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会津若松は酒蔵の宝庫!おいしい日本酒を探す
会津地方は四方を山に囲まれた盆地なので、暑い夏と寒い冬とで寒暖差が大きくなります。一方で農作物がよく実る肥えた土地や、数多くの河川が流れるエリアでもあります。寒暖差、肥えた土地、河川といった良い風土は良質な米を育むのに最適な条件です。
また冬の積雪は良質な地下水となり、厳しい寒さは酒の深い旨みやまろやかさを引き出す貯蔵に欠かせません。米、水、風土に恵まれた会津は酒造りの理想郷であり、酒蔵の宝庫なのです。早速美味しい日本酒を探しに出かけましょう。
会津のウマい日本酒おすすめ5選
会津には、一度口に含むと「ウマい!」と言わずにはいられない日本酒がたくさんあります。そこで会津のおすすめ銘柄を厳選しご紹介します。
寫楽
寫楽(しゃらく)は、鶴ヶ城の門前に蔵を構える宮泉銘醸(みやいずみめいじょう)が製造する日本酒です。日本一の酒どころとして有名な兵庫県灘(なだ)地区の「宮水」に近い水質の井戸水を蔵に持つことから「宮泉」と社名を掲げています。
おすすめのウマい酒は「寫楽 純愛仕込み純米酒」です。米、酒、人を愛して造り、多くの人に愛されてほしいとの願いが込められています。穏やかで爽やかな果実香と米の旨みが広がりながら後味はすっきりと切れが良く、食事をしながら飲む食中酒にぴったりです。
住所 | 福島県会津若松市東栄町8-7 |
電話番号 | 02-4227-0031 |
京の華
京の華は1877年創業の辰泉(たついずみ)酒造が製造する大人気地酒ブランドです。もともと京の華は日本酒醸造の原料である酒米(さかまい)として生まれ、会津のウマい清酒を底上げしていましたが、栽培が難しく生産性が低いことから姿を消してしまいました。
辰泉酒造の社長は幻の米「京の華」を復活させたいとの思いから試行錯誤の末ようやく収穫に達し、1985年に「純米大吟醸 京の華」が誕生しました。果物のような爽やかな香りと深い米の旨み、そしてまろやかなトロリとした余韻を楽しんでください。
住所 | 福島県会津若松市上町5-26 |
電話番号 | 02-4222-0504 |
稲川
稲川は1848年創業の稲川酒造店が製造するウマい日本酒です。低温で長期醗酵させた贅沢な大吟醸は香りが華やかで、深いコクがあるのに上品な味わいにまとまっています。名峰磐梯山の恵みを受け、猪苗代町唯一の造り酒屋が生み出す人気の高い逸品です。
住所 | 福島県耶麻郡猪苗代町新町4916 |
電話番号 | 02-4262-2001 |
飛露喜(ひろき)
飛露喜は江戸時代中期創業の老舗「廣木酒造本店」の大人気銘柄で、「無ろ過生原酒」という新しいジャンルを確立した地酒です。無ろ過生原酒とはろ過や加熱といった処理を一切行わず、原酒をそのまま瓶詰めするスタイルです。
新スタイルの飛露喜は会津の日本酒を全国的に広めるのと同時に、国内の日本酒業界に大きな影響を与えました。見事に調和した旨み、甘み、香りに加え、濃厚な味わいと鮮烈な飲み口は日本酒愛好家に熱く支持されています。
住所 | 福島県河沼郡会津版下町字市中二番甲3574 |
電話番号 | 02-4283-2104 |
口万(ろまん)
口万は花泉酒造の人気地酒で、会津産の米と福島で開発された酵母にこだわっています。もち米を用いることでとろりとした濃密な味わいを生み出し、他にはない独特な甘口テイストが特徴です。
おすすめのウマい酒は、冬限定の純米吟醸うすにごり生原酒です。米の旨みや甘みが凝縮された優しい口当たりと、ほのかなシュワシュワ感を味わってください。
住所 | 福島県南会津郡南会津町界字中田646-1 |
電話番号 | 02-4173-2029 |
会津の日本酒のおいしい地酒5選
会津には全国に誇る味わい深い日本酒がたくさんあります。そこで、会津の美味しいおすすめ地酒を厳選しご紹介します。
鶴乃江大吟醸ゆり
鶴乃江大吟醸ゆりは、会津若松の中心街にある鶴乃江酒造の地酒です。酒造技能士の母と杜氏(とうじ)の娘が生み出した「ゆり」は、女性ならではの繊細さと優しい味わいが楽しめます。和食にも洋食にも合う、きめ細かな口当たりを堪能してください。
住所 | 福島県会津若松市七日町2-46 |
電話番号 | 02-4227-0139 |
大吟醸榮四郎
