本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
たいやき店に行くと、たいやきを焼いている現場が見える店舗も多くあります。焼いている現場をよく見てみると、一般的なたいやき店は5~6尾のたいやきを一気に焼ける鋳型を使っていることに気付くでしょう。
わかばの伝統の1つが、たいやきを焼く鋳型にあります。わかばの鋳型は、1つの鋳型で1尾しか焼けない「一丁焼き」の鋳型となっています。一丁焼きの鋳型は焼くことが複数尾焼けるものと比べて難しい反面、ぱりぱりで香ばしい皮のたい焼きに仕上げることが出来ます。
しかし、一丁焼きの鋳型は安定した品質で焼くのがとても難しい鋳型です。重さだけでも1つ2キロほどの重さですので、持っているだけでも一苦労です。そんな重い鋳型を複数一気に扱い、全てを同じ最高の品質で焼き上げることは正に職人技です。
わかばの皮はパリッと、中の餡子はふんわり柔らかいたいやきを一丁焼きの鋳型で焼き上げる技術が老舗の伝統の成せる業ということでしょう。
ちょっとした豆知識となりますが、一般的なたいやき店のような複数尾一気に焼く焼き方と、わかばのような1尾1尾丁寧に焼く焼き方で出来たたいやきはそれぞれ呼び名が違います。
複数焼きのたいやきは「養殖」と呼ばれ、1尾ずつ焼かれたたいやきは「天然」と呼ばれます。天然物は皮が薄く、パリパリと香ばしいのが特徴であり、養殖物は逆に分厚い食べ応えのある皮が特徴となっています。
初代から変わらぬこだわりのあんこ
わかばのもう1つのこだわりは、創業当時から変わらぬ製法で作られている特製の餡子にあります。たいやきの餡子は味を左右する一番大切な材料と言っても過言ではありません。わかばのたいやきは餡子がたっぷりなだけでなく甘くて美味しいことで有名なのです。
豊かで上品な甘さが魅力のわかばの餡子ですが、最大の特徴である上品な甘さは絶妙と言える塩加減からきているのです。一見甘さとは無関係そうな味ですが、ほどよい塩味は自然な甘さを惹きたてるという特徴を持っているのです。
わかばのたいやきの甘さは甘味を加えたものではなく、塩味によって惹きたてられた甘味ですのでとてもバランスが良いことが特徴です。しっかりガツンと甘みを感じる反面、しつこくなく、あっさりと食べきることが出来る餡子なのです。
絶品あんこは単体販売も!
わかばを訪れる人のお目当てはたいやきだけではありません。たいやきの中身である自家製餡子の購入に訪れる方も数多くいらっしゃいます。
特製の餡子を単品でも販売しており、老舗の味をお家でも味わうことが出来ます。手軽にあんトーストにしてもいいですし、少し手間をかけてお汁粉やおぜんざい、おはぎにしても絶品です。魅力である絶妙な塩気はどのように調理しても色褪せない美味しさです。
自家製餡子は300グラム、600グラム、1キロの規格で販売しており、値段はそれぞれ490円、980円、1610円となっております。
持ち帰ったら必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。購入からおよそ1週間~10日ほどを目安に食べきると良いでしょう。
10日程で食べきれないと判断した際は、冷凍しておけばさらに長く保管できます。1キロで買った際は小分けにして冷凍しておけば、使いやすく、そして長くわかばの老舗の味を楽しむことが出来ます。