御朱印帳の使い方・表紙の扱い方まとめ!お寺や神社でのマナーもご紹介

御朱印帳の使い方・表紙の扱い方まとめ!お寺や神社でのマナーもご紹介

今ではデザインも様々な御朱印帳は、神社やお寺をよく訪れる人にとっての必須アイテムとなりつつあります。しかし、御朱印帳の表紙と裏側の扱い方など、正しい使い方については意外と知られていません。今回は、お寺や神社で困らない、御朱印帳の使い方についてご紹介します。

    記事の目次

    1. 1.パワースポット巡りでブームになった「御朱印集め」
    2. 2.御朱印帳の使い方・入手方法や種類
    3. 3.御朱印帳の使い方・御朱印のいただき方(4手順)
    4. 4.御朱印帳の使い方・表紙の扱い方
    5. 5.御朱印帳の管理の仕方
    6. 6.御朱印帳の使い方・神社やお寺でのマナー(5点)
    7. 7.御朱印帳の使い方を知って御朱印をいただこう

    店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

    パワースポット巡りでブームになった「御朱印集め」

    Photo by masato_photo

    ご朱印は、元々寺社仏閣へよく行く人が授かることもあったものですが、寺社仏閣が「パワースポット」として注目され、パワースポット巡りとして参拝をする人が増えた結果、注目されるようになりました。

    ご朱印は祀っている御祭神や御本尊、各寺社仏閣による特色が表れやすく、シンプルなものから絵の入ったものまで、デザインが様々です。寺社仏閣ごとのデザインの違いも楽しめるということで、「ご朱印集め」をする人は格段に増えました。

    フリー写真素材ぱくたそ

    寺社仏閣へ行くのは年配というイメージを持たれている中、御朱印集めをする若い女性として「御朱印ガール」が登場したことで若い人からの御朱印人気も上昇し、昨今は「御朱印巡り」のバスツアーまで組まれています。

    御朱印とは?

    Photo by zunsanzunsan

    お寺や神社にそれほど詳しくない人にとっては馴染みの薄い「ご朱印」は、その発祥は江戸時代前期と言われています。参拝者に向け、お参りしたという証として授けられる宗教行為で、元々はお寺へ写経を納めた証明として授けられていました。

    かつてはご朱印を授かるには納経が必須でしたが、時代が下るにつれて参拝のみの人であっても、ご朱印をいただけるようになります。現在、多くの寺社仏閣では参拝者であればご朱印を授かれるようになっています。

    一方、昔からの「納経をした人にだけご朱印を授与する」という方針のお寺も一部残ってはいるので、必ずしもすべての寺社仏閣において、参拝だけでご朱印が授かれるわけではありません。

    御朱印のない神社やお寺もある

    フリー写真素材ぱくたそ

    ご朱印集めの行為が普及したことや多種多様な御朱印帳が販売されていることから、どの寺社仏閣にもあるイメージですが、ご朱印の授与そのものを行っていないところもあります。

    管理する人が常駐せず、無人となっているところでは基本的にご朱印は行われていませんし、有人であっても受け付けていないという方針の寺社仏閣もあります。

    現在はご朱印を受け付けていない寺社仏閣も、元々やっていないというところもあればトラブルや対応する人員不足などにより止めてしまったところもあるので、受け付けていないようであればその方針を尊重するようにしましょう。

    Photo by Hyougushi

    また、お寺の宗派によってはご朱印とは異なる形で参拝を示すものもあります。浄土真宗においては、「巡拝帳」と呼ばれる帳面がありますが、元々納経の証明として功徳を持って授けられるご朱印とは違い、参拝記念という意味合いです。

    浄土真宗の中でも本願寺派のお寺では参拝記念のスタンプが用意されており、巡拝帳に押すことが出来ます。また浄土真宗でも大谷派の方では「お寺は参拝して満足するものではなく教えに出会うところだから」と、そもそもご朱印を行っていないと明言されています。

    御朱印には限定のものや特別なものもある

    参拝の証明として授けられご御朱印ですが、寺社仏閣によって、期間限定で出しているものや特別なものもあり、人気を呼んでいます。お寺の行事に合わせて「限定御朱印会」を開催していたり、境内の建築物に応じてハート型の「猪目窓」のご朱印を用意したりと様々です。

