雪印のバターは定番の王道商品！人気の切れてるタイプやおいしいレシピもご紹介

日本に初めてバターが渡来したのは6世紀、「酥」という牛乳を濃縮したものが伝わったのだそうです。しかし日本は米と魚を主食とする国でパンを食べることもなく、バターを食生活の中に用いることありませんでした。

次にバターが日本に伝わったのは18世紀以降のことで、長崎の出島で外国人が山羊や羊を飼ってバターを食べていたそうですが、一般の日本人がバターを食べることはありませんでした。

しかし明治に入ると、政府は国民に牛乳を飲むことを勧めるようになり、畜産が盛んに行われるようになって、1800年代の後半には日本人のためのバターを作り始めるようになりました。しかしまだ一般の日本人の口にはバターはなかなか届きません。

太平洋戦争が終了した1945年以降から、だんだんとバターの消費は増加してきましたが、マーガリンが開発され、その使いやすさから食パンに塗るものはマーガリンが主に使われるようになったのです。

バターはパンに塗るだけではなく、料理やお菓子、そしてパン作りなどには欠かせないものです。おいしいバターは味わい深く、その香りとコクはパンをますます美味しく、風味豊かなお菓子を作り上げ、料理にバターの豊かな味と豊かな深みを与えてくれます。

雪印のバターは黄色の箱に入った、日本人にはお馴染みの人気の商品です。雪印で開発・製造・販売しているバターの種類や、雪印のバターを使ったおすすめのレシピの幾つかをご紹介しましょう。

雪印メグミルクは、大正時代から創業を始め、雪印株式会社になったのは昭和25年のことです。誰でも知っている「6Pチーズ」は昭和29年に発売されたのです。70年近くも人気保っているというのはすごいことです。

平成21年から、雪印株式会社と日本ミルクコミュニティ株式会社が経営統合し、雪印メグミルク株式会社になりました。雪印メグミルクは、東京に本社、北海道に本店を持ち、日本の乳製品を数多く開発する代表的な会社です。

雪印メグミルクは、牛乳、乳飲料、果汁・野菜ジュース、ヨーグルト、バター、マーガリン、チーズを開発・製造・販売していて、スーパーマーケットや通販などで手に入れることのできる、おいしさでは定評のあるプロダクトです。

雪印では全部でバターを6品種販売しています。どのバターもとてもコクがあって、使い方によってそれぞれ特徴があります。雪印のバターをご説明しましょう。

雪印の北海道バターは、大正14年（1925年）から作られている、雪印のロングセラー商品です。今は雪印のバター製造は機械化されていますが、当時は北海道の酪農家によって木製の樽で手作りされていました。

北海道の新鮮な生乳を使って作り上げた雪印のバターは「コクがあって美味しい」というコメントが圧倒的です。バターの値段が高騰していますが、バターの中でも雪印の製品は買いやすい値段なのが嬉しいという声もあります。

雪印メグミルクの北海道バターの希望小売価格は、200gのものが税込み451円、100gが税込み275円、64gは253円、20gは132円です。

バターが高いのでマーガリンを使っていたけれど、やはり雪印のバターを使うと料理の味が全然違うので、バターを使い始めましたという人も多く、雪印のバターはとても人気があります。

雪印の北海道バターは、200gと100g、64g（8gが8個入り）20g（5gが4個入り）のものがあります。100g入りのバターは10gごとに使いやすくバターが切れてるという大人気商品です。

冷蔵庫に入っていて冷たいバターは硬くてすくい取ることが大変難しいため、10gごとに切れてるバターは料理をするときにもとても使い勝手がよく、ナイフを使わずに手で折って使うことができます。

一般の雪印の北海道バターは美味しくパンにつけて食べられる食塩入りですが、パン作りやお菓子作りに使われるバターは食塩が入っていないものを使います。雪印は200gの食塩不使用のバターも販売しています。

食塩不使用のバターは塩が入っているバターと比べると賞味期限が短いです。そのため無塩バターは有塩のものに比べると値段が高いです。雪印の食塩不使用のバターは税込みで495円です。

