草津の絶品そばを味わう!行列必至の人気店や穴場の名店を徹底調査

草津の絶品そばを味わう!行列必至の人気店や穴場の名店を徹底調査

草津といえば日本有数の温泉地として人気ですが、同時に絶品そばの激戦区でもあり行列必至の名店や穴場としておすすめの蕎麦屋がたくさんあります。草津を訪れたら、絶品そばが味わえる人気の蕎麦屋やおすすめの名店、穴場までご紹介しますので是非、参考にしてください。

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記事の目次

  1. 1.草津は絶品そばの激戦区!有名店も多数
  2. 2.草津温泉の魅力
  3. 3.「草津・そば」行列必至の蕎麦屋の名店
  4. 4.「草津・そば」地元で愛される人気の蕎麦屋さん
  5. 5.「草津・そば」おすすめの穴場店
  6. 6.「草津・そば」ご当地そばを食べるなら
  7. 7.「草津・そば」ランチにおすすめなお店
  8. 8.草津に行ったらおそばは外せない!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

草津は絶品そばの激戦区!有名店も多数

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草津といえば、日本でも有数の温泉地でとしてよく知られ、湯畑見学など観光にも人気の街です。同時にきれいな水が豊富なため、美味しい信州そばが味わえ、蕎麦屋の激戦区でもあります。

本記事では、そんな草津で美味しいそばが味わえる行列必至の名店や、地元の人々に愛される昔ながらの蕎麦屋、知る人ぞ知る穴場の蕎麦屋までご紹介します。

草津温泉の魅力

フリー写真素材ぱくたそ

「草津良いとこ、一度はおいで~」と昔から草津節に歌われているように、草津温泉は、兵庫の有馬温泉、岐阜の下呂温泉と並ぶ「日本三名泉」の1つとして有名です。草津の温泉街には湯畑をはじめ様々な源泉があり、そのうちの6つの大源泉は公的に管理されています。

映画「テルマエロマエ」でもロケ地として使われ、ますます訪れる人が多くなっていますが、ここでは、草津温泉の魅力や効能について詳しくご紹介します。

自然湧出量日本一を誇る豊富な湯量

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草津温泉は都心からも近く、関東近県で楽しめる温泉地として有名ですが、一番の魅力は自然に湧き出した豊富な湯量でしょう。温泉の温度は50℃~90℃と高く、湯温を下げるために木の板で湯をかきまわす「湯もみ」が行われることでも知られています。

草津温泉にある6つの大源泉にはそれぞれに特徴があり、温泉街の中央にある「湯畑」は、冬には真っ白な湯けむりと硫黄の香りが漂う草津温泉を代表する源泉の1つです。ここから、湯は木桶を通って外の冷気で冷まされ、さらにパイプを通って旅館や共同浴場へと運ばれていきます。

Photo by duke.yuin

源泉の中で、「万代の湯」は高台にあり、ベルツ温泉センターなどに引かれ、「西の河原の湯」は公園として整備されて園内のいたるところから温泉が湧き出ています。

「煮川の湯」、「白旗の湯」、「地蔵の湯」などの6大源泉の他にも「綿の湯」、「熱の湯」などの小源泉もあり、その湧出量は日本一を誇るほどです。

日本有数の酸性度

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草津温泉の湯は、草津の白根山から東へ地下水として流れる水に、火山から噴出したガスが混ざって発生していると考えられ、そのため基本的には酸性度の高い温泉となっています。そのPHは果物でいうとレモンとほぼ同じ2.1と非常に高く、殺菌効果に優れています。

ちなみにPHは数値が低いほど酸性度が高く、人肌はPH7のほぼ中性といわれています。草津温泉は日本の温泉の中でもTOP3に入る強酸性の温泉なので、下流の品木ダムには、酸性中和施設もあります。

湯治や美肌におすすめ

フリー写真素材ぱくたそ

このように良質の強酸性湯である草津温泉は、古来から「万病に吉」といわれて温泉療養などの湯治に利用されてきました。温泉の保温効果はもちろん、強酸性による殺菌作用や、硫黄や硫酸アルミニウムを含むことから、切り傷や皮膚病、ハンセン病の患者まで広く湯治に訪れました。

