青森の秘湯「酸ヶ湯」温泉で癒される旅へ!名物の千人風呂や見どころとは?

青森の秘湯「酸ヶ湯」温泉で癒される旅へ!名物の千人風呂や見どころとは?

青森の秘湯、酸ヶ湯温泉へ癒しの旅に出たくなる見どころや名物をご紹介します。千人風呂以外にも見どころ満載なのが酸ヶ湯温泉です。青森のどこにあるの?アクセスや宿泊情報は?混浴の注意点やポイント、周辺の観光情報まで紹介しています。読んだらきっと行きたくなります。

記事の目次

  1. 1.青森の歴史ある温泉・酸ヶ湯
  2. 2.青森・酸ヶ湯ってどんな温泉宿?
  3. 3.青森・酸ヶ湯の利用料金
  4. 4.青森・酸ヶ湯の見どころは?
  5. 5.青森・酸ヶ湯の注意事項
  6. 6.青森の酸ヶ湯で日常を忘れてのんびりしよう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

青森の歴史ある温泉・酸ヶ湯

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冬になるとテレビの天気予報などで「酸ヶ湯」の名前をよく聞きませんか?大雪の時のテレビ中継で映像もよく見かけます。

豪雪地帯にあり、冬の積雪量は5mを超えます。静寂と一面の銀世界に圧倒される秘湯ですが、一歩足を踏み入れるとレトロな建物に流れるゆったりとした時間、極上のリラックスタイムを過ごす事ができます。

山奥にある温泉宿ですが、少し足を延ばせば見どころ満載の観光名所やお土産やさんもあります。そんな青森の歴史ある温泉、酸ヶ湯の見どころ、名物などをご紹介します。

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300年も昔から開かれていた山奥の一軒宿で、八甲田の主峰大岳の西麓にあります。標高約900メートルの高地にあり、一般の湯治客はもちろん、登山者やスキー客からも愛されている秘湯です。鹿が湯に浸かり傷を癒していたことから「鹿の湯」と名付けられ利用されてきました。

見どころ満載でレトロな館内に名物の大浴場「ヒバ千人風呂」があり、多くの湯治客から愛されています。

世界的に有名な版画家「棟方志功」も酸ヶ湯温泉を愛し、湯治をしながら作品を彫られたそうです。館内に志功画伯の版画・書を多数飾ってあるのはそういった縁からです。

標高約九百メートルの高地にある秘湯の温泉宿

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十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大岳の西麓に位置する秘湯の温泉宿です。標高約900メートルの高地にあるので高山植物の種類も多く、四季の変化に富む美しい自然を満喫できます。

豊富な湯量と各種効能から温泉目的の宿泊客がシーズン期には多数訪れることもあり、宿の規模は山奥にあるとは思えない程の大きさです。

豪雪地帯のため、冬は一面真っ白の銀世界になります。酸ヶ湯温泉へ向かう道路の脇に出来る雪の壁も名物になっており、見どころの1つです。

酸ヶ湯温泉へのアクセス

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青森の秘湯、酸ヶ湯温泉への交通アクセスをご紹介します。青森空港から車で1時間ですが直通バスはありません。

青森駅前で酸ヶ湯温泉へのバスに乗り替える必要がありますが、空港から青森駅まではバスで約35分で移動できます。

電車やバスを利用の場合は、青森駅東口からJRバス十和田湖行きで1時間10分、酸ヶ湯温泉前で下車です。料金1300~1400円ほどかかります。

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マイカーで行かれる方は、青森空港からでしたら国道4号、国道103号を経由し、八甲田・十和田湖方面へ1時間です。

東北自動車道を使用する方は、青森中央インターチェンジから国道103号を経由し40分で到着します。宿泊の方は青森駅前から送迎もありますので宿にお問い合わせ下さい。

また、冬の交通に関しても注意点がありますので宿までお問い合わせください。冬季閉鎖の道路、ゲートなどがあります。

青森・酸ヶ湯ってどんな温泉宿?

