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竹虎が設計した天守は武田家の改修によって変形しましたが、基礎建築は竹虎モデルのままです。そのため竹虎の築城技術の高さも、宇和島城の見どころポイントです。
伊達家が宇和島藩主となってから天守の建て替えが行われますが、それによって店主の内装はおしゃれでモダンな造りに変身します。またこのときの改修で天守に障子が使われたのですが、これは日本の城としては珍しく、宇和島城の見どころポイントになっています。
さらに屋根の飾り瓦には、魔よけと長寿のご利益があるといわれる桃と亀の姿が描かれています。天守から眺める城下の景色も絶景ですが、飾り瓦にまでこだわって作られた伊達家モデルの屋根も見逃せないポイントです。
築350年以上
宇和島城の歴史というと、藤堂高虎の名と伊達家一族の名が最初に挙げられます。ところが宇和島城は、彼らが城の歴史に登場する以前から存在しています。
最初に宇和島城を建てたのは、今から350年以上も前のことです。当時は戦の砦として造られたため、規模も小さかったといいます。その後築城家の高虎が建築に携わったことで、高い築城技術を要した名城となります。
その後、宇和島藩主・伊達家により「伊達十万石の城下町」と呼ばれるまでに発展しました。そのため宇和島城は長い歴史だけでなく、時代とともに形を変え発展した点も見どころのポイントです。
「上り立ち門」
上り立ち門は城郭の外側に作られた城門なので、天守閣がある本丸を見学するには、必ずこのポイントを通らなければいけません。もちろん上り立ち門も宇和島城の見どころポイントなのですが、入口から門・天守に続く長い石垣の存在も忘れてはいけません。
宇和島城を築城したのは城造りの天才・藤堂高虎ですが、現在のような天守閣に作り直したのは宇和島藩主となった伊達家です。そのため宇和島城の城壁は、高虎の特徴である「高く積み上げた石垣」と美しさを追求した「伊達式の石垣」のコラボとなっています。
他にも石垣の場所によって石積みの製法は違い、それぞれに趣があります。そのため参道の石垣も、宇和島城のおすすめポイントとなっています。
現存する最大級の薬医門
宇和島城の城山にある上り立ち門は、「薬医門」と呼ばれる建築製法が使われいます。薬医門はその後武家屋敷に多く使われるようになったため、全国各地でみることができます。
ただし宇和島の上り立ち門は、現存する薬医門としては最大級の建造物です。しかも建てられた時期も慶長年間初期といわれていますので、薬医門の中でも最古クラスの作品に分類されます。
そのため宇和島城の上り立ち門見た目の美しさもおすすめですが、日本古来の建築様式を間近に見ることができる点も見どころのポイントです。
「山里倉庫」
現在の城山郷土館は、旧山里倉庫を移転・改修してオープンしています。館内は宇和島城の秘密や伊達家との歴史、城山内の貴重な史跡の説明や宇和島出身の偉人たちについて学ぶことができるようになっています。
ただし旧山里倉庫がかつて武器庫として使われていたことは、あまり知られていません。建物の中に入ると現代と和が融合した居心地のよい空間となっていますが、外観は名称の通り倉庫そのものです。そのため見た目と内装のギャップも、城山郷土館のみどころポイントです。
「穂積兄弟生家長屋門」
宇和島城の城山には、現在「穂積兄弟生花長屋門」が建てられています。穂積兄弟とは、愛媛を代表する法学者・穂積陳重(ほづみのぶしげ)と穂積八束(ほづみやつか)のことで、かつて宇和島に彼ら兄弟の生家長屋がありました。
現在見学することができるのは本来あった場所ではなく、旧・藤兵衛丸があった場所です。昭和47年に移築されたのですが、それまでにも複数回に及ぶ修復をしたおかげで、今でも歴史を感じる重厚なたたずまいが見どころのポイントになっています。
宇和島城周辺の観光スポット
宇和島城の歴史と魅力を堪能したら、城の周辺にある人気スポットにも足を運んでみてください。宇和島には、宇和島城のほかにも自然や歴史を楽しむことができるスポットが多く、観光客にも人気があります。
「南楽園」
南楽園は、四国最大規模の日本庭園が楽しめる人気スポットです。総面積は15万3322平方メートルで、2つの池を中心に日本庭園を楽しむ池泉回遊庭園となっています。
池の周りには山、里、町、海の4エリアに分かれており、建物や庭園もテーマごとに異なります。また四季折々の花やイベントが行われているため、小さな子供でも一緒に楽しむことができると人気があります。
住所 | 愛媛県宇和島市津島町近家1813 |
電話番号 | 0895-32-3344 |