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なお高温の草津温泉は、心臓に負担もかかることなどから、温度を下げるために水を加えて成分が薄まるのを防ぎ、温泉の効果が得られるようにと考えられたのが前述の「湯もみ」で、1877年(明治10年)頃に完成したと言われています。

さらに温泉の不溶性成分が沈下してできた「湯の花」が入浴剤やコスメに使われるように、肌をしっとりさせる効能もあるため、女性の美肌を保つのにもおすすめの温泉です。

群馬・草津温泉おすすめ日帰り温泉!立ち寄り湯ができる老舗宿や露天風呂ものイメージ
群馬・草津温泉おすすめ日帰り温泉!立ち寄り湯ができる老舗宿や露天風呂も
疲れた体には温泉がピッタリです。できるなら温泉は有名な所に行きたいものです。群馬県の草津温泉は全国温泉ランキングで第1位です。日帰り温泉も楽しめる草津は、温泉街の散策もおすすめです。ぜひこの冬は様々な日帰り温泉を経験できる草津温泉をじっくり堪能してみましょう。

「草津・そば」行列必至の蕎麦屋の名店

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このように温泉街として栄えてきた草津には訪れる観光客も多く、おいしいそばが味わえる名店が数多くあります。まずは、草津の蕎麦屋の中で行列必至の名店からご紹介します。

「三國家」

温泉街の「湯畑」から徒歩で3分ほど離れた所にある「三國家」は、和を意識した店内が上品で落ち着いた雰囲気を醸し出す創業100年の草津の老舗蕎麦屋で、開店と同時に行列のできる名店です。

三國屋のそばは、蕎麦の実を石臼で穀物に最適な回転数で挽き、一日寝かした自家製石臼挽き粉を使いっています。さらに、草津の白根山麓の雪解け水を絞った汁でそばを打つというこだわりが、優しい味わいを作りだしています。

また、天ぷらなどの油は、「サラダ油の王様」ともいわれビタミンEが豊富な綿の実から出る極わずかな油を国内で搾油精製した綿実油を使っています。綿実油は他のサラダ油に比べ胸焼けしにくく、サクサクの衣は、子供から高齢者まで美味しくいただくことができます。

さらに出汁には鰹問屋から仕入れた良質な鰹節を使い、冷たい蕎麦の汁は湯煎と熟成を繰り返して2日間かけて仕上げ、温かいそばの汁に、朝、一日に必要な分だけを摂り、それぞれに味わい深い出汁になっています。

おすすめのメニューは、そば本来の味わいが楽しめる「つけそば」(700円)で、コクのある熱いつけ汁が特徴で、最後にそば湯をたして飲むと絶品と評判です。

つけ汁に刻んだ鴨肉が入り、鴨の脂と旨みが絶品の「きざみ鴨せいろ」(950円)もおすすめです。なお、夜のメニューには、草津をはじめ長野や新潟の日本酒も揃い、地鶏の竜田揚げや天ぷら盛り合わせなどをつまみに味わうのもよいでしょう。

住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津386
電話番号 0279-88-2134

「柏香亭」

温泉街の中心、湯畑のすぐそばにある「柏香亭」は、「挽き立て、打ち立て、茹で立て」の三立てにこだわり、毎朝石臼で粉を挽いて手打ちしたそばが自慢で、いつも店の前に行列ができてい蕎麦屋のる名店です。

「柏香亭」のそばは極細でコシがあり、鰹だしのきいたつゆはそばの風味を損なわないすっきりした味わいで、するするとおそばが食べられます。

おすすめのメニューは、そばそのものが味わえる冷たいそば(650円~)ですが、そばと一緒に名物の「舞茸の天ぷら」(550円)を注文する常連さんも多く、塩をつけて食べても、おそばにのせても美味しいと評判で、香りの良い「辛しナス」(350円)も、箸休めにおすすめです。

