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いちごの保存期間の目安
いちごの保存期間は、常温で3日前後、冷蔵庫で7日程度とあまり長くありません。いちごは保存状態が良くないと、保存可能期間でも見た目が悪くなったり、味が落ちてしまったりするケースもあります。ツヤが失われ、ヘタがシナシナとしているいちごは、美味しくありません。
今回は、いちごのおすすめの保存方法をご紹介していきます。鮮度が命のいちごをすぐに食べられない時の参考にしてみてください。なお保存期間内でも傷みがあれば、無理に食べない事をおすすめします。少しでもいちごを美味しく食べられるように工夫していきましょう。
いちごの保存方法(常温)
いちごは、基本的には常温での保存はおすすめできません。常温で保存すると、他の保存方法よりも劣化が早いです。ヘタ近くまで色がついている新鮮ないちごを購入した際、すぐに食べられないので少しの間だけ保存したい時に利用するといいでしょう。
おつとめ品をはじめスーパーなどで安価で購入したいちごは、すでに鮮度が無い状態の物が少なくありません。その場合は常温で保存すると、さらにヘタがしわしわになって食べてもおいしくないでしょう。さらに鮮度のない物は、冷蔵や冷凍がおすすめです。
ヘタを下にして日光の当たらない場所で保存
鮮度の高いいちごを常温で保存する場合、まずは容器に移して重なっている部分を少なくするようにしてください。重なっている部分から痛むので、時間があれば一つずつキッチンペーパーで包む事をおすすめします。この時、いちごのヘタが下向きになるように入れてください。
保存場所は、風通しのよい場所で日光が届かない場所をおすすめします。また暖房や調理の熱が当たらない所で保存するといいでしょう。厨房の熱がいちごの傷みを加速する可能性があるので、キッチンで保管する場合は注意してください。
なお常温で保存する場合は、遅くても翌日までにいちごを食べる事をおすすめします。少し傷みが出てきたら、いちごジャムに加工して食べた方がいいでしょう。ヘタのしなり具合や臭いなどで判断し、無理に食べないようにしましょう。
常温で保存した後は、食べる直前でいちごを洗う方法をおすすめします。保存する前に洗うといちごの傷みを速めてしまう可能性があるので、注意してください。洗った後は、早めにいちごを食べるといいでしょう。
いちご農家の方の中には、冷蔵ではなく常温で食べる事をおすすめされる場合があります。すぐに食べられる分には新鮮さもあっておいしいのですが、常温では冷蔵庫に入れたいちごより長持ちしません。
常温でいちごを放置していると、美味しく食べられない可能性もでてきます。無理せず冷蔵庫で保存した方がいいでしょう。
常温での保存も面倒という方は、常に食べ切れる分のいちごだけを購入する事を心掛けた方がいいでしょう。多く購入してしまった場合は、家族や友人とシェアして食べると楽しい時間が過ごせるのでおすすめです。
いちごの保存方法(冷蔵)
常温よりも長く保存したい場合や、ヘタに元気がないいちごは、冷蔵庫を活用して保存するといいでしょう。またいちごの産地から購入して冷蔵輸送されたいちごは、常温で保存すると傷みやすいのですぐに冷蔵庫に入れる事をおすすめします。
冷蔵保存する場合も、保存前にいちごは洗わない方が傷みにくいです。事前に冷蔵庫にいちごを入れるだけのスペースを用意しておくといいでしょう。また冷蔵保存すると、いちごの香りや甘さが失われる可能性があるので、早めに食べた方がいいでしょう。
常温と同様の方法で野菜室で保存
冷蔵庫で保存する際は、野菜室がおすすめです。常温と同じようにへタを下にして、重ならないように一つづつキッチンペーパーを巻くか、間を空けて保存してください。ポリ袋で包むと冷蔵庫の中でも保存しやすいでしょう。
冷蔵庫で保存した後も、ヘタやつやを確認しながらできるだけ早く食べた方がいいでしょう。保存後甘さを感じなくなった場合は、練乳や砂糖を上手く活用して味の調整をする事をおすすめします。
いちごの保存方法(冷凍)
いちごを冷凍庫で保存する方法もあります。冷凍保存であれば3か月程度保存できるケースもあるので、大量のいちごをもらったものの、すぐには食べられない時に利用してみるといいでしょう。ただし冷凍すると、いちごをそのままでは食べられません。
