北海道・松前城を巡る歴史の旅!日本最後の日本式城郭の見どころをご紹介

北海道・松前城を巡る歴史の旅!日本最後の日本式城郭の見どころをご紹介

北海道には夜景が綺麗なスポットや観光名所などがたくさんあります。松前町にある松前城は、日本最後の日本式城郭として人気の観光スポットになっています。今回の記事では、日本最後の日本式城郭松前城を巡る際の見どころについて紹介をしていきます。

    記事の目次

    1. 1.北海道旅で必見!「松前城」は人気観光スポット!
    2. 2.松前城で外せない「見どころ」
    3. 3.松前城は「どこ」からの攻撃に備えていた?
    4. 4.松前城の「天守内部資料館」に展示されている物とは?
    5. 5.松前城は「ライトアップ」された姿も美しい
    6. 6.北海道の「松前城」を巡る旅で歴史を感じよう!

    店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

    北海道旅で必見!「松前城」は人気観光スポット!

    フリー写真素材ぱくたそ

    北海道を巡る旅で是非訪れてほしいのが松前城です。松前城は、日本で最後の日本式城郭として有名なお城であり、桜の名所にもなっている観光スポットです。

    広い敷地をもつ松前城は、見どころが満載で北海道の道南を代表する観光スポットの1つとなっていますので、多くの旅行客で賑わい松前城を巡るコースを満喫しています。

    日本最後の旧式築城「松前城の歴史」

    Photo by Kentaro Ohno

    松前城は幕末のころに築城されたお城であり、日本の歴史において最後の日本式城郭として知られていますが、その歴史の始まりは松前家の初代藩主である松前慶広が城を築き上げたのは、1606年でした。

    その後火災などにより度々修築を行い、1849年藩主の松前崇広は江戸幕府より、外国船の出没攻撃に備え津軽海峡の警備強化を図る目的として築城を命じられました。

    松前城の築城が命じられたころは、幕府の中では新しい城を築城することは全面的に禁止されていた為、異例とも言える命令であり石田城と日本最後の期に築城され、北海道の大地に関しては、1つだけの日本式城郭となっています。

    Photo by htomari

    日本最後の日本式城郭である松前城は、完成までに5年の歳月をかけ出来上がった城は、松前福山城として日本最後の日本式城郭となりました。松前城は面積が約7万7800平方メートルの広さを持ち本丸・二の丸・三の丸で構築され攻撃に備えての砲台も数多く設置されていました。

    箱館戦争の時には、1868年12月に土方歳三が率いる旧幕府軍に攻められますが、翌年、新政府軍が奪回しています。明治維新後は、天守などを除く城の大半が取り壊されてしまいましたが、天守は国宝保存法に基づく国宝に指定されました。

    戊辰の役や太平洋戦争など様々な歴史的事件の際にも残った、価値のある松前福山城の天守閣でしたが、1949年6月に近くで発生した火災の飛び火が原因により焼失しています。

    Photo by Kentaro Ohno

    築城された当初から残されているのは、本丸の御門や玄関・旧寺町の御門だけになります。他にも石垣などを含めた、城跡は国の史跡に指定されている歴史ある建造物になります。

    1957年、当時の町長が発起人となり松前城を再建するべく、松前城再建期成会が結成され募金活動の上5800万円近い寄付金と町費を加え復元工事を実施しています。

    1959年に焼け跡の敷地整備が行われ本格的に再建工事が開始した松前城は、1960円に外観工事が完了・1961年に落成しています。基本的な城の構造は鉄筋コンクリート構造になっています。

    Photo by Kentaro Ohno

    外観は焼失前の様子をほぼ忠実に再現しており、日本最後の日本式城郭を残しました。松前城の内部は現在松前城資料館として利用されています。松前城の復元工事の完成した際の式典が行われた際には、藩主の子孫も訪れ、旧城下町で大名行列が行われました。

    現在は松前城と周辺のエリアは松前公園として整備されています。公園には珍しい品種を含む250種類近くの桜が、1万本ほど植えられています。

    見事な景観から、日本さくら名所100選に選定されており、2か月の長い期間お花見ができる全国屈指の桜の名所となっています。

    Photo by Kentaro Ohno

    天守閣の本格的な復元の検討が行われるようになり、論議を本格化させていました。2011年の耐震診断で天守閣が「国の耐震基準を下回っている」とされたため、補強か復元かの判断が必要になりました。

