埼玉土産といえば草加せんべい!本場で食べ歩きもおすすめ!

埼玉土産といえば草加せんべい!本場で食べ歩きもおすすめ!

埼玉県草加市は、江戸時代には日光街道の第2の宿場町として栄え、元禄文化期に活躍した松尾芭蕉の「おくの細道」にも登場します。そんな草加市の名物として有名な「草加せんべい」を手焼き体験ができるお店や「草加せんべい」の食べ比べに最適なお店などを紹介していきます。

    記事の目次

    1. 1.草加せんべいは埼玉の地域ブランド
    2. 2.草加せんべいがこだわる原料と製法
    3. 3.草加せんべいの種類は豊富!おすすめの味をお土産に
    4. 4.草加せんべいの老舗&有名店を食べ歩きで味比べ!
    5. 5.草加せんべいの手焼き体験ができる「ぱりっせ」
    6. 6.埼玉での旅のお供は草加せんべいで決まり!

    店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

    草加せんべいは埼玉の地域ブランド

    フリー写真素材ぱくたそ

    埼玉県草加市は、米や醤油の名産地で有名な千葉県野田市からも近いです。江戸時代には日光街道の草加宿の宿場町として、松尾芭蕉など多数の人の往来がありました。

    また、同じ時期に広まった「おせんべい」は、当時は生地に塩を練り込んだだけのものでしたが、幕末のころに醤油が一般的に普及すると「せんべい」に醤油を塗って売られるようになりました。

    草加せんべいは、大正時代に天皇に埼玉の名産品として献上され、皇室が召し上がった美味しい草加の煎餅としておすすめなお土産として知名度が上がっていきました。

    草加せんべい誕生のきっかけは?

    Photo byPexels

    埼玉県のお土産としておすすめな「草加せんべい」の誕生はきっかけは、数百年前にもさかのぼると言われておりますが、色々な言い伝えや伝承などがあります。

    埼玉県草加では良質な米と天然水に恵まれ、さらには千葉県野田市での醤油の誕生とが重なって「草加せんべい」の名を全国に知られることになりました。

    保存食説

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    埼玉県草加市は昔から多くの米がとれたことから、草加市一帯の農家では余った米を蒸して丸め団子状にして、乾燥させたものに塩をまぶして焼き、間食用や保存食用として作っていました。

    その後、千葉県野田市で作られた醤油を付けて焼くようになったのが、現在の「草加せんべい」の元だと言われております。

    おせんさん説

    埼玉県草加市のお土産として有名な「草加せんべい」の誕生には色々な諸説がありますが、地元の方にも知られ草加駅前にも銅像がある「おせんさん」のお話が有名です。

    埼玉県草加市が日光街道の2番目の宿場町として栄えていた頃に「おせん」というお婆さんが、旅人相手に団子を売っていました。

    しかし、お団子が売れ残ってしまうことがたまにあり、日持ちのしない団子を捨てるのは勿体ないと「おせんさん」は悩んでいました。

    Photo by 顔なし

    そんな「おせんさん」の茶屋の前を通ったお侍さんに「余った団子を平らに伸ばし、天日で乾燥させ焼いて売る」とアドバイスを受け、言われたとおりに作って売ったところ、たちまち有名になり宿場町の名物になりました。

    この話が「草加せんべい」の誕生のきっかけではないかと言われていたのですが、実はこの話は昭和時代に作られた物語だとも言われております。

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    和菓子の定番【せんべい】の魅力を総まとめ!おすすめのお店や絶対食べたい逸品も
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    草加せんべいがこだわる原料と製法

    Photo by yoppy

    お土産としても有名な「草加せんべい」は、せんべいに最適の国産うるち米100%を厳選使用をしています。このうるち米を洗米してから石臼を使い一定の粗さに製粉します。

    その後、製粉したうるち米を盤台(ばんだい)と言われる大きな楕円形の浅いたらいに入れて練っていきます。練り終わった後は、蒸して臼でついていきます。40回ほど臼でついては冷まして、また臼でつくという工程を繰り返します。

    つきあがったら「でっち」と呼ばれる練る工程に入ります。この「でっち」はこぶしにした両手で体重をかけて、内側に入れ込むようにして練る大変な重労働の工程です。

    Photo by thedailyenglishshow

    練りあがったものをのし棒で均等に伸ばした後は切型(わっか)という道具で型抜きをし、天日で2~3日乾燥させ、焼き網でせんべいを焼いていきます。

    お土産としても有名な「草加せんべい」は一派的なせんべいの手焼き方法とは少し違い「押し瓦」と呼ばれる道具で平らにしながら焼いていきます。

    「押し瓦」を使った焼くことにより、バリバリとした「草加せんべい」特有の硬めの食感とうるち米の旨味を残したまま焼き上げ、せんべいが膨らんだり反り返るのを防ぎ形を整えながら焼くことができます。

    草加せんべい職人の資格制度も導入

    Photo by "KIUKO"

