本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
マンゴーの基本情報
マンゴーは鮮やかな色ととろりとした食感が特徴的な果物で、そのまま食べるだけではなくパフェやタルト、マンゴープリンといったスイーツにも使われています。
甘みが強くスイーツにも使われるマンゴーはダイエット中の食べ物としては不向きだと思われますが、実は栄養豊富で美容にいいといわれています。マンゴーとはどのような果物なのか、産地や旬、栄養価といった基本情報をご紹介します。
産地と旬
マンゴーは南国の果物で、暑い地域で栽培されています。インドやミャンマーで約4000年前から栽培されている歴史ある果物です。フィリピンやタイ、メキシコやブラジルといった南国が主要な産地で、日本では沖縄や宮崎で多く栽培されています。
マンゴーは数百から数千の種類があるといわれています。その中で日本でよく食べられている3種類をご紹介します。
まず一つ目はアップルマンゴー、正式名はアーウィン種です。卵形のマンゴーで、皮が赤く果肉がオレンジ色をしています。日本で栽培されているマンゴーはほとんどがアップルマンゴーです。
フィリピンから輸入されるペリカンマンゴーは、その名の通りペリカンのくちばしのような形をしています。正式名はカラバオ種ですが、皮も果肉も黄色いためイエローマンゴーとも呼ばれます。
タイマンゴーも日本で多く食べられるマンゴーです。外見はペリカンマンゴーに似ていますが、ペリカンマンゴーよりもやや大きめです。
マンゴーの旬は品種によって異なります。国内産のアップルマンゴーの旬は5月から8月です。ペリカンマンゴーの旬は2月から7月ですが、ほぼ1年中流通しています。タイマンゴーは3月から6月が旬ですが、ナンドクマイ種はほぼ1年中流通しています
国産のマンゴーは旬の時期に流通し非常に高価ですが、輸入品のペリカンマンゴーやタイマンゴーは安価で1年中入手しやすくなっています。種類によっては1年中手に入るマンゴーですが、旬の時期が一番栄養価が高く味も美味しいので旬の時期をおさえておきましょう。
マンゴーの主な栄養
デザートやスイーツとして親しまれているマンゴーですが、栄養豊富な食べ物でもあります。果物に含まれる栄養素としてはビタミンCが有名ですが、マンゴーにはビタミンC以外の栄養素も含まれます。マンゴーに含まれる栄養についてご紹介します。
ビタミンCやカリウムなどの栄養素が豊富
マンゴーには果物の定番の栄養素であるビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには抗酸化作用があり、しみやしわの原因になるといわれている活性酸素から細胞を守る働きがあるといわれている栄養素です。
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素でもあり、美肌効果が期待できる栄養素です。マンゴーは夏が旬の果物ですが、夏は暑さによるストレスがかかりやすく、ビタミンCを多く消費するといわれています。ビタミンCは夏に積極的に摂取したい栄養素でもあります。
マンゴーにはカリウムも多く含まれています。カリウムは細胞の浸透圧を維持する栄養素で、ナトリウムを体外に排出する働きがあるため高血圧の方におすすめの栄養素です。むくみ改善の効果も期待できるので美容にも効果が期待できるでしょう。
完熟したマンゴーにはベータカロテンが豊富に含まれています。ベータカロテンは体内でビタミンAという栄養素に変わり、目の機能の維持や肌の健康維持に効果があるといわれています。美肌の栄養素としてビタミンCが有名ですが、ビタミンAも美肌の効果が期待できる栄養素の一つです。
マンゴーには葉酸も含まれます。葉酸は赤血球の生産を助ける栄養素で、細胞の生産や再生を助ける効果もあるといわれています。妊娠中の女性には特に必要な栄養素です。
マンゴーは食物繊維も多く含みます。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなる栄養素であるため、腸内環境改善の効果が期待できます。マンゴーには消化酵素も含まれており、消化を助ける効果があるといわれています。
栄養豊富なマンゴーですが、マンゴーはウルシ科の植物であり、ウルシと似た成分を皮に含んでいるためかぶれる恐れがあります。アレルギーのある方は十分注意しましょう。
マンゴーの糖質・カロリー
