松本市美術館で唯一無二のアートに触れる!草間彌生の作品など見どころは?

松本市美術館で唯一無二のアートに触れる!草間彌生の作品など見どころは?

長野県松本市は松本城をはじめ、長野県の観光地として知られています。そんな長野県松本市でおすすめスポットが松本市美術館です。松本市美術館では、世界的に著名な草間彌生作品を中心に鑑賞することができます。見どころ、アクセスや混雑についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.松本市美術館がある松本市はどんなところ?
  2. 2.松本市美術館とは
  3. 3.松本市美術館の見どころ
  4. 4.松本市美術館内のお店
  5. 5.松本市美術館のアクセス・営業時間
  6. 6.松本市美術館でアートの旅を楽しもう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

松本市美術館がある松本市はどんなところ?

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

長野県松本市は、松本城をはじめグルメや雑貨店などもある人気観光スポットとして知られています。そんな松本市とは、どんな街なのでしょうか?その見どころなどをご紹介します。

歴史史跡の多い城下町

Photo by yoppy

松本市でまず一番の見どころといったら、松本城が挙げられます。国宝にも指定され、ミシュランの観光版でも3つ星のついた松本市を代表する観光スポットです。

戦国時代に築城された松本城は、現存する五重六階の天守の中では日本最古になります。黒と白のコントラストが美しい松本城の中でも、水面に反映する「逆さ松本城」は特に美しいと人気です。

Photo by beggs

松本城を中心に栄えた松本市には、「中町通り」などの城下町の風情を残した通りがあります。「なまこ壁」の蔵が立ち並ぶ通りには、蔵カフェや工芸品を販売しているお店があります。

また縄のように細長い土手が名前の由来となった「縄手通り」にも、お店が立ち並びます。江戸時代の面影を残すこれら城下町も、松本市の見どころの一つです。

Photo by x768

江戸時代の面影を残す松本市ですが、明治から昭和期に建てられた蔵造りや建物もあります。明治9年に竣工した当時の小学校「旧開智学校」は、国内で最古の和洋折衷様式の建物です。

日本の文明開化を代表するこちらの建物は、「擬洋風建築」と呼ばれています。1961年に重要文化財に指定、2019年には国宝に指定されています。

都心から日帰りでも行ける

Photo by K.Kurichan

見どころ満載の長野県松本市ですが、都心からであれば日帰りで向かうこともできます。東京からのアクセス方法としては、JRや新幹線などがあります。

JRや新幹線であれば、東京駅から3時間程で松本駅にアクセスできます。車であれば中央自動車道を通って、こちらも3時間程でアクセス可能です。

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松本市美術館とは

Photo by sota-k

長野県松本市中央には、「松本市美術館」という近現代美術作品を中心に収集・展示している美術館があります。2002年4月に開館した松本市美術館のおすすめポイントや見どころをご紹介します。

松本市ゆかりの作品が見られる美術館

Photo by 持続可能な地域交通を考える会 (SLTc)

松本市美術館は、松本市にゆかりのある作家の作品を中心に収集・展示をしている美術館です。世界的にも著名な草間彌生をはじめ、教育者であり書家の上條信山、洋画家の田村一男などは特に見どころの作家です。

この他にも、明治時代の版画家・洋画家の石井柏亭、昭和の洋画家である関四郎五郎、彫刻家の太田南海など様々な作家の作品を常時展示しています。

ドット柄が目を引く美術館

Photo by f99aq8ove

松本市美術館を訪れてまず目を引くのが、ガラス張りの建物一杯に描かれたドット柄ではないでしょうか。草間彌生を代表する赤いドット柄に蝶々などが描かれた建物は、美術館そのものが美術作品のようです。

草間彌生のドット柄は建物だけではありません。美術館内にある自動販売機やごみ箱、ベンチ、さらに松本市内を走るバスにも赤いドット柄がデザインされています。

このバスは「水玉乱舞号」という名前で、バスのナンバーも「・841(ヤヨイ)」となっているなど徹底したこだわりようです。まるで松本市全体が草間彌生のアートで溢れたような街になっています。

松本市美術館の見どころ

Photo by sota-k

長野県松本市ゆかりの画家を中心に収集・展示をしている松本市美術館ですが、そんな美術館の見どころをご紹介します。松本市美術館を訪れたさいは、外せないおすすめの展示です。

美術館前広場の「幻の華」

Photo by yoppy

松本市美術館の建物には、大変目を引く草間彌生の代名詞である赤いドット柄がデザインされていました。そんな建物とともに美術館入口の広場に展示されているのが、草間彌生の「幻の華」というオブジェ作品です。

美術館の建物と同じ、花と茎、そして葉と全体にドット柄がデザインされたチューリップの花が美術館を訪れた人を出迎えてくれます。

高さ10メートル以上、くねくねと曲がりくねった茎と花、そして目を引くドット柄の作品は迫力満点です。こちらのドット柄の「幻の華」作品は屋外に展示されており、美術館の前の通りからも鑑賞することができます。

