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人気の「タピオカミルクティー」とは?
台湾発祥のドリンク「タピオカミルクティー」は韓国や中国、アジア圏内に留まらず、今や世界中で大人気のドリンクです。日本においても、タピオカミルクティーの専門店や飲食店での提供はもちろんのこと、コンビニやスーパーで販売されている光景もすっかり当たり前となりました。
タピオカミルクティーとは、甘めのミルクティーに大粒のブラックタピオカパールと氷を入れた、主にアイスで飲むドリンクです。直径1cmほどもあるタピオカパールを、太めのストローでちゅるんと吸い込む際の感覚と、モチモチとした弾力のある食感を楽しめます。
タピオカミルクティーの誕生については台湾で諸説ありますが、1983年に台中市にある喫茶店「春水堂」のオーナーが、清涼飲料水に対抗できる中国茶として生み出したという説が有力です。それから10年ほどで、タピオカミルクティーは台湾の国民的なドリンクとして定着しました。
日本にタピオカミルクティーが初上陸したのは、1990年代後半のことです。台湾の人気チェーン店が進出してきたことにより、爆発的に知名度が高まりました。「タピる」という新しい言葉も生まれるなど人気は現在も続いており、日本でのタピオカミルクティーブームの勢いはいまだ衰えを見せません!
黒糖入りなどメニューの種類が豊富
タピオカミルクティーという名称の通り、ベースはミルクティーであることが一般的ですが、最近では様々なバリエーションのタピオカミルクティーが登場してきています。同じミルクティーでも緑茶や烏龍茶、ほうじ茶をミルクティーにしたもの、黒糖入りやフルーツ入りなど多種多様です。
タピオカは黒いものが主流ですが、カラフルなタピオカを入れた、いわゆる「映える」タピオカミルクティーなども現れ始めました。メニューの種類が豊富でSNS映えもする、そして何より美味しいことが、タピオカミルクティーがこれほどまでに親しまれている理由なのでしょう。
タピオカとは?
そもそもタピオカとは何なのか、知らないという人もいることでしょう。タピオカはイモの一種である、トウダイグサ科のキャッサバという植物から出来ています。キャッサバの根茎から製造したデンプンがタピオカ粉で、お菓子の材料や調理の際のとろみ付けなどに使われていました。
タピオカ粉で作られた粒々のタピオカパールを茹でて戻すことで、お馴染みのタピオカとなります。実は、タピオカ粉だけでタピオカパールを作ると色が付きません。タピオカミルクティーに入れられているブラックタピオカパールは、タピオカ粉にカラメル色素や黒糖を混ぜて作られています。
タピオカミルクティーが飲める東京のおすすめ店5選
日本では、2018年から2019年にかけて第3次タピオカブームが到来したと言われています。タピオカミルクティーの本場である台湾から続々と有名店が進出し、日本初のタピオカミルクティー専門店もオープンしました。現在でも新しいお店は増え続けており、どのお店を選べば良いか迷ってしまいます。
国内に数多くあるタピオカミルクティーを提供するお店の中で、外れなしのおすすめのお店をご紹介していきましょう。まずは、東京都内でおすすめのタピオカミルクティーのお店5選です!
東京のおすすめ店① THE ALLEY LUJIAOXIANG
1つ目のお店「THE ALLEY LUJIAOXIANG(ジ アレイ ルージャオシャン)」は、タピオカミルクティーのカップに描かれた鹿のマークが特徴の人気のティースタンドです。「お茶に恋をする、美しい生活」をコンセプトに掲げたタピオカミルクティーのお店で、東京都内には17店舗展開されています。
台湾から輸入した本格的なお茶を使用した、バリエーション豊かなタピオカミルクティーのメニューを楽しめる点がこのお店の魅力です。
タピオカは「ディリオカ」と呼ばれるお店の特製で、職人が丁寧に手作りしています。沖縄産の黒糖をたっぷりと染み込ませたタピオカは、ほんのり甘くモチモチです!
東京のおすすめ店② Urth Caffe
2つ目のお店はアメリカ・ロサンゼルスで生まれたおしゃれな人気カフェ「Urth Caffe(アースカフェ)」です。SNS映えするパンケーキが有名なお店ですが、100%オーガニックにこだわった体に優しいタピオカミルクティーも美味しいと評判になっています。
ベースに通常のドリンクかシャーベット状のドリンクをチョイスできる点も、「Urth Caffe」のタピオカミルクティーの魅力の1つでしょう。ロサンゼルスでは「ボバ」と呼ばれることが一般的なタピオカは、弾力があって噛み応えが抜群です。表参道や明治神宮前、代官山に店舗が展開されています。
東京のおすすめ店③ Pearl Lady
コスパ重視のタピオカミルクティーを求めるなら、3つ目のお店「Pearl Lady(パールレディ)」がおすすめです。カラフルで可愛らしいキャラクターがトレードマークの日本初のタピオカドリンク専門店で、現在は東京都内に14店舗を展開する人気のチェーン店となっています。
人気の理由はメニューの種類が豊富であることと、リーズナブルなことです。タピオカミルクティーは1杯500円以上が一般的ですが、メニューによっては300円以下で楽しめます。大粒のタピオカを2倍の量にしたり、ハート型のマシュマロをトッピングできたりとオリジナリティも楽しめるお店です!
