余ったみかんでレモネードを作る！大量消費におすすめの簡単レシピはコレ

レモンサワーがブームになっている昨今、甘酸っぱいレモネードの人気も再燃しています。レモネードは、レモン果汁に砂糖やはちみつで甘みを加えたものを水で割ったドリンクです。酸味と清涼感がおいしいレモネードを、みかんでも作れることをご存知でしょうか？

みかんもレモンと同じ柑橘系のフルーツです。レモネードの魅力である酸味はみかんにも程よくあり、レモネードの材料として申し分ありません。むしろみかんはレモンより甘みが強い分、みかんで作ったレモネードは大人はもちろん子供にも飲みやすいと人気があります。

みかんレモネードが注目を浴びることになったきっかけは、管理栄養士兼料理研究家のレシピツイートでした。みかんでレモネードを作る斬新なアイデアも驚きですが、おいしそうなビジュアルと何よりレシピが簡単であったため、多くの反響を呼ぶことになったのです。

みかんレモネードは本家レモネードと同様に水で割っても、お湯や炭酸水で割ってもおいしく楽しめます。簡単に作れて絶品なので、みかんの大量消費に役立ててみてはいかがでしょうか？

みかんとレモネード、両方とも人気の高いコンビが合わないわけがありません。味わいだけのことではなく、栄養的にもレモネードの材料であるレモンとみかんはとても相性が良いのです。

柑橘系のフルーツに豊富に含まれる栄養素と言えば、筆頭はやはりビタミンCでしょう。柑橘系フルーツの持つ酸味と爽やかさのもととなっている栄養素です。成人女性に推奨されている1日に必要なビタミンCの摂取量は100mg、レモン1個分には約20mgも含まれています。

ビタミンCの吸収をサポートしてくれる栄養素が、ビタミンPです。ビタミンPもまた柑橘系フルーツには多く含まれています。とりわけ果実の皮や袋、白い筋にたくさん含まれており、袋や白い筋ごと食べられるみかんはビタミンPを最も摂取しやすい柑橘と言っても過言ではありません。

みかんとレモンは一緒に食べることで、効率的にビタミンCを摂れるとされています。みかんとレモンを材料に使うみかんレモネードは、おいしい上に栄養的に理に適った飲み物と言えるでしょう。

みかんレモネードは、ビタミンCを効率良く摂りたい場合に理想的と言えます。では、ビタミンCを摂ることで体にどのような嬉しい効果が期待できるのでしょうか？

ビタミンCが美容に良い話はよく耳にします。前述のように柑橘系フルーツにはビタミンCが豊富であるため、美容効果を期待して日常的に食べているという女性は少なくないことでしょう。

ビタミンCの代表的な働きが、活性酸素の除去です。活性酸素はシミやシワなどの老化のもととされ、ビタミンCを積極的に摂ることでアンチエイジング効果があるといわれています。シミの原因の1つと言えばメラニン色素です。ビタミンCには、メラニン色素の増殖を抑える働きもあります。

美肌にはコラーゲンが欠かせません。ビタミンCにはコラーゲンの生成を促す働きもあるため、美しい肌への近道が期待できる栄養素と言って良いでしょう。ビタミンCが取り除く活性酸素は病気のもとにもなり得ます。みかんはミネラルも豊富、みかんレモネードは健康にも良いドリンクです。

美容や健康に良くおいしいみかんを、旬の時期には箱で購入する家庭も多いのではないでしょうか？箱買いした後にまたみかんを箱で貰うということも、お歳暮の時期には珍しくありません。

みかんをたくさん戴き余ってしまっている時こそ、大量消費にみかんレモネードを作りましょう。レシピはとても簡単です。家庭にある材料で作れて、特別な調理道具も必要ありません。何ヶ月も漬け込む必要もなく、一晩置いたら翌日にはおいしいみかんレモネードが楽しめます。

みかんの大量消費におすすめ、みかんレモネードが手軽に作れるレシピをご紹介します。みかんレモネードはとてもはまるおいしさで、何度でも作りたくなってしまうことでしょう。大量に余っていたみかんも、あっという間に消費できるに違いありません！