草間彌生常設展示

Photo by chinnian

美術などに興味のない人でも一度は耳にしたことがある現代の芸術家の一人として、草間彌生(1929~)はまず挙げることができるのではないでしょうか。

草間彌生と言えば、あのドット柄の作品群が代表作品として挙げられます。今では様々な公共施設やグッズ化もされているほか、世界的にも知られた日本を代表する芸術家と言えます。

Photo byfoursummers

長野県松本市生まれの草間彌生の作品を、松本市美術館では「草間彌生常設展示」で見ることができます。幼少期からこれまでのあゆみやドット柄になった理由など、松本市美術館ならではの展示作品を見ることができます。

「草間彌生常設展示」では美術館所蔵の草間彌生作品を常時見ることができます。また常設展では特集展示も催されており、館の新収蔵品などを見ることもできます。

上條信山記念展示室

Photo byHeungSoon

教育者で書家である上條信山(1907~1997)は、長野県松本市に農家の三男として生まれました。上條信山は、書家として日展などで数々の賞を受賞しています。

1981年には勲三等瑞宝章を受章、1996年には松本市名誉市民と文化功労者となり、1997年に89歳で死去されたさいは正四位勲二等瑞宝章を追贈されています。

Photo by n.kondo

そんな上條信山の生涯にわたる書道の作品を、松本市美術館にある「上條信山記念展示室」で見ることができます。松本市美術館では年間で展示テーマを替えて、上條信山の作品を展示しています。

「信山バリ」という書風を確立した上條信山は、時代ごとに書風が変遷しています。そんな変遷の過程なども、展示では見ることができますので、美術館を訪れたさいは是非見てみて下さい。

田村一男記念展示室

Photo by wakaba-shinshu

洋画家である田村一男(1904~1997)は、信州の山を愛し作品に描いた画家です。東京生まれの田村一男は、20歳を過ぎてから訪れた長野県の蓼科高原に魅了され、毎年のように信州を訪れていました。

以降、信州の山々などを題材とした作品を多数描き残しています。明治~昭和期に活躍した洋画家・岡田三郎助に師事していた田村一男は、日展や日本芸術院などに作品を出品し、数々の賞を受賞します。

Photo by khf_fjs

1992年には文化功労者となった田村一男の作品を、松本市美術館にある「田村一男記念展示室」で見ることができます。独自の画風を確立して描いた田村一男の信州の雄大な風景画を、是非見てみて下さい。

池上百竹亭コレクション展示室

Photo by Hyougushi

池上百竹亭とは、明治から昭和期に呉服商として活動していた松本市の文人・池上喜作(1890~1978)の雅号を言います。幼い頃に正岡子規の詩作に触れ、これに惹かれた池上喜作は、子規や弟子の作品を集めるようになります。

その後、正岡子規ゆかりの人物とも交流するようになり、その時の交流を通じて様々な絵画工芸や民芸作品を蒐集するようになります。

Photo by 00_4

松本市美術館にある「池上百竹亭コレクション」では、そんな池上喜作が蒐集した正岡子規や明治から昭和期の文人たちの作品、201点を中心に見ることができます。

自らも俳句や短歌、書画をたしなんだという池上喜作が蒐集した数々の名品、中でもコレクションの核となっている正岡子規の作品は見どころの一つです。

美術情報図書室

Photo byjarmoluk

松本市美術館には、美術情報図書室があります。ここでは、美術専門書籍をはじめ開架図書が常時2千冊置かれています。美術専門書を読む時は、美術情報図書室に立ち寄ってみて下さい。

またこちらの図書室では、情報システムを使って松本市美術館収蔵の作品を検索できるほか、美術関係のビデオライブラリーを鑑賞することもできます。

展示を鑑賞したあとは、こちらの美術情報図書室にも立ち寄ってみて下さい。なお図書室に置かれている図書は閲覧のみで、貸出などは行っていないので注意して下さい。

定期的に作品の変わる企画展も人気

Photo by chinnian

長野県松本市ゆかりの画家として松本市美術館が収集・展示している「草間彌生常設展示」「上條信山記念展示室」「田村一男記念展示室」そして「池上百竹亭コレクション展示室」について、見どころをご紹介しました。

これら常設展示は、年間で展示テーマを替えて作品を展示替えするなど、常設展示だけでも十分見ごたえ満載ですが、これ以外にも松本市美術館を訪れたさいは企画展示も一緒に見て下さい。

Photo by jeff~

松本市美術館では、年間数回に分けて企画展示を行っています。企画展示では常設展示では見られない信州ゆかりの画家をはじめ、西洋画の展示なども開催されています。

常設展示と合わせて企画展示も松本市美術館の人気展覧会となっています。こちらも合わせて、鑑賞したい展覧会となっています。

松本市美術館内のお店

Photo byFree-Photos

松本市美術館内には、ここでしか買えないグッズを販売しているミュージアムショップやお食事を楽しめるレストランがあります。美術鑑賞の後は、グッズ購入や美味しい食事を楽しんでみては?

