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壱岐は海外との交流で重要な役割を果たした島
長崎県にある壱岐島は、海外との交流で重要な役割を果たした島です。壱岐島の位置は、佐賀県北端部にある東松浦半島の北北西約20キロの玄界灘上に位置しています。
壱岐島は昔から朝鮮半島と九州をつなぐ役割を担ってきており、現在もその役割を担い続けています。15世紀の朝鮮王朝との通交を記録した「海東諸国紀」という書物がありますが、そこにも壱岐島が登場しています。間違いなく朝鮮半島とつながりを持っていることを意味しています。
壱岐島は朝鮮半島と日本をつなぐ役割を今後も担っていくことでしょう。ぜひ壱岐島がどんなところなのかを、多くの人に知ってもらえるといいでしょう。
壱岐島は日本神話にも登場
壱岐島は日本神話にも登場しています。日本神話には国生み神話というものが書かれており、イザナギとイザナミが天の橋に立って、矛でかき混ぜて島を造ります。古事記では、伊伎島という名前で記述されており、日本書紀では壱岐洲となっています。
別名を天比登都柱(アメヒトツバシラ)と記述されています。天上に達する一本の柱という意味があります。この柱は神話上では世界の中心を意味しており、天地をつなぐ交通路となっています。伊伎島はイザナギとイザナミが生んだ5番目の島です。
伊伎島はいろいろと動き回る生き島だったため、流されないように8本の柱でつなぎとめたという話もあります。
壱岐へ行くのにフェリーと高速船のどちらで行く?
壱岐に行くための方法として、フェリーと高速船の2パターンがあります。壱岐に行く高速船をジェットフォイルと言います。博多港からは、フェリーとジェットフォイルの両方が出ており、唐津港からはフェリーのみの運航となります。
フェリーと高速船の違いを簡単に紹介すると、フェリーは車が積み込めるくらい大きな船です。高速船は高速とうたっているくらいなので、速いスピードが魅力です。ただし、乗れる人数はフェリーよりも少なくなります。
フェリーとジェットフォイルの両方の交通手段について紹介するので、どちらで壱岐に行くのかをしっかりと検討してください。
フェリー
壱岐に向かうフェリーは、九州郵船が運航しているフェリーきずな・フェリーちくし・エメラルドからつ・ダイヤモンドいきがあります。また、壱岐・対馬フェリー株式会社が運航しているフェリーつばさ・フェリーみかさがあります。それぞれのフェリーの概要や設備などを紹介します。
フェリーきずなは定員678名、フェリーちくしは定員753名、エメラルドからダイヤモンドいきは定員350名、フェリーつばさとフェリーみかさは定員12名となっています。フェリーつばさとフェリーみかさは定員が極端に少なく、ドライバー優先となります。
フェリー内には客室をはじめとして、ゲームコーナー・自動販売機・スカイラウンジ・給湯冷水機などがあります。
高速船(ジェットフォイル)
壱岐に運行している高速船(ジェットフォイル)は、九州郵船が運航しているヴィーナス・ヴィーナス2があります。どちらの高速船も定員は257名となっています。1階と2階に分かれており、それぞれの階に乗船することができます。
壱岐に行く2つの高速船の速度は約40ノットとなっており、フェリーの倍のスピードが出ます。これが、高速船のメリットと言えます。高速船内には、売店・トイレ・冷水機が完備されています。船内設備は充実しています。
壱岐まで早く行ける高速船もぜひ利用してください。壱岐に行く人の定番の移動方法とも言えるでしょう。
壱岐行きのフェリーターミナル情報
壱岐行きのフェリーターミナル情報を紹介します。壱岐に行くためのフェリーターミナルは博多港と唐津港の2つがあります。2つの港について紹介します。
壱岐に行くためには、どちらの港を利用しても良いので、利用しやすい港から壱岐に行きましょう。博多港からは、フェリーきずな・フェリーちくしと、高速船ヴィーナス・ヴィーナス2が運航されており、唐津港からはエメラルドからつ・ダイヤモンドいきが運航されています。