    ご御朱印の紙そのものに工夫のあるもの、書かれている字や時には絵があるものと種類は豊富です。中には基本的に墨で書かれる部分に金字で書いた、見た目にも華やかな限定御朱印もあり、ご朱印集めをしている人からは注目されています。

    御朱印をいただく時に必要な「御朱印帳」

    Photo by shi.k

    現在かなり一般的に普及したとはいえ、ご朱印を授かることは宗教行為の一部です。カジュアルな雰囲気であっても、ご朱印を手元のノートや手帳に書いてもらうということは失礼にあたります。寺社仏閣でご朱印を授かるなら、専用の帳面を用意することが必要です。

    ご御朱印をいただく際に使用する帳面として「御朱印帳」があり、ご朱印の由来から「納経帳」や「集印帳」という名前でも呼ばれています。御朱印帳はご朱印集めがブームになったことを受けて、現在では様々な見た目や種類のものが出ています。

    御朱印帳の使い方などご紹介

    Photo by 古攝古香

    御朱印帳の細かい種類や使い方については後でも述べますが、基本的に御朱印帳の表面は墨で書きやすい紙質が使われており、御朱印帳のページに直接書いてもらう使い方となっています。

    お寺や神社によっては、書き置きのご朱印を御朱印帳に貼り付けるという方法を取っていることもあり、貼り付けるものが多いと御朱印帳そのものが少しかさばる場合があります。

    御朱印帳はお寺の功徳の証明として授かったご朱印が集まっているので、使い方、特にその辺に雑に置いておく、汚れた手で持つといった使い方はしないように注意しましょう。人によっては、携帯しない時は神棚に置いていることもあるものです。

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    御朱印帳の使い方・入手方法や種類

    Photo by 古攝古香

    SNSなどで多種多様なものを見ていると目移りしがちな御朱印帳ですが、使い方の第一歩として、どうやって入手し、どのような種類のものを選べば良いのでしょうか。

    御朱印帳そのものの価格は1000円~3000円程度で販売されていることが多いですが、どこでどんなものを入手するかで、使う側としての満足度は大きく異なります。大事に使う御朱印帳だからこそ、ここからは使い方の上で最初に押さえるべき入手場所をご紹介します。

    御朱印帳を手に入れられる場所(4選)

    Photo by 古攝古香

    ご朱印集めという行動そのものが一般的に普及したこともあり、御朱印帳が入手出来る場所の幅は広げられています。王道とも言える寺社仏閣での入手から自作まで、4つに分けて御朱印帳の入手方法をご紹介します。

    1:大きな神社やお寺

    Photo by masato_photo

    最もスタンダードな入手方法は、寺社仏閣での購入です。参拝者の多い、ある程度大きな神社やお寺であればオリジナルの御朱印帳が販売されていることも多く、その神社の魅力ともなっています。

    寺社仏閣で売られている御朱印帳のタイプは、後でも詳しく述べる、蛇腹式がメインです。境内の景色や神社のシンボルがデザインされていることもあり、デザインにこだわった御朱印帳が増えています。その結果、「記念品」として御朱印帳を購入し集める参拝客もいます。

    また、寺社仏閣のオリジナル御朱印帳は、独自のデザインの他にも、授かるご朱印が既に入っていたり、さらに既に入っているご朱印が通常とは違う特別版であったりする点も参拝客から喜ばれています。気になっている社寺であれば、オリジナル御朱印帳のチェックは欠かせません。

    2:大型文具店などの実店舗

    Photo bystokpic

    御朱印帳は、市販のものでもたくさんの種類が販売されています。市販の御朱印帳を購入出来る場所として最も多いのは大型の文具店で、他にも仏具店や書店、雑貨店などでも販売されています。中には専門店もあり、店員さんに聞きながら選ぶことも可能です。

    実店舗、特に大型文具店で販売されている御朱印帳の良いところは蛇腹式やブック式と種類の幅が広いこと、またデザインも豊富に揃っているので選択肢が広がることです。後々まで残る御朱印帳なら好きなデザインにしたいと思うのは当然で、大型店ならその期待に応えてくれます。