また、うどんにも定評があり、冬には心も体も温まる「鍋焼きうどん」(950円)もおすすめです。なお、「柏香亭」の営業時間は午前11時から午後5時までですが、営業時間中でもそばがなくなってくると一度閉店してしまうので早めに入店する方が良いでしょう。

値段も観光地としては良心的で地元民にも観光客にも人気のお店ですから、開店と同時に着席したいのなら、特に休日は開店時間の15分前までには並んでおいた方が良さそうです。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津376
電話番号 0279-88-2208

「あおやま 湯畑店」  

草津バスターミナルから徒歩5分、西の河原通りに面したところにある「あおやま 湯畑店」は、本場信州の厳選されたそば粉だけを使用した手打ちそばが自慢の名店です。「あおやま」のそばは、そば粉とつなぎの割合が9:1のため、そば本来の素材が際立つ独特の甘みと食感が絶品です。

おすすめのメニューは、毎日地元のお豆腐屋さんから直送の湯葉がたっぷり乗った「湯葉そば」(1000円)や、ジューシーな鴨肉の脂が美味しい鴨せいろそば(1300円)や鴨南蛮そば(1300円)、地元でとれた山菜をカラッと揚げた山菜天ざるそば(1300円)で、うどんにすることもできます。 

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また、辛めの鰹汁に具がたくさん入った1日限定10食の冷たいそば「あおやまそば」を、特別本醸造の日本酒「湯けむりの里」を熱燗で飲みながら味わうのもおすすめです。

さらに湯葉(500円)や 、出来立ての湯の華豆腐(400円)、焼き鴨(850円)などのおつまみメニューも豊富で、温泉街を散策しながら、あおやま特製の玉子焼き棒(200円)の食べ歩きも人気です。  

住所 群馬県吾妻郡草津町草津377-1
電話番号 0279-82-5780

「草津・そば」地元で愛される人気の蕎麦屋さん

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草津温泉には多くの観光客が訪れ、観光客に人気の蕎麦屋もたくさんありますが、地元の人たちに愛されている人気の蕎麦屋もたくさんあります。ここでは、その中から、選りすぐりの3軒をご紹介します。

「大野家」

西の河原通りの中ほどにある「大野屋」は、明治23年創業の地元民に愛される老舗蕎麦屋です。店内にはテーブル席と広めの座敷があり、お子様連れの家族でも安心して食事をすることができます。

おそばが美味しいのはもちろんで、地元六合産の山芋をすりおろした「とろろざる」(1100円)や、「くるみざる」(1100円)、「天ざる」(1350円)などが人気ですが、丼ものの種類も豊富で、創業以来100年を超えるタレで焼いたうなぎが自慢のうな重も3500円から楽しめます。

地元の常連さんが良く食べる、そばにサラダがついた「おすすめ定食」も魅力で、大きめのカツが2枚に、甘辛いソースが染み込んで絶品の群馬名物「ソースかつ丼セット」はボリューム満点で1100円で食べられ大変リーズナブルです。肉厚のカツながら、柔らかくジューシーなのが人気の秘密です。

ごまドレッシングがたっぷりかかったララダに、小鉢の舞茸の煮付もおいしく、そばは冷たいそばでも温かいそばでもお好みで選べます。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津511
電話番号 0279-88-2039

「味屋ろくもんせん」

正面に雄大な浅間山が望める草津温泉の入り口に位置する「味屋ろくもんせん」は、自然を生かし、四季折々に咲く花の中に佇む地元密着のお蕎麦屋さんです。

平屋建てで和風の雰囲気が漂い、店の前にかかっている暖簾には真田家が戦の時に使ったと言われる「六文銭の家紋」があります。店名に「ろくもんせん」とあるのも、何か関係しているのかもしれません。

