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初心者が知っておくと良い用語を紹介します。まずは興業が始まる前に叩かれる呼び太鼓を「一番太鼓」と言います。次に演目が始まる前に叩かれる太鼓を「二番太鼓」と言い、これが着席の合図です。終幕の際に叩かれる太鼓を「追い出し」と言います。
それから舞台のことを「高座」と言います。1番最初に高座に上がる噺家を「前座」と言い、最後に高座に上がる噺家が「真打ち」です。通常真打ちは1人ですが、寄席の興行によっては、複数名いることがあります。このような興業の名称は「特別興行」と言います。
部隊の左側にある幕を「メクリ」と言い、今やっている演目を現しています。高座を片付けることを「高座返し」と言います。演目と演目の間には高座返しとメクリが行われるので注目しておきましょう。
東京で有名な「4大寄席」とは?
東京には4大寄席と言われている「新宿末広亭」「池袋演芸場」「鈴本演芸場」「浅草演芸ホール」があります。それぞ落語を中心とした年中無休の公演が基本です。まずは東京4大寄席の特徴を押さえておきましょう。
新宿末廣亭
昔ながらの江戸の寄席の風習が強く残る建物に、内部もタイムスリップしたような雰囲気がある新宿末広亭です。料金は一般3500円、学生3000円、小学生2500円で、1日中楽しむことができます。館内は313席あり、中央の椅子席や、桟敷席など多種多様なバリエーションがあります。
昼の部12時~と夜の部17時~は定期公演です。深夜の部も二つ目の自主開催で行われており、腕を磨きたい若手が集まっています。落語ファンでいつも賑わっている東京の寄席です。将来の真打ちを目指して、落語の腕を競い合う深夜公演も人気があります。
アクセスは東京メトロ・都営地下鉄「新宿三丁目」駅B3出口を出て、丸亀製麺の脇の路地を入り、2つ目の路地を入るとあります。もしくは都営地下鉄「新宿三丁目」駅C6出口を出て、戻り1本目の路地を入った突き当たりにあります。
深夜でも繁盛しているのは、この辺りの土地柄もあるのではないでしょうか。周辺の雰囲気は江戸の古き良き街並みが残っているような造りで、路地に入ってくると、東京とは違う独特な空間を堪能できるでしょう。
デートなら周辺は東京有数の繁華街ですから、ショッピングを楽しむのも良いですし、食べ歩きを楽しむのも良いです。寄席内部の飲食物持ち込みは大丈夫で、館内の撮影は禁止です。スケジュールはTwitterでも発信しており、若者のデートのカップルの姿も見受けられます。
住所 | 新宿区新宿3-6-12 |
電話番号 | 03‐3351‐2974 |
池袋演芸場
池袋演芸場は、「噺家ファースト」の作りをしている東京の寄席です。1人1人の芸の持ち時間が長く取ってあり、ちょうど声が届きやすい、ややこじんまりとした作りが、噺家の間でも人気です。距離感が丁度よく、初心者でも落語を堪能できるでしょう。
座席は広めの90席用意しており、座り心地が良いと評判です。演目と出演者を目当てに来る客が多く、観光客が少ないので、東京デートにも最適です。
入場料は1日~20日までが一般2500円、学生2000円、小人1500円で、21日~の下席になると一般と学生が昼は2000円になります。夜の部については、演目などによって価格が変わります。
時間的なスケジュールも1日~20日までの上席や中席は1日中居ることが可能です。下席になると昼の部が終わったら入れ替えになります。日程のスケジュールなどはホームページに書かれていますので、そちらをチェックしてみてから行くようにしましょう。
落語の迫力を体感するには、このくらいの会場が丁度良いと思わせる作りが魅力で、人気噺家が来ない日などや、平日を狙うと初心者でも寄席を十二分に堪能できるでしょう。
アクセスは、JR、東京メトロ「池袋」駅12番出口から、西一番街飲み屋街を歩いていくと太鼓が聞こえる寄席があります。食べ物や飲み物は持ち込み自由で、ゆったりした座席で食べることもできます。しかし館内の撮影は禁止です。
繁華街に近いので、寄席デートの後に飲み屋によったり、寄席デートの前に飲んでから寄席などが、おすすめの東京デートプランです。新進気鋭の噺家たちと、真打ちの実力の差を感じてみましょう。このようにしっかりと声が聞こえる距離感で、落語を感じてみるのもおすすめの楽しみ方です。