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ヒンメリとは?
ヒンメリはフィンランドの伝統品で、麦わらやストローを使って作られたモビールです。伝統的な作り方では麦わらを使い正八面体を組み合わて作られますが、現在ではプラスチックのストローや細い真鍮のポールなど様々な素材で作られ、形状もバラエティ豊富です。
ヒンメリは元々フィンランドの伝統的な冬至祭で飾られる装飾品です。北欧にキリスト教が伝播されてからはクリスマスの飾りとして使われるようになりました。伝統的な形状のものだけではなく、ツリーのオーナメントにもぴったりの星形も人気です。
ヒンメリは赤や緑といった鮮やかな色を使わない自然な色合いなので、シンプルなインテリアを好む方のクリスマス飾りとしておすすめです。
北欧フィンランド生まれの伝統的なオーナメント
ヒンメリはフィンランド生まれの伝統品で、冬至祭の装飾品として生まれました。ヒンメリに使われる麦わらには穀物の精霊が宿っていると信じられており、幸せを呼ぶ力があるといわれています。
冬至祭は太陽神の誕生や収穫を祝う一方、死者の霊を鎮魂する祭りでもあるといわれています。ヒンメリには死者の霊から家を守る力もあると信じられていました。フィンランドにキリスト教が広まると、ヒンメリはクリスマスの飾りとしても使われるようになりました。
幸運と魔除けの意味も持つとされるヒンメリは、幸運を願うために食卓の上や赤ちゃんのゆりかごにも飾られるといわれています。飾る時期はクリスマスに限りません。
ヒンメリはインテリアの装飾品として日常的に使うのもおすすめです。シンプルなデザインなのでインテリアの邪魔にならないでしょう。
ヒンメリの歴史
ヒンメリはフィンランドの伝統品ですが、元々は中央ヨーロッパが発祥といわれています。中央ヨーロッパから北欧スウェーデンを経てフィンランドにもたらされました。ヒンメリの語源は「ヒンメル」で、スウェーデン語で天や空を意味する言葉だといわれています。
伝統的な冬至祭の装飾品だったヒンメリは、キリスト教が北欧に広まった中世にはクリスマスの飾りとして使われるようになりました。
近世にクリスマスツリーを飾る風習がもたらされると伝統的なヒンメリは一度その姿が消えそうになりますが、ヒンメリを広める人々やアーティストたちによって多様なヒンメリが生まれました。現在では伝統的な麦わらや正八面体に限らず、様々なヒンメリが人気です。
「光のモビール」と呼ばれる理由
ヒンメリは「光のモビール」という別名があります。光を反射するガラスやクリスタルで作られたオブジェであるサンキャッチャーとは異なり、麦わらで作られたヒンメルはそれ自体が光輝くものではありません。
材料である麦わらは太陽と豊穣のシンボルであるといわれています。冬至祭で飾られるヒンメリのサイズが大きいほど、翌年は豊穣の年になるといわれていました。
日照時間が短い北欧では太陽光は貴重なものです。冬至は1年でもっとも昼が短い日ですが、冬至を過ぎると日照時間が延びていきます。冬至祭で飾られるヒンメリは光をもたらすものとして「光のモビール」と呼ばれるようになりました。
ヒンメリの人気商品
ヒンメリは日本でも購入できます。北欧雑貨店やインターネット通販で購入可能です。クリスマス飾りとして人気がありますが、シンプルなデザインなので一年中飾るのもおすすめです。
自然な色合いなので北欧風やナチュラルテイストのインテリアだけではなく、和室の装飾にもおすすめです。天井から吊るして揺れる様子を眺めればゆったりとした気分になるでしょう。ヒンメリの人気商品をご紹介します。
キト 木製オーナメント
キトは北欧より南にあるリトアニア生まれの木製オーナメントです。伝統的なヒンメリのように麦わらで作られてはいませんが、白樺をレーザーカットして作られる幾何学模様のオーナメントはヒンメリを彷彿させます。
直線を組み合わせたオーソドックスなスクエアタイプのほか、円を組み合わせたプラネット、植物をモチーフにしたサンフラワーやプラントなど複数のデザインがあります。
パーツをご自身で組み合わせて作ります。吊り下げ用の糸が付属しているので、オーナメントに開いた穴に糸を通して吊るします。複数のオーナメントを組み合わせて吊るすことも可能です。天然素材で作られたシンプルなオーナメントは人気商品です。