塩が入っているバターと入っていないバターの使い分けをご存知ですか？塩の入っていないバターは、お菓子やパン作りに使います。塩の入っているバターはお菓子作りに使うことができないのでしょうか？

塩の入っているバターをお菓子作りに使うと、お菓子には大抵多くのバターを使うため、味がしょっぱくなってしまいます。また塩は小麦粉のグルテンの粘りを強くしてしまうということも、塩入りバターをお菓子作りに使わない理由です。

もし無塩バターを切らしているのでしたら、バターの代わりに植物オイルを使うことができます。使う油はなるべく香りや味にクセのないものを使うようにしてください。

この雪印のバターが10gごとに切れてるというのは、素晴らしいアイデアなのです。冷蔵庫に入っているバターを使おうとしたら、冷えているので固すぎてなかなかナイフで切れなかったり、どれだけ使ったのかわからなくなってしまったり、という失敗が一切ありません。

この10gに切れてる雪印のバターはナイフを使う必要もなく、10gの塊ごとになっているのでどれだけバターを使ったのかはっきりわかりますし、10gを半分にすれば5gとバターを加減しながら使うこともできます。

雪印の切れてるバターは、レシピに載っている分量を測らなくても手早く取り出すことができる、雪印の製品の中でも圧倒的に人気の高いバターです。

雪印のバターを使っておいしい料理を作りましょう。マーガリンでも代用できますが、やはり雪印のバターを使うと味の深みとコクが全く違います。雪印のバターは、普通の料理に手軽に使うことができますし、おいしいお菓子作りの必需品です。

雪印の有塩バターを使った、おいしいさつまいもとバターのレシピです。用意する材料は、さつまいも300g、雪印の有塩バター10g、これは雪印の切れてるバターだったらひとかけです。砂糖大さじ2、塩少々です。

まずさつまいもをブラシでよく洗って、皮ごと長さ5cm 幅3cm に切ってください。さつまいもを5分ほど水にさらしたら水気をよく切って、耐熱ボウルに入れラップをかけてレンジで4分加熱します。

さつまいもから水気が出ているようでしたらキッチンペーパーで包んでよく拭き取り、熱したフライパンにバターを入れて、さつまいもを中火で炒めてください。全体にうっすら焦げ目がつくまで炒めたら、砂糖と塩を全体にまわしかけて出来上がりです。

さつまいもの塩バター炒めは、手軽に作れるおやつとしてもおすすめです。お子さんのおやつとしても重宝します。

それでは次に、雪印の無塩バターを使ったクッキーのレシピを紹介します。雪印無塩バターを使った型抜きクッキーは、大変簡単に作れるレシピです。お子さんと一緒に楽しく作れるクッキーです。

このレシピに使う材料は、薄力粉100g、雪印の無塩バター50g、砂糖50g、卵黄1個分です。ボウルに室温に戻した柔らかい雪印の無塩バターと砂糖を入れて、全体が白っぽくなるまで泡立て器でよくかき混ぜます。

次に卵黄を入れてさらにかき混ぜ、全体がよく混ざったら薄力粉を加えてさっくりと切るように混ぜ合わせます。一つにまとまったらラップで包んで冷蔵庫で30分寝かせます。

麺棒で2mmの厚さに生地を伸ばします。クッキーの型に薄力粉をつけて型を抜きます。一つ型を抜くごとに薄力粉を型につけないと生地が型にくっついてしまうことがあります。

オーブンを170℃に温め、天板にクッキングシートを敷いた上にクッキーを並べ、約15分焼き上げてください。オーブンによって温度や焼く時間に相違が出ます。クッキーは縁がうっすらと茶色く色づいてきたら焼き上がりです。頃合いを見て焼き時間を調節してください。

雪印は1925年からおいしいバターを作り続けている老舗です。雪印のバターは北海道の豊かな大自然の中で育つ乳牛から絞られた、新鮮な生乳を加工して作られた、毎日食べても飽きることのないおいしさが自慢です。雪印のバターを、トーストに料理にそしてお菓子作りに使ってみましょう。