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チーザとは?
お菓子やスナック菓子と聞くと子供向けだったり、甘党がおやつや小腹が空いた時に食べたり、一部に向けた商品というイメージがあります。そんなお菓子のイメージを払拭するのがグリコから発売されている「チーザ」なのです。チーザは子供よりもお酒好きにおすすめな大人のお菓子です。
チーザを売り出しているグリコ(江崎グリコ株式会社)は100年程前に創業した老舗食品メーカーで、本社は大阪市西淀川区にあります。大阪道頓堀の戎橋南西袂に1935年に設置した「道頓堀グリコサイン」はあまりに有名で、2014年10月23日に6代目としてリニューアルしています。
チーザやおいしいお菓子を多く生み出してきたグリコを作ったのは江崎利一氏、「食品を通じて国民の体位向上に貢献したい」という思いからスタートしたのです。事業を通して社会の役に立つこと、「おいしさと健康」の実現を目指すことを創業の精神として受け継いでいます。
江崎利一氏はカキの煮汁に多量のグリコーゲンが含まれることを確かめ、グリコーゲンを活かした食品開発に着手します。そして生まれたのが「栄養菓子」と呼ばれるもので、赤い箱のグリコを1922年に販売しました。1933年に「ビスコ」を、1955年に「アーモンドグリコ」を発売します。
1966年には世界初となる棒状のチョコレート菓子「ポッキーチョコレート」を発売し、1972年に画期的な「プッチンプリン」が誕生しました。グリコはチーザのようなお菓子の他に、パフェのような「パナップ」アイスやレトルトビーフカレー「LEE」も製造・販売してきたのです。
グリコの誕生は栄養素グリコーゲンをいかに食べやすくするか、おいしいものにするかがきっかけで、名前の由来もグリコーゲンにちなんだものです。「子供たちがお菓子を食べながら健康促進できたら」という思いが社名に込められ、これまで数多くのおいしい商品が誕生しました。
本記事では大人のためのお菓子と噂されているチーザの魅力をお伝えすべく、チーザのあれこれをご紹介します。おいしいチーザに仕上げるための秘密やチーザのおすすめ商品、お酒に合うチーザやおいしい食べ方も網羅しました。
大人に人気のグリコのチーズスナック
おつまみにおすすめのおいしいチーザはグリコのチーズスナック商品で、2008年にお目見えしました。グリコのお菓子を大人にも手に取ってもらいたいとして、お酒のお供になるお菓子の開発に取り組んだのです。2008年2月に発売されましたが、2007年11月に実は先行発売されています。
チーザの店頭発売に備え、グリコネットショップ限定で通信販売されていたのです。チーズ好き・お酒を好む方から支持を集め、その評判は瞬く間に広がり、チーザの店頭発売当初は生産が追い付かない程でした。そのため一時販売中止となったのですが、2か月後に発売を再開したチーザです。
チーザを発売し始めた頃はスーパーやコンビニを見て回ってもどこにも売っておらず、探すのに苦労したと話す方もいます。チーザは大人のお酒のお供、おつまみとして人気を得ていたこともあり、コンビニだとお菓子コーナーではなくおつまみコーナーに陳列されています。
お酒を飲まない方でももちろんお菓子単体としておいしくいただけますし、コーラやソーダなどの炭酸飲料とも好相性でおすすめです。ただ、チーズの風味が濃いチーザなので、チーズが苦手な方には向かないかもしれません。
チーザという商品名はチーズとピザを組み合わせたグリコの造語です。チーザの他にいくつか候補が存在したのですが、チーザの音・響きが良いことや記憶に残りやすいこと、ロゴにしたときに見栄えがいいことがチーザに決まった理由です。
大人が手に取りやすいパッケージデザインもチーザの人気に貢献しています。チーズをカリカリに焼いたようなイメージのチーザですから、熱に触れている部分が溶け出し、表面がほんのり焦げている様子をリアルに再現しています。冷たいビールと一緒に買いたくなるチーザです。
チーザのおいしさの秘密
おいしいチーザを完成させるためには製造過程を一から見直さなければいけませんでした。苦労や秘密を知ると、よりチーザを食べたくなります。