    度重なる議論を重ねた結果、2018年に2035年完成をめざした、松前城の木造による復元計画が立ち上げられることになりました。

    「松前城」という呼称について

    Photo by Spiegel

    松前城は、北海道松前町にある日本最後の日本式城郭として知られていますが江戸幕府が公式にしていた名前は松前城ではなくて「福山城」という名前でした。

    江戸時代、福山城とつけられていたにも関わらず松前城と呼ばれ名前が広まることになった背景には、江戸時代のころから、備後福山城という名前のお城が存在していた為、間違いを防ぐため町民が松前城と呼んでいたことから名前が定着することになりました。

    三重三階の層塔型となる福山城(松前城)ですが、築城されたころ松前城の付近は「福山台地」と呼ばれていたことが記録として残されています。

    Photo by mxmstryo

    このことから福山城と言われるようになったという説が有力ですが、背後の山を福山と呼んでいたからという説もあり、明確な名前の由来はわかっていません。

    松前城と呼ばれるようになったのは、松前家の初代藩主である松前慶広により慶長5年から11年にかけて築城されたことから初代藩主の名前を取り松前城とつけられたと言われています。城下町の人々は「松前城」と呼んでおり、それが現在でも使われています。

    「松前城」へのアクセス

    Photo by rail02000

    松前城へのアクセス方法は、JR木古内駅から松前行きのバスで行くことができます。バスの乗車時間は約1時間30分となります。下車するバス停は「松城」停留所で料金は1250円です。バスを降りた後は徒歩約7分ほどで松前城に到着することができます。

    函館駅からJR木古内駅へまでは、特急に乗り約40分でアクセスで到着します。JRの運賃は、乗車券の840円と特急自由席510円の合計1350円です。特急指定席を利用する場合、指定席の料金は1230円になっており、合計2070円となります。

    Photo byFree-Photos

    函館駅やJR木古内駅からレンタカーなどの車を利用しても松前城へのアクセスは可能です。JR木古内駅からバスを利用すると、1時間30分ほどかかりますが車を利用すると1時間かからないぐらいで到着できます。

    函館駅からも時間は2時間ほどになり公共交通機関を利用する場合に比べて1時間ほど時間を短縮することができます。海沿いをドライブしたり、寄り道をしながら旅を楽しみたい方には、車でのアクセスをおすすめします。

    松前城で外せない「見どころ」

    Photo by mingriqing1016

    北海道を巡る旅で、松前城を巡る際に外せない見どころについて紹介していきます。日本最後の日本式城郭である松前城は、見どころがたくさんありますので北海道を巡る際には是非旅行のプランに入れて見どころを楽しんでください。

    松前城は「北海道内唯一の日本式城郭」

    Photo by com52067

    1つ目の見どころは、独立式層塔型3重3階の天守を持っている、道内で唯一の日本式城郭・日本最後期の城である松前城そのものです。

    1941年には旧国宝に指定されたことがありますが、火災での被害を受けた際に指定は1度取り消されています。忠実に再現している当時の様子を思い描くことができ、外観を楽しむなら朝と夜がおすすめです。

    朝に訪れる場合は、タイミングが合えば霧の中にある幻想的な松前城を見ることができるのが朝の松前城の見どころの1つです。

    Photo by Kuruman

    なお、松前城から離れたところからでも城の景色を楽しむことができるのも見どころです。悠然と佇む松山城を観たい場合は、松前城から300メートルほど離れた「道の駅 北前船 松前」の駐車場がおすすめです。

    立派な「正門」

    フリー写真素材ぱくたそ

    松前城を巡る旅で外せない見どころは松前城の立派な正門です。入口の門となっていますが、庭木の美しい景色が広がっています。

    受付を済ませてから入場をしますが、白い壁と天井の廊下を通り抜けると資料館が見えてきます。松山城資料館は、地下の展示室からスタートし1階・2階と展示室が続いています。

    3階は展望室が広がっており、城下町などを眺めることができます。また、展望室では、城の昔の写真を見ることができるコーナーが用意されており、こちらも見どころとなっています。

    重要文化財の「本丸御門」

    フリー写真素材ぱくたそ

    3つ目の見どころは、重要文化財に指定されている「本丸御門」です。松前城を巡る旅では一番外せない場所になっています。城内を巡っていると、本丸の玄関が見えてきますので是非お城の周辺を巡ってみてください。

    時代が幕末になると、蝦夷共和国の設立を夢見ていた旧幕府軍と榎本武揚がリーダーとなっていた集団の勢力により、攻撃を受けてしまいます。

    明治元年11月5日には、元新選組副長である土方歳三と土方歳三の部下約700人による少人数での攻撃にも関わらず、1日も持ちこたえずに落城するという結果となりました。

    フリー写真素材ぱくたそ

    土方歳三の攻撃により落城した松前城ですが、落城の翌年に土方歳三は函館で戦死をしてしまいます。土方歳三の戦死により、リーダーであった榎本武揚は新政府軍に降伏をすることになり、藩主のもとに戻ることになりました。

    明治4年に施行された廃藩置県によって城の所有は松前氏から明治政府となります。その後明治8年には一部を除いて取り壊されることになりました。松前城を巡る際には、歴史の背景や時代の流れに思いを寄せながら、散策してみてはいかがでしょうか。

    現在復元されている松前城と重要文化財に指定されている本丸御門合わせて見学をすると、当時の情景を浮かべながら、旅を満喫することができます。

    Photo by Szu-En

    玄関は明治になると、松城小学校の一部として利用されていました。現在ある場所は文化財として残すために移築された後になります。

    松前城は「どこ」からの攻撃に備えていた?