大吟醸榮四郎は榮川(えいせん)酒造自慢の地酒です。何と2007年~2017年の11年間連続で、国際コンクール「モンドセレクション」にて金賞を受賞した世界に誇る日本酒になります。マスクメロンのような香りと、すっきりした中にあるまろやかさからは気品と重厚さが感じられるでしょう。
住所 | 福島県耶麻郡磐梯町大字更科字中曽根平6841-11 |
電話番号 | 02-44273-2300 |
大吟醸萬代芳
大吟醸萬代芳(ばんだいほう)は、1765年創業の老舗である白井酒造店の地酒です。香り高くふくよかなコクと、柔らかな口当たりが人気を集めています。それでいてキレがあり、心地良い喉ごしを味わえる逸品です。
住所 | 福島県大沼郡会津美里町永井野中町1862 |
電話番号 | 02-4227-0031 |
豊國學十郎大吟醸
豊國學十郎(とよくにがくじゅうろう)大吟醸は、江戸時代創業の老舗である豊国酒造の人気地酒です。世界から1900点以上の日本酒が出品されたSAKECOMPETITON2019では、GOLDを受賞しました。長期低温発酵させた米が芳醇な香りを放っているだけに、繊細な味わいが引き立っています。
住所 | 福島県河沼郡会津坂下町字市中一番甲3554 |
電話番号 | 02-4283-2521 |
會津宮泉純米大吟醸
會津宮泉純米大吟醸は宮泉銘醸の人気地酒で、毎年11月に登場する季節品です。全国新酒鑑評会2019では、金賞を受賞しました。鑑評会とは1911年から続く、全国規模で行われる日本酒の新酒鑑評会です。上品な香りとキレの良さが際立っていて、絶妙なバランスの味わいが後を引きます。
住所 | 福島県会津若松市東栄町8-7 |
電話番号 | 02-4227-0031 |
会津の日本酒を求めて酒蔵めぐり
会津には老舗の蔵元が数多く存在しています。そこで、会津の日本酒選びに外せないおすすめの酒蔵を厳選しご紹介します。
名倉山酒造
名倉山酒造は1918年創業の老舗で、本物の旨みである「きれいなあまさ」をウマい酒造りのテーマにしています。口に含んだ時に米の甘みが旨みに変わり、香りがふわっと広がる喉ごしの良い日本酒が理想です。
名倉山の理想を現実にした大吟醸は、東北鑑評会17年連続金賞受賞という形で実を結んでいます。酒質にとことんこだわり情熱を注いでいる名倉山は、一度は訪れたい酒蔵です。
住所 | 福島県会津若松市千石町2-46 |
電話番号 | 02-4222-0844 |
松崎酒造店
松崎酒造店は1892年創業の老舗ですが、6代目が酒造りの勉強を始めた矢先に東日本大震災が起こり、長年蔵を守ってきた杜氏が病に倒れました。松崎酒造は「これからの蔵でありたい」という精神で切磋琢磨しながら失敗に学び、周囲の温かい支えと共に日々成長しています。
蔵で力を入れている純米大吟醸廣戸川は、2019年 福島県秋季鑑評会にて吟醸部門で金賞、さらに純米部門で福島県知事賞を受賞しました。松崎酒蔵が大事にする「飲み手に寄り添う酒造り」の心意気に触れてみてください。
住所 | 福島県岩瀬郡天栄村下松本要谷47-1 |
電話番号 | 02-4882-2022 |
廣木酒造本店
廣木酒造本店は江戸時代後期(1804~1830年)創業の老舗で、「泉川」が主流銘柄でした。9代目が蔵に戻って間もなく杜氏と先代が他界し、廃業を考えていた頃NHKからテレビ番組の取材を受けます。
放送を見た有名な日本酒専門店から依頼があり、現在でも品薄状態の超人気銘柄「飛露喜」が誕生したのです。人生の節目に飲んでもらえる、そして思い出に残るウマい日本酒を目指し、進化を続ける廣木酒造は会津の酒蔵めぐりに欠かせないスポットと言えるでしょう。
住所 | 福島県河沼郡会津版下町字市中二番甲3574 |
電話番号 | 02-4283-2104 |
開当男山酒造
開当男山酒造は1716年創業の老舗で、「飲んだ人が豊かな気持ちになってこそウマい酒」と考えています。そのため開当男山酒造の基本は真心を込めて造ることです。
そして300年以上に渡る代々の教えを受け継ぎながらも工夫を加え、商品アイテムを増やして好みの日本酒を選んでもらえるように取り組んでいます。丁寧な造りが生み出す種類豊富な銘柄から、お気に入りの1本を見つけてください。
住所 | 福島県南会津郡南会津町荒井字久宝居785 |
電話番号 | 02-4162-0023 |
花春酒造