東京のおすすめ店④ ノナラパール
4つ目のお店「ノナラパール」は、フォトジェニックなタピオカミルクティーならここ!とSNSで話題になっています。ピンク色の外観に、店内に入ればタピオカを抱いたキュートな猫のモニュメントがお出迎えと、可愛いがふんだんに詰まった女性に大人気のタピオカドリンクの専門店です。
「ノナラパール」で楽しめるメニューは、生タピオカを使った飲み口さっぱりのタピオカミルクティーです。大きめでモチモチと弾力があるタピオカは、毎日店内で炊き上げられています。ほんのりと黒糖の優しい甘みを感じられる、出来立ての温かい生タピオカを味わってみませんか?
東京のおすすめ店⑤ Chatime
最後にご紹介する東京でおすすめのタピオカミルクティーのお店は、スペシャルティードリンク専門店「Chatime(チャタイム)」です。台湾で生まれ、現在は世界中に店舗を展開しています。東京都内には10店舗が展開されており、行列のできるタピオカミルクティーのお店として有名です。
「Chatime」もまた、メニューの豊富さで支持を得ています。タピオカドリンクのベースだけでも14種類もあり、ミルクティー以外にフルーツジュースやココアなどもセレクト可能です。毎日お店で手作りされるもっちりとしたタピオカは、シングル・ダブル・トリプルと量が選べます!
全国のタピオカミルクティーが美味しいお店3選
美味しいタピオカミルクティーが楽しめるお店があるのは、東京都内だけではありません。次は、全国に店舗があるタピオカミルクティーのお店の中から、おすすめの3選をご紹介しましょう!
全国のおすすめ店① Gong cha
「Gong cha(ゴンチャ)」は、日本のタピオカミルクティーブームの火付け役となった人気店です。タピオカミルクティーと言えばこのお店というくらい有名で、もはや代名詞と化しています。タピオカミルクティーを飲んだことがなくても、店名は知っているという人は多いのではないでしょうか?
お店のオリジナルなどメニューの豊富さが魅力の1つとなっていますが、やはりおすすめは王道の「ブラックミルクティー+パール」でしょう。
タピオカの美味しさはもちろんのことながら、濃厚で華やかな香りが立つミルクティーは甘すぎず絶品です。カスタマイズも自在で、自分好みの1杯が作れます!
全国のおすすめ店② BULL PULU
2つ目のおすすめ店は、ブルドッグが描かれた看板が可愛い「BULL PULU(ブルプル)」です。国内に50店舗以上も展開されており、全国どこへ行っても美味しいタピオカミルクティーが楽しめます。ソーダやシェイク、ココナッツミルクなどミルクティー以外のメニューも豊富です。
「BULL PULU」は台湾の企業と共にレシピの研究に励んでおり、本場の味に近いタピオカミルクティーが楽しめると評判です。こだわりのタピオカは、台湾でじっくりと長時間かけて煮込まれたものが使用されています。黒糖が混ぜ込まれた甘くてモチモチのタピオカは、本格台湾茶と相性ばっちりです!
全国のおすすめ店③ comma tea
「comma tea(コンマティー)」は、おしゃれなティースタンドとして注目を集めている人気店です。店名の「comma」には、ほっと一息つける場所にして欲しいという思いが込められており、店内はハイセンスながらも温かい雰囲気作りに努められています。
タピオカミルクティーの紅茶は、100種類以上の茶葉から厳選したものがブレンドされ、オリジナルの焙煎法でじっくりと抽出されている本格派です。特製のシロップに漬け込まれたタピオカは柔らかな甘さで、ミルクティーとのコンビネーションがたまりません!黒糖を焦がしたラテもおすすめです。
本場台湾のおすすめタピオカミルクティー3選
日本で生まれたお店のタピオカミルクティーはもちろん美味しいですが、やはりタピオカミルクティーを語るなら、本場である台湾の味を知っておきたいところです。続いて、本場台湾のおすすめのタピオカミルクティー3選をご紹介していきましょう!
