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立山連峰はどこにあるの?
立山連峰とは北アルプスと呼ばれる飛騨山脈のうち、富山県の東部を流れる黒部川の西側に連なる山域のことをいいます。立山連峰の絶景は万葉集にも読まれたほど古くから信仰と畏敬の念を持って親しまれてきました。今も訪れる人の心を打つ富山を代表する絶景スポットで見どころ満載なのです。
立山連峰の標高と登山難易度は?
立山連峰の絶景や自然を楽しむなら登山がおすすめです。立山連邦の標高3000m級の山々が連なっている山岳地帯です。立山とは「雄山」と「大汝山」、「富士の折立」の三つの峰の総称を言います。最高地点は大汝山の標高3015mで、登山初心者でも比較的登りやすい山なのです。
立山連峰はアクセスもしやすく、危険な箇所もありません。ケーブルカーなどを利用すれば初心者でも比較的楽に山頂まで到達することができます。
標高3000mからの景色は360度見渡せて絶景を楽しめるので、絶景を眺めながら登れるところが魅力です。登山に挑戦するならぜひ立山連峰を登ってみましょう。
登山をする時には事前準備をしっかり行うことが必須です。どのようなコースを登るのか、登る際に必要な道具や当日のスケジュールなどを事前に決めておきましょう。秋冬シーズンの山は積雪していることが多いので、雪山用のアイゼンやストックも準備しておくとよいでしょう。
登山当日は天気の良い午前中に登ることがおすすめです。山の天気は変わりやすく、午後になると地上で発生した雲が山に上がってきて視界が悪くなることがあります。夏場は夕立などが発生しやすくなるので、早めに下山するようにスケジュールを組みましょう。
登山中は服装にも気をつけましょう。山は寒暖差が激しく、標高3000mの山は真夏でも肌寒いくらいなので重ね着をしていくことをおすすめします。いつでも脱ぎ着ができる服装で臨みましょう。またもしもの時の救急キットも持っていくと安心です。
立山連峰の自然観光の見どころについて解説
立山連峰の魅力は様々な自然の絶景が見られるところです。家族やカップル、友達同士で楽しめる見どころがたくさんあります。立山連峰でしか見ることができない絶景ばかりなのでぜひ一度訪れてみてください。
1:立山頂上
雄山、大汝山、富士の折立の三峰が連なる立山頂上からの景色は遮るものが何もなく、360度見渡せる絶景スポットが見どころです。立山連峰へ行くならぜひ頂上まで登ってみましょう。主峰の雄山には雄山神社本社があり、立山信仰の中心的な場所です。
頂上に登ったらホテルに泊まりましょう。早朝は、山頂の下に雲海が広がります。雲海を見下ろす景色は一見の価値ありです。
ホテルからバスで10分の場所にある展望台からはご来光を拝むこともでき、早起きして見る景色は感動すること間違いなしです。ぜひ雲の上で一夜を過ごしてみてください。
2:弥陀ヶ原高原
弥陀ヶ原は標高2100mの高原の大湿原が特徴です。日本で初めて標高2000mを超える地点で貴重な自然の湿原が認められラムサール条約に登録された場所でもあります。貴重な自然がみられる弥陀ヶ原は様々な景色を楽しめるのでおすすめです。
弥陀ヶ原の見どころの一つとして「餓鬼の田」と呼ばれる池塘が見られます。昔地獄に落ちた餓鬼が飢えをしのぐために池塘を作ったことから餓鬼の田と呼ばれるようになったとされています。
また紅葉の季節になるとナナカマドやダケカンバなどの木が色づき、約80000平方メートルの高原にカラフルな景色が広がり、異世界に迷い込んだような素晴らしい光景を見ることができます。紅葉シーズンにはぜひ弥陀ヶ原に紅葉狩りに行きましょう。
3:みくりが池
みくりが池は室堂ターミナルから歩いて約20分のところにあります。北アルプスで最も綺麗な火山湖として有名です。みくりが池は夏場が見どころで、青く澄んだ湖面に立山連峰の三山が映し出される景色はとても美しいと評判の定番観光スポットなのです。
みくりが池近くにあるみくりが池温泉すぐ下の階段からは大きなハートの池が見られるといいます。みくりが池に行ったらハートの池を見つけてみてはいかがでしょうか。
4:剱岳
立山連峰で最も険しい山と言われるのが剱岳(つるぎだけ)です。標高2999mで日本百名山と新日本百名山に選ばれています。
剱岳は日本では数少ない氷河が現存する山で日本三大雪渓の一つである剱沢雪渓や平蔵谷などは一年中雪が溶けることはなく、雪渓の景色は多くのカメラマンで賑わうほど有名です。
また八ツ峰などの断崖は多くのロッククライマーたちが訪れる見どころの場所でもあります。しかし日本国内では一般登山者が登る山では危険度の最も高い山として知られているので、登山に慣れた人が訪れるのがよいでしょう。
5:称名滝
立山連峰で定番の観光スポットとして称名滝があります。名前の由来は滝の音が「南無阿弥陀」と唱えているように聞こえることから名付けられました。立山連峰から集められた雪解け水が4段となって落差350mを一気に流れ落ちます。流れ落ちる音や水しぶきの迫力に圧倒されるでしょう。
春には融雪期や大雨の後にだけ称名滝の隣に現れる幻の滝であるハンノキ滝が現れます。2つの滝が合わさりV字に流れる光景は絶景だと評判です。運がよければ見られますので狙って見に行ってみましょう。夏はマイナスイオンを浴びに、秋は紅葉狩りのスポットとしてもおすすめです。
日本の滝百選のひとつ
称名滝は落差が日本一の滝として日本の滝百選にも選ばれています。落差350mは東京タワーの高さ333mよりも高いのです。また日本の音風景百選にも選ばれています。日本一の迫力を感じられるのは称名滝だけなので、ぜひ立山連峰に観光に行く際は行ってみてください。
立山連峰・黒部アルペンルートの定番コース紹介!