店の入り口脇にはそば打ちの部屋もあり、手で練って、手で打つそば本来の味が楽しめるお店として地元でも愛されています。

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つなぎが少なくやや硬めで歯ごたえが良い「ろくもんせん」のそばで人気のメニューは、季節限定の辛味そば(850円)です。名前の通りかなり辛い大根おろしがたっぷりのったおそばなので、辛いのが苦手な方は、細切り大根がそばの上に乗っている白根そば(760円)がおすすめです。

また「ろくもんせん」という店名にちなみ、信州地方で定番のソースカツ丼「幸村丼」(900円)もあり、ヒレカツが6枚も乗ったボリューム満点の丼です。

平日には、ざるそばとミニ角煮丼がセットになった限定セット(950円)もあるので、ランチタイムに利用するのもおすすめです。

住所 群馬県吾妻郡草津町前口33-13
電話番号 0279-88-0380

「手打ちそば・うどん 大信」

草津温泉バスターミナルから徒歩2分のところにある「大信」は、二代にわたって続く地元民に愛される老舗のお蕎麦屋さんです。緑を基調とし、木目のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気が漂う店内には、テーブル席14席のほか、お座敷席が30席がと広いので、家族連れにも安心です。

「大信」では、そば粉9割のそばにこだわり、一番粉、二番粉、あらびき、ひきぐるみの4種類の粉を独自にブレンドしています。そのため、色が濃く、コシや香りの強い、のどごし抜群のおそばになっています。

人気のメニューは、濃いつゆにさっぱりした大根おろしとレモン汁をかけていただく「おろしレモンそば」(972円)や、地元群馬産の新鮮な舞茸がおいしい「舞茸そば」(1080円)ですが、濃厚なカレー南うどんとご飯を一緒に注文して、締めにおじやにして楽しむのもおすすめです。

また、地元の人に根強い人気の「中華そば」(756円)や、天丼、かつ丼などのご飯ものも揃い、おつまみメニューも多く夜12時まで営業しているので、ビールや焼酎、地酒と一緒に味わうこともできます。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津23-68
電話番号 0279-88-2291

「草津・そば」おすすめの穴場店

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草津温泉の蕎麦屋の中で、名店や地元民に広く親しまれているお店を紹介してきましたが、どうしても行列ができてしまうことが多いので、温泉街を少し離れた穴場をねらうのもおすすめです。ここでは、草津で美味しいおそばが味わえる、おすすめの穴場店を3軒ご紹介します。

「七草」

JR吾妻線群馬大津駅から車で6分、長野原草津口駅からバスで10分ほどのところにある「蕎麦茶寮 七草」は、古民家風の外観に、店内にはジャズが流れ落ち着いた雰囲気がある、知る人ぞ知る草津そばの穴場店です。

信州大そば、キタワセソバ、常陸秋そばの玄そばそと丸抜きを石臼で挽き、つなぎや熱湯を一切使わず、そば粉と良質の水のみで仕上げた10割そばは、そば本来の風味が生きて絶品です。

そばつゆは、大分産の干し椎茸、北海道の利尻昆布、屋久島産のゴマサバ節、土佐産宗田節、枕崎産鰹節を使った香りの高い濃厚な出汁で、天然醸造醤油、三河産の本味醂、中粗目糖を火にかけ、1か月寝かせた熟成の返しを割っています。

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またワサビは地元の山へ大将が採りに行き、野菜や魚、肉などの食材も全て地元の農家さんや親戚などが収穫したものを使う地産地消のお店です。

人気のメニューは、石挽き十割のせいろう(920円)で、そば本来の香りとのど越しが楽しめ、鴨葱、みぞれ餡、キノコ三昧といった暖かい汁に冷たいそばをつけていただくのもおすすめです。そばは、お好みで「石挽十割」、「サラシナ」、「挽ぐるみ」、「地粉十割」の中から選べます。

また、デザートに「そば茶のジェラート」や「わさびのジェラート」など素材の味が生きているジェラートも楽しめるので、女性にも人気のお店です。

住所 群馬県吾妻郡長野原町大字大津1061-3
電話番号 0279-82-0793

「かみふじ」

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温泉街や湯畑から少し離れ、徒歩で10分ほど坂を登ったとこにある「かみふじ」は、奥まった住宅街に佇む地元民に愛される大衆食堂です。そばの専門店ではないものの、リーズナブルな値段で美味しい蕎麦が味わえる穴場店としておすすめです。