本場台湾のおすすめ① 春水堂
本場である台湾のタピオカミルクティーと言ったら、「春水堂(チュンスイタン)」は外せません!台湾で喫茶店として創業して36年以上という歴史ある人気店であり、タピオカミルクティー発祥のお店として知られています。台湾で国民的な人気を誇る名店が、日本では東京都内に7店舗展開中です。
「春水堂」のタピオカミルクティーは、小ぶりでもしっかりと食べ応えがあるタピオカが特徴です。タピオカや茶葉は防腐剤を使用しておらず、タピオカを漬け込むシロップも自社で製造されています。
まるで台湾にいるようなアジアンテイストの店内で、元祖タピオカミルクティーを味わってみませんか?
本場台湾のおすすめ② 幸福堂
「幸福堂(シンフータン)」は、台湾で大人気の黒糖タピオカミルクティーの専門店です。自慢の黒糖タピオカは台湾の伝統的な製法が守られ、毎日店内で粉から作られています。白を基調とした清潔感溢れる店内では、その丁寧な職人技を見ながらメニューを楽しむことも可能です。
添加物を使用していない黒糖の美味しさが活きたタピオカと、濃厚なミルクティーのグラデーションは芸術的な美しさがあります。「幸福堂」のタピオカミルクティーは、振りかけられた黒糖パウダーをキャラメリゼして仕上げている点も特徴的です。香ばしい食感も楽しめます!
本場台湾のおすすめ③ CoCo都可
最後にご紹介する「CoCo都可(こことか)」は、台湾やアジアを中心に世界中で愛されているタピオカミルクティーのテイクアウト専門店です。展開されている店舗の数は実に4000店舗以上と、驚く他ありません。コスパの良さが人気で、日本でも東京都内に8店舗展開されており連日賑わっています。
「CoCo都可」のタピオカは少し固めですが、大きくてモチモチとしています。Mサイズでも量がたっぷりで、1杯でしっかりと満足感が得られるでしょう。メニューが豊富でフレッシュフルーツを使ったドリンクや乳酸菌シリーズ、チョコレートドリンクなど、様々なタピオカドリンクが楽しめます!
通販でお取り寄せできるおすすめタピオカミルクティー
タピオカミルクティーは、楽天などの通販サイトでお取り寄せができます。通販で美味しいタピオカミルクティーを購入して、好きな時に自宅でまったりと堪能しましょう!
通販で人気のタピオカミルクティーは、お湯を注ぐだけですぐに楽しめるインスタントのタピオカミルクティーです。乾燥タピオカとミルクティーパウダー、専用のカップにストローまでがセットになっています。作り方はカップに材料を入れて熱湯を注ぎ、たった5分待つだけと簡単です。
タピオカには黒糖と、台湾スイーツゼリーの原料である「仙草粉」が混ぜ込まれています。モチモチでねっとりとした食感は、とてもインスタントとは思えません。国内で製造されている商品で安心です!
【お試し!インスタントタピオカミルクティー】テレビ朝日の番組で紹介されました!!インスタントタピオカミルクティー タピオカ ブラックタピオカ タピオカドリンク ドリンク ミルクティー 台湾スイーツ 黒タピオカ 屋台 イベント 祭り 温タピ

タピオカミルクティーの手作りレシピをご紹介
タピオカミルクティーの材料である乾燥タピオカは、スーパーなどでも手に入ります。市販の乾燥タピオカを使って、タピオカミルクティーを手作りしてみましょう!
1人分のタピオカミルクティーを作るには、乾燥タピオカを15g、紅茶のティーバッグを1袋、牛乳を120cc、水を100cc、砂糖を小さじ1、氷適量を用意します。砂糖はハチミツやガムシロップで代用してもOKです。乾燥タピオカは、たっぷりの水に7~8時間ほど浸して戻しておきましょう。
鍋に水を入れて沸かし、ティーバッグを入れます。紅茶は濃いめの方が美味しく仕上がるので、火を止めたら2分ほど置いておきましょう。牛乳を別の鍋で沸騰する直前まで温めたら、紅茶に注ぎます。砂糖を加えてよく混ぜ、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷ましましょう。
タピオカと浸る程度の水を鍋に入れて、優しく混ぜながら沸騰させます。タピオカが浮いてきたらザルにあげて、冷水でぬめりを取りましょう。コップに氷とタピオカ、ミルクティーを注いで完成です!
タピオカミルクティーは魅力たっぷりのドリンク!
タピオカミルクティーは甘さやトッピング、タピオカや氷の量などを自分好みにカスタマイズできるお店も増えてきました。美味しい上に、お店ごとにデザインを凝らしたカップもおしゃれと、タピオカミルクティーは1杯に魅力がたっぷり詰まったスーパードリンクです!