自宅で簡単に作れるみかんレモネードのレシピ、まずは材料のご紹介です。みかんレモネードの材料はたった4つ、みかんとレモン、はちみつ、砂糖のみになります。レモンはレモン汁でOKです。材料の分量はお好みで、作りたいみかんレモネードの量で用意してもらって問題ありません。

ここでは作りやすい分量でご紹介します。みかん5個、レモン汁100ml、はちみつ30g、砂糖50gを用意しましょう。はちみつはメープルシロップでも代用可、はちみつを使わずその分砂糖を多めに用意してもOKです。風味や甘みを調整して、自分好みのみかんレモネードを作りましょう。

それでは、みかんレモネードの作り方をご紹介しましょう。みかんの皮を剥き輪切りにします。厚みの目安は5～7mmほどがベストです。完成したみかんレモネードのおいしさは、みかんにシロップがしっかり浸透したかどうかで差が出ます。薄めの方がシロップが浸透しやすくおすすめです。

みかんレモネードを一晩仕込むための、清潔な保存容器を用意します。保存容器にレモン汁、はちみつ、砂糖を入れてレモネード用のシロップを作り、薄くカットしたみかんを加えましょう。

みかんレモネードのレシピ自体はこれで完了です。後は保存容器ごと冷蔵庫に入れて、一晩寝かせるだけで出来上がります。完成したみかんレモネードは水や炭酸水と共にグラスに入れて、氷を浮かべて飲むと絶品です。みかんレモネードのお湯割りは寒い日にはたまりません！

みかんレモネードには、実は別の楽しみ方もあります。シロップに漬け込んだみかんは甘みが倍増してとてもおいしく、そのままスイーツとして食べるのもおすすめです。漬けたみかんをすべて食べてしまってはみかんレモネードが楽しめないので、ドリンク用はしっかり残しておきましょう。

みかんレモネードはドリンクとしてだけでなく、アレンジしておやつとしても楽しめます。続いて、みかんレモネードをヨーグルトと一緒に食べる、おいしいおやつのレシピをご紹介しましょう。みかんレモネードとヨーグルトのスイーツは、子供さんのおやつにもぴったりです。

おやつレシピには、先にご紹介した大量消費レシピで作ったみかんレモネードを使います。プレーンヨーグルト100ｇ、バウムクーヘン1切れ、みかんレモネードをお好みで用意しましょう。バウムクーヘンはお好きなフレーバーを、トッピング用としてみかんを1/2個用意するのもおすすめです。

バウムクーヘンを一口大にカットしておきます。みかんをトッピングする場合は、皮を剥いて小房に分けておきましょう。深さのある器にプレーンヨーグルトを入れます。みかんレモネードをお好きなだけ加えて、よく混ぜ合わせましょう。

みかんレモネードを混ぜたヨーグルトに、バウムクーヘンをトッピングします。彩りよくみかんもトッピングしたら完成です。みかんレモネード味のヨーグルトが甘酸っぱく爽やかで病みつきになります。バウムクーヘンで食べ応えもばっちりのおやつです。

おいしいみかんレモネードは、出来るだけ長く楽しみたいものです。手作りしたみかんレモネードは冷蔵庫で保存できますが、どのくらいの期間おいしく楽しめるかの目安は3日程度になります。

みかんレモネードの日持ちは、保存容器の状態が左右します。みかんレモネードの仕込みに使う保存容器について、材質に決まりはありません。重要な点は清潔であることです。清潔でない保存容器を使ってみかんレモネードを作った場合は、3日よりも早く傷んでしまう可能性があります。

みかんレモネードを作る際に使う保存容器は、プラスチック製のタッパーでも瓶や陶器でも問題ありません。ただし、煮沸消毒するなど必ず清潔な状態のものを使いましょう。煮沸消毒が難しい場合は、アルコールスプレーを吹きかけた後に拭き取るだけでもOKです。

みかんレモネードの作り方はとにかく簡単、ドリンクを作った時のビジュアルも映えます。酸っぱくて処理に困っていたみかんも、みかんレモネードに使えば最後までおいしく消費可能です。みかんが食べ切れずに余っていたら、ぜひともみかんレモネードのレシピに挑戦してみましょう！