立山連峰・黒部アルペンルートには様々な楽しみ方があります。観光ルート別に見られる景色や観光スポットが変わるので、家族やカップル、おひとりさまでも様々なシチュエーションの楽しみ方があります。おすすめの定番コースをご紹介しますので参考にしてみてください。
立山駅~みくりが池展望台~室堂ターミナル
立山連峰・黒部アルペンルートで絶景と温泉も楽しみたいという人へおすすめの定番コースです。立山駅からみくりが池展望台、みくりが池温泉を巡り、室堂ターミナルへ向かいます。日頃の疲れを癒しゆっくり過ごすことができます。
立山駅からスタートし、ケーブルカーと立山高原バスを乗り継ぎ室堂に向かい室堂から約20分でみくりが池展望台に到着します。
立山の一番の絶景を楽しんだ後は徒歩5分のみくりが池温泉でゆっくり過ごしましょう。日帰り入浴は大人700円、子供300円でレンタルタオルもあるので手ぶらでも大丈夫です。
温泉に浸かったらグルメも楽しみましょう。エンマ様のホットピザやあーんバタートースト、ブルーベリーソフトなどを絶景を見ながら食べると格別の美味しさです。温泉から徒歩40分で玉殿の湧水に到着します。美味しい湧き水を汲んで帰りましょう。
玉殿の湧水から徒歩2分で室堂ターミナルに到着です。たくさん歩いた後はグルメを食べてお土産を買って行きましょう!白海老丼や黒部ダムシフォンがおすすめです。水出しコーヒーを買うと専用ボトルが付いてくるので、立山連峰・黒部アルペンルートの記念にいかがでしょうか。
立山駅~室堂ターミナル~祓堂~雄山山頂
立山連峰・黒部アルペンルートで初めて登山をする人におすすめの楽しみ方があります。徒歩で祓堂から雄山山頂を目指します。しっかり準備をして絶景を眺めながら登山を楽しみましょう!
立山駅からケーブルカーとバスを乗り継ぎ室堂ターミナルへ向かったら登山スタートです。室堂ターミナルに付いたら売店でおにぎりやドライフルーツなどを買いましょう。特に定番の鱒の押し寿司がおすすめです。
室堂ターミナルから約40分で祓堂に到着します。祓堂は立山信仰で外界と神域との境界とされた場所で、かつては祓堂で身を清めて参拝に向かったとされています。祓堂で参拝したらひと休憩して約20分で一ノ越に向かいましょう。有料トイレもあるので雄山山頂に向かう前に休憩しましょう。
一ノ越から約50分で雄山山頂に到着です!到着後はぜひ雄山神社峰本社でお祓いを受けましょう。お祓いとお神酒をいただく貴重な体験ができるのでおすすめです。お腹が空いたら事前に買ったおにぎりを食べましょう。頂上で絶景を見ながら食べるおにぎりは絶品です。
山頂での絶景を楽しんだら下山します。徒歩約100分で室堂ターミナルに到着です。無事に登山を終えたら疲れとともに達成感が味わえるでしょう。初めての登山は立山連峰・黒部アルペンルートに行ってみてください。
立山駅~みくりが池展望台~黒部平~立山駅
黒部アルペンルートでのインスタ映えを狙う楽しみ方です。立山駅からケーブルカーやバスを乗り継ぎ弥陀ヶ原やみくりが池展望台、黒部平を巡り立山駅に帰るルートです。バスなど乗り物を使うので長時間歩くのが難しい人も行きやすいでしょう。
立山駅からまず弥陀ヶ原に向かいましょう。餓鬼の田やワタスゲの群生などインスタ映えスポットがたくさんあります。たっぷり写真を撮ったらバスで室堂へ向かい、室堂から徒歩20分でみくりが池展望台に到着です。インスタ映え抜群のハートのみくりが池をぜひ写真に収めましょう!
