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台湾の絶景ポイント「高美湿地」とは?
高美湿地(こうびしっち)という、台湾の観光名所をご存知でしょうか?高美湿地は台湾の中西部に位置する台湾の第3の都市、台中(タイジョン)にあります。
台中は、ローカルな雰囲気が漂いながらも、新進気鋭の若手アーティストによる歴史的建造物や老朽化した建築物のリノベーションにより、アートスポットとして近年注目を集めています。
近年注目を浴びている都市台中の市内から20キロほど離れたところにある高美湿地は、台湾海峡と大甲渓河口の汽水域にある湿地です。台湾では「高美溼地風景區(ガオ・メイ・スー・ディ・フォン・ジン・チュー)」と言い、台湾でも人気の絶景ポイントとして知られています。
台中が誇る絶景の名所である高美湿地とは一体どのような場所なのか、おすすめの楽しみ方から訪れるべきベストシーズン、持ち物、行き方をご紹介します!台湾旅行を計画する際は、ぜひ参考にしてみてください。
台湾のウユニ塩湖と評される台中の名所
南米ボリビアにある「ウユニ塩湖」という人気スポットをご存知の方は多いのではないでしょうか。一度は行きたい絶景スポットと言われているウユニ塩湖ですが、日本からは約25時間もかかります。
「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれている高美湿地は、日本から約4時間で行ける台湾にある絶景の名所のひとつで、台中にある複数の観光スポットのなかでもとりわけ人気を集めています。
美しい景色が広がる湿地帯は、現在は台湾の中でもデートスポットしても知られています。観光客の間では、台中にある複数の観光スポットのなかでも注目を集める絶景名所ですが、実は高美湿地は1976年から2004年まで閉鎖されていた歴史があります。
閉鎖前の日本統治時代には、「高美海水浴場」という名前の海水浴場で、夏になるとたくさんの海水浴客で賑わっていた場所でした。しかし、台中港の使用が開始されたことにより、高美海水浴場には泥や砂が積まれ、次第に観光客が少なくなったことから閉鎖を余儀なくされたと云われています。
20年以上という長期間に渡って手付かずだった高美湿地ですが、2004年に台中県によって野生動物の保護区に指定されたことをきっかけに、絶景スポットとして台中の名所になりました。2007年には中国内政部により「国家級湿地」にも指定されました。
高美湿地は元々はバードウォッチングの名所として知られていたスポットでもあります。海水が流れ込む湿地は、渡り鳥の繁殖地になっており、120種類以上の鳥の姿を見ることができます。