生チーズを使用
チーザがヒットしたのはチーズ好きを唸らせるこだわりがあるためです。チーザの原料に生チーズを採用することで、スナック菓子と思わせない本格的な旨味を引き出しています。生チーズとは自然のままに乳酸菌も生きているチーズ(ナチュラルチーズ)のことです。
チーズのおいしさはフレッシュさも大事なポイントで、レストランなどで提供されるチーズには芳醇な薫りと濃厚な味わいが感じられます。これを再現するために生チーズを使用したチーザが完成しました。バクバク食べるのではなく、お酒と共におしゃれな食べ方をしたい大人チーザです。
日本人の味覚に合うチーズの組み合わせ
単純に生チーズを取り入れただけではここまでヒットしません。グリコは日本人の舌に好まれるおいしい組み合わせを研究しました。生チーズには種類があり、それぞれで個性が違います。世界中から50種類以上も集め、比較検討し、やっとの思いで10種類に絞り込んだのです。
チーザは手に取りやすいスナック菓子ですから、おいしいことはもちろん、手頃価格ではなければいけません。生チーズの扱いは難しく、組み合わせ次第で幾通りもの風味になります。試行錯誤を重ね、ついに絶品チーザに仕上げられる「生チーズ配合の黄金比」に出会いました。
チーザのおすすめ商品
2021年5月14日時点で3種類のチーザがあります。どの商品もチーズより旨味が2倍濃く、満足度高めのスナック菓子に仕上げています。今回ご紹介できませんでしたが「カマンベール仕立て」はクセが少なく、マイルドで食べやすいです。
チェダーチーズ
ワインのおつまみに選びたいおすすめチーザ「チェダーチーズ」です。チェダーチーズを53%使用したチーザで、ブドウの芳醇な味わいとフレッシュチーズの相性は言わずもがなです。チーザを電子レンジで30秒温める食べ方をするとさらに風味がアップします。
たっぷりの旨味を堪能できるチェダーチーズチーザは、長期間熟成により深いコクを出しています。濃厚な旨味が口いっぱいに広がり、チェダー特有のクセのある酸味がハマってしまう理由です。「カマンベールは少し苦みがあるからこっちのチーザが好き」とコメントした方がいます。
燻製チーズ味
開封した途端に香る「チーザ 燻製チーズ味」です。ウィスキーやワインのおつまみに持って来いなチーザで、チェダー48%とカマンベール5%、燻製香料を使用しています。おいしさを凝縮させ、濃厚な旨味と燻製独特の風味を楽しめるチーザです。単品の食べ方だと少し塩気が強いです。
お酒を飲まない方は燻製チーズのチーザよりも、チェダーやカマンベールの方が食べやすいかもしれません。「スモーキーな味わいでおいしい。トースターで焼いて食べるとさらに美味。」という意見があり、いろんな食べ方を試したくなるチーザです。
チーザのおいしい食べ方
砕いたチーザをライスコロッケの具材に混ぜたり、ブランデーと生クリームを混ぜたチョコレートソースにディップしたり、味のしっかりしたチーザだからこそ多様な食べ方で楽しめます。
ナチョチーザ
アボカドとマヨネーズを混ぜて塩胡椒で味を整えますが、チーザ(チェダーチーズ)の塩味も計算して調整しましょう。トマト特有の酸味と唐辛子のピリッとした刺激がおいしいサルサソースをかけると、アボカドとマヨネーズのまろやかさが中和され、よりチーザに合う味に仕上がります。
チーザのカプレーゼ
カマンベール味のチーザを使ったイチオシの食べ方はカプレーゼです。カプレーゼはイタリアを代表する前菜で、チーズとトマトをオリーブオイルと黒胡椒で味付けた簡単な料理です。ミニトマトをカットしてモッツァレラチーズとチーザをトッピングし、オリーブオイル等をかけます。
チーザはお酒のおつまみにもピッタリのお菓子!
単体で食べてももちろん美味しくいただけますが、チーズの風味や塩味があるので、ビール・ワイン・ウィスキーなどのお酒に合います。お近くのコンビニにない時はネットで取り寄せることもできますので、ぜひ試してみてください。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。