しっかりと冷たく絞められた八割の自家製の細い手打ちそばは、化調なしの出汁がきいたつゆに絡み、温泉街の名店にも負けない美味しさです。湯畑周辺に比べて、もりそばは600円から味わえるので、懐具合が寂しい時にもおすすめの穴場店です。

Photo by Yuya Tamai

かつ丼や親子重、中華そばなどのメニューも豊富で、店主の人柄でアットホームな店内には、常に地元の常連さんが賑わい、「味自慢 御食事処」と書かれた暖簾にもお店の雰囲気が表れています。

かつ丼はかなり肉厚な豚肉と、サクサクの衣の相性がとても良く、セットについてくる具だくさんのけんちん汁も美味しいと評判で、良心的な値段で何を食べてもほっとする味わいのおすすめ店です。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津563-4 1F
電話番号 0279-88-3205

「風」

国道から少し外れ坂道を上った先にある「風」は、蕎麦屋の近くにそば畑を作りたいと言う店主のこだわりがあふれ、そば畑やベニバナインゲンの畑や、草花に囲まれる草津の穴場的な蕎麦屋です。

お店の入り口には大きな水車があり、店内にテーブル席とお座敷席があり、窓からはテラスが見えます。蕎麦屋「風」では、つなぎを使わず自家栽培の蕎麦の実を水冷式の石臼で挽き、ふるいにかけたそば粉を使った、「挽きたて・打ちたて・ゆでたて」の味が楽しめます。

のど越しのなめらかな10割の手打ちそばは、注文が入ってから打つため料理が提供されるまでに少し時間がかかります。それでも常連さんは時間を気にせず、雄大な草津白根山の景色や、周囲の花を眺めながらゆったりと待っています。

Photo by Kentaro Ohno

おすすめのメニューは、天ざるそば(1300円)で、透き通るような白い10割そばと、サクサクの衣の天ぷら、自分ですりおろした本わさびが絶品です。本わさびは、脇についている砂糖と一緒にすりおろすと、さらに風味と辛みが増すのでおすすめです。

また香りの高い「そばがき」も人気で、かつお節と醤油とねぎでいただくと絶品です。名店に負けず劣らずの美味しいおそばが味わえる穴場店として口コミで広がったので、最近は混雑する日も増えたようですが、時間があるときにはぜひ訪れたい穴場店です。

住所 群馬県吾妻郡草津町大字前口131-40
電話番号 0279-88-7513

「草津・そば」ご当地そばを食べるなら

Photo bytakedahrs

草津でそばの名店や、地元民に愛される蕎麦屋、おすすめの穴場店をご紹介してきましたが、やはり草津ならではのご当地そばは外せません。ここでは、そんな草津のご当地そばが楽しめるお店を3軒ご紹介します。

「蕎麦かない」

草津温泉の湯畑から西の河原公園の方に向かって5分程歩いたところにある「蕎麦かない」は、「凹凸堂」の2階にある鮮やかなグリーンの暖簾が目印で、名物「くるみだれ蕎麦」が絶品のお蕎麦屋さんです。

そば粉8割の細切りそばは、ほんのりそばの風味が感じられる草津の定番そばで、上品でさわやかな食感のそばに、鰹と昆布で出汁をとり、無化調で風味豊かな味わいのつゆが絡んで美味しいと評判です。

「くるみだれ蕎麦」は、くるみと胡麻を味噌であえた「くるみ味噌」をそのままつけても良いし、鰹ダシの出汁と醤油で割っていただくこともでき、自分の好みの味わいに調整できるので、一番の人気メニューです。

また半そばに小鉢が2つついた「麦とろ定食」や、小鉢の3つついた「そばすいとん、そばめしセット」などのご飯ものや、そばの実の入った「そば善哉」、胡麻味噌と餡のかかった「そばだんご」などのデザートもおすすめです。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津497-1 2F
電話番号 0279-88-3301

