東京のおすすめ公園21選！休日は都内でのんびりピクニックはいかが？

六義園は、徳川幕府5代目将軍、徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保が、自らの下屋敷として造った庭園です。7年の歳月をかけて造られた、起伏のある景観をした回遊式築山泉水庭園です。

8万8千平米ある六義園の敷地には、中島のある大泉水を樹林が取り囲み、紀州和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として再現されています。柳沢吉保の文学的造詣の深さを反映する繊細で温和な庭園が配されていて、当時の江戸幕府の隆盛ぶりが伺えます。

駒込といえば、地元ではツツジの咲く街として知られており、駒込のツツジを象徴しているのが六義園です。他にも春の桜や秋の紅葉をはじめ、園内は四季折々の花に囲まれています。

春には入口近くの薄紅色の枝垂桜が、流れ落ちる滝のような圧巻の姿を現します。春の桜や秋の紅葉などのライトアップショーイベントも季節ごとに開催され、日本庭園の美しさと一緒に楽しめます。子供連れやカップルでデートを楽しむ人などにおすすめの美しい公園です。

東京にある公園には、それぞれに水郷や池、高台などの地形を活かした造りや、噴水やレストランなどのゆったりと過ごせて心休まる造りをした特徴があって、それぞれにおすすめです。

地形を活かすことで、その場の景観がよりいっそう美しく演出され、噴水や特色あるモニュメントによって、憩いの空間が生まれ、公園で過ごすひと時が楽しくなります。ここでは、東京でそれぞれに特徴のあるおすすめの公園4選をピックアップして紹介していきましょう。

浮間公園は、荒川の河川改修によってできた浮間ヶ池を中心にして造られた都市公園です。公園内にある池の畔には、モニュメントとなる風車があり北欧の風景を彷彿とさせています。

浮間公園の大きな特徴は、敷地の約40％を占める約4haもの広さを誇る浮間ヶ池です。釣り場として無料開放されており、多くの釣りファンが訪れています。30cmほどのヘブラナやコイなどの川魚が多く生息していて、風車のある風景とともにのんびりとした釣りが楽しめます。

水元公園は、江戸川にできた小合溜と呼ばれる準用河川に造られた、都内最大の広さを誇る都市公園です。93haもの広大な公園内を1周すると、歩くだけで約1時間40分ほどかかります。

公園内には、広大な敷地を活用した数多くの施設が整っています。10haの広さがある中央広場、約100品種20万本の花菖蒲が咲き誇るはなしょうぶ園、いろんな遊具施設があり子供連れに人気の冒険広場、などのほか、四季に合わせたイベントなども開催されていて楽しめます。

小合溜の畔には、約1700本の生きた化石と呼ばれるメタセコイアの森が広がり、オレンジ色に染まる美しい景観を見せています。都内でも有数の紅葉スポットとして多くの人が訪れます。

まっすぐに伸びるメタセコイアは約20mほどの高さがあり、見上げていると気分がリフレッシュされます。秋には紅葉が色づき、青い水面との見事なコントラストを見せてくれます。子供連れでシートを広げてピクニックしたり、デートで散策したりするのにおすすめの公園です。

小山田緑地は、東京町田市の北西部にある多摩ニュータウンに隣接する位置にあり、自然豊かな緑に囲まれたなだらかな丘陵地にあります。多摩丘陵の原風景が残るおすすめの公園です。

公園入口からなだらかな坂を上がっていくと、みはらし広場という標高123mの展望所があり、遠く丹沢から多摩丘陵の山並みが開けています。テーブルとベンチが設置してあるので、子供連れやデートなどで、抜群の景観を眺めながら、お弁当を広げてのピクニックが楽しめます。