美瑛の丘はおすすめの絶景観光スポット！見ごろ時期や楽しみ方などご紹介

美瑛の丘は北海道上川郡美瑛町にあります。十勝連峰を背景に様々な起伏や形状ができた丘となっています。美瑛の丘を大きく分けると、北西側一帯をパッチワークの路、南側一帯をパノラマロードの2つのエリアに分かれています。

パッチワークの路は、JR美瑛駅から北西側に広がるエリアで、ケンとメリーの木やセブンスターの木や親子の木など、畑の境にポツンと立つ景色は、数々のテレビCMに起用されています。パノラマロードは、JR美瑛駅から南側に広がっており、十勝岳山麓に広がる丘陵地です。

四季彩の丘と呼ばれる花畑があり、約30種類の草花が、丘全体にカラフルなじゅうたんのように咲き、大変眺めが良い場所となっています。

CMに起用された場所のロケ地巡りや、花畑の風景を写真や絵におさめるなど、美瑛の丘は数多くの楽しみ方があります。

美瑛の丘の最寄り駅はJR美瑛駅です。駅から車で約5分で着きますが、観光するには広いのでカーナビが必須です。また、車が無い方は、美瑛駅発着で観光タクシーを利用することができるので、人気スポットを気兼ねなく楽しめます。

レンタサイクルショップも美瑛駅周辺にあるので、ゆっくり時間をかけて観光したい方におすすめです。美瑛の丘には駐車場も完備されています。

北西の丘展望公園は30台、三愛の丘展望公園は10台、千代田の丘見晴し台は10台、新栄の丘展望公園は27台と、車で観光する方は安心して観光することができます。

美瑛の丘は、季節によって全く違う景色を観ることができ、様々な楽しみ方があります。おすすめシーズンは6～10月です。中でも華やかな花の見ごろの6～7月はベストで、パッチワークの路ではジャガイモの花が咲き、麦は黄金色に色づいています。

他にも木立の青々とした新緑や、澄み切った青空を見ることができます。また、冬は辺り一面が白一色に染まる雪景色に衣替えします。

パノラマロードの小高い丘にある四季彩の丘では美しい花畑の景色を見ることができ、晴れる日が多いので、美瑛市街の向こう十勝岳連峰を一望できます。

美瑛の丘を巡る方法はいくつかあります。時間に余裕があり、パッチワークの路とパノラマロードを両方巡る方は、車や観光タクシーがおすすめです。美瑛の丘は広いので迷わないために、カーナビは必須です。

花畑の絶景や、自然を満喫したい方はレンタサイクルや徒歩がおすすめです。ただし、パッチワークの路とパノラマロードを両方巡る場合は、1日かけて巡る計画を立てておく必要があります。

徒歩の場合は移動距離や高低差があるので、どちらか1つのエリアに絞ることをおすすめします。巡り方で美瑛の丘の楽しみ方が変わることも魅力です。

美瑛の丘の1番おすすめの巡り方です。パッチワークの路とパノラマロードを両方巡るなら5時間ほどかかります。時間に余裕の持って計画を立てるとよいです。迷いやすいのでカーナビは必須です。美瑛の丘の駐車場を予め確認しておくとスムーズに観光できます。

人気スポットや花畑、美瑛の丘の自然を満喫したい方や、景色を写真におさめたい方におすすめです。しかし、距離が長く、道は高低差があって分かりにくいです。そのため、徒歩で巡る場合は訪れたい場所やコースなど、事前に計画を立てると良いでしょう。

美瑛の丘の自然を満喫したい方におすすめです。JR美瑛駅周辺にレンタサイクルショップが点在しており、普通自転車で1時間200円からレンタルが可能です。

パッチワークの路とパノラマロードを両方巡る場合は、1日かけて巡る計画を立てるか、どちらかに絞って巡るのがおすすめです。

美瑛の丘は数多くのおすすめスポットがあります。CMに起用されたケンとメリーの木、商品のパッケージに使用されたセブンスターの木が有名です。

他にもマイルドセブンの木、3本のカシワの木が親子のように見える親子の木など、畑の境に植えられた木の風景はパッチワークの路のアクセントになっています。

また、パノラマロードの道中にはパノラマ風景が一望できる三愛の丘展望公園、三角塔の形のとんがり屋根が特徴的な千代田の丘見晴台、360度美瑛の丘を見渡せる新栄の丘展望公園、その東側には美瑛の丘を代表する赤い屋根のある家などがあります。