    Photo by kagawa_ymg

    松前城は、外国船の出没・攻撃に備えて陸からではなく海から攻撃の警備を強化をするために、幕府が築城を命じています。5年がかりで当時の福山館の修築を重ね、1854年に城は完成しています。

    松前城は本丸・二の丸・三の丸から構成されており、本丸東南隅には三層の天守が築かれていました。三の丸には海に向けて7基の砲台が設置されており、諸外国からの攻撃に備えて砲台を海に向けて多く設置していました。

    また、城外にも9砲台と25門の大砲が配備されていました。日本は、江戸幕府時代に鎖国を行っており決められた国のみが決められた場所でのみ貿易ができるようになっていました。その為、諸外国の船の接近には敏感になっており、松前城は海からの攻撃への備えて築城されています。

    松前城の「天守内部資料館」に展示されている物とは?

    Photo by khf_fjs

    松前城天守内部資料館は地下から見ることができます。地下には福山城の縄張り図や松山奉行所図などが展示されており、当時の福山城の領土や奉行所の位置などが把握できるようになっています。

    1階には、松前藩や松前神楽に関する関係資料が展示されています。松前藩関係の資料では、松前屏風が北前船の交易で賑わう城下の様子を描いており見どころとなっています。

    2階の展示室には、松前藩藩主の船の船頭を務めた松本家とアイヌ民族の関係資料が展示されており、アイヌ関係の資料では、辨開凧次郎(アイヌ名:イカシパ)氏の活躍の記録が注目されています。

    Photo by 狗骨頭

    3階は展望室となっていて、津軽海峡を一望できるようになっている他、福山城の古城写真見ることができるようになっています。また、参勤交代の際に松前藩主は「長者丸」という船で出帆していましたが、津軽海峡は非常に潮の流れが激しいため、命がけの船出であったと言われています。

    松前城天守内部の開館期間は4月中旬から12月中旬までとなっています。冬季は雪の影響により終日閉館をしています。開館する時期も4月中旬から12月中旬と日にちが毎年変わりますので、詳しくは電話にて確認が必要となります。

    営業時間は、9:00から17:00となっており最終入館は16:30までとなっています。料金は、大人1人360円・小中学生は1人240円となっています。なお、未就学児は無料での観覧となります。

    住所 松前郡松前町字松城144番地
    電話番号 0139-42-2216

    松前城は「ライトアップ」された姿も美しい

    Photo by alberth2

    松前城では、夜にはライトアップが行われています。ライトアップされた松前城も幻想的な景色を創り出してくれますので、ライトアップを見に行くのもおすすめです。

    松前城は、桜の名所にも選ばれている桜が美しい場所になります。また桜の開花が2か月近くあることから、長い期間ライトアップの景色と桜を同時に楽しむことができ、夜桜と一緒に見ることができる松前城の景色は昼間とは違う景色を見せてくれます。

    Photo by alberth2

    ライトアップの時間帯は、日没から21:00まで行われています。時間に余裕のある方は夕方ごろから松前城を訪れてライトアップされた姿を見学されてはいかがでしょうか。

    また、遠くからでも松前城のライトアップを綺麗に見ることができます。「道の駅 北前船 松前」からは松前城全体を見ることができます。夜の暗い中に光に映し出される松前城の雄大さを感じることができます。

    北海道の「松前城」を巡る旅で歴史を感じよう!

    Photo by ume-y

    北海道にある松前城は、日本最後の日本式城郭として有名な城です。桜の名所にも選ばれている見どころがたくさんの観光スポットになりますので、北海道に旅行へ行く際には松前城に足を運んで歴史を巡る旅を満喫してみてください。

    mi-sa0380
    ライター

    mi-sa0380

    旅行が大好きです。日本の名所から世界遺産巡りなど歴史を感じることができる場所が好きです。観光に行くとご当地グルメを食べ歩いたりカフェ巡りをしています。動物も好きなので、動物園や水族館に行ったり、犬カフェや猫カフェに行って、可愛い動物に癒されています。

    こちらもおすすめ♡

    人気記事ランキング