    さらに実店舗の良いのは実物を見て、時には手にとって確かめながら選べるところです。表紙やページの裏側まで、気になったところはしっかり確認して購入出来ます。

    3:ネット通販

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    寺社仏閣や文具店に足を運ばずに御朱印帳を入手する方法もあります。最近ではネット通販で御朱印帳が販売されていることは珍しくなく、楽天市場やAmazonといった有名通販サイトでも豊富な種類を目にすることが出来ます。

    また、神社やお寺によっては通信販売を実施しているところもあるため、寺社仏閣そのものに出向かなくてもオリジナルの御朱印帳が買えることがあります。実店舗では見なかったデザインをゆっくり選べるという点が嬉しいネット通販ですが、反対に難点もあります。

    実物を直接確認出来ない、使い方が分かりづらくても人に聞きづらいというのが難点で、届いてみたら色や紙質が思っていたものと違うこともあるので、買う時は慎重に検討しましょう。

    4:自分でオリジナル御朱印帳を作る

    Photo byMyriams-Fotos

    ここまでご紹介した御朱印帳の入手方法は出来上がっているものを購入する、というものですがいっそのこと自作してしまう方法もあります。ハンドメイドに慣れていない人にとっては難しく感じてしまう自作ですが、完全に1から作る他にも様々な方法が用意されています。

    中の紙や表紙に使う和紙や布などの素材を選んで注文し、自分で組み立てる「自作御朱印帳キット」を販売するお店やサイトもありますし、まず作業が難しそうと感じるのであればワークショップに参加して、教えてもらいながら作成する手段もあります。

    元々持っていた素材で使いたいものがある人や、サイズや紙質にこだわりたい人にとっては、自作の御朱印帳は作る過程も作った後も楽しめる存在です。

    御朱印帳の種類(3タイプ)

    Photo by 古攝古香

    御朱印帳、と一口に言っても中の紙のまとめ方、綴じ方によってタイプは様々です。また、それぞれのタイプごとに扱い方に気をつけたい点や使い方も異なってきます。ここからは、御朱印帳のタイプについて、メリット・デメリットや特徴をお伝えします。

    1:蛇腹式

    御朱印帳として昔から広く使われてきたのが、蛇腹式のタイプです。神社やお寺で購入出来る御朱印帳の多くは蛇腹式で、広げるとすべてつながった1枚となっているのが特徴です。

    蛇腹式の御朱印帳の良いところは、今までに集めたご朱印を広げて一覧に出来るという点、そしてご朱印を書く側としても広げてフラットな面に書くことが出来るので書きやすいという点です。集めたご朱印がずらっと並んでいる様子は圧巻で、見ていると高い満足感を得られます。

    さらに、蛇腹式の御朱印帳はしっかりした紙質で作られていることが多く、直接書いた場合でも滲みにくく裏側に透けることが少ないので、表だけでなく裏側に書いてもらい、表紙を開けると全面ご朱印、という御朱印帳にすることも可能です。

    広げて見られる一方で、蛇腹式の御朱印帳はまとめづらく、カバンにそのまま入れると勝手に広がってしまうことがあるのが難点と言えます。蛇腹式の御朱印帳を持ち歩く際には、カバーに入れたり、紐やバンドで縛ったりして、広がらないように使い方には気をつけましょう。

    2:ブック式

    ブック式の御朱印帳というのは、通常の文庫本のようなサイズや開き方に近いタイプです。コンパクトに持ち歩けるので、身軽に御朱印帳を携帯したい人に向いています。大型文具店などでは、ブック式の御朱印帳が多く販売されています。

    蛇腹式が和風の表紙が多い一方で、ブック式は洋風和風含めておしゃれな表紙のデザインのものも多く、好みのものを見つけたいのであればブック式から探すと見つかりやすいでしょう。

    中の紙質は御朱印帳によって違うので、気になるのであれば実物を確認した方が安心です。紙質によってはご朱印を書く際に折り目が出来てしまったり、紙が薄くて裏面に滲んでしまったりするので、扱い方にも注意しなくてはなりません。