みくりが池展望台から徒歩20分で室堂ターミナルへ向かい、立山トンネルトロリーバス10分で大観峰へ向かいましょう。ロープウェイから見える絶景はインスタ映えスポットとしておすすめです。
ロープウェイで黒部平に到着したらインスタ映えグルメがいっぱいです!雷鳥パンケーキや立山ブラックソフトクリームなど美味しいグルメを堪能しましょう。女子旅やデートなどにぜひいかがでしょうか。
立山連峰定番スポットの楽しみ方
立山連峰では定番の観光スポットや見どころが数多くあります。立山連峰の観光スポットの中でおすすめスポットの楽しみ方をご紹介します!観光する際の参考してみてください。
1:黒部ダムで大放水を満喫
立山連峰・黒部アルペンルートで有名な観光スポットといえば黒部ダムを思い浮かべる人も多いでしょう。黒部渓谷に建設された日本一大きなダムとして有名です。黒部ダムのおすすめの楽しみ方をご紹介します。
黒部ダムの楽しみ方といえば大放水です!黒部ダムでは6月下旬から10月中旬まで観光放水を行なっています。豪快な水しぶきをあげて放出する様子は圧巻です!流れ落ちる水しぶきに日が当たると虹がかかることもあります。運よく見られたらぜひ写真を撮りましょう。
2:夜の星空でプラネタリウム
立山連峰は綺麗な夜空も見どころです。日本一高い場所にあるホテル立山からの景色が素晴らしいと評判なのです。標高が高いため空気も澄んでおり、星がとても綺麗に見られ、天の川など満天の星空を楽しむことができます。大切な人と一緒に星空観察をしてみてはいかがでしょう。
3:自然あふれる美女平で森林浴を
美しい自然が見られる定番スポットが美女平です。立山杉やブナの木々が覆い茂った原生林が特徴で、60種類以上の野鳥も見どころです。バードウォッチングに訪れる人も多くいます。
美女平では樹齢200年を超えるブナの木や樹齢1000年の立山杉の巨木など貴重な原生林を見ることができます。また美女平駅のシンボルとなっている美女杉は恋愛成就のスポットとしての楽しみ方もあります。日常の喧騒から離れ美女平での森林浴を楽しみましょう。
4:大観峰で絶景を眺め
大観峰でおすすめなのはロープウェイから標高2316mから黒部湖や後立山連峰の景色を見る楽しみ方です。ロープウェイは遮るものが何もなく空に浮いている感覚になれると評判で、四季ごとに変わる景色も見られるのでぜひ乗ってみましょう。
大観峰の雲上テラスでは後立山連峰の美しい景色を見渡すことができます。テラスに置いてあるテーブルでゆっくりと過ごす楽しみ方もよいでしょう。
5:黒部湖遊覧船ガルベで湖を楽しもう!
黒部湖の定番観光スポットとしてご紹介するのが遊覧船ガルベ船です。黒部湖を30分かけて周遊し、平均標高1448mという日本最高所で航行している遊覧船なのです。立山連峰と後立山連峰の景色をゆっくりと楽しむことができるので家族や恋人などと一緒に乗ってみてはいかがでしょう。
立山連峰へのアクセス方法を紹介
立山連峰へは様々な方法で行くことができます。ただしアルペンルートの立山駅から扇沢駅までは車で行くことはできませんので注意しましょう。今回は車の場合、電車の場合と飛行機でのアクセス方法についてご紹介します。
車でのアクセス
車でのアクセスは富山側から高速道路を使って行く場合は国立公園立山の標識を目印にして向かいましょう。立山ICか富山ICで降り、立山駅の駐車場に停めます。長野側から向かう場合は大町か黒部ダムの標識を目印にしましょう。安曇野ICで降り、扇沢駅の駐車場に停めます。
駐車場は立山駅側は無料ですが、扇沢駅は料金がかかりますので注意しましょう。駐車場に停めた後は立山駅からはケーブルカーで、扇沢駅からは関電トンネルバスで黒部アルペンルートに入りましょう。
電車でのアクセス
電車で向かう場合は富山と東京の間を2時間8分で繋ぐ北陸新幹線がおすすめです。富山駅からは電鉄富山に乗り換え立山駅に向かいます。長野側から行く場合は、北陸新幹線で長野駅まで行き、アルピコ交通バスで扇沢駅まで行く方法が便利です。
飛行機でのアクセス
飛行機で向かう場合も富山側と長野側でルートが分かれます。富山側は富山きときと空港まで行き路線バスで約25分で富山駅向かいましょう。富山駅からは乗り換えて立山駅まで行きます。長野側からは信州まつもと空港に行き、バスやレンタカーなどで扇沢駅まで行きましょう。
立山連峰の魅力を満喫しよう!
立山連峰・黒部アルペンルートの魅力についてご紹介しました。絶景はもちろん、子どもから大人まで楽しめる観光スポットなど見どころ満載でした。非日常を味わいたい人や初めての登山に挑戦したい人などにもおすすめなのでぜひ一度訪れてみてください。