また、花畑の景色が6月～10月ごろに見ごろとなっている四季彩の丘、北西の丘展望公園があります。このように、美瑛の丘には数多くのおすすめスポットがあり、様々な楽しみ方があります。

ケンとメリーの木は、パッチワークの路のエリアで観ることができるポプラの木です。日産自動車スカイライン「ケンとメリーのスカイライン」の1972年に放送されたCM「地図のない旅」編で撮影場所に選ばれ、CMの登場人物の名前から名付けられました。

樹齢90年を超える大木で、広々とした農地にそびえ立つ姿が美しく、季節の変わり目によって、その表情を変えていきます。ケンとメリーの木を一望できるカフェもあるので、雄大な景色を眺めながらティータイムを楽しむこともできます。

パッチワークの路を360度楽しむことができる丘の上に立つ1本のカシワの木です。1976年に日本専売公社（現JT）の「セブンスター」の観光たばこ「北海道の旅」のパッケージに使用されたことから、セブンスターの木と名づけられました。

駐車場も完備されているので、車を停めてじっくりと楽しむことができます。たばこのパッケージに使用されて30年以上経過していますが、広大な農地の中にカシワの木が1本だけ佇む風景は、現在も人気のスポットとなっています。

3本のカシワの木が親子のように見えることから、親子の木と名づけられました。真ん中の小さい木が子供にように見え、親と手をつないでいるような風景です。

親子の木の周りは麦、ジャガイモが年ごとに植え替えられます。畑の収穫前と収穫後によって、様々な変化を見せる風景が人気となっています。

マイルドセブンの丘はカラマツ林のある丘です。麦畑の斜面の頂上にはカラマツの木々が横一列に並んでおり、木々に沈みゆく夕日が美しいことで有名です。たばこのマイルドセブンのポスターやCMに使用されたことから、マイルドセブンの丘と名づけられました。

マイルドセブンの丘は四季折々の絶景を360度見渡すことができるため、全シーズンを写真におさめるのもおすすめです。

丘巡りにレンタサイクルや徒歩で散策できる展望公園です。パノラマロードの中でも最も美瑛町市街地に近いエリアで、道中にパノラマ風景が広がっています。

北東方向には丘陵ごしに十勝岳連峰を見ることができ、南西方向にはなだらかな丘の景色が一望できます。三愛の丘展望公園は駐車場やトイレが完備されており、休憩場所としてもおすすめです。

三角塔の形が特徴的なとんがり帽子の見晴台で、施設の下には千代田ふれあいファームがあります。ポニーや羊、ヤギ、うさぎなど可愛い小動物たちと触れ合うことができるので、子供連れにおすすめのスポットとなっています。

展望台の2階は360度ガラス張りになっており、美瑛の丘の丘陵地帯と十勝岳連峰が一望できる絶景スポットとなっています。

東側には十勝岳連峰と赤い屋根のある家が見え、西側は夕焼けが美しいと写真スポットとして人気となっています。360度美瑛の丘を見渡すことができます。夏から秋にかけて、サルビアやヒマワリの花が見ごろとなっています。

「冬のソナタ」のユン・ソク監督が2017年6月に公開となった「心に吹く風」という映画で、新栄の丘展望公園が舞台となったことでも有名です。映画には美瑛の美しい風景が描かれています。

折り重なる丘に広がる畑にポツンとある赤い屋根の家は印象的で、多くのカメラマンが美瑛を象徴する絶景として撮影する有名な写真スポットです。CMでも人気があり、まるで絵本の世界にような風景が広がる不思議な魅力のある場所となっています。

ただし、丘では野菜を作っており、周りは私有地なので畑は立ち入り禁止です。赤い屋根のある家は、2011年に塗装され、より丘に広がる風景に映えるようになりました。もし場所が分からなければ、新栄の丘展望公園を訪れるとよいです。東側に見えるので場所がよく分かります。