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開湯300年という長い歴史が酸ヶ湯温泉にはあります。山奥という立地からも秘湯と言われますが、なぜそこに開湯したのでしょうか?歴史についても触れてみましょう。レトロな館内、体育館のような大浴場「ヒバ千人風呂」など見どころ満載です。

300年以上の歴史を持つ

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300年の歴史を誇る由緒ある湯治場で、鹿が湯に浸かり傷を癒していたことから「鹿の湯」と名付け利用されてきました。現在の酸ヶ湯(すかゆ)という読み方は、読みの“しかゆ”が変化したものと言われています。

江戸時代より湯治客が多く、現在の大浴場「熱湯」の周辺、数カ所に地元の人が小さな小屋を建て、山菜取り人や狩人らに温泉を開放していたそうです。

そして、その小屋主(湯主)たちが協力して組合を設立したのが「酸ヶ湯」の始まりです。最初は湯治棟のみでしたが、その後に旅館棟部分等を増改築し現在に至ります。

国民保養温泉地第1号

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酸ヶ湯温泉は、泉質の効能と豊富な温泉の湧出量、広大な宿泊施設、清純な環境、交通の便、廉価な料金等が認められ、昭和29年に数ある全国温泉のモデルケースとして「国民保養温泉地第1号」の指定を受けました。

国鉄時代は今の食事処「鬼面庵」がある場所に国鉄「酸ヶ湯温泉駅」があったため、今よりも交通の便はよかったのでしょう。

国民保養温泉地としては、四万温泉、日光湯元温泉と共に第1号に指定された歴史ある温泉地です。

一般客向けの棟の他湯治用宿泊棟がある

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酸ヶ湯温泉は一般客向けの「旅館棟」の他に、湯治客専用の「湯治棟」があるのが特徴です。一般向け旅館棟は縁側や床の間が付いた昔ながらの趣のある和室です。窓からは中庭を眺める事もできます。

湯治棟は時代を感じるレトロな雰囲気の廊下を挟み、両側に部屋が並んでいます。長期滞在型の簡素なお部屋ですが、清潔感があり必要なものは全て揃っています。炊事場もあるので、自炊する事も可能です。

湯治棟、宿泊棟、どちらも綺麗に磨き上げられた廊下に反射する暖かい灯は、どこか懐かしい感じがして落ち着くとの声もあります。

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山奥にある酸ヶ湯温泉ですが館内で快適に過ごすためWi‐Fiのフリースポットがあり、3キャリア(docomo、au、Softbank)とも電波が入ります。

世界有数の豪雪地帯

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冬の八甲田は日本有数の豪雪地帯であるため、初春にかけて5mを超える豪快な雪の壁や、自然の造形である樹氷群や山岳スキーなどを楽しむことができます。

2013年2月26日には史上最高の積雪量566cmを記録しました。この雪の壁は酸ヶ湯の見どころの1つにもなっています。

冬季は雪のため通行止になる道路もあり、あまりの積雪量にバスが立ち往生する事もあります。長い冬が終わり雪が完全に溶けるのは6月くらいで、ようやく遅い春がやってきます。

また、冬の八甲田は映画「八甲田山」のロケ地にもなった場所です。映画を見るといかに過酷な環境か分かります。

青森・酸ヶ湯の利用料金

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酸ヶ湯温泉は宿泊、日帰り入浴と両方に対応しています。それぞれの利用料金と特徴をご紹介します。

宿泊

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旅館と湯治、食事の有無、1室の利用人数等で料金は異なりますが、1泊2食付きで大人2名1室、8800円〜です。