なお、フェリーつばさとフェリーみかさについては、福岡県の那の津港からの運航になりますし、定員が極端に少ないため、ここでは紹介を省略します。壱岐に向かうための博多港と唐津港について知っておきましょう。
博多港
博多港は福岡市の定番スポットである天神から近いところにあります。この港は博多で定番のウォーターフロントとなっています。非常に雰囲気が良い港なので、フェリーや高速船を利用する他に、デートやレジャーにも人気があります。
福岡市の定番スポットの天神は海に近いところにあるため、非常に人気が高いスポットです。明るい時間の港の雰囲気も良いですが、暗くなってからの雰囲気も非常に良いです。夜はたくさんのカップルの姿が見られます。
壱岐への出発点として利用されることはもちろんのこと、市民の憩いの場にもなっているので、多くの人に愛されている港です。
博多港へのアクセス
博多港へのアクセスを紹介します。バスを利用する場合は、博多ふ頭で下車してください。JR博多駅からだと約15分、西鉄福岡駅からだと約12分で行くことができます。
飛行機で博多を訪れた人は福岡空港を利用することが多いですが、福岡空港からのアクセスを紹介します。福岡空港駅から地下鉄が運行されており、博多駅まで行きましょう。そこからバスに乗り換えてください。福岡空港からタクシーを利用すると約15分で到着です。
車を利用する場合は北九州方面からだと、国道3号線を利用した場合は、千鳥橋で右折して6つ目の信号を右折して、しばらく進むと到着です。都市高速を利用した場合は築港出口で降りてください。熊本方面からだと、太宰府インターから都市高速に入り、築港出口で降りましょう。
唐津港
唐津港は玄界灘に面しており、波が穏やかで静穏な港として親しまれています。明治以降には、石炭の積み出し港として発展しており、大正時代には外国との貿易が盛んに行われるようになりました。唐津港の東には、日本三大松原の1つである虹の松原や唐津城といったスポットもあります。
壱岐へのフェリーが出るのは、唐津港の唐津東港になります。あらかじめ唐津東港のことを知っておくと、フェリーを利用する当日に迷わなくても済みます。唐津フェリーターミナルには、唐津みなと交流センターがあります。3階の交流ホールには地元特産品を販売している売店などがあります。
唐津港は地元の人や観光客が訪れる定番スポットになっています。唐津東港から壱岐に行く場合は、ぜひ港の雰囲気を楽しんでください。
唐津港(唐津東港)へのアクセス
唐津港(唐津東港)へのアクセス方法を紹介します。バスを利用する場合は、JR西唐津駅から市内線バスに乗車して、唐津フェリーターミナルで降りてください。
高速バスを利用してアクセスする場合は、博多駅交通センター及び天神バスセンターから出ているバスに乗り、唐津大手口で降りてください。唐津大手口からは、市内線バスに乗車して、唐津フェリーターミナルで降りてください。
車でのアクセス方法です。福岡方面からだと、二丈浜玉有料道路を利用しましょう。唐津大橋手前から唐津城方面に降りて、新開橋交差点を右折して、6キロほど直進した後、火力発電所先の三叉路を右折すると到着です。
多久方面からの場合は、多久インターで降りた後に、県道203号線を唐津方面に走ってください。23キロほど走ったところに、松浦橋があり、その先に唐津市東唐津交差点を左折してください。4キロほど走った後に、火力発電所先の三叉路を右折して到着です。
壱岐のフェリーターミナル3港
壱岐にある3つのフェリーターミナルについて紹介します。3つのフェリーターミナルがあるのは、壱岐が大きい島ということを意味しています。フェリーによって利用する港が異なっているので、どのフェリーでどの港に行けるか紹介します。
壱岐のどこに行きたいかによって、利用する港が変わってくるはずです。車を利用するならば、壱岐のどの港に降り立っても、行きたいところには行けます。それぞれの港が壱岐のどこに位置しているのかを知っておきましょう。
郷ノ浦港
郷ノ浦港は、壱岐の玄関口の港として利用されています。壱岐の西側にある港で、国指定の重要港湾となっています。壱岐では、郷ノ浦港が中心となっています。郷ノ浦港へは、博多港からのみ行くことができます。
芦辺港