自宅でできるおすすめヒンメリキット
ヒンメリは手作りも可能です。ストローを紐や針金でつなげて作るので材料が手に入りやすく、作り方にも専門的な知識や技術を必要としません。
一般的なストローを切って制作することも可能ですが、専用のキットなら麦わらを模したナチュラルカラーでより一層本場の雰囲気が出るでしょう。必要な材料がすべて揃ったキットも販売されています。
本場フィンランドでは冬至祭に向けてヒンメリを毎年手作りするといわれています。冬支度やクリスマスの準備として、自宅でゆっくりとヒンメリを手作りしてみましょう。おすすめの手作りキットをご紹介します。
手づくりヒンメリキットの会
ファッションや生活雑貨の通販会社として人気のフェリシモでは、インテリア雑貨ブランドSeeMONOのヒンメリキットを販売しています。
「手づくりヒンメリキットの会」は、ヒンメリを自宅で作れるキットが毎月届きます。全12種類あり、毎月異なる種類のキットが届きます。工程ごとの丁寧な説明書が付いているので、初めての方でも作れるでしょう。
ポリプロピレン製のストローは麦わらを思わせるナチュラルな色合いです。タコ糸やビーズなど、制作に必要なものはすべてキットに含まれています。非常に軽いので、テープを使って天井から吊り下げることもできます。
月1回の価格は税込み1430円です。全12回すべて申し込む必要はなく、1種類だけの購入でやめることも可能です。届く種類はランダムなので、次にどの種類が届くか予想する楽しみもできるでしょう。
真鍮のヒンメリ
ヒンメリを麦わらやストローで作ると軽量ですが頑丈ではないので、クリスマスが終わって保管する際に折れたり曲がったりする恐れもあります。フィンランドの伝統的な方法では、ヒンメリを冬至祭の時に作り夏至祭の時に燃やすといわれています。
せっかく作ったヒンメリを毎年飾りたい方には、真鍮で作れるキットがおすすめです。丈夫な真鍮で作れば毎年飾れるでしょう。真鍮は経年変化を楽しむ金属なので、毎年飾るたびに色合いの変化を楽しめるでしょう。
キット内容は細い真鍮ポールと紐、作り方の説明書です。片面がフラットになっているので壁にかけて飾れます。星形なのでクリスマスに最適です。サイズがS、M、Lの3種類あるので異なるサイズを組み合わせるのもおすすめです。
エアプランツやフラワーベースもおすすめ!
頑丈な真鍮で作るヒンメリはエアプランツや生花を彩るオブジェとしても活躍します。真鍮製のヒンメリとエアプランツがセットになったキットなら、エアプランツとのコラボレーションを楽しめます。
エアプランツとは葉から空気中の水分を吸収する植物で、土がなくても育てられるのでインテリアとしても人気です。エアプランツの生育と真鍮の経年変化を同時に楽しめるでしょう。
キットには真鍮ポールと組み立て用の針金、作り方説明書とエアプランツが1種類入っています。エアプランツの種類は選べませんのでご注意ください。ヒンメリは壁にかけて飾れます。
フラワーベースサイズの真鍮ヒンメリは、キャビネットの上やサイドテーブルなどに置いてエアプランツや生花を飾れます。細く繊細なヒンメリは一般的なフラワーベースとは異なった雰囲気で植物を彩ってくれるでしょう。
中にグラスを入れれば生花も飾れます。丈夫な真鍮ポールが花を支えてくれるので、丈の高いグラスを用意しなくてもきれいに生花を飾れるでしょう。
キット内容は真鍮ポールと組み立て用の針金、作り方説明書です。エアプランツや生花用のグラスはセットに含まれませんのでご注意ください。
ヒンメリでおしゃれに部屋を飾ろう
ヒンメリがあれば部屋がおしゃれになるでしょう。シンプルでナチュラルなデザインなので様々な雰囲気の部屋に合い、インテリアの邪魔にならないでしょう。クリスマスに限らず、一年中飾っておけます。
モビールとして天井から吊るすものだけではなく、壁にかけたりテーブルに置いたりと様々な種類があります。エアプランツやフラワーベースとも組み合わせられます。ヒンメリでおしゃれなインテリアを目指しましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。