旅館棟は木造2階建ての「イ棟」と「7号館」があり、6畳~8畳の広さに縁側、床の間が付いた和室になります。

タオル、バスタオル、浴衣付きです。洗面所とお手洗いはお部屋にはありませんので、共同の面所とお手洗いを利用することになります。

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湯治棟は長期滞在型の簡素な和室のお部屋になっています。テレビ、冷蔵庫、浴衣、タオル付きで、歯みがき、髭剃りはありません。洗面所とお手洗いも部屋にはありませんので、共同の洗面所とお手洗いを利用することになります。

自炊及び連泊にも対応してくださいますので、その場合は公式ホームページよりお問い合わせ下さい。宿泊者の方は無料送迎が利用できます。ご利用の前日までに宿にお問い合わせ下さい。

日帰り

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入浴料は大人1000円、小人500円です。タオルも付いてきますので手ぶらで入浴できます。フロントで受け取れます。

2019年8月に1号館がリニューアルされ、日帰り休憩所としても利用できる多目的空間「ねぶたロビー」と「御鷹々々サロン」が出来ました。

日帰り入浴の利用可能時間は、ヒバ千人風呂は午前7時〜午後5時30分まで、玉の湯は午前9時〜午後4時30分まで、日帰り休憩場は午前9時〜午後3時までとなっています。

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お食事処、喫茶も利用でき、名物をいただく事ができます。お食事処「鬼面庵」では名物の酸ヶ湯そばや生姜味噌筍おでんをいただく事ができます。

喫茶「ぶな林」では八甲田の湧水で沸かしたコーヒーをいただけます。どちらも木の温もり溢れるゆったりとした空間で1日中楽しめます。

住所 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
電話番号 017-738-6400

青森・酸ヶ湯の見どころは?

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青森の秘湯、酸ヶ湯温泉。日帰り入浴客にも対応して下さる温泉顧問医が常駐している事も他の温泉にはない特徴です。無料で健康管理のアドバイスなどをしてもらえます。

しかし、一番の見どころは宿の名物、大浴場「ヒバ千人風呂」です。ここでは千人風呂の中の4つある浴槽の中から、大きな2つの浴槽「熱湯」と「四分六分の湯」をご紹介します。

宿の名物は「千人風呂」

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酸ヶ湯温泉といえば名物の千人風呂です。300年にわたりたくさんの人々を癒してきた霊泉です。

千人風呂は酸ヶ湯温泉の名物ですので、こちらへ入浴するのがお客さんの一番の目的です。ですが、混浴を躊躇う女性の方もいます。ここでは女性にオススメの情報もお伝えします。

浴場内には注意書きも貼ってありますので、よく読んでそれぞれのペースでゆったりと楽しむことができます。

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千人風呂とは、千人も入れそうな広さだということから名付けられたようですが、実際に千人が入ったという事実はないそうです。

天井までの高さ約5m、160畳もの広さに柱一本ない総ヒバ造りの大浴場は圧倒的な異空間です。時代を感じさせるレトロな雰囲気が素敵な空気感を醸し出しています。大浴場の木材には青森県産のヒバがふんだんに使用されています。

「ヒバ千人風呂」には、熱湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など4つの源泉の異なる浴槽があります。混浴ですが、湯船は基本的に左が男性で、右が女性となります。一部、男性の立入禁止スペースに衝立が設けられていますが、湯船が仕切られているわけではありません。

「熱湯」

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熱湯(ねつゆ)は大浴場、ヒバ千人風呂の4つある源泉のうちの1つです。熱湯という名前から受ける印象と実際の湯の温度が異なっており、実は「四分六分の湯」より「熱湯」の方がぬるいです。

どうして熱湯と言うのかは、熱湯の方が体の芯から温まるから、あるいは源泉の湯をそのまま使っているからとも言われています。

熱湯は「八甲田音頭」でも唄われており、「母の意見と熱湯(ねつゆ)ばかりゃぬるいようでも粗末にゃならぬヨ、あとでききます、身にしみる」と長い時間温もりが持続し、後々まで体が温まります。

泉質・効能

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泉質は酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)で、源泉温度が50.0℃、pH=1.7程です。