    埼玉県草加市では「草加伝統産業技師資格」というものがあります。「草加せんべい」の老舗店などで製造に長年関わってきた職人の中で、高度の技術・技法を持っている職人さんを草加伝統産業技士として認定してくれ、資格認定書も発行されます。

    これにより「草加せんべい」の職人さんの 社会的評価を高めることと、従事意欲と技術の向上を図り、後継者の育成と草加煎餅の次代への継承に貢献することを目的として、作られた資格制度です。

    草加せんべいの種類は豊富!おすすめの味をお土産に

    Photo bywal_172619

    埼玉県草加市のお土産として有名な「草加せんべい」は、うるち米をパリッと堅焼きした人気のおせんべいです。「草加せんべい」の定番の味は噛めば噛むほどお醤油の香ばしい味が広がるしょうゆ味のおせんべいですが、実は色々な味の種類があります。

    甘いものから辛いものまで色々な種類がありますので、ここでは有名な老舗店などの「草加せんべい」の種類を紹介していきます。

    基本の草加せんべい

    有名な老舗店などで売られている「草加せんべい」の基本の味は、醤油の香ばしい味が人気の醤油せんべいと、滋養豊富な胡麻のいい香りが食欲をそそる胡麻せんべいなどがあります。

    その他におすすめな種類は、ほんのり甘い味噌を使ったどこか懐かしく優しい味の味噌せんべいやパリパリとした食感がたまらない海苔せんべいは、磯の香に手が止まらないと人気のせんべいなどがあります。

    辛い系草加せんべい

    老舗店にもある「草加せんべい」の辛い味のせんべいも大変おすすめのお土産です。辛い物好きにはたまらない一味唐辛子がたっぷりと掛けられている一味せんべいなど色々な種類があります。

    一味とは違う辛みのニンニクせんべいもニンニクの匂いが食欲をそそるおすすめのせんべいです。また、からしせんべいなどもお土産として購入される方も多いせんべいです。

    甘い系草加せんべい

    辛いせんべいとは違う種類として、甘いせんべいはお茶請けなどにぴったりでお土産としても人気のあるおすすめのせんべいです。ザラメの甘さと食感が癖になるザラメせんべいと白砂糖でたっぷり味付けされた白砂糖せんべいは女性に人気の甘いお煎餅です。

    草加せんべいの老舗&有名店を食べ歩きで味比べ!

    Photo by Dick Thomas Johnson

    埼玉県草加市のおすすめの名物「草加せんべい」ですが、草加市にはたくさんの老舗のせんべい店が並んでいます。

    昔ながらの醤油せんべいやザラメ砂糖の香りがする懐かしいせんべいや洋菓子のような変わり種のせんべいなど色々な種類を売っている老舗のお店がたくさんあります。また、せんべいの手焼きが体験できるお店や、せんべいの食べ比べができる老舗のお店もあります。

    草加功栄堂本舗

    草加せんべいの定番は醤油せんべいなのですが、「草加功栄堂本舗」では、醤油せんべいが3種類あります。手焼きか機械焼きの焼き方の違いと、生地の厚みで値段が違います。

    「草加せんべい」の種類は、一つ目は手焼きで価格が113円のものです。生地はしっかりとした食感で、バリバリと噛み砕くとお米の香りと甘さが感じられます。醤油は甘さ控えめのものを薄めに塗ってあるせんべいです。

    Photo by k14

    二つ目は、機械焼きで価格は86円です。手焼きのせんべいよりも生地に厚みがありますが、食感はソフトなタイプです。

    生地に厚みがある分、しっかりとした食べ応えがあります。こちらのせんべいも醤油は薄塗りであっさりめです。「草加功栄堂本舗」の営業時間は8:30~20:00で、不定休となっています。

    住所 埼玉県草加市氷川町2119-1
    電話番号 048-925-5875

    源兵衛せんべい

    東武スカイツリーライナー草加駅東口を出て日光街道を左に曲がり、しばらく進んで行くとある創業140年以上の老舗「源兵衛せんべい 」は明治3年(1870)の創業です。

    お店の外装は間口の狭い宿場らしい佇まいで、お店の角にせんべいの焼き場があります。タイミングが良ければ、煎餅を焼いている風景が見られます。

    おせんべいの種類は、醤油せんべいの大判90円と、醤油せんべいの中判70円、ザラメせんべい60円の3種類です。醤油せんべいの大判は個別包装されています。「源兵衛せんべい 」の営業時間は9:00〜18:30で不定休となっています。

    住所 埼玉県草加市神明1-2-26
    電話番号 048-922-2459

    志免屋

    明治34年創業の老舗草加せんべい「志免屋(しめや)」です。白絞油搾油をしていた時に「絞屋(しめや)」と呼ばれていたのですが、明治34年に「草加せんべい」を始めてから志免屋(しめや)になりました。

    志免屋(しめや)では、1枚70円の生地を購入して自分でせんべいの手焼き体験ができます。本当のせんべいの手焼きは炭で焼いていくのですが、体験の場合は電熱器で焼きます。

