて再び混ぜ合わせます。器に盛り付けたら、チャーシュー肉じゃがの完成です。

炊飯器を使うと、簡単で手軽に美味しいチャーシューができると判明しました！炊飯器で作る簡単チャーシューは、お鍋でじっくり作る本格的なチャーシューと何も変わりはありません。

また、炊飯器を使えば、失敗することはありません。炊飯器に入れて放っておくだけですので、誰でも真似しやすいです。口の中でとろけるほど美味しいチャーシューができあがりますので、炊飯器を使って作ってみてください。味気ない食卓が華やかになること間違いありません。