新潟のタレカツは地元民おすすめのB級グルメ！古くから愛される人気ソウルフード

新潟のソウルフードであるタレカツを食べるなら、ぜひ一度は訪れたい人気店があります。そこで、新潟でおすすめのタレカツのお店3選を厳選してご紹介しましょう。

穂菜味亭（ほなみてい）は村上市内の道の駅「穂波の里」内にある和風レストランです。村上市は新潟県の最北端に位置し、新潟市から車でおよそ1時間の距離にあります。

穂菜味亭は地場農産物をふんだんに取り入れたメニューが自慢で、一番のおすすめは村上市胎内産「越乃黄金豚」を使ったとんかつです。

越の黄金豚は胎内の大自然の中、広々としたスペースで180日間丹精込めて育てられています。そのため純白の脂肪は良質で適度なしまりがあり、まろやかな旨みと甘さを引き出しているのが特徴です。一方赤身は肉質が柔らかく、コクがあるため食べ飽きません。

穂菜味亭では、新潟のB級グルメであるタレカツ丼と卵とじタイプのカツ丼の両方を提供しているので、食べ比べしてみるのも面白いでしょう。

タレカツ丼はごはんの上にカツが3枚乗っていますが、食べ進めていくとごはんの中からもう1枚のタレカツが登場します。何となく得した気分で嬉しくなりますし、温かいごはんの蒸気で蒸されたしっとり食感のカツもまた美味しいものです。

とんかつ とんき 新発田店は1970年創業の老舗で、東京・目黒の名店「とんき」からのれん分けをしたお店です。実は新潟県内には他に2店舗のとんきがありますが、全て別のとんかつ専門店として独立しています。

東京・目黒のとんきはいくつものれん分けをしていて、新潟県内に店を構える3店舗の店主はそれぞれ別の師匠の元で修行を積みました。そのためソースの味付けや使う油、揚げる時の温度といったさまざまな点で違いが見られます。

新発田店で腕を振るうのは東京・目黒のとんきで総料理長を務めた店主とあって、地元民に限らず近県や東京から足を運ぶファンも少なくありません。鉄鍋で揚げるカツはサクッとしているのに中の衣はふんわり仕上がっていて、熟練の技が光ります。

おすすめは何と言っても新潟のソウルフードであるカツ丼です。ヒレカツが4枚乗ったスタンダードなタイプ（980円）を中心に、「特性2段重ねカツ丼（1400円）」「特性厚切りタレカツ丼（1500円）」とメニュー数が豊富なので、幅広い年齢層に好まれるでしょう。

生蕎麦 海老家は創業100年以上の老舗蕎麦屋です。歴史を感じさせる雰囲気の店内は古き良き日本を思わせ、昔懐かしいふるさとにタイムスリップしたかのようです。看板商品はもちろん蕎麦ですが、実は海老家のカツ丼も絶品と定評があります。

他店のタレカツに比べて肉に厚みがあり、きめ細かいパン粉に覆われることでジューシーさと歯応えを楽しめるのが特徴です。タレは甘さもありますが、だしがしっかりと効いているため冷めても美味しく、テイクアウトメニューとしても人気があります。

せっかく海老家へ行くなら、お好みの蕎麦にミニカツ丼（450円）をセットにするのがおすすめです。老舗の蕎麦と新潟のB級グルメが一度に味わえて、満足度の高い食事を楽しめるでしょう。

新潟の人気B級グルメであるタレカツは全国的に珍しいスタイルのカツ丼ですが、新潟の地元民にとっては子供の頃から慣れ親しんできたソウルフードです。

シンプルな料理だからこそタレ、豚肉、ごはんの三位一体の味わいを存分に楽しめるので、お店それぞれのこだわりに注目し、美味しいタレカツをお腹いっぱい頂きましょう。