またいちごの香りや食感、甘さも大きく損なってしまう可能性もあります。そのためいちごを始めから冷凍せず、傷んできたいちごや食べ切れない分に限定して冷凍保存する方法を取るといいでしょう。
冷凍保存する場合は事前にいちごを綺麗に洗い、ヘタや傷んでいる部分を取り除いておきます。そして洗った時に付着した水滴は、キッチンペーパーで確実に水気を拭き取るようにしてください。場所を取る場合は、いちごを砕いた状態で冷凍保存する方法をおすすめします。
冷凍保存しやすい大きさになったいちごをフリーザーバックをはじめとする冷凍保存に適した保存袋に入れて、冷凍してください。保存した日時が分かるようにしておけば、食べ忘れる心配もなくなるでしょう。
砂糖をまぶして保存
甘いいちごが好きな方は、冷凍保存する前に砂糖を掛けて保存する方法もおすすめです。そのままシャーベットやジュースにして味わう事ができるようになります。砂糖は、1パックで大さじ1杯が目安です。掛け過ぎないように注意してください。
なお後からいちごジャムにする場合黒砂糖では色が移る可能性があるので、白砂糖にする方法をおすすめします。白砂糖が苦手な方は、蜂蜜やメープルシロップを代用品にする事もいいでしょう。自分好みの味にしてください。
解凍後のおすすめの食べ方
解凍したいちごは食感が損なわれ、そのまま食べられないケースが多いでしょう。細かく砕いている場合は、練乳を加えてスムージーやアイスにして食べる方法をおすすめします。夏場のおやつにぴったりでしょう。
冷凍いちごが大量にある場合はジャムにする方法もおすすめです。冷凍いちごを鍋に入れて中火で煮るだけで完成します。グラニュー糖を加えて、味の調整をしながら作るといいでしょう。冷凍いちごと砂糖を耐熱容器に入れ、様子を見ながらレンジで温めても簡易のジャムができあがります。
ホットケーキミックスを利用して、上手くアレンジする方法もあります。冷凍いちごを電子レンジで1分ほど温め、ホットケーキミックス、牛乳と混ぜ合わせてください。フライパンできつね色になるまで焼けば、簡単にフルーツホットケーキのでできあがりです。
またホットケーキミックスを使って、スコーンを作る事もおすすめします。ホットケーキミックスや牛乳と混ぜ合わせた後で、クッキングシートに形を整えて並べてください。170℃のオーブンで30分程度焼き上げれば完成です。
和菓子が好きな方は、あんみつとして食べる方法もおすすめします。白玉や寒天は市販の物を使えば時短になるでしょう。冷凍いちごが柔らかくなった後で、寒天や白玉、あんこと共に盛り付け、黒蜜で味の調整をしてください。
いちごを大福に入れて食べる方法もおすすめです。いちごを半解凍状態にし、あんこも用意してください。大福の皮は市販の物を利用しても、自分で作ってもいいでしょう。皮でいちごとあんこを包めば、簡単に美味しいいちご大福の完成です。
手間になる食べ方は面倒という場合は、牛乳と一緒に食べる方法をおすすめです。いちごと牛乳をよく混ぜ合わせ、砂糖や蜂蜜で味を調整すれば簡単に作れます。ミキサーを使うと、簡単に混ぜ合わせられるでしょう。
より栄養素をアップさせたい場合は、砂糖の代わりにオリゴ糖シロップ、牛乳の代わりに豆乳を使い、バナナやヨーグルトも混ぜ合わせて食べる方法も試してみてください。忙しい日の朝やおやつに最適でしょう。
大量に消費したい時は、いちごのケーキを作る事もいいでしょう。ケーキの下地は市販の物を使えばいいでしょう。生クリームが冷凍したいちごの甘さをカバーしてくれるので、たっぷり使う事をおすすめします。
生クリームが余ったら、クレープに利用する事もできるでしょう。クレープ生地に冷凍いちごを入れて、生クリームやチョコレートで味付けしてください。手軽に美味しいスイーツが楽しめるでしょう。
いちごの保存は冷蔵か冷凍がおすすめ!
いちごはなるべく早く食べる事をおすすめしますが、長い時間保存する場合は冷蔵や冷凍する事をおすすめします。ただし冷蔵や冷凍した後のいちごは、味や香りが損なわれる可能性が高いです。デメリットを理解したうえで、上手くいちごを保存してください。