    3:紐とじ式

    Photo byPexels

    ファイリングするようなイメージの、和紙を紐で綴じてまとめてあるタイプが紐とじ式の御朱印帳です。ご紹介する中では流通量がそれほど多くないタイプではありますが、霊場巡りなど順番があるところのご朱印集めをする際にページを並べ替えられます。

    並べ替える場合や、仮に書き損じなどページが破損してしまった場合も修正や修復がきくのが紐とじ式の良い点で、御朱印帳を気軽に使いたい人からは喜ばれています。一方で、紐とじ式の御朱印帳は使われている紙が薄いことが多く、裏側に写ることが多いのが欠点です。

    裏側に書くことが難しいために1冊あたりで集められるご朱印の数は少なめの紐とじ式ですが、先程述べたように霊場巡りなどの限定的な使い方では便利なタイプです。

    御朱印帳のサイズ

    Photo by 古攝古香

    御朱印帳にも、実は様々なサイズがあります。一般的に販売されていて入手しやすいのは縦16cm横11cmの文庫本サイズ、そして縦18cm横12cmのB6サイズの2種類で、自作などで変わったサイズを選ばない限りは、大体どちらかを選ぶことになります。

    文庫本サイズの方は小さなカバンでもコンパクトに収納出来るため持ち運びに楽で、フットワークを軽く行動したい人に向いています。反面、小さいと貼り付けるタイプのご朱印を貼る際にはみ出してしまう、直接書く場合も書きにくいといったデメリットもあります。

    その一方、B6サイズの御朱印帳は、かさばりはしますがどのようなご朱印にも対応出来るため、使い方に汎用性のある御朱印帳として1冊は持っておくと安心です。

    また、変わり種サイズの御朱印帳の中には、「てのひら御朱印帳」と呼ばれる極小サイズのものから、A5サイズの大きなものもあります。標準から外れるサイズとして使い勝手は劣る場合がありますが、気に入ったなら、手元にあるだけでも話題になります。

    御朱印帳の選び方のポイント(2点)

    Photo by 古攝古香

    御朱印帳にどのような入手方法があり、どういったタイプがあるのかを知ったところで、いざ選ぼうとする時に気をつけたい、選び方のポイントを2点、ご紹介します。

    ただ、最終的には自分の好みのものであればそれが一番なので、見ていて気になったものやこれを持ちたいと思うものを選べば問題ありません。その上で、扱い方に影響してくる点や、付属品の購入に関係してくる点を前もってご説明します。

    1:表側だけ使うか・裏側も使うか

    Photo by ken_c_lo

    御朱印帳に使われている紙の紙質は様々ですが、安いものを選ぶと薄い紙であることがあります。紙が薄いと書いた墨が裏側にも写ってしまう、滲んでしまって綺麗に書いてもらえないという事態につながります。ただ、表側だけに書いてもらうという使い方なら気にしなくてOKです。

    もし表側にも裏側にも書いてもらってご朱印集めをしたいのであれば、御朱印帳を選ぶ際には厚みのある紙質のものや、紙が2枚重ねになっているものを選べば裏写りを防げます。ただ紙質がしっかりしたものは価格も上がるため、購入の際は予算と相談です。

    また、薄い紙の御朱印帳でも書道の吸い取り紙や下敷きを使えば裏側への写りを防げますが、書き手側に用意が無いこともありますし、必ず出来るとは限らないことに注意しましょう。

    2:御朱印帳袋やカバーが付属しているか

    御朱印帳の中には、御朱印帳カバーまたは袋とセットで販売されているものと、御朱印帳そのままの状態で販売されているものがあります。カバーについては好みの部分もありますが、カバンの中でばらけてしまったり汚れてしまったりということを防ぐにはあった方が良いものです。

    御朱印帳カバーのデザインや素材は様々ですが、もし汚れや防水を気にするのであれば、ビニールなど撥水素材のカバーを選べば、雨の日の持ち運びも安心です。御朱印帳カバーは市販の他に自作することも出来ます。ぜひお気に入りのカバーを手に入れましょう。

    御朱印帳の使い方・御朱印のいただき方(4手順)

