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岡山駅から愛媛県へのアクセスには、特急しおかぜを利用します。特急しおかぜは岡山から四国へのアクセスに便利な特急電車ですし、移動時間も約2時間40分です。
松山駅から宇和島城がある宇和島駅までは、特急宇和島を利用するとアクセスに便利です。なお松山駅から宇和島駅までの所要時間は約1時間20分です。
宇和島城がある宇和島には、船で渡るアクセス方法もあります。宇和島へのアクセスに利用できるのは四国開発フェリー、九四オレンジフェリー、松山・小倉フェリー、瀬戸内海汽船、石崎汽船、芸予汽船、宇和島運輸、国道九四フェリーです。
利用する船と出発地によって、移動時間・料金が変わります。なお詳しい移動時間や料金・運行時間は、運航会社のホームページよりご確認ください。
飛行機を利用して宇和島城観光に出かける場合のアクセス方法は、出発地によって変わります。到着地は松山空港となりますが、羽田空港だとANA・JAL利用で1時間20分、成田空港だとジェットスタージャパン利用で1時間40分です。
松山空港から最寄りの松山駅へのアクセスには、リムジンバスを利用すると15分で到着します。なお松山駅から宇和島駅までのアクセスには、特急宇和島を利用します。なお所要時間は、1時間20分です。
宇和島城ってどんなお城?
海に囲まれた宇和島城は、景勝地としても人気のスポットです。ただし宇和島城誕生から現在に至るまでの長い歴史を紐解いていくと、仙台藩種・伊達家とのつながりや名城といわれる所以(ゆえん)などが垣間見えます。
現存12天守の一つとされる愛媛県南部の城
日本にはかつて2万5000城以上が存在していたといわれていますが、長い歴史の中で多くの城が取り壊され、現代かつての雄姿をそのままに残している城は200城程度しかありません。
さらに現存する城の中でも、江戸時代以前に作られた天守閣が今も残っているのは、全国でわずか12城のみです。そのため歴史的価値の高い12城を「12天守」と呼んでいます。
最も北に位置する12天守は、青森県にある弘前城です。国の重要文化財に指定されている弘前城は、東北で唯一江戸時代以前の天守が現存する城です。
現在の弘前城天守は三重塔なのですが、築城当時は五重塔だったといいます。1627年(寛永4年)に落雷に遭い、天守の五重塔は焼失してしまいました。その後9代目弘前城主によって、現在の三重塔の天守として再建されます。
滋賀県にある彦根城も、貴重な12天守の1つです。彦根城の築城は17世紀初頭といわれており、天守のほかにも珍しい附櫓(つけやぐら)と多門櫓(たもんやぐら)は国宝に指定されています。
なお12天守といわれる城には兵庫県の姫路城、島根県の松江城、愛知県の犬山城、長野県の松本城など、日本を代表する名城の名前がずらりと並んでいます。
ここで注目しておきたいのが、四国地方にある12天守です。四国地方は、岡山と愛媛を結ぶ瀬戸大橋があるため、本州からのアクセスにも便利です。また特産品も多く、1年を通して多くの観光客が訪れます。
そんな四国地方には、全国にわずか12城しかない貴重な城が3城もあります。もちろん愛媛県の宇和島城もその1つなのですが、同じ愛媛県にある伊予松山城と香川県の丸亀城も12天守に含まれます。
そのため宇和島城・伊予松山城・丸亀城は四国地方を代表する観光スポットですが、それと同時に全国でも非常に珍しいお城が見学できるスポットでもあるのです。