花春酒造は創業1718年の老舗で、会津産米と会津の恵みである清らかな水にこだわっています。300年以上続く伝統を守りながらも世の中の変化に対応し、頑固に真面目に取り組む酒造りを間近で見学するのもおすすめです。酒蔵見学をしたい場合は、1週間前までに予約をしましょう。
住所 | 福島県会津若松市神指町中四合小見前24-1 |
電話番号 | 02-4222-0022 |
会津の日本酒が飲める人気のお店
会津の地酒はどのようなお店で飲めるのでしょうか。会津の地酒を種類豊富に取り揃えている人気のおすすめ店を厳選し、ご紹介します。
地酒案内処「會津蔵武」
地酒案内処「會津蔵武(あいづくらぶ)」は会津の地酒案内所で、会津の蔵元が造る酒を飲み比べできるおすすめスポットです。
地酒に合う会津の郷土料理や和洋の料理を肴に、日本酒の新しい楽しみ方を発見しましょう。酒蔵の見学情報や地酒を取り扱う酒販店・飲食店といったさまざまな案内も受けられます。
アクセス・営業時間
アクセスは七日町駅より徒歩18分です。営業時間は17:00~22:00、定休日は毎週日曜日と月曜日になります。
住所 | 福島県会津若松市栄町8-44 |
電話番号 | 02-4285-6039 |
天竜
天竜は会津の地酒を中心に、全国の銘酒を種類豊富に取り揃えている地酒処です。なかなか手に入らない貴重なお酒もありますし、串焼きや唐揚げといったメニューはどれもボリューム満点で食べ応えがあります。好みを伝えれば、理想の日本酒に出会えるでしょう。
アクセス・営業時間
アクセスは会津若松駅より徒歩7分です。営業時間は17:00~23:00、定休日は毎月第1・3・5日曜日になります。
住所 | 福島県会津若松市大町2-5-15 |
電話番号 | 02-4225-1484 |
盃欄処
盃欄処(はいらんしょ)は会津の地酒を中心に、日本酒がとにかく種類豊富に並ぶ居酒屋です。旬の肴料理も絶品揃いで、いつもお酒好きが集まる人気酒場だけに満席が多く、入れないこともよくあります。開店時間に合わせて行くか、予約をしておくことをおすすめします。
アクセス・営業時間
アクセスは七日町駅より徒歩12分です。営業時間は17:00~23:00、定休日は不定休ですが、毎月日曜日が2~3回休みになることがあります。
住所 | 福島県会津若松市中央1-3-23 |
電話番号 | 02-4225-0062 |
呑み喰い処「もっきり」
呑み喰い処「もっきり」 は、会津の地酒を始めとした日本酒がずらりと並ぶおでん屋さんで、会津の郷土料理も提供しています。おでん鍋と囲炉裏を囲むL字カウンター席のみのこぢんまりとした店内は居心地が良く、ついつい飲み過ぎてしまいそうです。
アクセス・営業時間
アクセスは会津若松駅より徒歩13分です。営業時間は18:00~23:00、定休日は毎週日曜日になります。
住所 | 福島県会津若松市馬場町4-45 |
電話番号 | 02-4222-4636 |
通信販売でも買える会津の日本酒
会津の日本酒の中には、通信販売で購入できるものもあります。そこで、会津の日本酒を全国どこにいても入手できる通信販売先をご紹介します。
會津酒楽館「渡辺宗太商店」
會津酒楽館「渡辺宗太商店」は会津の地酒を中心に、自らが食して美味しいと判断した安全な商品だけを扱うお店です。店主が造り手の想いに共感したお酒ばかりですから、遠方に住む方でも安心して会津のウマい酒をネットで購入できます。
住所 | 福島県会津若松市白虎町1 |
電話番号 | 02-4222-1076 |
鶴乃江酒造
鶴乃江酒造は創業以来200年以上の伝統を受け継いできた老舗の酒蔵で、こだわりの詰まった銘酒は電話やFAXで注文が可能です。FAXの場合は公式HPから注文書をダウンロードしましょう。料金は指定の口座へ振り込みとなります。
住所 | 福島県会津若松市七日町2-46 |
電話番号 | 02-4227-0139 |
植木屋商店
植木屋商店は江戸時代創業の酒販店で、会津の地酒を多数取り揃えています。機械による大量生産には出せない、手造りの気持ちが詰まった酒を多くの人に届けるためにオンラインショップを開設しているので、一度のぞいてみるといいでしょう。
住所 | 福島県会津若松市馬場町1-35 |
電話番号 | 02-4222-0215 |
会津のウマい日本酒を楽しもう
会津は、お酒を求めて県外から足を運ぶ人がいるほど銘酒揃いの観光地です。定番銘柄はお土産用に購入したり、市場で手に入れるのが困難なレア商品は地酒処で頂いたり、会津に溢れているウマい日本酒を存分に楽しみましょう。