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    使い勝手のよく、自分の好みの御朱印帳を手に入れることが出来たら、次はご御朱印を授かりに行きましょう。ご朱印は、参拝の証として授かるものであるため、いただき方にもマナーに則った方法があります。

    ここからは、大切な御朱印帳を有効で綺麗に使うための扱い方も合わせて、ご朱印のいただき方について順を追ってご説明していきます。

    1:まずは神社・お寺を参拝する

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    上記でも述べたように、ご朱印は参拝の証として授かる宗教行為なので、行っただけで押せるスタンプラリーとは全くの別物です。お寺や神社によっては参拝の前に御朱印帳を預けて参拝後にご朱印をいただくところもありますが、基本的には参拝後にいただくものと覚えておきましょう。

    参拝の流れは、手水で手を清めてからお社へ向かい、お賽銭を入れて手を合わせて参拝というものです。神社と同じようにお寺でも拍手のように手を打ってしまうことがありますが、お寺では静かに手を合わせる「合掌」が基本的なやり方なので注意しましょう。

    2:授与所(社務所)・寺務所(納経所)へ行く

    お社での参拝を済ませたら、次は社務所へ向かいます。一般的に神社では「社務所」「授与所」、お寺では「寺務所」「納経所」と呼ばれている場所が該当します。ご朱印授与向けにそのまま「朱印所」と称されている寺社仏閣もあります。

    また、規模の小さいお寺であれば、寺務所ではなく「庫裏(くり)」と呼ばれる、住職やご家族の住居スペースにあたるところへ行ってお願いする場合もあります。寺務所と違って庫裏はプライベートスペースであるため、一般のお宅に伺うつもりでお願いしましょう。

    3:御朱印をお願いし静かに待つ

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    御朱印所へ到着したら、「ご朱印をいただけますでしょうか?」とお願いして、御朱印帳を差し出します。その時、御朱印帳のカバーは外し、書いて欲しいページを開いて出すと親切です。また紐とじ式であれば、紐を緩めておくと書きやすくなります。

    もし御朱印帳を持参するのを忘れてしまった場合は、今手元に無いことを伝えると書き置きでいただけることもあるので、一度問い合わせてみましょう。

    ご朱印は宗教行為なので、書く側も真剣に取り組んでいます。書いていただいている間、書いている人に話しかけたり友達と喋って騒がしくしたりして集中を乱すことのないよう、静かに待ちましょう。

    4:お礼を伝える

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    書いていただいたご朱印を受け取る時、特に決まったマナーはありません。書いていただいた感謝を込めて「ありがとうございます」とお礼の言葉を述べ、お辞儀をしながら両手で受け取ればマナー上問題ないでしょう。

    上記のマナー以外にも、訪れた寺社仏閣において一定の決まりがあるようであれば、決まりに従って受け取るのが正解です。

    また、祀っている神様や仏様について神職の人に聞いてみたい、という場合はこのタイミングで話しかけることが多いです。もちろん、先方が忙しくない場合に限りますがお話してみたいという人は社務所や寺務所の様子を見てみましょう。

    Photo by bjimmy934

    ご朱印は、後々見返した際に、待っている間の境内の景色や社務所の人とのやりとり、感じた雰囲気など寺社仏閣へ行った思い出や発見が丸ごと詰まっているように感じる人も多いです。良い思い出をご朱印に残せるよう気持ち良い振る舞いを心がけましょう。

    御朱印代が分からない場合

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    ご朱印を授かる際に納める「御朱印代」または「初穂料」は、300~500円に設定されていることが多いです。限定のご朱印や見開きの立派なご朱印であれば600円以上することもありますが、その場合は大体金額が告知されています。

    最近では、御朱印代は明示されていることがほとんどですが、「お気持ち(志納)で」とされていることもあります。お気持ちの場合は300~500円で支払うことになりますが、もし分からない場合はどのくらい納めれば良いのか、直接聞いてしまった方が安心です。

    御朱印が複数ある場合

    神社やお寺によっては、ご朱印は1つだけとは限りません。最初から案内が出ていることもありますが、分からない時は社務所や寺務所でご朱印がいくつあるのか尋ねると、何種類あるのか教えてもらえます。

