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1時間に2本運行される快速電車は「快速エアポート」と呼ばれ、札幌~小樽間の駅のうち途中の停車駅は4駅と少なく所要32分で走っています。名前の通り、千歳線の新千歳空港駅から札幌を経由して小樽まで運行する電車で、小樽方面へは札幌が始発駅ではありません。
「快速エアポート」は6両編成の電車で運行され、4号車には指定席の「uシート」が連結されています。uシートは乗車券640円に加えて520円の料金が必要で、座席指定券はみどりの窓口や札幌駅等の主要駅の指定席券売機で購入できます。
区間快速「いしかりライナー」なら約40分
同じく1時間に2本運行されているのが区間快速「いしかりライナー」です。こちらは札幌~小樽間の13駅のうち9駅に停車し所要は39分となります。この快速列車も始発は札幌より先の江別や岩見沢となっており札幌駅が始発ではありません。
普通列車なら約50分
札幌~小樽間には各駅停車の普通列車も運転されていますが、1時間に2~3本のうち、小樽まで直行する列車は1本だけで、他の列車は途中駅までになります。普通列車で小樽までは50分の所要で快速よりは時間がかかりますが、それでもバスよりは早いのです。
小樽市内をしっかり楽しむなら「小樽フリーきっぷ」
札幌から小樽への行き方としてJRを選んだ場合に、お得でおすすめなのが「小樽フリーきっぷ」です。札幌駅から小樽駅までのJR往復券に加えて、北海道中央バスの市内線1日乗車券がセットになった切符です。
小樽を1日周遊しながら観光するにはぴったりで、大変お得な切符になっています。また、JRの小樽~小樽築港間は何回でも乗り降りが自由になっているのも便利です。JR北海道主要駅のみどりの窓口で発売しており、料金は大人1940円、子供970円で1日間有効です。
札幌から小樽を車で移動する
札幌から小樽への移動、最後に自動車での行き方です。札幌~小樽間は札樽自動車道で結ばれているため、高速バスと同様に車での移動も非常に便利です。マイカーやレンタカーを利用しての北海道旅行では、札幌、小樽の多くの観光スポット巡りに最適です。
高速道路利用と一般道(50分~1時間弱)
札幌からは札幌西ICで札樽自動車道に入り、小樽ICを出ると小樽中心部までは約5分です。札幌から50分~1時間弱の所要です。高速料金は普通車で810円になりますが、札幌駅から近い札幌北ICから入ると高速料金が1220円になるので注意して下さい。
なお、料金のかからない一般道だけの行き方を選ぶと、所要時間は1時間10分以上かかります。また、冬は降雪もあり雪道になっているので、慣れていない場合は車の利用は避けるようにしましょう。
札幌から小樽への移動でおすすめな行き方は
札幌から小樽への移動については、それぞれの目的や何を優先させるかによっておすすめの行き方が違ってきます。移動にかかる所要時間は交通手段によって時間差がありますが、両都市間の距離がそれほど遠くないので、大きな差が生じるわけではありません。
早さなら電車・安さならバス・自由さなら車がおすすめ
まず時間的な面で比較すると、最も早いのはJRの快速列車で32分、そしてJRは普通列車でも50分の所要なのでバスより早くなっています。ただ、高速バスでも約1時間と少し、車でも高速を利用すると1時間弱ですので、移動に長い時間を要することはありません。
次に料金的な面で比較してみると、高速バスが片道610円、JRが640円と、バスが若干安く往復利用の場合は割引もあります。各スポットを巡る時にはメリットの多い車の場合、両都市間の移動に関しては高速料金810円ですが、駐車場代やガソリン代の費用が必要で高くつきます。
自由さを求めるのなら車ということになりますが、料金と早さを総合的に考るとJRが最もおすすめの行き方で、特に市内各所を巡る場合は「小樽フリーきっぷ」がお得です。
自分の目的に合った方法で札幌から小樽を移動しよう
札幌から小樽への移動に関して、各交通機関での行き方を紹介しました。それぞれメリットがあり、観光スポットをある程度限定する場合はバスの各セット券も発売されているので、目的に合った方法をじっくり検討してみましょう。