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埼玉の三大銘菓のひとつ「五家宝」
埼玉県の三大銘菓をご存知でしょうか?草加の煎餅と川越の芋菓、そして今回紹介する熊谷の五家宝(ごかぼう)のことを指します。三大銘菓として愛され続けている五家宝の魅力に迫りましょう。
今回は、五家宝の長い歴史や魅力、人気を集めている通販でも買える五家宝商品をご紹介します。五家宝は、原材料のこだわりや味、香りの良さ、食べやすい形状でギフトとしても大人気です。
五家宝はどんなお菓子?
熊谷の五家宝と呼ばれ人気を集めているお菓子とはどのようなものでしょうか?五家宝の特徴をはじめにご紹介します。ギフトにももってこいの五家宝を簡単に説明すると、あられ状のタネにきな粉をまぶしたお菓子です。
五家宝のタネは、もち米をいったん餅についてから薄く延ばし、細かく砕いて炒ったものをまとめて円筒状にして長く伸ばして作られます。パフのような食感が楽しめる煎餅となっています。もち米でできたタネに、餅とも相性抜群のきな粉がたっぷりまぶされたものが王道の五家宝です。
添加物を一切使用せず、伝統的な技法で作られる五家宝は消化にも良く滋養に富む自然食品として注目を集めています。販売されているお店によって、五家宝にもいろいろな種類が生まれてきています。日持ちもよく、個包装されている五家宝もあるので、ギフトにもおすすめです。
五家宝の歴史
素朴な味わいが魅力の熊谷名物五家宝は、昔からの伝統が大切にされているお菓子だということが伝わったことと思いますが、さらに詳しく歴史を紐解いていきましょう。手土産やギフトとしてプレゼントする際に歴史について知っていると、五家宝の良さがさらに伝わることでしょう。
江戸時代から熊谷で親しまれていた
五家宝の起源は諸説ありますが、江戸時代後期の狂歌等の作家である大田南畝(蜀山人)の随筆内に将軍家治の日光社参の道中に「五荷棒」と呼ばれるお菓子があったことが記録として残っているようです。
また、その記録の四十数年後にも武州忍領北秩父辺の菓子として、「五かぼう」というもが存在したという最古の記録があるとのことです。しかし、現在親しまれている五家宝と同じお菓子だったかなどは定かではありません。
由来は諸説ある
文政年間の1818~1829年には、熊谷で「五嘉棒」という名前で売られていたという説もあります。中山道の宿場町として栄えていた熊谷では、五家宝の原料となる質の高い米が収穫でき、田畔あぜではきな粉となる大豆が豊富に作られていました。
また、水飴の原料となる大麦も多く収穫されていたため、五家宝の生産が適していたようです。素朴な味わいだからこそ、原材料の質の高さが大きく反映されるお菓子が五家宝です。埼玉県の熊谷は、良質な原材料が揃っていたことでおいしい五家宝ができたと言えるでしょう。
商品の名前に関して五家宝の長い歴史の中では、「五嘉宝」「五箇宝」などの字が当てられたこともあったようですが、「五穀は家の宝である」という祈りを込めて現在の「五家宝」と名付けられたそうです。
現在の味・形になったのは明治から
様々な呼び名を変えて伝わってきた五家宝が現在のような形や味になったのは、明治期以降といわれているようです。天保14年に現在の熊谷市に生まれた高橋忠五郎という人物が原材料や製法を改良し、現在の五家寶のもとが作られたようです。
現在も人気があり根強いファンがいる五家宝は、歴史の中でこだわりを大切にしつつ、さらに親しまれるお菓子になるよう改良を重ね続けたお菓子といえます。
現在は、チョコ風味のものや青大豆や和三盆を使用したもの、食べごたえのある太巻きのものなど、ニーズに合わせて五家宝はさらに進化をし続けています。歴史ある古き良き五家宝だけでなく、アレンジされた五家宝も楽しんでみてください。
五家宝の魅力
五家宝には様々な諸説はありますが、明治頃より長い歴史を経て現在も多くの方から親しまれているのには何か理由があるでしょう。歴史に続いて、五家宝の特徴やその魅力についてご紹介します。
香ばしいきな粉の素朴な味わい
五家宝は、きな粉(大豆)やもち米、水飴、砂糖が王道の原材料のお菓子です。商品によって、その他の材料が追加されているものもありますが、これらの厳選された原材料のみで作られているため、素朴で控えめな甘さのお菓子に仕上がっています。