    1つの寺社仏閣にご朱印が複数あることが分かったら、窓口の人にどれが欲しいのか、1つか複数かも含めて明確に伝え、複数ならその数の分の御朱印代を納めましょう。

    また、ご朱印を複数授かる場合に注意したいのが限定のご朱印で、参拝さえすれば授与されるものではないこともあるので、限定ご朱印授与の条件には注意が必要です。そして、複数の種類があってもいただけるのは1種類ということもあるので、その際はルールに従いましょう。

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    御朱印帳の使い方・表紙の扱い方

    当然ですが、御朱印帳は通常のノートとは異なるので、扱い方にも気をつけたい点がいくつかあります。通常のノートと比べ、紙質や表紙の構造、自分が持つだけでなく人に預けることが多々あるという使い方の特性上、注意すべきポイントも多少独特です。

    ここからは、表紙の扱い方や全体的な使い方、裏側をどう使うかなど、御朱印帳ならではの扱い方についてご説明します。

    表紙の表書き

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    御朱印帳にもよりますが、表紙のところに細長く白い和紙が貼られているものがあります。和紙の部分は、最初から文字が書かれているのでないならば「御朱印帳」と自分で筆書きするのが普通です。

    自分で書く字には自信がない、表紙を飾るなら他の人に書いてもらいたい、というのであれば神社やお寺で御朱印帳を購入した際に表紙に書くのをお願いするという方法もあります。

    表紙の裏側の使い方

    御朱印帳の表紙の裏側は、特に扱い方における決まりは無いので、白いまま使っている人も多く見られます。ただし、持ち歩く中での紛失や、ご朱印を書いてもらう際の取り違えなどを避けたいのであれば表紙の裏側に氏名住所を書いておくと安心です。

    参拝者の多いところで一度に何人分もの御朱印帳を受け取り書くような場合であれば、万が一ですが取り違えの可能性も高くなります。心配なら、裏側に記名しておきましょう。

    御朱印帳の管理の仕方

    御朱印帳はご朱印を授かって終わり、ではなく個々人が管理していくものであるため、管理の方法においても注意したいポイントがあります。ここからは、自宅においての御朱印帳の扱い方について、ご説明します。

    御朱印帳の保管方法

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    御朱印は、納経や参拝をした証として授かるものなので、いわば神様や仏様とのご縁を表すものでもあります。そのため、大切なものとして神棚や仏壇に置いて保管している人も多く、神棚や仏壇が無い場合でも貴重品のような扱い方をするのがおすすめです。

    具体的には、目線よりも高い位置で、埃のたまっていない場所に御朱印帳を保管しておくと、丁寧な扱いが出来ます。置く台などに困った場合は、御朱印帳立てや保管ケースといった、自宅に保管しておくためのグッズもあるので使ってみましょう。

    また、大切にするとは言っても全く触らずに置いておかなければいけないわけではありません。時々は虫干しを兼ねて、表から裏側まで広げて見てみるのも楽しいのでおすすめします。

    神社とお寺で御朱印帳は分けるべき?

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    神道と仏教で宗教上異なるので、神社とお寺では使う御朱印帳を分けた方が良いのでは、という心配をされることがありますが、基本的には分けなくても問題はありません。

    ただし、お寺によっては神社の御朱印が混在している御朱印帳に書くのを断られる場合も無いとは言えません。もし心配であれば、神社用とお寺用で御朱印帳を分けて使う方が無難ではあります。

    日蓮宗のお寺は「御首題帳」の準備が必要

    ご朱印に関して、さらに別のルールがあるのが日蓮宗のお寺です。日蓮宗では「法華信者以外の布施を受けず、法華信者以外へ供養を施さない」というルールがあるため、他の宗派や神社の御朱印が混在している場合、「妙法」とだけ書いたご朱印、もしくは拒否される場合があります。

    そのため、日蓮宗のお寺で本来のご朱印をいただきたいと思うのであれば、日蓮宗専用の御朱印帳である「御首題帳」を用意する必要があります。専用とは言っても、他の御朱印帳と中身は同じで、表紙の文字が「御首題帳」とされていれば大丈夫です。