「上州麺処平野屋」

「上州麺処平野屋」は、湯畑のすぐ前にある老舗旅館「平野屋」の1階にある蕎麦屋で、情緒あふれる湯畑や湯けむりを眺めながら、こだわりの「石臼挽き自家製二八蕎麦」や「稲庭風細麺うどん」が味わえます。

「平野屋」のそばは、北海道契約農家から仕入れた良質の玄蕎麦を石臼挽きにし、新そばの状態を保てるようにそば粉の管理にもこだわっているのが特徴です。

人気の「100日舞茸天ざるそば」(1600円)は、通常50日前後で栽培される舞茸を、倍の100日をかけて栽培した地元産の「100日舞茸」を使用し、素材本来の味を損なわないように、厳選された2種類の粉をブレンドしたてんぷら粉を使ってカラッと揚げ、風味とサクッとした歯触りが絶品です。

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

また、群馬県の赤城山麓を流れる綺麗な水と豊かな自然で育てられた、豚肉本来の旨みがある「赤城ポーク」を使った「上州豚せいろそば」(1550円)も、根強い人気です。

生産農家さんから直接取り寄せた100%秋田県湯沢産の「あきたこまち」を使った、ミニそばと舞茸天ぷらがセットになった舞茸天丼セット(1650円)やとろろ御膳(1650円)などご飯ものもそろい、宿泊しなくても楽しめるのがうれしいです。

住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津121-2
電話番号 0279-88-1126

「萬年屋」

湯畑から西の河原へ続く泉水通りの中ほどにある宿・開運亭の隣にある「萬年屋」は、お宿の大将と家族で店を切り盛りし、何年も変わらずに群馬県名産の「舞茸メニュー」にこだわった料理を提供しているお店です。

料理は、まいたけそば(900円)、まいたけうどん(900円)、まいたけ炒め(1000円)まいたけ天ぷら(900円)、まいたけごはん・まいたけミニうどんつき(900円)、まいたけうどんセット・舞茸ミニ丼つき(1100円)と、まいたけメニューのみで、肉厚でぷりぷりの舞茸がたっぷり味わえます。

草津の蕎麦屋には舞茸そばが自慢のお店も数多くありますが、「萬年屋のまいたけそばは、炒めた舞茸がたっぷり乗っているのが特徴です。炒めた舞茸は風味も増し、だしの効いたつゆ、こしがある香りの高いおそばとの相性も抜群です。

さらに「萬年屋」のまいたけご飯には白い舞茸が使われ、見た目にも綺麗でおいしさも倍増です。昔懐かしい民家のようなお宿・開運亭に宿泊しているお客さんには、天ぷらなどのサービスもあるので、宿泊するのもいいかもしれません。

住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津386-3
電話番号 0279-88-4649

「草津・そば」ランチにおすすめなお店

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ご紹介してきたように草津温泉街には、昔ながらの老舗蕎麦屋や、地元民に愛される穴場的なお店など、数多くの蕎麦屋がありますが、ここでは草津散策の途中で、ちょっとランチに立ち寄りたいおすすめのお店をご紹介します。

「そばきち 湯畑店」

湯畑がすぐ下に見下ろせるところにある「そばきち湯畑店」は、和風モダンな建物とカジュアルな内装の店内で手打ちそばが味わえる蕎麦屋です。

「そばきち」一押しのメニューは、そばをこねる鉢に、人数に合わせた分量のそばを盛りつけた「こね鉢もり」で、一人盛り702円から四人盛り2592円まで選ぶことができます。(そばのみのお値段です。)

そばのつけ汁には、冷たい汁なら、出汁の効いた定番のもり汁(216円)、胡麻入りのとろろ汁(432円)、さっぱりした味わいの「おろし汁」(432円)が選べます。

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温かい汁なら、炒めた香ばしい六合村産舞茸が絡んだまいたけ汁(540円)、湯花のように見える卵とじの「湯の花汁」(540円)、鳥出汁のきいた「鳥なんばん汁」(540円)、自家製の鶏つくねが入った「つくね汁」(648円)の中から選べます。