美瑛の丘にはおすすめの楽しみ方が数多くあります。ケンとメリーの木やセブンスターの木、マイルドセブンの丘などロケ地を巡ったり、花畑の景色を写真や絵におさめたりなど、広大な丘陵地帯の美瑛の丘だからこその楽しみ方です。

また、季節や時間帯によって様々な景色を見せてくれます。夏には色華やかな花畑の景色、澄んだ青空が広がり、冬には華やかな景色から一変して雪化粧した景色に変わります。

夜には満点の星空を背景に、美瑛の丘の景色が満喫できます。季節や時間帯で景色の楽しみ方があるのです。

パノラマロードの小高い丘にある四季彩の丘は、色鮮やかな花々が咲き乱れる美瑛を代表する花畑です。6月～10月ごろが花畑の見ごろとなっています。

ラベンダーやルピナス、コスモス、ヒマワリなど約30種類の花が丘全体にカラフルに咲いており、どこから写真を撮っても絶景をおさめることができます。

美瑛の丘には日産自動車のCMに起用されたケンとメリーの木、たばこのパッケージやCMに使用されたセブンスターの木、マイルドセブンの丘、映画の舞台となった新栄の丘展望公園などがあります。

美瑛の丘には数多くのロケ地があるので、ロケ地巡りを計画するのもおすすめの楽しみ方です。

ケンとメリーの木、セブンスターの木、親子の木はパッチワークの路の畑の境に立っています。雄大な農地の中にポツンと立つ景色は、美瑛の丘の広大な丘陵地だからこそ見れる絶景です。

夏は澄んだ青空も背景になり、夜には満点の星空も楽しむことができるので、写真を撮りに行く方におすすめのスポットとなっています。

パノラマロードの小高い丘にある四季彩の丘は美しい花畑となっており、夏のシーズンには花が丘全体にカラフルなじゅうたんのように咲き誇ります。写真や絵におさめるのがおすすめです。

冬のシーズンになると、雪化粧した丘となって夏の景色から一変します。夏・冬の景色を両方観光するのもおすすめの楽しみ方です。

美瑛の丘は大きく分けてパッチワークの路とパノラマロードの2つのエリアに分かれています。パッチワークの路は6月～7月が見ごろで、ジャガイモの花が咲き、麦が黄金色に色づきます。

パノラマロードの小高い丘に四季彩の丘と呼ばれる花畑があります。マリーゴールド、サルビア、ラベンダー、ヒマワリなど約30種類の花が咲いており、特に6月～10月ごろが色の華やかな花の見ごろです。

四季彩の丘の他に、北西の丘展望台でも様々な花が見ることができます。特に夏に見ることができるラベンダーが展望台の辺り一面に咲き誇り、7月が見ごろとなっています。

パノラマロードの小高い丘にある四季彩の丘は、7ヘクタールもの広さを有しています。ラベンダーやルピナス、コスモス、ヒマワリなど約30種類の花々が、丘全体にカラフルなじゅうたんのように咲いています。

園内には農産物直売所やお土産コーナー、レストランがあり、トラクターバスで園内を巡ることができます。花畑を移動できる貸しバギーや、カートがなどのアトラクションがあります。

6月～10月ごろが花畑の見ごろで、冬はスノーモービルなどが体験できます。美しい花畑の景色から一変して雪化粧した景色を見ることができます。夏とでは違った絶景が楽しめるので、四季彩の丘を2度訪れるのもおすすめです。

北西の丘展望公園は5ヘクタールもの広さを有し、ピラミッド型が特徴的な展望台があります。観光案内所も併設しており、ガラス工房や売店などもあります。展望台からは雄大な北海道の景色を360度見渡すことができます。

園内ではラベンダーやヒマワリ、コスモス、サルビアなど様々な花が咲いています。特に7月が見ごろとなっているラベンダーは展望台の辺り一面に咲き誇り、絶景となっています。

美瑛の丘の絶景観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。CMや商品のパッケージに使用されたロケ地、色華やかな花畑や丘陵地帯の景色の見ごろなど、おすすめスポットや楽しみ方を参考にしながら美瑛の丘の絶景を楽しみましょう。