ミュージアムショップ

Photo by halfrain

松本市美術館内にあるミュージアムショップでは、草間彌生のドット柄がデザインされたグッズはもちろん、収蔵作品のポストカード、展覧会図録など様々なグッズを販売しています。

また企画展示に合わせたグッズなども販売されています。松本市美術館のミュージアムショップへは、観覧チケットを持っていなくても利用できます。友達や家族へのお土産として購入するのも、おすすめです。

ビストロサンチーム

Photo byFree-Photos

松本市美術館に併設されているレストラン「ビストロサンチーム」は、カジュアルフレンチを楽しめるレストランです。

「ビストロサンチーム」では、自家製の野菜をはじめ地元の食材を使用したフレンチを提供しています。ランチは11:30~14:00、ディナーは17:00~となっています。

メニュー

フリー写真素材ぱくたそ

「ビストロサンチーム」のメニューは、ランチとディナーともに3つのコースから選ぶことができます。また、食事と一緒に楽しめる信州産のワインなど、ワインの種類も豊富に取り揃えてあります。

ランチでは「A 本日のキッシュとサラダ+パン」(1080円)、「B 本日のお肉料理+パン」(1080円)、「C プリフィクスランチ+パン」(1720円)があります。

ディナーでは、「サンチームコース」(2700円)、「ビストロコース」(3240円)、「ミュージアムコース」(3780円)の3つのコースから選べます。

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松本のおすすめグルメ21選!一度は食べたい人気の名物やおすすめのランチも?
信州グルメを楽しめる街、それが長野県松本市です。松本市には信州の名物グルメ、ご当地グルメが盛りだくさんです。本場の信州そばをはじめ、名物のからあげの名店などが揃っています。松本で1度は食べておきたい老舗のグルメや人気のランチスポットをまとめてみましょう。

松本市美術館のアクセス・営業時間

Photo by 持続可能な地域交通を考える会 (SLTc)

松本市美術館へのアクセス方法、開館時間、さらに美術館の混雑状況についてご紹介します。松本市美術館を訪れる際は、事前に美術館へのアクセスや混雑状況を調べてから行くようにしましょう。

Photo by Tokuyama Photography

松本市美術館の開館時間は、9:00~17:00までとなっています。ただ美術館へ入場できるのは14:30までとなっていますので、気を付けるようにしましょう。

また休館日は、毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)の他、年末年始(12月29日~1月2日)となっています。8月のみ、無休での開館となっています。

Photo by hans-johnson

松本市美術館へのアクセス方法はいくつかあります。一つ目は、JR松本駅にある松本バスターミナルからアルピコ交通バス・横田信大循環線で行けば5分ほどで松本市美術館へアクセスできます。

二つ目は、JR松本駅から出ている市内周遊バスであるタウンスニーカー東コースに乗ると、14分ほどで松本市美術館へアクセスできます。

Photo byFree-Photos

バス以外では、車で訪れることもできます。長野自動車道松本インターチェンジから松本市美術館までは、車で15分でアクセスできます。

バスや車で松本市美術館はアクセスしてもよいですが、道が混雑している場合もあります。もし道が混雑している場合は、ぜひ次におすすめする方法で松本市美術館へアクセスしてみて下さい。

混雑を避けるなら徒歩・自転車がおすすめ

Photo by nylon300

JR松本駅からバスでアクセスすることができますが、バスでアクセスすると混雑している可能性があります。もしバスが混雑している時は、徒歩か自転車で松本市美術館へアクセスすれば混雑を避けられます。

徒歩であればJR松本駅から12分ほどで松本市美術館へアクセスできます。また自転車でアクセスするのも、混雑を避けるのにおすすめです。

JR松本駅には、無料で自転車を貸し出しているレンタサイクルもあります。レンタサイクルであれば混雑も避けられ、さらに一日借りれば混雑を気にせず松本市内をサイクリングしながら観光することもできます。

住所 長野県松本市中央4-2-22
電話番号 0263-39-7400

松本市美術館でアートの旅を楽しもう

Photo byeternallof

松本城をはじめ、江戸時代の城下町や明治から昭和期のレトロな建築物、さらにグルメなど見どころ満載の長野県松本市は、観光スポットとしておすすめです。

そんな中でも松本市美術館は、世界的に著名な草間彌生をはじめとした松本市ゆかりの画家の作品を見ることのできる美術館です。松本市美術館で、ぜひアートの旅を楽しんでみてはいかがですか。

sonoko
ライター

sonoko

日本全国の観光スポットやグルメを中心にご紹介しています。趣味は読書と美術鑑賞。週末には一人旅を楽しんでいます!

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