芦辺港は壱岐の北側にあります。芦辺港の近くには、壱岐で唯一の海女の里から提供されている食材を使って料理を出す食堂などがあります。さらに、壱岐牛を使った料理を出す食堂もあります。ダイエーもあり、簡単なショッピングをすることもできます。芦辺港は博多港からのみ行けます。
印通寺港
印通寺港は、壱岐の南側にあります。この港には、唐津東港からのみ運航されています。印通寺港周辺には、たくさんの旅館や民宿、ペンションがあります。壱岐で宿泊をするならば、印通寺港周辺の宿泊施設を利用しましょう。そうすれば、帰りにフェリーを利用する時に便利です。
壱岐へ運航するフェリーの航路と時刻表
壱岐へ運航するフェリーの航路と時刻表を知っておきましょう。壱岐に行くためには、航路と時刻表を知っておかなければいけません。電車とは違い、フェリーの運航本数は限られているので、時刻表は絶対に調べておく必要があります。
壱岐に向かうフェリーの航路はどのようになっており、そして時刻表がどのようになっているかを知っておきましょう。これによって、利用するフェリーが変わってくるかもしれません。ここで紹介する情報はしっかりと頭に入れておきましょう。
博多港~壱岐・郷ノ浦港
博多港から壱岐の郷ノ浦港に向かう航路です。まずは、フェリーでの時刻表を紹介します。ここで紹介する時刻表は2019年10月現在になるので、この先時刻が変わる可能性があるので、壱岐へのフェリーを利用する場合は、必ずその時の時刻表を確認してください。
フェリーでの時刻は、博多港10時00分発・郷ノ浦港12時20分着、博多港20時35分発・郷ノ浦港22時55分着の2便です。次はジェットフォイルでの時刻表を紹介します。博多港8時00分発・郷ノ浦港9時10分着、博多港15時30分発・郷ノ浦港16時40分着の2便があります。
フェリーと高速船で時刻表が異なっていることを知っておきましょう。2つの手段を合わせると、1日4便になります。
博多港~壱岐・芦辺港
博多港から壱岐・芦辺港へ向かう航路です。フェリーの時刻表は、博多港0時05分発・芦辺港2時15分着の1便です。ジェットフォイルの時刻表は、博多港10時30分発・芦辺港11時35分着、博多港15時55分発・芦辺港17時00分着の2便になります。
フェリーは深夜に出航になるため、迎えがない場合、車で利用する人でなければ、芦辺港に到着した後に移動できなくなります。
唐津東港~壱岐・印通寺港
唐津東港から壱岐・印通寺港に向かうルートです。唐津東港からはフェリーのみの運航となります。博多港からのルートと同様に2019年10月現在の時刻表です。
唐津東港からの時刻表は、唐津東港8時40分発・10時20分発・13時20分発・15時30分発・18時20分発です。印通寺港10時25分着・12時05分着・15時05分着・17時15分着・20時05分着の1日5便です。
壱岐行きのフェリー・高速船の料金
壱岐行きのフェリー・高速船の料金を紹介します。ここで紹介する料金は2019年10月現在のものです。博多港から壱岐までの1等料金は2960円、2等指定席料金は2550円、2等料金は2130円、高速船の料金は4300円です。
唐津東港から印通寺港までの料金は、2等料金の設定しかなく1590円です。車両を積載した時の料金は博多港から壱岐までは3メートル未満で9450円、唐津東港から印通寺港までは3メートル未満で7380円です。
フェリー・高速船は割引を利用してお得に!
壱岐までのフェリー・高速船を利用する場合は、割引を利用しましょう。フェリー・高速船の割引には、障がい者割引・学生割引・団体割引・往復割引といったものがあります。車両を積載した場合は、7日以内に往復することが条件で、復路割引があります。
割引が適用される条件は、九州郵船の公式ホームページを確認してください。特に往復利用する場合には、往復割引を利用してください。ほとんどの人が往復利用をするはずです。割引条件に合致するならば、割引を利用しましょう。
壱岐への旅は定番のフェリーで快適に!
壱岐への旅は定番のフェリーを利用しましょう。フェリー・高速船では、船からの眺めを楽しむのが定番の楽しみ方です。素晴らしい眺めを見ながらの船旅を楽しんでください。壱岐への期待を膨らませながら、定番のフェリーを利用してください。