    フリー写真素材ぱくたそ

    片面を3秒づつ焼き上げ、少し焼き色が付いてきたら押瓦を使って軽く押さえながら反り返らないように形を整えていきます。最後に醤油を塗り包装紙に包んで完成となります。

    このせんべいの手焼き体験は予約なしでもできるので、草加市を訪れた時にふらっと立ち寄れるのも人気の一つです。営業時間は9:00~21:00で、定休日は金曜日となっています。

    住所 埼玉県草加市神明1-11-1
    電話番号 0120-211-721

    草加煎餅ほりゐ

    東武スカイツリーライン草加駅の西口から徒歩約10分のところにある「草加煎餅ほりゐ」は、印刷せんべいというのがあり、おすすめのお土産です。人気の印刷せんべい(醤油)の値段は108円で、食用色素を使って印刷をしてくれます。

    希望のロゴやメッセージ等を印刷してくれるのでブライダル用や販売促進用、餞別用にメッセージを入れることも可能なので卒業式シーズンには大人気です。「草加煎餅ほりゐ」の営業時間は9:00~17:00で、定休日は土日祝となっております。

    住所 埼玉県草加市神明1-7-29
    電話番号 048-931-3033

    高瀬煎餅店

    東武スカイツリーライン草加駅東口から徒歩11分、県道49号線沿い新明町交差点角にある「高瀬煎餅店」は、昔ながらの「草加せんべい」が置いてあるお店です。

    変わったせんべいは置いていないですが、素朴な「草加せんべい」が好きな方にはおすすめなお店です。堅焼(中丸)せんべいは、「高瀬煎餅店」のせんべいの中でも基本中の基本と言われています。名前の通り、堅い焼き上りで味付けはシンプルに醤油だけです。

    醤油は生地にしっかりしみ込んでいますが、味は濃すぎずちょうどいい加減となっています。噛むほどに、お米の旨味が感じられる素材な味がおすすめのせんべいです。営業時間は9:00~19:30で、お休みは日曜日となっています。

    住所 埼玉県草加市神明2-2-6
    電話番号 048-931-5401

    丸草一福

    草加せんべいの名店と知られている「丸草一福」の一福という名前には、「お店のせんべいを食べたお客様がみんな幸せになるように」という願いが込められています。

    そんな「丸草一福」のせんべいは、王道中の王道と言われているせんべいです。「丸草一福」さんは、煎餅を買えるだけでなく、玄米の状態からせんべいが商品としてできあがるまでを見学することができます。

    また、見るだけでなく焼きたての試食もできます。せんべい焼き体験にも挑戦ができるので、自分で焼いたおせんべいを味わえます。同じ敷地内には、煎餅資料館や民具館、美術館もあり一か所で楽しめる場所です。

    住所 埼玉県草加市青柳2-16-18
    電話番号 048-936-6301

    いけだ屋

    慶応元年(1865)創業の老舗「いけだ屋」は、草加市吉野町にある150年以上の歴史があるおすすめの老舗せんべい屋さんです。

    「いけだ屋」は元々は団子屋さんで、慶応元年からせんべいを製造するようになり、生地製造の卸販売をしていた会社です。

    お店の中にはせんべいの種類が豊富に陳列されており、力士の顔がプリントされた特大せんべいも飾られています。草加本店の営業時間は9:00~19:00で、年中無休となっています。草加丸井店の営業時間は10:30~20:00となっています。

    草加せんべいの手焼き体験ができる「ぱりっせ」

    東武スカイツリーライン獨協大学前駅東口を出て徒歩約5分にある「ぱりっせ」は草加市文化会館1階にあります。

    「ぱりっせ」ではせんべいの販売コーナーあり、6社のお店が出店しており、毎月第4土曜日の10:00~16:00からは、せんべい手焼き体験が出来ます。要予約ですが費用は500円で5枚焼け、所要時間は約30分です。

    せんべい手焼き体験は1度に2人まででき、マンツーマンで教えてもらえます。マンツーマンで教えてくれる先生はせんべい販売コーナーに出店している6社の中から交代で教えてくれます。営業時間は10:00~18:00で、休館日は第一水曜日と年末年始となっています。

    住所 埼玉県草加市松江1-1-5 
    電話番号 048-931-1970

    埼玉での旅のお供は草加せんべいで決まり!

    Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

    埼玉県のお土産として有名な「草加せんべい」は歴史が深い名産品です。草加市には伝統の味を大事にしている老舗の店舗もたくさんあります。そんな草加市に来た時には「草加せんべい」を食べ歩いて江戸時代を感じてみましょう。

    diablosrock76
    ライター

    diablosrock76

    ずーっと美容師として忙しく働いてきて、ふと我に返った時、このままじゃいかん!!と美容師を引退。好きな場所で好きなように生きていこうとスローライフを送れるように模索中です。 今は趣味の彫金にはまっています!

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