奈良・東大寺へは徒歩でも行ける！お散歩コースや見どころ・アクセス方法をご紹介

唐の僧で、日本の仏教発展に大きな貢献をしてくれた鑑真から戒を授かったことで建立したとされています。江戸時代までに3回焼失してしまいましたが、修復がなされました。

絹本著色華厳海会善知識曼荼羅図は、鎌倉時代に描かれた曼荼羅です。奈良県東大寺に安置されています。曼荼羅とは、仏教のうち、特に密教の教えを具現化した絵画とされています。

密教の世界観を表現しており、主尊を中心にして、あらゆる仏尊が集会する様子が描かれています。見ただけで意味を理解することは初心者では難しいですが、荘厳な雰囲気を強く感じることができます。仏教に救いを求めた当時の民衆の方々の様子が想像できます。

奈良県東大寺の概要について紹介しました。続いて、最寄り駅である奈良駅から東大寺に徒歩で行くアクセス方法をご紹介します。最寄り駅の奈良駅は、近鉄奈良駅とJR奈良駅の二通りありますが、20分から40分程度徒歩で移動する必要があります。

少し遠いと感じる方も多いかもしれませんが、散歩コースとして魅力的なルートがあるので、ぜひ楽しみながら散歩をしましょう。奈良の東大寺自体を楽しむことももちろんですが、途中のアクセスルートにもたくさんの魅力があります。

徒歩で移動することが苦にならない方にはぜひお勧めしたい散歩コースです。近鉄奈良駅から、及びJR奈良駅から、それぞれのおすすめアクセスコースをご紹介します。

まず、近鉄奈良駅から東大寺に行く徒歩ルートをご紹介します。およそ2.1キロメートル、約25分程度で到着します。散歩として楽しめる距離です。近鉄奈良駅の二番出口を出て、国道369号線を西にまっすぐ進みます。

奈良県庁西及び奈良県庁前の大きな信号を通り過ぎると、国道369号線と国道169号線が交わる交差点に到着します。この交差点には横断歩道がありませんが、登大路地下歩道が用意されています。

地下道を抜けて地上に出ると、奈良国立博物館の看板がすぐに見つけられます。近鉄奈良駅からほぼまっすぐ行くだけで到着できるのでそれほど難しくはありません。

次に、JR奈良駅から東大寺に徒歩で行くアクセスルートについて解説します。近鉄奈良駅からよりも距離は遠くなりますが、その分散歩をする魅力は増します。東大寺に行く途中にいろんなスポットもあるので立ち寄るのもおすすめです。

JR奈良駅は、東口から出る方がスムーズです。駅を出ると、国道369号線と平行に伸びている三条通があります。ここは「三条通商店街」となっており、奈良県の中でも有名な商店街になっており、たくさんの店舗が営業をしています。

三条通商店街を抜けると、興福寺にたどり着きます。興福寺には、有名な阿修羅像があります。仏像好きの方々に非常に人気です。

興福寺を抜けると、やがて東大寺の二の鳥居にたどり着きます。したがって、三条通り商店街をまっすぐ行くだけで東大寺に到着できるという、とてもわかりやすいルートになります。

つづいて、近鉄奈良駅から東大寺までのおすすめの観光スポット巡りルートの一例をご紹介します。奈良駅近辺から東大寺にかけては、いろんな観光スポットがあるので、徒歩で散歩しながら観光するのに非常に適しています。

歴史好き、社寺仏閣好きの方はもちろん、そうでない方も十分楽しめるルートになっています。奈良を旅行するならぜひ参考にしてみてください。