    参拝しようと思うお寺が日蓮宗であれば、失礼の無いように御朱印帳の種類にはくれぐれも注意しましょう。

    御朱印帳の使い方・神社やお寺でのマナー(5点)

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    御朱印帳の使い方の前提として、寺社仏閣で守るべきマナーや注意点があります。適切な手順やマナーによって、きちんと神様・仏様とご縁を結べるように、御朱印帳の扱い方と合わせて注意点を5つ、お伝えします。

    1:神社やお寺を訪れる前に下調べをする

    Photo by377053

    行きたい神社や気になるお寺があれば、まず行うべきは下調べです。寺社仏閣の公式サイトなどを見れば由緒や祀っている神様や仏様についてもおおよそ知ることが出来ます。また、参拝受付時間やアクセス方法といった基本情報も大体記載されています。

    ご朱印についても、受付時間や授与のルールが公式サイトに書かれている場合もありますし、分からなければ電話や問い合わせメールで知る方法があります。SNSの口コミもありますが、参考程度にしましょう。

    ご朱印は事前に予約をしておくというルールの寺社仏閣もあるので、その日その場ですぐいただけるとは限りません。下調べをしっかりして、実りの多い参拝にしましょう。

    2:必ず参拝をすること

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    ご朱印をいただく流れのところでも述べましたが、基本ルールとして、ご朱印授与の前に参拝は必須です。神様や仏様とご縁を結んだ証として授かるものがご朱印なので、神様や仏様への礼儀として、まず参拝をしてからにしましょう。

    ただし、参拝者の多い寺社仏閣ではご朱印を書くのにも時間がかかることなどから、参拝の前に御朱印帳を預けて、参拝後に書いていただいたものを受け取る方式を取っているところもあります。どちらであっても、訪れた先のルールに従うようにしましょう。

    3:書いていただけないこともあると心得る

    Photo bystevepb

    寺社仏閣では、いつでもご朱印が用意されているわけではありません。行事や法要があれば、そちらが優先されることもありますし、先方の都合で書いていただけないこともあります。これもご縁なので、次も神様や仏様にお会いする機会を用意してもらったと考えましょう。

    書く人が不在の時でも、社寺によっては書き置きが用意されている場合もあります。担当者が不在でも念の為、確認してみましょう。

    4:お昼時や夜間に訪れない

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    ご朱印も人が用意するものなので、もちろん適切な受付時間があります。大体の寺社仏閣では9~16時を受付時間に設定しているので、その時間内に伺いましょう。また、時間内であってもお昼休みで不在であったり受付していなかったりするのでお昼時にも注意です。

    つい自分の感覚で「まだやっている時間では」と思ってしまいがちですが、お寺は朝が早く、合わせて就寝時間が早いことも多々あります。自分の感覚で判断せず、確実にご朱印をいただきたいなら、受け付けてもらえる時間を事前に問い合わせするのが無難です。

    5:お客様気質なクレームをつけない

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    ご朱印はあくまで参拝や納経の証であり、頼めば出てくる商品とは違います。お客様気分で「字が汚い」「手際が悪い」といったクレームや、「SNSで見たのと同じものが欲しいから書いた人を出して」といった理不尽な要求はしないようにしましょう。

    御朱印帳の使い方を知って御朱印をいただこう

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    最近では様々な場所で可愛くておしゃれな御朱印帳を手に入れることが出来る上に、神社やお寺でもらえるご朱印も多種多様になっています。その一方で、御朱印帳の扱い方が分からないという問題や、ご朱印をいただく際のマナーなど、知っておきたいポイントも多数です。

    御朱印帳のタイプに応じた使い方や、参拝や自宅での扱い方など、御朱印帳独特の使い方をしっかり押さえた上で、実り多いご朱印集めにしてください。

    平井 今日子
    ライター

    平井 今日子

    滋賀県出身、京都在住です。お酒好きなのでお酒が楽しく飲めるスポット探しに日々勤しんでいます。神社やお寺も好きなので、良いところがあればご紹介していければと思います。楽しそう、面白そうが伝わる記事を発信していきたいです。

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