マンゴーは栄養豊富な果物ですが、食べる際に気になるのは糖質やカロリーです。マンゴーには体に嬉しい栄養がたくさん含まれていますが、糖質やカロリーが高いと食べる量についても気になってしまうでしょう。
マンゴーの糖質やカロリーについてご紹介します。マンゴーには生のマンゴーとドライマンゴーがありますが、それぞれカロリーと糖質量が異なります。
生のマンゴー
生のマンゴー100gあたりのカロリーは68kcal、糖質は15.7gです。一般的なアップルマンゴーの大きさは約400〜500gです。マンゴーのカロリーはそれほど多くありませんが、糖質は果物の中では多い部類に入ります。
アップルマンゴー 沖縄琉堂
ドライマンゴー
ドライマンゴーの100gあたりのカロリーは339kcal、糖質は76.6gです。生のマンゴーよりドライマンゴーの方がカロリーも糖質も多いですが、それはドライマンゴーが水分を蒸発させて乾燥しているので、栄養が凝縮されているからです。
カロリーや糖質だけでなくビタミンなどの栄養素もドライマンゴーの方が多くなっています。ドライマンゴーなら少量でも多くの栄養素を摂取できるでしょう。
ドライマンゴーの利点は食べやすさと保存期間の長さです。生のマンゴーは皮をむいて大きな種を取り除き、スライスやダイスカット、花咲カットにして食べますが、ドライマンゴーはスライスされているのでそのまま食べられます。
生のマンゴーは完熟後の保存期間は5日程度ですが、ドライマンゴーの保存期間は180日です。ドライマンゴーはヨーグルトに漬け込むとまるで生のような食感を楽しめます。ドライマンゴーの凝縮された栄養を摂取しながら柔らかい食感も楽しめるでしょう。
アイリスプラザ ドライマンゴー
マンゴーの栄養はダイエットに向いている?
ビタミンなどの栄養を豊富に含むマンゴーですが、糖質が高いとダイエット中の摂取をためらってしまうでしょう。ダイエット中でもマンゴーを積極的に摂取した方がいいのか、食べる時にはどのようなことに気を付ければいいのかご紹介します。
効果的な栄養素も多いが糖質は高め
マンゴーに含まれる栄養素にはダイエットに効果的なものもあります。食物繊維は腸内環境を改善し排便を促す効果が期待できます。
ダイエット中は食事制限によって必要な栄養が不足する恐れがあります。体重が減っても栄養不足で肌荒れをしたり疲れやすくなったりするのは望ましくないでしょう。
マンゴーに含まれるビタミンAやビタミンCは美肌効果が期待できる栄養素です。また、ビタミンCはストレスがかかると消費されやすいので、食事制限などでストレスがかかりやすいダイエット中には積極的に摂取したい栄養素です。
生のマンゴーはカロリーも低いのでダイエットに向いているように思われますが、マンゴーは糖質量の多い果物でもあります。そのため多く食べると糖質の過剰摂取になる恐れがあります。
マンゴーに含まれるダイエットに効果的な栄養を摂取しつつカロリーや糖質を抑えるためには、食べる量や時間帯に気を付ける必要があります。
おすすめの量と食べる時間帯
マンゴーに限らず果物は1日200g程度が目安と言われています。マンゴーだけで200g摂取してしまうと糖質が多くなるので、比較的糖質の低いイチゴやブルーベリー、グレープフルーツと組み合わせるのがおすすめです。
ドライマンゴーは栄養も凝縮されているので、約50g食べれば十分も栄養に摂取できるでしょう。間食は一般的には約200kcal、ダイエット中の方なら約100kcalが目安といわれています。
ドライマンゴーは噛み応えがあるのでしっかりと噛めば少量でも満足感があるでしょう。糖質の低いナッツと合わせて食べれば糖質を抑えながら十分な満足感を得られるでしょう。
マンゴーを食べる時間帯は午後3時頃がおすすめです。人間の体内には脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きをするたんぱく質が分泌されていて、その分泌量が最も少ないのが午後3時頃といわれています。
仕事や家事の休憩でちょっと一息入れたい午後3時頃にマンゴーを食べれば、体に嬉しい栄養素を摂取しつつ脂肪に変わるのを防げるでしょう。
マンゴーは女性に嬉しい栄養がいっぱいのフルーツ!
マンゴーには美肌や腸内環境改善に効果的な栄養がたくさん含まれているので、女性に嬉しいフルーツといえるでしょう。甘くてとろりとした食感のマンゴーを食べれば気分転換にもなるでしょう。
栄養は豊富ですが糖質も多めなので摂取する量や時間帯には注意しましょう。甘くて美味しいだけではなく栄養いっぱいのマンゴーを食べましょう。