たっぷりとまぶされたきな粉によって香ばしい風味にそそられて、何個も食べたくなることでしょう。また、パフのような軽い食感も楽しく、子供から年齢を重ねた方まで楽しめるお菓子といえます。
栄養価の高い無添加・無着色の自然食品
先ほど紹介した基本の原材料からも分かるように、五家宝は栄養価の高い食材が使用されています。また、無添加・無着色というこだわりも徹底されており、安心・安全に五家宝を味わうことが出来ます。
また、五家宝は近年の健康志向・健康ブームにより、再び注目を集めるお菓子としても人気です。添加物不使用ですが日持ちもするため、ギフトとしてもおすすめできます。
通販で買えるおすすめの五家宝
最後に、通販で購入できる人気が高い五家宝商品を3つご紹介します。五家宝は、熊谷の名物として有名ですが、熊谷に行かなくとも通販を活用することで手に入れることができます。五家宝の魅力を知って食べてみたいと思った方は通販で注文してみましょう。
「熊谷 紅葉屋本店 五家宝」
通販で購入できるおすすめの五家宝商品1つ目は、熊谷 紅葉屋本店の五家宝です。もち米を固めきな粉をまぶした五家宝は、素朴な味で老若男女問わず食べられます。複数本入りのため、シェアをしてお菓子タイムに添えることができます。
紅葉屋本店の公式オンラインショップもあり、12本入・15本入・24本入・30本入・32本入・48本入・60本入・80本入・120本入の五家宝が販売されています。シチュエーションに合わせて、個数を選択できる幅が広いのも魅力的です。
賞味期限は、加工日より常温で30日となっているので、手土産やギフト等にする際は注文するタイミングに注意しましょう。
紅葉屋本店では、紹介した商品以外にもチョコ風味のものや青大豆を使用したもの、太巻きのもの、詰合せの取り扱いがあります。お気に入りの商品を探してみましょう。
「堀内製菓 五家寶 二種合せ」
通販で購入できるおすすめの五家宝商品2つ目は、堀内製菓の五家寶 二種合せです。平成26年1月に環境庁「世界にも通用する究極のお土産」にノミネートされ、環境庁観衆の旧居君おお土産本でも紹介されている商品です。
五家宝の2種とは、きな粉とうぐいすのことを指します。上品な大豆と餅米を使用したきなこと貴重な青大豆を使用したうぐいすを食べ比べるのもおすすめです。堀内製菓の公式オンラインショップもあり、18個・28個・36個・56個・72個入りの二種合せが販売されています。
サクサクとした食感のもち米のパフと香ばしいきな粉の風味が相性抜群な伝統の一品です。冷蔵庫等に入れると五家宝が固くなってしまう恐れがあるので、湿気を避けた常温の場所で保管するようにしましょう。
堀内製菓では、太巻き以外にも小さくカットされていない60cmの長い五家宝もあり、縁起物・引出物としても人気です。
また、自宅のおやつにぴったりな味や品質には問題がないものの製造過程で生まれる形が一定ではない「はじっこ」もあります。詳しくは公式オンラインショップをチェックしてみましょう。
「松葉屋製菓 五家宝 黒蜜付カップ」
通販で購入できるおすすめの五家宝商品3つ目は、松葉屋製菓の五家宝 黒蜜付カップです。五家宝は一般的に個包装の商品が多く見られますが、松葉屋の五家宝はカップ入りの商品になっています。黒蜜が別で添えられていて、食べる際にたっぷりと五家宝に黒蜜がかけられます。
きな粉と黒蜜の相性は抜群で、どんどん手が進んでしまうことでしょう。カップ入りのため、見た目もおしゃれで手土産にもぴったりです。カップには、10個ほど五家宝が入っています。複数個入りの商品も取り扱いがあるので、シチュエーションに合わせて五家宝商品を選びましょう。
ギフトにも人気の熊谷銘菓・五家宝
草加煎餅や川越の芋菓と並んで埼玉三大銘菓の1つである「熊谷の五家宝」についてご紹介しました。伝統的な手法で作られた五家宝は、控えめな甘さかつ食べやすい形状で世代を問わず食べやすいお菓子といえます。そのため、ギフトにもぴったりです。
健康を意識した方が増えている健康ブームで五家宝は再注目をされています。気になる方は、埼玉へ訪れた際には購入してみましょう。通販での購入もおすすめです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。