また、予約すれば、草津温泉ならではの、出し汁と具の入ったお鍋に、「とうじかご」を入れ、その中に熊笹を練りこんだうどんを入れて湯がく「草津味とうじうどん」(1944円)も楽しめます。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津108 2階 
電話番号 0279-88-9980

「食事処 松美」

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草津温泉バスターミナルから徒歩で7分、湯滝通りの奥にある「食事処 松美」は、営業時間は11時から午後3時までのみの営業で、そばはもちろん、ご飯ものなどの定食メニューも豊富にあり、草津でランチをするのにぴったりのお店です。

「松美」は、そば専門店ではありませんが、そばつゆに既製品を使わず、出汁を取り、返しを作ったオリジナルのつゆが美味しく、信州の二八そばが、更につゆの味をひきたててくれます。

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そば、うどんともに天ざる、舞茸天ざる、鴨南などの種類があり、もりそばなら710円、かけそばなら730円で、本格的なそばが味わえます。

おすすめのセットは「ざるそばセット」で、ざるそばかうどんに、天丼、カツ丼、親子丼の中から1つを選び、さらに煮物と漬物がついて1400円と、大変リーズナブルなお値段でおそばと丼の両方が楽しめます。定食やセットに添えられる煮物や漬物などの小鉢も全て手作りというこだわりも人気です。

住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津384
電話番号 0279-88-3832

「旬彩茶屋夢花」 

草津温泉バスターミナルのタクシー乗り場正面にある「旬彩茶屋夢花」は親族で経営され、アットホームな雰囲気が漂い、店名に「茶屋」とあるように、おそばはもちろんデザート類もそろうランチタイムにおすすめのお店です。

店内には1階、2階に座席と、テラス席もあり、暖かい季節にはテラスでランチをするのもおすすめです。人気のメニューは六合産舞茸そば(820円)や、温泉卵入りの夢花特製納豆そば(890円)のほか、海老、魚、舞茸、茄子などの天ぷらが山のように盛られている天丼(1020円)です。

また、夢花特製日替わり定食(860円)や、生姜焼き定食(960円)も人気で、ご飯にかける自家製ふりかけも美味しいと評判です。ふりかけは、店内でお土産として買うこともできます。

食後にはわらびもち(530円)やくずきり(560円)などのデザートや、黒糖珈琲(550円)なども楽しめ、夢花オリジナルの手作りタルト「小雪ちゃん」(1個165円~)や、じっくり煮込んだ自家製の「極上花豆」(1袋220円)などのお土産が買えるのも魅力です。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津39-1
電話番号 0279-88-0224

草津温泉のご当地名物グルメ特集!絶品のおすすめランチや食べ歩きをチェックのイメージ
草津温泉のご当地名物グルメ特集!絶品のおすすめランチや食べ歩きをチェック
「天下の名泉・草津温泉」として有名な群馬県草津、今回は草津は温泉だけが名物じゃないをテーマに、草津のご当地グルメや食べ歩き・おすすめ絶品ランチを楽しんでいただくスポットやお店をご紹介いたします。この記事を参考に、皆さんも草津で温泉も名物グルメも満喫しましょう!

草津に行ったらおそばは外せない!

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古くから湯治としても愛されてきた草津温泉を訪れたら、やはりお腹も心も満たしてくれるおそばははずせません。今回ご紹介した草津そばの名店や穴場店にぜひ一度足を運び、絶品そばを堪能しましょう。

横山まりん
ライター

横山まりん

ミュージカルと旅行とグルメが大好きな、専業主婦歴4年のオールドルーキーです。 最近は、新しい料理にも挑戦してレシピを増やすために、おいしものを食べに出かけています。 旅行では、今一番行ってみたいのはイエローナイフです。オーロラを一度見てみたいと思っています!

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