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復 きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症などに効果があります。
 

「四分六分の湯」

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四分六分の湯は大浴場、ヒバの千人風呂の4つある源泉のうちの1つです。「熱湯」の隣にある浴槽で、源泉の湯に水を混ぜていますが、もともとの源泉の湯が高温であるため熱湯より高温です。

「熱湯」とは別の源泉が使われており、5つある酸ヶ湯温泉の源泉のうちの2つの湯を混ぜ合わせています。なので、熱湯とは少し泉質が違います。

四分六分とは体に感じる温まり具合を表す言葉です。入ると熱湯より熱く感じますが、温もりの持続が熱湯より短く、四分から六分ぐらいの温まり具合になると言われて、その名が付けられました。あるいは「湯と水の混合比による」ともされています。

泉質・効能

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こちらも泉質は酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)で、源泉温度は49.6℃、pH=2.0程です。

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復 きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症などに効果があります。

青森・酸ヶ湯の注意事項

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青森の秘湯、酸ヶ湯温泉には快適に楽しむために知っておいた方がいい事、注意しておいた方がいい事があります。ここでは3つのポイントをご紹介します。

千人風呂には洗い場がなくシャンプーや石鹸もなし

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千人風呂には洗い場がないため体を洗ったり、シャンプーしたりはできません。男女別の小浴場「玉の湯」にはシャワーがありますのでそちらへ行くとよいでしょう。

しかし、酸ヶ湯温泉はpH2.0程度の強酸性湯ですので、温泉に浸かるだけで皮膚は「殺菌」されます。

男性立ち入り禁止ゾーンには衝立が置かれている

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一部、男性の立入禁止スペースには「この先男性進入禁止」といった張り紙と共に、衝立が設けられています。

衝立は一番奥の「四分六分の湯」まであり、移動の際はお互いが見えない様に、湯船に入る所を見られないようにと工夫されています。

酸ヶ湯温泉のお湯は白濁しているので湯船に入ってしまえば見えませんが、入るまでは見られてしまいます。この様な配慮がなされていると女性も安心して入る事ができます。

午前と午後の8時から9時は女性専用タイム

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女性の中には混浴に抵抗があるという人も多いですが心配は要りません。混浴のヒバ千人風呂には女性専用タイムがあり、毎日午前と午後の8時~9時の間に利用できます。女性専用タイムにヒバ千人風呂へ、その他の時間は小浴場の玉の湯といった利用もオススメです。

女性専用タイムに入れない方も諦めなくて大丈夫です。館内の売店には温泉の中で着用できるワンピースタイプの「湯浴み着」が販売されています。肩紐がリボンで結んだ形になっていてとても可愛いです。これを着て混浴にチャレンジしてみてはいかがでしょう?

青森の酸ヶ湯で日常を忘れてのんびりしよう

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青森の秘湯、酸ヶ湯温泉は八甲田の山中、標高900mというロケーション、四季折々の豊かな大自然、レトロで雰囲気のある宿に大浴場「ヒバ千人風呂」など、見どころ、名物が一杯で日常を忘れさせてくれる秘湯の温泉宿です。

次のお休みは疲れた体と心を癒しに青森の秘湯、酸ヶ湯温泉まで旅に出かけませんか?

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青森は、全国有数の温泉地です。たくさんの有名な温泉があり、毎年たくさんの観光客が訪れます。今回は、青森のおすすめ温泉をランキング方式で紹介しながら、人気の宿にもスポットを当てて紹介していきます。数ある名湯、秘湯の中からお気にりの温泉を見つけてみてください。
萩原 あんず
ライター

萩原 あんず

温泉と雪山が大好きで時間を見つけては温泉に行っています。全国に行きたい温泉がありすぎて追いついていませんが、のんびりと回っていますので順番にご紹介できればと思っています。あと、雪山といえばウインタースポーツですが、樹氷や結氷などの雪景色も大好きです。

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